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[他の者たちはよくわからない。
追従して疑惑を避けようとするようにも、そもそも相部屋に慣れていない貴族としての拒絶反応ともとれる範疇。
ベルナルトの興味なさそうな声に、彼は生きることに飽いたのかと少しだけ気がかりになった。
昨夜同様に目立たぬ態で食堂を出てゆく背を見送る。
彼を密偵として使えたなら便利だろうと思うが、その方面は現時点では未知数のまま。]
[感情を抑えることは慣れている。
貴族ゆえではない、そうせずにはいられなかっただけだけれど。
気づかぬうちに零れていた雫を拭い、
ふらつく足のまま、リディヤを抱くニコライの下へ]
――あなたは、Lily of the valley(鈴蘭)のようだった。
[彼女の顔を覗く。安らかに、微笑むようなそれ。
かすかに震える白い指が、少女の額に掛かる髪を直した。
ニコライはそれにどう反応しただろう。
誰かが礼拝堂に来るまで、ただ静かに佇んで**]
[吸血鬼の能力が伝承どおりなら数でかかっても太刀打ちできないと示唆するトリストラムに向き直り、テーブルに肘をついて指先を組み合わせた。]
孤立しないことによる得策を説明します。
数を集めることによる、犯行側への心理的圧力。
民間の方に、魔物を退治せよとまでは求めません。
相互監視によって、誰が敵なのか、発見さえすればいいのです。
後のことは戦い方を知る者――グリゴリー少尉がわかっておられる。
[立役者グレゴリーの仕掛けに加担した。]
しかし、聖別された武器についての貴重な情報…あるいは伝聞をありがとうございます。
[吸血鬼に関する伝承をすべて鵜呑みにしたら、この部屋は護符の類で埋まるだろうかと思いつつ。]
[ロランが投げかけた「人を信じているんですね。立派だなあ」というあっけらかんとした感想。
そして、「己を信じる前に、他人を信じるのか」というオリガの問い。
むやみに人の手をとるのは、信用ではなく盲信だとカチューシャは評した。
組んだ指先を軽く唇にあて、恬淡と抑制された声で応える。]
わたしは自分を疑ったことはない。
そして「他者は自分と同程度に信用すべきだ」と、これは父が常日頃、わたしに諭していたことです。
むろん、父はその信念を守った結果を身をもって示したのだけれど。
[──「人は自分が見たいと思うものしか見ない」
いにしえのユリウス・カエサルの言葉を思う。]
[自身の魂は清浄であり、怯えは正常だという白薔薇の少女の論拠。
──それならば、この提案をしたわたしこそが、
もっとも怯えから遠いものを。
だが、それを自ら口にすることはせず。
誰かがそこに気づけば、こちらに向けられるであろう疑惑の刃を思い、唇薄く微笑んだ。]
単独行動をするなと、強要することはしません。
これはひとつの提案に過ぎない。
どうぞ、ご自身によかれと思う方法をお取りください。
わたしも──そうするでしょう。
[食堂での対話を続けつつ、視線の端で、民族衣装の娘を誘って出てゆくアナスタシアを見ていた。
健康的に日に灼けたナタリーと、蒼白と表現してよいほどに色をなくしたアナスタシアの膚は対称的で。
振り返る首筋の──紅。
アナスタシアの姿は、真鍮のティーポットに映ったけれど──]
[ベルナルトと「礼拝堂の虜囚」
ニコライと「ロランの病気」
城主の不在と「繰り返される宴」
気になるものはいくつもあるが、やはり、アナスタシアを追おうと椅子をひいた時、グレゴリーが食堂へ来て、リディヤの死を告げる。]
──何故…、
[脳裏に赤いケープを抱きしめたのは一瞬。
すぐに背筋を伸ばし、グレゴリーに詳細の報告を求めた。]
場所は。死亡状況は。死因は。死亡推定時刻は。第一発見者は。
[尋ねながらも現場への案内を促す。
グレゴリーは無資格ながら軍医を務めていたのだ。
状況把握は的確と思われた。]
― 書庫 ―
[探していたのは、城の歴史を著したもの。
これほどの古城ならば由来や所有の変遷が遺されていないかと]
――そう甘くはない?
それとも、ある日突然霧から生まれ堕ちて、それ以来ずっと同じ主が統べているのかしら。
[薄暗い書庫に棲む旧き過去の遺産。
引き出し、手繰り、耳を傾けても彼らは語らない。
女の求める解。
"片割れ"を欠いて空ろになった半身を、再び充たす術は――]
これといって益になることが書いてありそうもないわね。
[つまらなさそうに、文字を追った視線を外す]
こんな面白半分の怪奇譚よりも、当事者に聞いたほうが早いと思わない?
[腰を屈めて本を覗き込む姿勢のまま、ナタリーにぬばたまの*瞳を向けた*]
[フィグネリアが近づきリディヤの頬に触れる。
男は黙ってそれを見ていた。]
……
[リディヤを祭壇に横たえた。
まだ埋葬する場所すら分からないのだ。無闇に動かさないほうがいい…そう思った。
ユーリーが来ればリディヤの状況を説明しただろう。
ロザリオについて彼が触れなければそのまま持って、
ロザリオを渡せと言われればこれだけは手元に置かせてほしいと嘆願するだろう。]
ユーリー殿、申し訳ないですが部屋に戻ってよろしいですか。
[肯定されれば部屋に、未だしばらくいるようにと言われればそれに従う]
―― 1階廊下 ――
どう…しようかな。
[ぽつぽつと緩い足取りで、だが歩みは自然と自室への経路を選んでいた。
あの子が亡くなったことに驚きはしたけれど。
どうして、とか。殺されたの、とか。
そういう疑問は余り無くて。これから調べるという騎士の答えには、
結局吸血鬼の三文字しか残らないんじゃないだろうか…理由無く、そう感じた]
[自室に篭ってばかりいたら、あのユーリーという人あたりは、
自分を怪しいと疑いでもするのだろうか。
――別に疑われて、困ることなどないけれど]
ラビの眠りを邪魔されるのは厭だなあ。
[絨毯の敷かれた廊下は音を立てない。
生活感が無いよね、なんて思う。
此処には生の賑やかさが無い。
在るのは寧ろ死の――]
―ロランの部屋―
[二階の西側、窓のある一室に城主は現れる。
躯は熱から解放されているというのに魂は未だ熱に苛まれ
甘く切なく囀り続けた小鳥の眠る場所]
部屋の主はいないみたいね。
[あたりを見回しぽつと紡ぐ。
ロラン一人ならば何れ話さぬといけないのだし
見られても構わないかと思いながらラビの躯に歩み寄る。
眠るような彼女の頬へと手を宛がう。
今ならば彼女よりも城主の手の方があたたかいだろう]
――…眠り姫、目覚めの時間よ。
[囁きかけるその声は酷く優しく響いた]
―ロランの部屋―
[白く滑らかな肌からは薔薇の薫香。
ラビの首筋へとくちびる寄せて白く鋭い牙をその肌に宛がう。
柔らかくも弾力のある肌をちろりと舐めるが
魂が抜け落ち意識なきその躯は反応を示さない]
――…吸血の快楽を味わいたいのであれば
この躯へと戻り愉しむが良い。
[誘う声をラビの魂へと向けてわらう。
待つのは少しの時間。
軽く顎を引けば白く薄い肌をつぷりと破り牙の尖端が埋まる。
自らの血と少女の血とが混じる複雑な味が口腔へと広がった。
牙を深く穿ち溢れる血を啜り眷属としての生を吹き込む]
――…ン、……くっ。
[漏れる吐息に滲む甘さは愉悦の色]
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