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―中央区:雑踏―
[ユダは人ごみに一度姿を紛れさせ、
やや高い位置へと跳躍し移動する。
見下ろせる場所、ビルの飾り窓。
気配はまだ遮断したまま、
動きを見るため眼を凝らす。
澱みより伝わるざわめきは矢張り確かに継続し]
…―― …
あれは、……確か…?
[着物の鬼が今意識を向けている、それは
たしか――ソロモン王のマスターではなかったか。]
…いいだろう。
[男の言葉は英霊にとって戦闘開始の命令といえた。
ちろ、と舌が唇を舐める。
草履が立てる音が止まり、雑踏の中で足が止まる]
鬼に───横道なきものを
[ぞり、と聞こえた奇妙な音の発生源は女である。
隻腕であるはずの肩の肉がうねり、脈動し
失われていたはずの黒い腕が文字通り"生えた"]
―中央区:雑踏―
[先に行っているユダとやや距離を置いて、バーサーカーたちの姿を目にする。雑踏の中でも安心できないような雰囲気を漂わせており、偽一はやや身を硬くしていた。]
あの横のマスターが、話に聞いた物の怪になる類なのかね。
胡散臭い顔をしてるな。
[令呪の反応を見ると、他にも魔術師がいるようだ。
そう思った刹那、女の英霊から強い魔力を感じ、ぞっとする。]
まさか、こんな場所でやるのか……?!
――う、そ。
本気でこんな場所で、する気…っ?
[薄々、感じてはいたけれども――信じたく無かった。ぎり、と掌を握る。
明らかに上下関係がひっくり返っているように見えようとも、
サーヴァントがそれならば、マスターも道理とでもいうのか。
――魔術に関わる存在など隠匿するのが、常だというのに。
隻腕だった筈の個所に、突如うねりと共に現れた黒い腕。
あれを出されて、…話し合いで終わるだなんて甘い考えは既に持っていない。
…嗚呼、けれど。どうしよう。
この場から逃げる事だけならば、恐らく出来るだろう。
けれどその場合、此処に集う人達が巻き込まれるのは
――きっと避けられない。
ひやりと、背中が冷えた。 どうすればいいのか、答えが出ない。]
――っ、…な ん
[満ちてきた、此方にまで刺さるような魔力に
一瞬言葉を失う。雑踏で。この中で?
何事か、テレビの撮影か何かかと
のんきな人々の好奇の目線。]
−川津教会−
…まだ、長引きそうね。
[聖盃の花の色はまだ拮抗を続けている。
つ、と浅い盃の内側に刻まれた花の軌跡をなぞったその指は
傍らにある古い書類に視線を向けた**]
―東区/シニアタウン前―
[フェリシアに了承の意を得、外へ出た。
行く宛ては無い。さりとて目的があった訳でもない。]
――ふむ。
[まだ落陽の気配は無い。
否――落陽とて、この地は芸術的に彩るだろう。]
──ァ、は
[黒い腕は歪みの感情を纏っていると気づくものは誰か。
赤い唇は裂けるかのように歪み、そして
ざり、という草履の音がしたかと思えば一瞬に少女との間隔を詰めた。
歪さを残す黒い手は文字通り鬼と呼ぶに相応しく、
そしてその手は少女の捕らえて地へと叩きつけるを望むように
振り上げられその首を狙う]
[ぎり、と飾り窓の淵を掴んで。
(あれは鬼だ)
澱みが伝える、
あれは。己に絡みつくのと。
きっと、同じものだ。]
――ッ!
[気配を遮断したまま、
ばねのように身を引き絞り、飛ぶ。
影を落し、狙った先は――触手で周囲のものを屠り始めた、男の方]
くっ、あの馬鹿め!!
[迂闊に英霊に近寄りすぎだ、あの教会の主を迷わず信じていたように、悪い意味で馬鹿正直すぎる。
ソロモンはアンネリーゼをソロモンなりに認めている。
自らの力不足を知力で補おうとするその姿勢、自らの力不足を認めている潔さ、そして誠実さ。
だがそれが仇となる事を理解していない。
・・・・・・そう、若い頃のソロモン自身のように]
オセ!!
[焦り名前を呼んでしまう。
指輪から愛玩犬が飛び出し、そのまま光の矢の如くバーサーカーへと牙を剥かんと突進する。
人の行き交いの多い中、中型犬であるオセはそれら障害物を巧みにすり抜けていく。
そしてソロモン自身もその後を追う]
[意識が戦いへ向けば
遮断していた気配は露になる。
現れるには恐らく、不自然ではない程度に。
己の伸ばした影の先目掛け
具現化させた銀貨を3枚、叩き込む。
――腐っても、使徒、と謂ったところだろうか。
ユダの中では清濁正負が混在する。
刹那、影は伸び、
2本は男を貫こうと交差し
もう1本は――鬼を。]
[悲鳴が上がる。
逃げ惑う人々の中、上空から
人の身ではありえない身軽さで
ユダは路地に降り立った。
すぐに立ち上がり、
まず探るのは己のマスターの位置。
懸命な主だ。
自ら危険に飛び込むようなことはすまい。]
―→北区―
[道すがら、今までの事を振り返る。
己を喚んだのは、復讐に身を染める女。
その瞳の奥に宿る魂は――二つ。否。
仮初の一と、がらんどうの孔。
……嗚呼、また面倒事のにおいだと
逃げてしまった事もあったかもしれない。]
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