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―高瀬医院→―
[様子を見に行ってきた高瀬から現在の銀子の容態を聞くと、少しほっとしたように]
そうですか。なら良かった。
[このまま、というのに頷いた]
いえ。
すみません。……では、お先に失礼しますね。
先生と良美さんも無理はなさらず。
[帰宅の促しにも頷く。心残りはあったが、事務の己が留まっていても、出来る事はろくにない。それに、母が心配だというのも確かだった。高瀬と良美に挨拶をして、男は医院を後にした]
―道端―
[男は帰路に就く。道の途中でふと立ち止まり、山の方を見やった。夕暮れにしたのと同じように。夜には起き上がりが出る。やはり同じように、言い伝えについて思い出して]
……、
[思考はすぐに他の事へと移った。病人と死者について。伝染病。万が一そうだったらと考えて、考え過ぎても仕方がない事だと、努めて頭を落ち着かせ、ひたすら道を歩き出した]
[村を頂点から見下ろすのは、寺、その下に兼正、そして病院。
兼正は本来村長の位置であり、余所者がそこに屋敷を得ることに不満を抱いている者もいるに違いない。
だからこそ、拠点としてこの地を選んだとも言えた。
道を下っていけば、病院の傍に出る。
連れ立って歩く二人の姿を見る者もあっただろうか]
[>>16少しばかり、設定上とはいえ籍の入れれない訳有り夫婦を演じる事に、妙なくすぐったさを感じながらも、まんざらでは無いのかも、とふと思う。
月明かりに浮かび上がる、紫苑の無邪気な笑みを受け、今しばらくだけこの時が止まれば良いのにと、願わずには居られなかった。]
えぇ、とても涼しかったわ。
でも、貴方の肌に触れる方が余程涼しいわ。
[紫苑に絡めた腕を少しだけ緩め、自分の掌を彼の掌と重ねた。夜とは言え蒸し暑さを感じる空気に左右される事の無い彼の体温が掌越しに伝わる。
ひんやりとした、全く温もりの無い、"死体"の感触。
彼に拒まれなければ、そのまま手を繋いで散策へと*出かけただろう*]
ふう、ごちそうさま。
[誰も居ない中、一人食べきる。
周囲を見れば、相変わらず静寂のまま。]
一人で飯を食べるのは、学生時代に夜遅くまで勉強した時の夜食くらいだったな。あの頃は思いつく余裕すらなかったけど、何だかさびしいもんだな。
ディビッドは帰ってくるまで時間が掛かりそうかもしれないな。彼の言うとおり、代金を置いて店を暗くしておこうか。
[と代金を置いて、ドアの鍵だけ開けて消灯。
そのまま歩いて帰路に付く事にした。]
……?
[ふいに、男は再び足を止めた。遠くに二つ、人影が見えたからだ。このような時間に、散歩だろうかと思う。医院が近い辺りだ、あるいは急患などかもしれないか]
……
[そんな思考をしながらも。男は進んで声をかけたりしようとはしなかった。それには先に思い出した言い伝えのせいもあったかもしれない。この歳になって子供じみた事だと、内心で自嘲した。
一方であえて遠ざかろうとは流石にしなかったから、あちらからも人影には気付いたかもしれない]
[二つの人影は男の方に近付いてきた。男は歩みを再開しないままに其処に立っていた。距離が縮まると、人影の有り様がはっきりと見えた。青年と、己と同年代だろう女。どちらも初めて見る姿だった。その事と仲が良さげな様子に、少々驚き戸惑いつつも]
――今晩は。
[かけられた声に小さく笑んで挨拶を返し、軽く礼をした。青年の肌の白さには気付いたが、この暗さ故に、異常な程だとまでは思わなかった。己も白い方だからというのもあり]
……あの。もしかして……
貴方がたは、兼正の?
[礼の後には、そう控えめに尋ねかけた。
この辺りで初めて見る姿。垢抜けた様子。昨晩の引越しの件もあって、自然とその推測が導き出された]
[良美にも帰ってもらおうとしたが、何かあったらいけないと残ることを希望され、そのまま残ってもらうことに。]
宿直室じゃ、ちゃんと休めないかもしれんがな。
[自分はどこでも眠れるのだと笑いながら話す良美を休ませる。]
……
[銀子の容態はまだ楽観できない。しかし今は病院に来たときより安定しているのは事実だ。]
このまま持ち直してくれれば…
[そんな事を考えつつ、すっかり冷めたコーヒーを啜り、
男は書類に*目を落とした*]
んー!
……ん、もうこんな時間!
[背伸びをした時に、飛び込んできた時計に、思わず声をあげる。年号を暗記していたら、つい夢中になっていたようだ。
これでは、結局明日も授業中に居眠りしてしまうかもしれない。
私は教科書を片づけると、ベッドに入った**]
あ……ええ。屋号から、そう呼んでいます。
ああ、やはり、そうなのですね。
昨夜越されてきたようですから、いつか会えるかとは思っていましたが……こうも早くお会いするとは思いませんでした。
[正直驚きました、と、やや気恥ずかしげに素直な感想を零し]
雨宮さん。私は、神威と申します。
[名乗られれば名乗り返して。瀧華の名前を聞けばまた微かに戸惑いを滲ませてしまったが、事情があると聞けば]
……そうでしたか。色々、苦労されているのでしょうね。
[少しく表情を沈ませて、納得したように頷いた]
はい。其処の診療所……高瀬医院で、事務をやっています。
体が? ……そうですか。
今年の夏は暑いですから、気を付けて下さいね。
[体が弱いと語る雨宮に、患者や死者が多いという事は言わずも、そう注意を告げてから]
ええ、いい所ですよ。先生も優しくて……少し、口は悪いですが。
勿論、具合が悪い時には、いつでもいらっしゃって下さい。
此方こそ、宜しくお願いします。
[冗談らしい言葉を交えつつ、そう返事をした。
あの兼正の屋敷の住人。一体どんな人物なのかと思っていたが、こうして会話する限りでは、数々の不可解さとは裏腹に、まともでいい人達に見えた。違う名字や恥じらわない仲の良さは、老人達などには色々言われそうだと思ったが]
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