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[声に誘われ辿りついた先にはオリガとベルナルトの姿がある。
宴が始まる前に一度会ったきりの彼をチラと見遣り
それからオリガへと瑠璃の眼差しを向ける]
こんな場所で逢瀬でも愉しんでいたの?
[揶揄るような言葉を二人へと向けた]
神が望むなら、アンタは自刃でも望んでするの?
[神、神とことあるごとに口にするユーリーへ軽蔑の眼差しを向ける。]
[それは別に、自分が夜の向こう側の住人になったからではない。]
[自然と共に生きてきた民には教会の教えは時に理不尽で、時に窮屈で。]
[どうしてあんなことを信じて生けるのか、もともと疑問だったのだ。]
―…哀れだわ。
この世の中にはもっと広い世界が広がっているのに。
矮小な檻に閉じ込められて生きるなんて。
[白い軌跡>>22が視界に入る。]
[次の瞬間、ごすりと衝撃を感じ――歪んだ笑みのまま時は止まった。]
[残ったのはさらさらと夜風に舞う白銀の灰**]
[ベルナルトの所作に城主はゆるく目を細める]
――…そう。
なら、彼女をお茶に誘っても良いかしら。
[態々許可を取るのはベルナルトが先にオリガと話していたから。
礼儀を重んじるがゆえに自らも人の其れに倣う]
嗚呼。怪我の具合は如何?
必要なら――…傷薬や湿布を用意させるけれど。
[足を引き摺っていた彼にそんな言葉を向けて首を傾げる]
ええ。
……彼女もそれを望んでいるなら。
[望んでいるのだろうな、とオリガを見やりながらぼんやりと考える。
彼女は、吸血鬼なのか。それともニンゲンなのか。
別にどうでも良かった。彼女は、願いを叶えて、自分の前から去っていく。
それだけ]
[怪我の具合を問われれば、肩を竦めて]
お気遣いありがとうございます。
ですが、――お気持ちだけで十分です。
痛みを抑えたって、亡霊は消えない。
[今更、と哂う。
声は起伏もなく、ただ冷えていた]
……城門の方で?
知らなかった。わざわざありがとうございます。
[イライダの言葉に顔を上げる。
どうせ眠れそうにない。
夜が明けても構わない。――明けるのなら]
それじゃ、失礼します。
お休みなさい。――いい夜を。
[ゆるゆると頷き、オリガとイライダの前から踵を返した。
城門にたどり着く頃には、騒ぎは一段落ついているだろうか**]
― →城門―
――…あなたも良い夜を。
[外へと向かうベルナルトを見送り
その姿が見えなくなればオリガのローズグレイを見詰め]
今度こそ攫ってしまおうか。
[クツリと咽喉を鳴らしオリガをそっと抱き寄せる。
そうして、二人は闇の中へと消えた**]
――ダニール視点――
かわいそうに……
何もしてやれなくて、ごめんね。
[片割れを侵した『何か』は、まるで呪いのようにすら感じられて。
男は眉根を寄せながら、時が経つまでそばにいるつもりでいた**]
――――……ぁ、
[ユーリーの刃は、吸い込まれるかのように。
砂へと変わりゆくナタリーをただ見送ることしか出来ず、
石のごとく身体はなかなか動かない。
それでも少し時が経てば、そこへ向かおうとするだろう]
風に舞った白銀は、宵闇に煌き*溶けるのか*]
[重たい破片が散ったが、砕けたのは刃の方ではなかった。
攻撃を受けた吸血鬼が霧と化して逃げたのか、あるいは倒せたのか、しかと判別はできなかったが、そもあれ、その存在がこの場から去ったことだけは感じられた。]
グリーシャ…――
[再び首筋に穴を穿たれたグレゴリーを見やる。
急所にこれだけの傷を負って死んでいないことがすなわち、彼の身体が人間のそれを超越していることを示していた。]
わたしの声は届くはずだ、少尉。
──無理を強いてすまないが、あの門を開けて欲しい。
立てぬのなら、苦しいのなら、わたしの血を飲んでもいい。
[本気だと示すように、刃を自分の手首に宛てがった。]
おまえが欲望を制御できるのであれば、
死なない程度にわたしに血を残してくれることを願う。
[幾度となく喉元を撫でる。
もう流れる血は枯れてしまったのか。
―― チ ヲ ヨコセ ――
深淵から湧き上がる闇が纏わりつく。
―― 血 ヲ 寄越セ ――
漠然と脳裏に響いた声は、馴染みのある響きじゃなかったか。]
……血を、寄越せ……。
[自然と口にした言葉に、顔を歪めた。]
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