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[立ち読みしていると、通信が入ったことを知らせる端末のライトが点滅した。通信機はケヴィンに奪われたんじゃないかって?私の通信端末は、105(8)つまであるぞ。]
―――――――…良い所だったのに。
[39点の漫画だが、結構楽しんでいたらしい。
レジに行って購入しておいた]
これ、くださいな。新刊があるならそれも。
[そう言えば治療費をまた踏み倒したことを思い出したが、些細なことだった]
[適当に歩いて5(5)まで辿りつくと、通信を返す。
1:釣り堀
2:空き地
3:近くのホテル
4:謎の遺跡
5:宇宙船用港]
嗚呼、連絡が途絶えたままでしたね。すみません。
ケヴィンさんに端末を盗られていました。
それから何をしていたのかって。
――――…ええと、漫画の立ち読みしてました。
いえ、真面目にやってますよ。本当に。
[宇宙船用港には、小型船から長旅の補給に来た大型船まで、様々な種類の船が並んでいる]
――――――――――!
[やる気なさそうに通信に返事をしていたが、とある船に気づいてさっと身を潜めた]
………蛇に盾…。
[それは明らかに内密に、といった雰囲気で停められていたAegis社の船舶]
貴方、また厄介な話に首突っ込んでいないでしょうね。
これ以上の面倒事は御免ですよ。
[恨みがましげにそう言うと、溜息を吐いた]
で、急な連絡って――――……は?
あの脱獄犯は使えそうにないから私一人でやれと?
そんな無茶な。
[用件はもう一つあったようで]
嗚呼、例の設計図の在り処が分かったんですか?
[返事を聞いて、数度大きく瞬いた]
……………………。ふうん。
[小さく声を零すと、通信を遮断した**]
ん、ありがとう、ミミコさん
僕にそんな事言ってくれるのは、ミミコさんくらいだよ
[僕は、美人だなんて言われた事がありません
いや、言われた記憶がありません
だから僕には、自信がないのです]
またね お赤飯、美味しいの作ってね
[ウサギさんの好物、お赤飯だったんだ]
[ぜんざいを食べ終わったコダマは、暇にまかせてカフェスペースの会話にちらちらと耳を傾けていた。
その中には無論、男と可愛い兎の人の会話も含まれていて]
…………。
+チョキ+
グー:なかなかいい雰囲気じゃんか。
チョキ:こいつますますわかんなくなってきた……
パー:ボクも兎の人をもふもふしたいな。
辛い……(ぐへえ
ぐー:おなかがへってちからがでないよー
ちょき:我、空腹ナリ
ぱー:このハバネロを作ったのはだれだあっ(ばーん
+グー+
スナック菓子……そう、このスナック菓子といふものは…
美味しい。まあそれは認めないところではない。
駄菓子菓子っ5(6)口目あたりを越えるとどうだ!?
油っぽくべとべとんな食感、70gで374カロリーといふ肉体へのダメージ!
しかし、その塩気につられ人は無抵抗に食してゆく…
これを悪魔と呼ばずなんといおうか!
[ハバネロぼりぼり]
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