情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[>>32ナタリーの言葉を聴いて、胸の痞(つか)えがようやく取れたような気がした。
生きていることに罪悪感を持つのは、もう止めようと思う。
思いを振り切るように]
そろそろ、駅かな?
[窓から外を見ると、見るからに寒そうな凍てつく大地が見てとれた]
[>>33ベルナルトに頭を下げられたことに、不安がよぎる。嫌な予感がして…。
今まで人を頼ることを知らなかったらしい人間が、こんな時に物事を頼むなどということは、重要なことでしかないだろう。
この約束は守りきろう・・・・そう心で誓う]
>>37
そうだな。
では―――そろそろ行くか。
[ベルナルトの方へと視線を向け]
降りる準備をしろ。
緊急時とは云え、私もお前も人を一人殺してるんだ。
不必要で歓迎出来無い面倒事は御免でね。
[テーブルの上のデッキからカードを二枚抜き、並べる。それはスペードのジャックと、ジョーカー。歪な形のブラックジャックだ。]
[真っ白な窓の外を眺める。
薄まる闇色は、夜明けが近づいているからだろうか。
片腕で窓を押し開ければ、薄く冷気が吹き込んだ。]
………っ、と。
[ぶるり、と身を震わせて手を離す。
窓は元の位置へと音を立てて戻った。]
………、……!
[はっとして列車内を見回す。
一瞬でも、正常な空気を身に浴びた為だろうか。
余りの臭いが鼻について仕方が無い。
死の臭い、血の臭い、これは――異常な状況ではないか?
いや、異常だ。と心の中で繰り返す。]
ナタリーはどうする?
着いて来るか?
別にお前さんは……取り調べを受けても、何も出て来ないだろうし。
サンドラや運転手達と仲良く取り調べを受けても構わないとは思うが。
下手に逃亡者として覚えられても、面倒だしな。
まあ、任せるよ。
頑張って、幸せになる事だ。ック。
くく……。
[何かが琴線に触れたのか、壺に入ったか。そんな風に、笑った。]
………何か、たった一夜で感覚がおかしいぜ。
死体の山、血の海の中で、何談笑してんだか。
[奇妙な空気の中、笑い出したいような、叫びたいような、おかしな感覚。急に、全身を襲う震え。]
…原因不明の死を遂げた男、急所を一突きで死んだ女、
銃弾に射抜かれた人狼、ナイフで血塗れの男……
列車の前方にも後方にも、10体の死体。
飛び降りた女の死体は此処には、ない。
10体……!?
[何を今更と思うようなことを、ひとつひとつぶつぶつと繰り返す。
サンドラの視線には気づく事が出来ず>>36、降りるぞと声を掛けられても、眉間に皺を寄せたまま。]
>>43
一体どうした。
機関室に一つ。
此処に四つ。
私の部屋に三つ。
その隣に一つ。
向こうに一つ。
車外に恐らくは一つ。
車内には、十個の死体だ。
面倒この上無いね?
だから到着と共にさっさと逃げる。
それが、どうかしたか。
不必要で歓迎出来ない面倒ごと、確かにそうだな。
でも、この血も、あの血も、
生きてる奴等も、喰われた遺体も、全て置いて?
[逃げるということか。
それはそうだろう、留まって律儀に尋問を受けるとは思えない。]
逃げた後は、誰かの心を壊すまで嬲って、お前に、器として差し出して。
そして………そして、どうするんだ。
意味は、あるのか……
[自問するように呟きは続く。
内容は周囲にも聴こえていただろう。]
>>46
人生に意味は無いよ。
遅かれ早かれ、どうせ誰もが死体になる。
死体になったら、それで終わりさ。
[そう云う少女は、何処か愉しそうで。]
だからこそ、意味を作り出す。
自分の生まれて来た意味を。
生きる意味を。
作り、見出し、与え、時には奪う。
それが、充実した人生って奴さ。
ベルナルト。元より意味なんて無いんだ。
それでも。
意味が、見つかりそうか?
…………っ、
[シャノアールの言う通りに「仕事」を済ませ、カチューシャが戻って来たとしても。
誰かの犠牲によって生を取り戻すことを彼女は望むのか。自分の意志とは無関係に人を殺したその身体で生きることを望むのか。
そう、二等室のあの部屋でも迷い、シャノアールと"契約"した後も幾度も胸を過ぎる、問い。
先の事を考えれば、全身が怖気立つ。
自身の思い入れだけで、自分はあの少女により深い傷を刻み、消えない十字架を背負わせようとしているのではないか――?]
[長い長い、息を吐く]
……何でだろな。
傷ついた細い喉とか、声が出せないトコとか見てたら、
護らなきゃいけないと思った。救わにゃならんと思ったんだ。
何が何でもこいつは生かさなければいけないと思った。
[最初の死者が出た後、探し回ったのも。
食堂室での集会に混ざりつつ、何処かで気にかけていたのも。]
でも、それだけじゃなかった。
多分、何よりもまず、生きていて欲しいだけだった。
[独白のような言葉の後、誰にともなく紡ぐ。]
シャノアールは……魂の状態で見てるっつってたな。
其処にいるかは分かんねーけどよ。
俺はお前を救えるもんだと思ってた。
でも、この方法じゃどう考えても駄目だった。
人の都合なんざお構いなしの身勝手な奴が乗り合わせてて、悪かった、な。
[シャノアールの愉しげな声を聞く。
少女の物なのかシャノアールの物なのか分かりはしないその声も、妙な親しみさえ覚えてしまう程度には、もうすっかり聞き慣れてしまった。]
意味、か。
ああ、人生に意味なんかなかった―――ずっと。
んっとに、笑えるぜ。ロクに回りもしねぇ頭で、会って間もない子供をどうにか護ろうとしてこのザマだ。
散々色んなモンに手を染めてきて、色んなもんを犠牲にしてきた俺がだ。
……尤も、これも、生きる意味を見出せてたってことになんのかも知れねーけどな。
[胸元の銃を取り出し、カチューシャに向ける。
撃鉄を起こし照準を合わせれば、僅かに自身の眉間が動いた。]
そう、死体になったら終わりなんだ。
だからこそ意味を求めるってのにも、異論はない。
だが、身体も人生も一人に一つだ。
カチューシャの身体はお前のモンじゃねえ。
次の身体も、そいつ自身のモンだ。
何より、お前みたいなのを解放したら、
死んだ奴らに申し訳が立たない。
契約反故で悪いが――返してもらう。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新