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― 捜索中 ―
先輩居ましたか?
―分りました、僕はこっちを探ります!
[自分は先輩とマンセルを組んで、周囲の捜索に当たった。捜索範囲が広く、空はいつの間にか綺麗なグレーに変わる。]
くそっ。
しょうがねえな。
[焦りで悪態をついた頃、遠くから先輩が人を呼べと叫んできた。居た―!と。]
>>2:35いたぞー!!
……わかりました。
[相談を経て出される指示に、機械的に反応を返す。その要求がどのような意味を持っているかなど、考えられなかった。当然、拒否しようとは思えなかった。
先程地面に落としていたバッグを緩慢な動きで拾い、中に入っていた合鍵を差し出す。家で片付けるつもりで持ってきていた幾らかの書類も共に差し出した。患者の状況について、ある程度はわかっただろう。他の細々とした指示にも頷いて]
……ええ、また明日……
お休みなさい。
[再び会おうという約束にも、容易に肯定を返した。それから男は二人の下を離れ、ふらりと夜道を歩いていった]
[彼女は先生とともに、病院に運ばれて行った。
互いの苦労を労い、残された捜索隊は解散となった。]
少なからず風邪じゃないってのは僕もそう思います。
ただ兼正の余所者のせいとは、決め付けるのは早い気がします。だとしたら伝染病を持ち込んだということでしょうか?
理屈っぽいと言われましても―じゃあ魔術みたいなヤツですか?ゲームじゃあるまいし―。いや、あり得ると言われても…。
[男手の会話の中には、兼正のせいだの、じっちゃに聞いてみるだの、色んな意見があった。
一つ総じて言えるのは、先輩も自分も、皆も不安がっていること。]
[帰宅してからは両親に捜索の事を伝え、その後は外に出なかった。ただ言えるのは、明日も会社がお休みするとのこと。]
給料削られないよな…。
[言いたくない事を言わないように。
素っ頓狂な独り言が、部屋の中に漏れた。]**
―自宅→高瀬医院―
[帰宅した男の様子に房子は心配を見せていたが、少々疲れただけだと説明し、寝れば大丈夫だと床に向かえば、それ以上追求してくるような事はなかった]
[朝。高瀬が咲田家に向かった頃だったか、男は起床して]
……、
[普段と同じように支度を済ませ、高瀬医院へと向かった。院内に入ってきた男の姿を見て、近くにいた看護婦は挨拶をしようとして、ぎょっとした顔をした。男の様子が例の患者達と同じだったからだ]
……いえ。いいんです。大丈夫です。
先生は……瞳ちゃんが死んだようで、其処に? ……
そうですか……わかりました。……
[心配の声には首を横に振って。瞳の死を教えられても何の驚きも感慨もなさげに。そのまま受付へ向かおうとする男を、看護婦が引き止める。その姿にもただ暗い目を向け]
入院……
入院なんて、しません。
何か……
何も、ありませんでした。
[入院を仄めかす声と、何かあったのかと問う声。茫洋とした中で、その二つだけには奇妙に強い調子で否定を返した。駆け付けた戸田に押さえられ、男はひとまず休憩室のソファに座らされた。
中身がほとんど入っていないバッグとくしゃくしゃになった白衣とを膝の上に抱えながら、ぼうっと虚空を見つめて*いて*]
― 病院 ―
[咲田邸から戻ると、戸田が走って耳打ちしてきた]
「神威さんの様子がおかしいです。“例の症状”に似ていて…」
[男の眉根が上がる]
どこにいる?
「休憩室のソファーに座らせています。
あと…神威さんが持っていったはずの患者リストがないんです。」
そうか…
[男は、神威のいる休憩室に向かった]
[休憩室の神威はすでに見飽きるほど見た患者のそれと同じ顔]
何があったんだ?
[何も無いと譫言のようにつぶやく神威に苛立ちを隠せず、襟元を掴んで引き下ろすように首筋を露にした。
そこにあったのは“あの瘡蓋”]
じゃぁ、これはなんだ!!何もないわけ無いだろう!!
[怒鳴りつけるもうつろな目のまま何も答えない。
男は神威の目を見つめる]
(これは…催眠?)
[おそらく例の瘡蓋は吸血の痕。急激に血液が減れば意識レベルは低下するだろう、そこに何らかの催眠を施せば、吸血されたときの状況は“忘れる”のだろう。]
じゃ、入院するか。
[それは嫌だと言い張る。ここにきてこの“病気”の患者が病院に来たがらない理由を知る]
[仕方なく家に帰すことにした]
その状態で仕事をするのは辛いだろう。
もう帰っていいぞ。
[原因をつきとめても何もできないのが現状だった。
一応鉄剤とビタミン剤を処方する。
帰りたくないとゴネても無理やりにでも帰すだろう。]
─朝:咲田宅─
[先生の言葉>>31にわたしは息を飲む。先生の見る方向には、兼正の不気味な洋館がそびえている……]
瞳姉さん……瞳姉さんがどうして……。
何を言ってるの、先生……?
殺されたってどういうこと……あいつらって……?
[先生は「非日常(あちら)側」に行ってしまったんだろうか? わたしは必死に、「日常(こちら)側」のわたしが納得していい理由を探す]
あ……。
ウイルスか病原体か……あいつらってそういうこと?
病気に殺されたっていう。
そしてそれは、兼正の「よそもの」が持ちこんだっていうこと?!
[その理屈は、すんなり受け入れられた。
悪さをするのはいつも「よそもの」。
ケガレを持ちこむのはいつもの「よそもの」だ]
―明け方・屋敷―
[村に来てから、昼間行動する事で夜は先に寝ることが多かったのだが、今日は久々に彼らが眠りに付く時間まで付き合う事が出来た。
いつも通り、須藤が紫苑の棺桶の蓋を閉める]
須藤、あなたもそろそろ行きなさい。
[言われても言われなくても、眠りの時が迫る彼は自ら部屋へと戻っただろう]
[夜の間に紫苑から状況を聞き、そして彼の"人形"を借りる約束をした。本当なら、人の動きが少ない明け方の今、直ぐにでも動き出したいところなのだが、流石に体が付いてこない……。
少しだけ……と彼の眠る棺桶の横に座り込む。
そのまま、意識は深い闇の*中へ――*]
― 朝 ―
あー、朝飯は作っといてくれたんか。
いや夜更かししてないんだけどなあ、色々あってじゃないかなあ。
[昨日と同じ時間に起きた。母と異変について話し合い、互いの体の無事を確認した。]
まあ、村内を見てくるよ。
[食事を終えて外に出た。]
― 回想・咲田邸 ―
[ウイルスか病原体か…の言葉に]
いや…信じてもらえないだろうが…
おそらく“起き上がり”だ。寺の住職の言葉を借りれば“屍鬼”と言ったところか。
昨日大田爺が起き上がってる。
埋葬された人間が目の前に現れた。
トドメを刺す方法も見つけたよ。
ウイルスや病原体なら溝部で死んだ人間からも出るから
もっと大騒ぎになるはずだ。でも実際は原因不明だ。
だが、これが起き上がりによる吸血なら辻褄が合ってしまう。病気ではないから。
そしてその元凶はおそらく…兼正だ。
[高校生に話して理解されるものじゃないだろう。
それでも話さずにいられなかった。]
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