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[自室に一人。二人の命の消えた事を繰り返し繰り返し考え続け。]
何でなんだろうね?何でヒューバートさんと、舞葉って子が死なないといけなかったんだろうね?
[思い返す。ヒューバートの塒を包んだ炎を。]
……ヒューバートさんに「殺意」はなかった。電雷がそういったからそれは間違いないんだよね。
あの時、電雷がそのことをヒューバートさんに言った時、
誰かほかにいたのかな?そんな気配はあった?
そうか、覚えてないよね。
それなら、どうしたらいいんだろう?
[目を宙に向け、黙る。自らの中の誰かの言に耳を傾けているかのように。]
……情報の開示の仕方?なんだか難しい事言ってない?
えーと、それってつまり殺意を持っている人を見つけるまで黙ってろって事なの?
……でもね、それって、誰か一人しか電雷は見られないよね、確か。
結局一緒…………
はぁ?んー、確かに無くした物探しとか、好きな人の事とかだったら一日に何回やってもあたしは具合悪くはならないけど…………
[そんな事していいのかなぁ、と首を傾げる]
もしかして、石動はすてらさんとかシャーロットさんとかヘンリエッタの事知りたいだけなんじゃないの?
[わざとらしく顔をしかめて、咎める様な物言い]
……あ、そうか。それはまあそうなんだけど。
でもね、無くした物探しくらいならともかくさ、好きな人の事は……むやみに聞いちゃいけないと思うよ。
でも……無くした物、か。
[銀髪の青年の顔が脳裏に浮かぶ。ウルズの過去は、彼自身の中に封印されているのか抜け落ちているのか]
…………電雷でも無くした記憶は見つけられないんだよね。
[自分自身の来し方をふと思う。
物心のつくかつかぬかの頃に電雷の依代となり、石動・裂光・業火をも受け入れるようになって。
自分を養っていた術師の死のどさくさで、一人でさまよう暮らしを始めるまで、
彼らが自分に憑いていた時、何をしていたのか
薄々は察しをつけているものの、直接には知らない。
回想から我に返ると今までの会話にけりをつけるようにきっぱりと]
うん、やっぱり妙な手を使うのはやめようよ。
[そういうと、誰かの姿を求めて*部屋を出た*]
[手当ても済み、ヘンリエッタを部屋に残し階下へと]
[雨音がやけに耳に触れる]
[リヴィングでは蒼銀の忍が死者を悼む鎮魂歌を]
────。
[重苦しい空気に小さく溜息を吐き、窓際部屋の隅へ座り込んだ]
[うっすらと、目をあける。
雨音と、流れる歌声以外はとても静かで。
ゆるりと身を起こし、目に入った長い蒼い髪に問いかける。]
…なぁ。
人を殺める事を、楽しいと思った事は、あるか?
[抑えた声は、僅かに震えていて。]
[人を殺すことを楽しいと思ったことはあるのか。という問いは自分に向けられたものではない。が]
人を殺すことを楽しいと思ったことは無いんだな。
[そこでふと気付く。では人を殺した時自分はどう思ったか?
答えはすぐに出た。何も思わなかった、なぜなら命令だから。]
[―己が歌に心捕われていたか。掛けられし声に意識を現へと戻せばそこは自らの部屋では無く。見回せばリビングらしきと直ぐに知れた]
ん…何?
[微かに沈んだ調子で続きを促し、そうして問われれば]
―全然。
[簡潔に答えるその声も、ウルズを見る瞳も、冷たい色を宿していた―まるで全ての心を*凍てつかせたかのように―*]
[静かな室内は、ただ重苦しい空気の中で。
目をやった窓の外で、雨の滴に揺れる枝の葉。]
…そういえば、あの子は?
[人見知りらしい少年は、こんな雨の日に寒い思いをしていないだろうか?
心配になって、小さな声で問う。
テーブルの上には、置き忘れられて黒ずみかけた茸。]
ヘンリエッタならきっと二階にいるんだな。もう一人の舞葉はボクも見ていないんだな。
[そこで言葉を切り、窓の外を見る。小屋の炎はもう殆ど見えなくなっている。降りしきる雨が炎を鎮めてくれたのだろう。ならば・・・]
少し小屋を見てくるんだな。どうなってるか確認するんだな。
[そう言って館を出て小屋に向かった。]
…そうか。無事だと良いが…。
[淡い色の茸へと指を伸ばす。
帽子のような小さな傘は、ぐずりと腐り落ち、崩れていく。]
…気を付けてな。
小屋が崩れるかもしれない。
怪我人は俺ひとりで充分だから。
[様子を見てくるミッキーに声をかけ、見送る。]
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