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リル。
もう、嘘はつかない。
[ラミアのコクピットの中、強く抱きしめる。
戦う。自分の為でもなく、他の星の誰かでもない。
彼女と共にあるために]
いくぞ、ラミア!
[息を吐き、腕を闇に伸ばす。
腕を通っているシナプスが、ちりちりと焼ける]
―夜・空にて―
[巨大な騎士は青の魔法陣より
まず腕を差し伸べ顕現する。
ちょうど、イステが銃を放ったのと
鏡映しのように。
羽のように身を躍らせた《適合者》と《魂》を迎え入れ、航空障害灯の明滅を軽々と飛び越えて空へ。地上には光の澱が揺れている。]
[ロッドを扱ったときのように操作系を委譲されるのではなく、ただフィリップの体からラミアへと力を流し込む。
バックドラフトのような感情の流れはあるが、操作を委譲された時ほどは無い。
これなら正気を失わず、かつラミアの力をさらに引き出せるはず。
針に糸を通すかのようなバランスだが、何とか保てそうだ]
……ッ、ちょ…っ
[腕を掴まれれば、そのまま体は夜の空へと躍り出る。
思わず驚きの声が漏れるが、瞬の間に視覚は暗転し
見慣れたコクピットへと変わっていた。]
……無茶するな、まったく。
― 街中 ―
[キャスリーンは乗り捨てていたバイクを回収すると、「今回も自分で身を守れ」と警告して、円城寺を後ろに乗せて走った。限界ぎりぎりをかすめ続ける安全運転も、もうお馴染みの感覚になってきている]
素直な謝罪にやせ我慢。いまさら柄にもない事を。
……でも、飾らないあなたは少しだけ格好が良かったですよ、円城寺。
[彼女は思い出したように呟いた]
―コクピット内―
無茶ではない。
移動の無駄を省いただけだ。
[事も無げに謂って、
伸びてくるコードに指を絡める。
接続。ヴォルバドスに魂が宿る。
反応はあるだろう。位置を測定する。]
準備はいいか?
[「嘘を付いた」と直接にフィリップに告げた事は無かったけれど。
何も言わず、ただ頷いた。
闇の中に幾何学紋様が浮かび上がり、紅い光が点る。
オールラウンドビューの視界には、蒼を沈ませる夜の【青い】【星】の姿がある。
──古代の機神達はすぐに来る。そんな確信が胸にあった。]
[倒す。
いや、彼らと戦うこの時間こそが、今までの自分の8年間という人生よりも、そしてこれからの寿命の2年よりも、遥かに尊いものだ。
そして、勝利したい。
それがリルの願いなのだから。
ディスプレイに、幾何学模様が浮かぶ。
戦いが、始まる]
―コクピット内―
[接続を確かめる。
目標は高エネルギーの発せらるる場所へ。
呆れたような蒼真の声には少し首を傾いだが]
――、…
[ひとつ、瞬き]
そうか。魂なくば動けないは道理。
ならば十全だな。
[ヴン、と低い音を立てて視界が一気にひらける。
彼らのいう【青い】【星】のひかりが満ちた夜]
ま、少し違うんだけどな。
[ハ、と苦笑を零して
視線は真っ直ぐに夜空の向こうに居るであろう黒紅に。]
―――……行くぞ!
[夜天を駆ける流星が、その輝きで夜空に一本の線を引いた。]
[パイロットの身体から直接ラミアへ注ぎ込まれる力。
中空に浮かぶ黒紅の機体を、ロッドの媒介無しに高密度の波動が包む。
地球上の光とは、紅い光が──闇を染める。
響き渡る、ラミアの咆哮。]
[満ちる、戦いの気配に大気が震える。
「時間がない」と訴えるはこの青い星そのものか]
ia ia Vorvadoss.
[遠い昔の頌歌。
イステの手の甲から腕にかけ
青く光はなつ魔導の呪文が浮かんだ。]
―空にて―
[操縦者の命ずるまま、
《魂》の頌歌が導くまま、
ヴォルバドスは空を翔る。
――赤。赤が黒を染める、その場所へ向かって。]
[迷わない。
怖れない。
振り返らない。
フィリップと共に戦える、今がある。
胸が熱い。ただそれだけ。]
──来る、ぞ。
黒蒼の機神が。
[黒き空が震え、地平を紅に染める。聞こえるは機神のうなり声。キャスリーンはバイクを止めて、その方角を仰ぎ見た]
フィリップ……では?
――行きますか、円城寺?
[円城寺に左手の細い腕輪を見せて、返事を待つ。《コンゴウ》に乗れと、彼女は言う。選択肢を束ね、判断と決断を主へ。それが従者の務めならば]
―コクピット内―
――「ラミア」。
[睨むように見て呟く。
先んじて円城寺らは来ているだろうか?
空より見下ろす地は遠すぎてまだ見えない。]
これで三度目の対峙ってやつか。
[視線の先、その身に纏う光は何処までも紅く。
一つの機神が悠然と立ちはだかっていた。]
三度目の正直……に、しなきゃな?
美しい秘書にそういってもらえると光栄だね。
OK、行こうか。
[戦う為じゃない。
それでも、今はコンゴウがないと話すら出来ない]
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