情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[無人の部屋で、会議の書類を広げるようにして中空に現出させたスクリーンに再生するのは、すでに上がっているパイロットのデータと観測されたインターフェイスの画像群。]
──……
全て、インターフェイスと、
パイロットのデータだ。
私とフィル以外のインターフェイスとパイロット。
[この土地に根ざすパイロットも二名含まれる。
リルが、他組両者の関係性について想像の翼をはばたかせることはなかったが、彼等からすれば、自分達とEndeavour製のHMこそが異物であり、侵略者だろう事は理解出来る。]
[次に展開するのは、廃工場離脱後にシグが撮影した火災状況等のデータ。]
──それにしても、
このデータを収集調査した者達は、
本来はあちら側の人間達。
Endeavourが、会社組織と言う形で、
社会に根ざしている事で。
あのシグの彼等が、古代機神に
掃銃を向けるような事態が生まれる。
彼等は職務を通して、
社会の保全に貢献していると
感じる事も可能なのではないだろうか。
[──思い返すのは、故郷で従事していた職務の事。彼等と共通項を感じる点が無いとは言えない。命を投げ出しても構わないと、心を決めた理由にも。]
[開いたスクリーンはそのまま、目蓋を閉じる。
ソファの座り心地の悪さは、リル自身が纏っている黒黄の衣装が、革張りの椅子の上でツルツルと滑ってしまう所為だと気が付いた。]
……、ん。
[ヒールを脱ぎ捨て、ソファの上に横たわり、それでも居心地が悪くて胎児のように丸くなる。
チューブで投与させた薬剤が、人間の満腹時の安堵に似た神経の弛緩をもたらしたのか、手足の先がぼんやりと温くなっていた。]
フィル。
……フィリップ。
今のお前が、サラの言った通り
完全で無いとしても、 私は──。
[真紅の双眸を閉じて、意識を闇の中へ落とす。つかの間の活動停止**。]
…その言い方は、どういう…
幼子に謂うようだ、それは。
[満足そうに頷いた蒼真の顔は未だ赤い。]
警戒とは。
お前は私の敵ではないのに。
限界。
疲れているのか、ソウマ。
[離れる蒼真の手首に触れる。]
…いや、問題はない。
いや、だから敵とかに対する警戒じゃなくてな……?
[駄目だ、理解してもらえそうにない。
おそらく根本的にそういう認識がないのだろう。]
ああ、少し疲れた……。
正直もう負けそうだ。
[ぼふり、と。
力が抜けたようにベッドに倒れ込む。]
すまん……話は明日でいいか。
このまま続ける、あらゆる意味での自分に対する自信と信頼がないんだ。
[イステには己がそういう、いろごとの対象になる想定がないようだった。]
ソウマ…?
[ベッドに倒れ込んでしまった蒼真の顔を覗き込む。]
―――自信?
よくは、分からないが…
疲労しているのだろう、
了解した。
ん……どうかしたか、、、?
[触れてくる指先を、離れる前に握り返して。
半分寝ているような声で話しかける。
余程疲れていたのだろうか。
それに対する返答を聞き届ける前に、
イステの手を握り締めたまま、睡魔へと沈んでいった。]
っいや、特に意味はない―――
…ソウマ?
[呼び掛けた時には既に寝息。
指先は握られたまま。
イステの低すぎる体温にひとの熱は染みるようだった。]
……、違う。
[体温から。そして在り方から違う。
イステは少し、眼を伏せた。]
……。
[――握られた手を解こうと思えば
できたろうが、イステはそのまま
床に横座りし、ソウマの眠るベッドに頭を預けて、眼を閉じた++]
― 夜→朝 ―
ん………。
[どれほど眠っていただろうか。
窓の外から射す光の明るさで、ゆっくりと意識が表へと上っていく。
その、未だまどろみにある意識の中。
やけに手の感覚だけがはっきりとしている。
どこかひんやりとして、心地好い感触。]
なんだ、これ……?
[その心地好さの正体を確かめようと、
寝ぼけながら握っている物を引き寄せる。]
−朝/自宅アパート−
[起き抜けにハルナの説明が流れたが、理解できるはずもなく。
眠い目をこすりながら、布団からもぞもぞと出る。]
ん、……ごめん、ハルナ。
ちょっと顔洗ってくる。
[欠伸や伸びをしながら、台所に向かった。
冷たい水が、寝ぼけた頭を急速に冷ます。]
ふーっ、やっと目が覚めたよ。
で、何の話だっけ?
……ふぁ。
[再び欠伸。]
蟻と像が相撲をした。
蟻が勝利。
[ダンの欠伸を眺めている。
口の中を覗き込もうと首を傾げれば
間に合わずに閉じられてしまった。]
修正。
蒼黒の機神との協力可能性。
及び住居の危険性。
本日の方針について。
[求められるなら、一からの説明を開始する。]
― 朝:ホテル ―
[目を閉じる。眠る、というのとは少し違う。
意識の整理。無意識の整理。
イステの心臓部にある、「歪んだ多面体」のエネルギーの循環を整える。状態とすれば、眠るに近いと言えるそれ。
揺り起こすのは]
…―― っ…!?
[引き寄せられる感覚に、眼を開けた。]
……蟻と象?……ふぁ……。
[わからない、と言った様子で首を傾げつつ、目を閉じて大きな欠伸をする。
再び目を開けると、目の前にハルナの顔があった。]
おわっ!……ええと。
黒い機神とは協力できるかもしれないってことだね。
向こうも“終焉”の阻止が目的みたいだから、大丈夫なんじゃないかな?
もう少しよく話してみた方がいいとは思うけど。
廃工場を嗅ぎ付けてくるくらいだから、ここも見張られていると考えた方がいい。
アテがあるわけじゃないけど、早めに離れないと、また襲ってくるだろう。
昨夜、ハルナは未知の信号を確認したよね?
黒い奴以外にも、“終焉”の阻止を目的とする機神がいるかもしれないし、話が通じる相手だったら、その人たちとも接触したいな。
……?
[予想より大きい手応え。
まだ完全に開き切らない眼を指で擦りながら、
なんとか目標を見ようと………]
――イステ?
[現状を理解できていないまま、
視認した人物に、声を掛けた。]
あ、あれ……なんで手を握ってんだ…?
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新