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―本棟四階/居室―
――…あの薔薇はあのことの思い出。
穢してはならぬモノ。
[常よりも低い声で呟いて寝台に膝をつく。
名も知らぬ赤いケープの少女が別の場所を望んだなら
気が進まぬながらも連れてゆきはしただろうが
あの場所だけはそのままが良いと思う。
白薔薇の似合う穢れなきディアーナ。
けれど今腕にある白は別の魂――]
ふふ、その時期になったらご招待しましょうか?
[くすりと笑って首をこてり。]
[もちろん、ここから出られたらの話ではあるがそれは敢えて口にはせず。]
えっ?
[その後のアナスタシアの言葉>>48はすごく意外だった。]
[口は悪い、木や屋根に登る、スカート嫌い…挙句乗馬まで。]
[自分と殆ど同じじゃないか、と。]
えっ…それって…私も、ですけど。
[彼女の時が止まってしまっていることは知りもしない。]
[今はこのままでも時が来れば女らしくなる…ということだろうか?と捉えた。]
だって、画だけでも魅力的で…。
本物はどんなにかと思うとそわそわしちゃいます。
[城主に対しての言い方に違和感を覚えたが、抱いた憧れは消えることはなく。]
何か、調べごとでもあるんですか?
[書棚を見始めたアナスタシアに問いながら、自分も別の書棚を見上げる。]
[自分が探しているのは、吸血鬼についての記述。]
[どうも自分だけ、危機感が希薄な気がするのだ。]
[それはもちろん、噂や伝承の伝わり方が緩いし、実感が湧いていないせいなのだが。]
えーっ、と。
[背表紙をじーっと眺めていく。]
[何を探しているのかと聞かれたなら素直に答えるのだろう。]
[吸血鬼を知りたい、と。**]
[トリスの言葉がどんなものであれ、拒む心算は元よりなかった。]
分かりましたわ。
出来るか分からないけれど、お約束します。
[だから。]
嗚呼……。
早く、早く、お逢いしたいですわ。
[うっとりと、心からの願いを乗せて漏れ出る吐息は甘く。
始祖に魅入られたる娘の貌は、城に来てから最も美しい笑みだっただろうか。**]
[男はすでに冷たくなっていた少女に語りかける]
リディヤ…なぜ一人でいってしまったんだい?
リー…リャ……!!!
[愛称が口をついて出た瞬間、男は目を見開き、膝から崩折れる]
リーリャ……!!
[男の記憶から封印されたはずの…
二度と思い出すまいと決意したはずの…
それは男の―娘の名]
だから……そう…だった…んだ。
[今となってはわが子の顔も朧げなのに、リディヤの名を聞いた時から言いようのない愛おしさを感じていた。
それが何故か分からなかったが…気づいたときにはもう
何もかも手遅れだった]
――…ン。
[微かに掠れたような音色が響く。
寝台から下りれば常と変わらぬ城主の姿]
咽喉、渇いた。
[気だるさを漂わせながらふらりと歩む先は水差しのある卓。
アヴァクームがかえたであろう水と注ぎ其れを煽る。
は、と息を吐き揺れる水面を見詰めた]
眠り姫を迎えにいかねばならぬか。
[眷属になることを望んだ白い小鳥。
始祖の血は彼女の身体を密やかに生かし続けていた。
深い眠り、仮死の状態はそう長くは続かない]
――…ロラン、ね。
[願われた事のもう一つを思い出し悩ましげな貌。
何れ会わねばならぬ存在の名を紡ぎゆると首を振る。
退屈を感じる間もないのだから喜ぶべき事だ]
ああ、あのこの所に行けば会えるのかしら。
[ぽつりぽつりと呟くも直ぐに動く気配はない]
――…抗う、か。
今回は眷属に害が及ぶことはないとは思うけれど。
[名も知らぬ生贄の少女の声は未だ聞こえない。
一年前の惨事を教訓としてか今回の宴では眷属を見えぬようにした]
血を流すを望むは人か魔性か。
嗚呼、武器庫の件も伝えるべきか。
[気が進まぬ気配を滲ませながら物憂げな吐息を零し
玻璃の湛える水をこくりこくりと嚥下する**]
―酒庫―
やっべぇな。
こいつは絶品だ。
[何口か葡萄の酒を呑んで漏らした感想。
朝食を食べたばかりではあるものの、喉にすんなりと染みこんでいく]
同じ『あか』だけど……味は全然違うんだろうか。
俺には血なんて鉄臭い匂いしか感じねーけど、飲む人が飲めば酒よりもうめえのかな……
[再び地下の暗がりに酒瓶を翳す。
戦場に散った『あか』も、こうして瓶に集められれば美しく輝いたのだろうか]
え、アナスタシアさんが反社会的だった…?
[アナスタシア>>62に想像できません、と首をかしげる。]
私も反抗的…な部分はありますけどね。
[活発である理由に姉への反抗心があることを今は自覚していた。]
[どうしても比較されるならば、違う土俵で姉の上を行けばいいと。]
[結果それが自分の願望を膨らませてしまうことになったのだが―]
[そこまでは気がついてはいない。]
―ん?
[舌打ちのような音が聞こえた気がして、瞬いた。]
[けれど薔薇が似合うと言われてうふふと笑う。]
薔薇が似合うって…私もちょっとオトナになったかなって。
そんな風に思っちゃいます。
[くすくす、と屈託なくうれしそうに。]
わっ、ありがとうございます。
[吸血鬼の伝承の本を受け取って、ぺこりと。]
[それから書棚を離れ、近くの椅子に座って頁を捲る。]
[おどろおどろしく描かれた挿絵やエピソードを流し読んで、これはと思った。]
[自分が抱いていた印象よりもずっと…恐ろしいものとして描かれている。]
[ただ、なんとなく得心が行かなくて―]
[ううん、と小さく悩むような声を漏らし*頁を送る。*]
どんなもんなんだろうな。
やっぱ痛ぇのかな。
[だれも居ない酒庫に、男の笑い声が響く。
臆病な青年は、首筋に掌を当てて笑う。
贄の少女の甘い声。彼女には傷跡はなかった――けれど]
よし。
こいつは失敬させてもらおうっと。
[瓶の口に無理矢理栓を詰めなおし、青年はボトルを抱えて酒庫を去る。
少しぶらついた後、部屋にボトルを置きに行く心算**]
──…。
[不安ならばひとりきりにならないように、と告げたことが、むしろ客たちの間に互いへの不信を増した様を観察している。
「誰がそう(吸血鬼)だと判らないのに」というヴェロニカの第一声は、避けるべきものが見えていない彼女の状況をストレートに伝えており、
即座にロランの体調を気遣うニコライは善良そのものと感じた。
このふたりが吸血鬼であることは、まずないと判断する。]
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