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[ガラスの里のパンフレットを見て、あぁっと一言]
(そうか、ここはTOHOの関連なんだ)
TOHOはビーズを使っている人なら誰でも知っている、よくお世話になるメーカーの代表なんですよ。
私は浅草橋の問屋街まで買いに行くこともしばしばあります。
2割くらい割引になっているんです。
だから普通のお店で買うことはないですね。
[ここでしか売っていないビーズもあると書かれているので、必ず寄ろうと心に決めたらしい]
体験工房ってありますね。
んー、私はトンボ玉にしようかと。
亜積さん水緒ちゃんはどうする?
【創作工房 http://www.garasunosato.net/ma...】
[更にパンフレットを見て、吹きガラスの文字に気がついた]
吹きガラスも出来るんだ。
うわー、どっちもやりたい…。
………。
[優柔不断の虫がわいたらしい]
そんなに有名なのか?
良く分からんが…スワロ何とかというのならば、売り場の女の子が話していたなぁ。
携帯電話にごってりとくっつけていて、ちょっと持たせてもらったがやたらと重くなってて驚いた。
厚みも1.5倍くらいになっていて凄く使いにくそうだったんだが…。
ああいうのがいいんだろうか?
[言いながらパンフレットをじっくり見る]
トンボ玉って単にガラス球か?何に使うものだろう?…分からないものを作っても仕方が無いな…。
よし、吹きガラスだ。ビールジョッキを作ろう。
その日のうちに受け取れないのは残念だが…。
[先にお会計を済ませてくれるという滝田さんにお礼を言って
お茶を飲んでから、支払いを済ませた滝田さんと共に、店を出る]
有難うございました。はい、これですね。
[きっちり、払って]
そうですね。向こうでゆっくりした方がいいですもんね〜。
[路面電車で紙屋町西へ。その近くのバスセンターでバスに揺られて1時間弱でガラスの里到着。]
なんか、こまごました感じがヨーロッパみたいでいいなぁ〜。
[パンフレットを受け取ってうーんと眺める]
そうですよね〜トンボ玉と吹きガラス、どっちもやりたいかもしれないけど
時間とかお値段もありますよね〜。
お金が掛かりそうだけど、そうそうこれなさそうだから折角だから
全て回りたいし〜。
うーん。どうしましょ〜。
[こちらも優柔不断]
[スワロ何とかって…]
スワロフスキーですよ。
クリスタルの会社が出しているビーズ用のクリスタルなんです。
携帯電話に貼ってキラキラと着飾る人っていますよね。
…あれって機種変するの大変そうですよね。
トンボ玉は携帯のストラップとかに使えますよね。
ワンポイントで、可愛いですよ。
[滝田さんの携帯には多分販促用のストラップが付けられているとみた]
…そんなことだと、悩んでいる間に日が暮れてしまうぞ?
[さっさと予定を決めてしまったこちらは、とにかく吹きガラス工房へと向かう。敷地入り口から右手方向をなぞるようにして無料ゾーンを移動し]
……あっつ!
[工房の中の温度にちょっとゲッソリした表情]
[パンフレットをよくよく見ると、吹きガラスは一度に一人、それ以外は3人〜と書かれていた]
んー、みんなが吹きガラスをやると時間かかっちゃいそう。
滝田さんがやるのを見学だけして、私はトンボ玉にしようかな。
ビーズ館も回りたいし。
[決断がついたらしい]
[佳奈の言葉に首をすくめて]
携帯にあれこれ付けると邪魔だからなぁ。
[取り出して佳奈の目の前で振ってみせる。何にも付いていない]
そもそもビーズとクリスタルって、違うものなのか?
[キラキラしたものは良く分からない。自分はカラスじゃないんだからいーやという感覚だ]
[同じく、パンフレットを眺めて]
トンボ玉だったら3人で出来るんですね〜。
吹きガラスは一人ずつしか出来ないみたいだから、
みんなでやってたら時間がかかっちゃいそうですね〜。
そうですね、佳奈さん、亜積さん。3人でトンボ玉で、どうせなら記念にお揃いのを作りません?
[いつになく楽しそうに]
あ、私もビーズ館見てみたいです。ココにしかないのが
あるのなら、欲しいですよね〜。
[予想していたより更に飾り気がない携帯に、まあ男の人なんてそんなもんかと思ったりして]
人によりますね。
私はちょくちょく機種変してしまうから、むしろもったいないくらいです。
…ストラップついていないと不便じゃないですか?
特に、ズボンの後ろポケットから出す時。
…クリスタルはクリスタル。材質の1つですね。
ビーズはアクリルやガラス、クリスタルなどいろいろな種類の材質で出来ていて、テグスを通す穴が開いているものが殆どですね。
半貴石とかも使いますよ。
[自分の携帯には猫のキャラクターがぶら下がっている。
時々行方不明になってくれるのが、ちょっと寂しい]
[亜積さんと水緒ちゃんと「おそろいいいねぇ」と盛り上がったりして]
じゃあ、トンボ玉にしましょうか。
その後は、ビーズ館と他の記念館を回って…。
滝田さんは吹きガラスなんですね。
あっついですよー。頑張れー。
[佳奈の説明に、余計に訳が分からない思いをしつつ。
栗栖は取材協力を取り付けているのだろうか?姿が見えないようだ。とにかく暑さは我慢して、ビールジョッキ作成を申し込む]
……大丈夫かな…。
[先客が吹いているのを見ていると、何だか難しそうに思えてくる。横で見ている人が、ちょっと何かあるたびに「ああぁ〜」と嬌声を上げるのが余計にプレッシャーな感じだ。
しばらく待つと、とうとう順番が来た]
「炉の中で熱したあつあつをお渡ししますから、利き手で口元を持って、もう一方で先を支えて、絶えず回転させながら息を吹き込んでください。いいですか?」
[簡単にやり方を教わると、炉の中から取り出された灼熱のガラスの塊を先にくっつけた吹き竿を渡される]
うぉっ!?
[吹き竿の長さのせいか、結構重く感じる。大きく息を吸って]
ふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ〜〜〜っ!
[耳の付け根が痛くなる感覚。しかし思ったより膨らまない。
ビールジョッキを作る吹き竿はちょっと太めなのか、息が漏れずにうまく吹き込めない]
[吹きガラス工房へ向かう滝田さんと別れ、3人で創作工房の方へと。
一見すると公民館を思わせる作りだが、色とりどりカラフルなガラスの棒と針金、そして一人1台あてがわれたガスバーナーが、化学の実験室を思い出させた。
3人それぞれ並んで座り、講師の人の説明を神妙な面持ちで聞いている。
講師による実演を一通り眺めた後、各自のセンスが問われる場に]
【トンボ玉作り方 http://www.youtube.com/watch?v...】
じゃあ、やろっか。
[熱した針金に、溶かした色ガラスを少しずつ巻きつけていき丸い形を作っていく。
ガラス自体は溶けていると色味がよく分からなくなるので、どの色ガラスを使いどうまきつけていくのかは、各人のセンスと想像力が問われるところ。
亜積さんは気楽にひょいひょいと色々なガラス棒を溶かしてはまきつけ、綺麗なグラデーションを表現しようとしている。
私はというと…]
…多分…これで…あんな感じに…あ。
[上と下で違う色を使い、和風なグラデーションにしようと思ったのが間違いで。
結局出来上がったのは何ともいえない色使いのガラス玉]
[吹きガラスの方が先に終わったらしく、滝田さんがこちらの様子を見に来た。
やっぱり相当暑かったのだろう、大粒の汗をかいていた]
終わったんですか?お疲れ様です。
どんな感じでした?
…自宅郵送…今は見れないんですか。それは残念な。
後で写真見せてくださいね。
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