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[怒号反応炉に怒りが注ぎ込まれる。炉内で怒りが必殺の一撃を撃つべく燃えさかり、右腕の砲門を開放する。
砲門から相手のエネルギーを一気に飲み干しにかかるのを、穢れの光が阻止すべく飛ぶ。左腕が肩ごと吹き飛んで飛散するも、怒りはおさまる事が無い。そして《コンゴウ》と、ヴォルバドスの一撃が飛んだ]
――… ッ
…終わるのは、お前だ――
[歌。歌うように、その焔は向かう。
終焉を終わらせるために。
コンゴウの一撃とは互いに勢いづきさらに威力を増しながら]
[その意志は、意思もて、貫かれた。]
…ここまでか。
[収束させた熱線を貫いた彼らの意思は、眉間から背に向けて、身体を断ち、貫き通した。
アラート。
自力での修復は不可能、機能復帰不可――
意思は四散する。
戻りはしない。
身体の自壊が始まる。
こうなってしまえば、もう終わりだ。]
「さよなら。みんな…」
[そう呟こうとした時、もうギルゲインに、その黒き身体は残されていなかった。「罪深き勝利者」は、新たなる「勝利者」に目を向けようとする。
意思の塊たち。
ギルゲインは。最後に、笑おうとした*]
――――……終わった、のか。
[崩れ落ちていく、貌無き巨躯。
その表情無き虚無は、一体最後にどの様な貌を残したのか。
それを知る術は、最早 無い。]
[崩れゆく「終焉」を、キャスリーンは注視していた。あれが死であるのかどうか、安心してよいのかどうか、見極めるためだ。そして様々な観測データの羅列を拾い上げて、ようやく彼女は安堵した]
終わりました。終わりましたよ、《我が主/マイ・マスター》。
[肩の力を抜いて一つ深呼吸をする。そして、円城寺にはわからない言語で呟いた]
Am terminat misiunea.
[それはアモン伯爵に向けた報告。時を越えて伝わればいいのにと、キャスリーンは思った。*]
[それは、この破壊の化身を
「あの子」と呼んだ「リル」を思い出したからなのか、
聞き分けの無い子供のような、
寄る辺ない迷子のような、
声を聞いたからだったのか
イステ自身にも分からなかった++]
――……終わった。
[幾許かの沈黙の後、
イステはそう、肯定した。]
[周囲に残っていたHM達も、
その様子を見届ければ帰っていく。
途中で落ちていったスズキも、
社員達が回収していっただろう。]
そう か。
[深く息を吐くと共に、そう呟く。
思わず背もたれに体重を預ける形で、
その場から崩れ落ちそうなほど力が抜ける。]
………夜が。
[空が白んで、ゆっくりと陽が昇って。
長かった夜は終わりを告げ、新たな朝が訪れる。
朝焼けに包まれた蒼銀の機神は、
傷だらけながらも力強くその身を輝かせる。]
―――……帰ろう、イステ。
――… これで、漸く
[青色の眸は
消えていった終焉を見、
静けさをたたえる。
大地は腐れるのを止め、枯れかけた緑が
再び色を取り戻して日の光の下、揺れた。
祈るように眸を閉じて、
返ろう、という言葉に反応したのは小さく]
じゃあな、円城寺 キャスリーン。
……次はのんびりとした日常で会いたいもんだ。
[コンゴウには、そう通信を残して。
ゆるく操縦桿を握れば、自宅の方へと向かっていく。]
[白銀にして蒼は、朝日を照り返す翼を羽ばたかせ
空へ、向かう。
崩れ落ちたギルゲインを、
白銀を、くろがねのコンゴウを、
飛び去っていくシグたちを、
遠く、見ていたものはあっただろうか。
現在といにしえの時代が入り混じる、
神話の最後が其処にあった。]
― 自宅 ―
[非日常は終わりを告げ、流れは再び日常へと戻る。
ヴォルバドスと共に自宅へと戻れば、
何処か疲れ切った顔で、地へと立つ。]
……帰ってこれたな。
イステの言ったとおり、お互い死なずに。
―――ありがとう。
[地に降り立ち、Vorvadosの腕を撫ぜる。
かれと同じ位置に無数の傷。
それもまた、癒えていくのだろうが。]
…――そうだな。
お前も謂ったのだろう、守ると。
約束は、果たされた。
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