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元々そのつもりで参加した戦争だ。
そして、求めてるものも王道の一部。
不完全な王など、臣民にとっては愚かな主でしかない。
この旅が終わり、英霊の座へ戻った時。
この我の王道も完成する。
[少し口元をにやけながら]
ユダとの約束を無下にする訳ではない。
何、人間としての生など英霊にとっては刹那と同じようなものさ。
だが、そんな刹那の時間こそが尊いのだ。
――そ?
それならいいんだけど。
…って、にやけてるの、キモイ。
[まぁ、――積年の願いが叶ったのだから、それも致し方無いのかも知れないが。
にしても敢えて人間になろうとするなんて、物好きな英霊もいたものだ。
そっと、聖盃へと掌を翳しながら小さく、苦笑する。
さて、すると己の番なのだけれど。
――ちりと、僅かに首筋裏が疼いた気がして、一度だけ瞬いた。]
…仮にも私の人生、まだまだある心算なんだから
刹那刹那言われると、すっごく切ないんだけど!
…まぁ、約束を無下にする心算が無いなら、いいんじゃない?
おめでとうって言うべきかな。
自分の人生に与えられた時間が刹那である事が嫌か?
我はそうは思わぬ。永遠のような時間であればある程命は淀む。
地上に出た蝉に与えられた時間など、そんな君達から見ても刹那であろう。
しかし彼らの命はその短い時間を持てる命全てを燃やして生きているのだ。
時間という曖昧な単位を物差しにするのであれば、この地球が生誕してから今までの時間ですら刹那であろう。
大事なのは、”今を生きる”事だ。
生きるための努力をし、苦痛を甘んじて受け入れ、それでも前に進む。
辛苦は多いかもしれないが、同時に幸多き事なのだ。
ありがとう、とはいえ君もまた願いを叶える者だろう。
次は君の番だ。
…少しだけ言葉に詰まって、思わず苦笑が漏れた。]
――えーっと、…。
[ずっと、魔術師としては半人前だと自覚していた。
…否、喩え一人前に至っていたとしても――最早魔術回路も酷く少ない。
だからこそ、ヤーネフェルトの当主として、良くやったと、思う。
聖杯を手に入れる。――幼いころからずっと言われてきた、
魔術師としての務めは、為した。
だから、聖杯に願って起源に至り、
ヤーネフェルト家の本懐を遂げる
――心算は、もう、ない。
これで 十分だ。]
[キャスターの言葉に、正面へ向き直る。掌から伝わる、僅かな魔力。
それを感じて一つ、深呼吸して、目を伏せた。
いざその場に立ってしまうと、どう願いを果たせばいいのか。]
…これで、ヤーネフェルトという
“魔術師の家系”を終わりにしたいの。
[元より魔術師として、既にとうに限界を迎えている血筋。
起源に至った所で、その後この血筋をどう残すと言うのか。
――随分な、勝手だと理解している。
ただの欺瞞とも、自己満足とも。
けれど、残るヤーネフェルトは己だけで、今の当主は自分自身。
だから、これでいい。
最後の最後で、“聖杯を手に入れた”。
この名誉を最後に、この魔術師の家系は終わりを告げれば。]
私から、全ての魔術回路を。
――私の血筋から、魔術そのものを失くしてほしい。
[それが、願い。
その言葉に応えるように、淡い光が身体を包むのは、一瞬。]
・・・・・・
[微笑んだ。
成る程、素晴らしい願いだ]
最初は、何故君に召喚されたのかさっぱり理解出来なかったが。
成る程。我は君に出会うべくして出会ったという事か。
しかし、我は今君を尊敬している。君のその願いは尊く美しい。
我にすら到底真似できぬ願いだ。
我が王道も、まだまだだな。
…だから、先にお願いしちゃって、って言ったんだって。
[そうでもしないと、彼が願いを果たす前に
魔力の供給を問答無用で切ってしまう事になっただろうから。
――さて、真に尊敬される程、正しい願いだったのか。
それは判らない。けれども。]
でも、この願いが果たせて、本当に良かったと思ってる。
ありがと、キャスター。
…違うな、もうキャスターじゃないんだっけ。
ありがとう、ソロモン。
――私のサーヴァントになってくれて。
我も、君に召喚された事に感謝している。
君と戦ったこの数日間は、実に充実していた。
[と、懐から本を取り出す。
どうも戸籍等について書かれている本。らしい。
まず間違いなく、戦いの最中の散歩で購入したものだろう]
さて、それはいいのだが厄介ついでに君に少し手伝ってもらいたいことがある。
まず戸籍の取得と、あと学歴の詐称だな。
我も辛苦を経験する為に人間に生まれたが、現代というのはこれらが皆無なままでは非常に生活しづらいようだ。
ああ、あと住所なるものが必要らしいが、これも君に協力してもらえるだろうか。
[嗚呼、ソロモンはいつもの通り自分の思いをつらつらと語り始める。
成る程彼にとってこの願いがいかに規定路線であり事前準備がなされていたものかというのがうかがい知れる。これも知る努力というものなのだろうか]
――…、
[絶句。
…手伝う範囲が、少しどころではない。
――汚い話をすれば、金銭を積めば何とかなる…事は多いが。
しかし下手をすれば十分犯罪の域だ。
…此処まで下調べをしているなら、どうして聖杯にこれらも一緒に願わなかったのか。
逆に気になってしまう所ではあるのだけれど。
呆れ交じりに緩やかに落ちた視線は、はたり、犬と目が合った。
更に襲い来る脱力感に、一つ、吐息を零す。
主従という関係はこれで終了した筈なのに――
…この奇妙な縁は、もう暫く続くらしい。]
…ま、いっか。
[それも悪くないと、
少しだけ思うのは――まだ、黙っておくことにして**]
ふむ、どうやら納得してくれたようだな。
これからもよろしく頼む、アンネリーゼ。
[そして、犬と鳩と虫を連れ、率先して教会の外へと出て行く。
既に日は昇り、空は明るい]
見よ、オセ。フェニックス。そしてバアル。
空はこんなにも青いものだっただろうか。
風はこれ程までに爽やかなものだっただろうか。
[太陽に向かい手をかざし、その血が流れているのを確認する。
人の生は二度目だが、晴れて自由となったのはこれが始めてであった。
まるで背中に羽根が生えているかのような身の軽さ。
見る者全てが美しく感じられた]
[快楽を追い、愉悦に浸る。
見よ、それすらも空しいものだ。
笑いに対しては、狂気だと言い。
快楽に対しては、それが一体何になろうと言った。
我は何事も知恵に聞こうとした。
しかしなお、この天の下に生きる刹那のような一生の間、
何をすれば人の子らは幸福になるのかを見極めるまで、
酒で肉体を刺激し、愚行に身を任せてみようと心に定めた。
多くの祭事をこなし、多くの屋敷を構え、畑にぶどうを植えさせた。
庭園や果樹園を数々造らせ さまざまの果樹を植えさせた。
池を幾つも掘らせ、木の茂る林に水を引かせた。
目に望ましく映るものは何ひとつ拒まず手に入れ。
どのような快楽をも余さず試みた]
[我は望む。
この手の業、労苦の結果のひとつひとつを。
どのような労苦をも我の心は楽み。
そしてそれが労苦から我の得る全てであると。
そして我は、人の子の真の幸福を知ることになるだろう]
お疲れ様でした。
短かったような長かったような。でも、とても楽しかった時間を
「皆さんありがとう」
一緒に戦ってくれたメフメト、茨木にもありがとう。
ヘタレなマスターだったけれど次回あえるときはもう少し頼れるようになっている・・・はず?www
みんな、愛してるよー@投げキッス
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