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次の日の朝、案内人 ラビ が無残な姿で発見された。
第一の殺人が起こった。
誰が発見したにしろ、死体の状況から、人狼の襲撃によるものだと気づくだろう。
故郷を愛しい者達を、血の惨劇に陥れたあの“人狼”が、再び自分のすぐ傍にいると悟るだろう。
何をどうすればいいかは、2度目ならわかっているはずだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、やるべきことは…。
現在の生存者は、無頼な整体師 ミハイル、講師 ダニール、未亡人 アナスタシア、永遠の旅人 エーテル、沈黙の カチューシャ、青年 サーシャ、写眞店店主 シュテファン、落胤 ロラン、放蕩息子 ベルナルト、放浪者 イヴァン、背徳の賢者 シャノアール、医者の娘 ナタリー、陽気な女将 サンドラ、賭博師 ユーリー の 14 名。
― ロランの個室 ―
[そして、ロランを個室に送る。
想像以上に軽いうえ、伏せられた前髪からは表情は見えない。
なぜか勝手にかなり具合悪いのかと思い、とくに話しかけずにそのままベッドの上まで運んだ。]
ん……
まぁ、あのトランクごときでも持つのが辛いのはわかるかなぁ。
[下ろす間際にそんなことをつぶやく。]
さて、と……。
それでは、私もそろそろ休ませて貰います。
[そう言って、食堂車を後にする。シュテファンを探しだし、隣の部屋で眠ることを決めたようだ*]
―個室―
[みたい、とか ごとき、とか。
どうにもひっかかる言葉を口の中で繰り返しながら、
寝台に下ろされれば、何故だか居心地の悪さに目を背けた]
……一応、礼を言う。ありがとう。
けれど、多分、その……。
顔色が悪い、というのは、もともとのものだろう。
[崩れたマフラーを引き上げる、
ちらと覗いた華奢な首筋もまた、陰性植物の白さと同じく]
[一等車両に入り荷物を下ろすと、にたり、と周りを見回した。
そしてライカを取り上げると興奮した様で、かしゃりかしゃりと方々に向けてシャッターを切っている。
その時。
ガラーン!ゴロゴロ!!と何かがぶつかり倒れる音が響き渡り、びくり、と飛び上がった。]
…一体何事ですか?多分これは、機関室の方ですね…。
[放っておこうかとも思ったが、先からの嫌な話題が脳裏にこびりついている。]
自分の目で、確かめないことには安心できませんかねぇ。
[ぽそり、と呟いて機関室の方へと向かった。
少し、ぶるりと震えながら。]
あのう、…もし?失礼しますよ?
杞憂だとは思うんですけれどもねぇ。
[寒々とした通路を通って、ぽそり、と呟きながら灯りの灯る機関室の扉を開ける。
ギイ、と嫌な音を立てるそれがゆっくりと開くと、足元に点々と黒い塊が落ちているのが目に入った。]
…やっぱり思い過ごしですか。
石炭のバケツが倒れただけですね。
[願望を込めた口調で更に扉を押し開く。
と、その願いは儚くも打ち砕かれることになる。]
>>3
元々なのか?
ちょっと消化器良くないのかなぁ?
[そして、職業病らしく、当然のようにその両肩をがしり掴む。そして、背をしゃんとさせようと…。]
あ、わりぃ。
[途中でふいだったことに気がついた。]
ぅ…うわああああああああーーーーー!!!
[駆動音の単調な響きをつんざいて、叫びが列車内にこだまする。
写眞店の男が、そこで目にした物は、
「あの、ちょっと連絡とってみます。」
と言い残していずこかへと下がって行った案内人の少年。
その残骸。]
[身を起こす]
…あぁ、気になるじゃねーか。
なんだか喉も渇いたな…。
[鞄を寝台の下に押し入れると、部屋の鍵をあけて廊下に。そして食堂に]
[うつら、うつら。薬のせいか疲れのせいか、眠気はすぐにやってきた。
車輪の音を聞きながら、見るのはもちろん狼の夢。
一度目は十歳の時。街へと向かうサーカスは砂漠のキャラバンと合流し、砂漠の中で朽ち果てた。
座長がけしかけた猛獣の喉笛を一瞬で食い千切り、爪の一撫でで座長を二つに裂いた狼に、恐怖と、畏敬と、美しさと……ないまぜになった感情を抱いたのが、はじまり。
人が恋と呼ぶものを、尊敬と呼ぶものを、信仰と呼ぶものを。
自分が抱いているとするならば、それはあの気高い姿に。]
[シュテファンの背中に手をあて。震える温かい肩をゆする]
おぃ、何があったんだ!
[ゆるゆると手があがり、奥を指差す。目をこらして見れば…何かが居た]
っ!? この臭いは…。
[思わず口元を抑える。血の、臭いが]
……待ってくれ。何だってんだ…。
俺は見たくない、見たくないぞ……っ!
っっ!
灯りを持ってくる!!
[シュテファンを置き去りにし、灯りを求めて食堂車へ向かった]
[大きな声が聞こえて、目が覚めてしまいました。
寝ぼけまなこでふわふわ部屋の外へ様子を見に行きます。
人が集まって来ていたので後ろからこそこそ覗き込もうとしました。]
[もし。シュテファンの悲鳴を聞きつけて人が食堂車に集まれば。灯りを探しているユーリーから、ラビの死体が機関室で見つかった…と知らされるだろう**]
>>19
[小さな悲鳴、それは、やっぱりどちらかというと女性っぽくも感じたが…。
掴んだ肩も、どちらかというと…。]
ああ、本当にすまん。
ちょっと診てやろうかと思ったんだが……。
ええと……。
[そして、言葉に詰まった挙句、
ここで、不躾に聞くのもなんだと思い……。]
まぁ、今日はゆっくり休むこった。
[明日でいいかと判断して、そう告げると、部屋から出て行く…。]
ほー。優雅な列車の旅とは行かないけど、こーいうのも味があっていいな。
[あれこれと飾り付けるよりも、こざっぱりと簡素が好ましい。何事もそうだ。
自分の言葉に余計な装飾が多いことは二の次に、満足そうに頷く。老朽化した列車である上、今居る此処は然程良い部屋でもなさそうだったが、不思議と落ち着けるようだった。
ベッド脇に腰掛けて窓の外を眺める。]
…………、占い師、ねえ。
[面倒臭そうに何事か呟いて、トランクを開く。
几帳面に畳まれたシャツの間、探し物よりも先に目に入ったのは、紋章の刻まれた懐中時計。]
…………っ。
[眉間の皺が深くなる。
瀟洒な施されたそれを握り、壁に投げ付けた]
[瞬間、
ガタン!予想以上に大きな音が響き、思わず顔が引き攣る。]
―――へ?
もしかして俺、今何か壊し…
確かに八つ当たり的に投げたけど、やっべー…弁償する金なんざねーぞ。
[投げた方向を恐る恐る見れば、懐中時計は元のままの形で転がっていた。
刻印には相変わらず嫌そうに顔を顰めつつも、金を指先でなぞり故障していないかどうかを確かめる。]
お前、投げた位で壊れんなよな…
べ、べつに壊れても罪悪感覚えたりしねぇけどな!
無けりゃ無いで不便なんだよ。
[勝手な呟きが届いたのか、果たして時計には傷一つなく、弁償を恐れた車内の家具にも異常は見られなかった訳なのだが]
それじゃ、今の音は一体何だってんだ……
………ああ、
そうだった、君は整体師、なのだったな。
気持ちはありがたく思うが、それならそうと言ってほしい。
……驚いた。
[心底からの言葉と吐息が零れる、
何か言い淀まれたようなことには、さすがに気づいたけれど]
ああ、君も休むといい。
……私も、大分疲れた。おやすみ。
[去る背を見送って、そのままぽふりと寝台の上に倒れこんだ]
……!
[悲鳴を聞けば飛び起きる。走る。]
ほんとに? ほんとに?
[うっすらと漂う血の臭い。どんどん濃くなるにつれ、高鳴る鼓動と期待を抑えきれない。
足が速いとは言えない青年を、途中何人かが追い抜いただろうか。やがて機関室にたどり着けば、そこにあったのは……]
狼様、居るんだ……!!
[歓声はかろうじて飲み込んだけれど、喜びの表情は隠しきれない。脳内を埋め尽くす幸福感。止まらない高揚感。]
……あれ?
[どれくらいそうしていただろう。不意に、ずきりと傷が痛んだ。走ったせいにしてはタイミングのおかしい痛みに、胸を押さえる。]
あ……れ……?
[ずきずきと、痛みは止まらない。
……まるで、彼に"祝福"を与えた狼が、仕えるべき主を間違えた狂人を責めるように。**]
[収まらぬ動悸に肩を抱いて、身を丸める]
……別にどうということは、ない のだけれど。
[ぽつり呟けば、少しだけ、横になるつもりで、
硬く冷たい寝台の上に身を投げ出し、マフラーを外す。
あったはずのものがない首筋の感覚にいまだ慣れない。]
………、
[そっと、手を首筋にやる。
狭い客室内は息苦しいと思うのに、とても落ち着く。
その事実に落胆しながら、重い目蓋を一度閉ざして――途切れる意識
やがて悲鳴が聞こえれば、
幾分ぼうっとしたまま扉からそっと顔を覗かせた**]
皆さん、どうしちゃったのかな?
[廻りの放心するような恐怖に震えるような雰囲気に、
軽いデジャヴュを感じる。
まさか、本当に人狼が出たのか?]
[食堂車で明かりを探す。戸棚をあさると蝋燭を25(30)本見つけた]
…よし。後はマッチか…。
く、俺のは鞄の中だしな…
[マッチ捜し中**]
おーい、どうしたんですか?
[どうやら、シュテファンは
ショックで放心状態にあるようだ。
面倒くさいなとちょっと考えてから、
まずはシュテファンを、
皆のいる食堂車に引きずることにした。]
おーい、誰か、シュテファンさんの面倒を見て貰えませんか?
[まあ、とりあえず人のいるところに連れてくれば、
誰かが面倒を見るだろう。
そう考えると、シュテファンが座り込んでいた扉の前に
戻ることにした]
[扉を開くと、鉄の臭いと赤い色が飛び込んで来る。
あの村で散々嗅いだ、イヤな臭いだ。
もう、あんな騒ぎはゴメンなんだがな。
軽く舌打ちをすると、
それでも何かの冗談であることを期待して、
中を観察する。
相変わらず、醒めた男だな。
こんなんだから、狼だと疑われたんだ。
そんな考えが頭に浮かぶが、
意味もなく騒ぐ振りをしても仕方ないと考え直す]
[部屋の中をじっくり見ると、
部屋は最初の印象の通り、
誰かの血で真っ赤に染まっているようだ。
床には、血をぬぐったようなタオルが何枚かあり、
案内人の残骸があった。
残骸と言っても、顔は残っていたから、
案内人だと判る。
案内人の表情に恐怖という感じはない。
襲われた時の叫び声が聞こえなかったんだから、
一瞬で殺されたんだろう。
とすると、この壁の血は心臓が止まってから、
人狼に塗りたくられたものなのかな。
人狼は、悪趣味じゃないとなれないとかあるのかね。
ため息を吐くと、残骸を確認する]
―食堂車―
[ずるずると、半ば引きずられるようにして肩を貸され、食堂車へ連れて来られた。
しばらく椅子に座って焦点の合わない眼差しで震えていたが、やがてゼンマイ人形のようにぎこちない動きでとぷとぷと大振りなグラスにウォッカを注ぐと一気に飲み干した。
元よりさほど酒に強い方ではないが、ショックのせいで酔いは回らない。
そのまま座席に座り込んで、訪れる者に「案内人が―ラビくんが死んでます」と人形のように繰り返している。]**
[残骸は、やっぱり本物のようだ。
まあ、前の村で見せられたものに似ているというだけで
医者でないから、死体が本物だと断言などできないが。
首が獣に喰いちぎられたように、胴体と離れている。
この時は、さすがに返り血を浴びたはずだ。
その血は、あのタオルでぬぐわれているか。
それでも、血で汚れた服がないか
確認してみた方が良いだろう。
もっとも、人狼は裸で襲撃しているのかもしれないが。
まあ、その辺は何もしないよりはマシだろう。
身体の方は、獣に切り裂かれたように散らばっている。
手足よりは、内臓を喰われている感じか。
内側が引きずり出されて、捩れているように見える。]
[頭の方は、顔をわざと残したのかもしれないが。
髪の方は血でべっとり濡れている。
この調子だと、後頭部が割られて、
脳ミソも食べられているのかもな。
あの時みたいに。
でも、今回は顔が残してあったから、
誰が襲撃されたか判ったけど。
もし、残骸を列車の外に捨てられたら?
誰が襲撃されたのかも判らなくなる?
まあ、その時は、その時か。
とりあえず、生き残る為の対策を立てなきゃ。
前の村での経験や対策を考えながら、
食堂車に戻ることにした。]
[個室の寝台に横たわり目を閉じた。
何故だか眠れなくて、寝返りを何回もうっている内に、
遠くから悲鳴が聞こえてきたような気がした。]
…誰?
[一人きりの部屋で呟いた問いに返ってくる声はなく。
そろそろと起き出すと、廊下を覗き込んだ。
人の行き来はあるだろうか。]
−→食堂車−
[ひとまず食堂車に向かうことにした。そこなら誰かしらいるだろうと。
人に会うことがあれば、悲鳴をきいた話をするだろう。
食堂車に入ると小刻みに震えている写真屋の姿が目に入った。]
シュティファンさん…だったかしら?
どうされました?
[近づいて、声をかけたが、呟きを繰り返すばかりで。]
ラビさんが、死んでる?
[思わずぐるりと辺りを見回したが、その姿はみえず。
それは一体どういうことですか?尋ねてもまともに答えは返ってこないだろう。]
[状況が見えないのは不安だが、
心細そうな人の傍を離れるのは躊躇われて。
しばらくするとイヴァンがやってくるのがみえた。
彼が何か話し出そうとすれば、耳を傾ける*]
えーーと、確認してきました。
まず、皆さん、落ち着いて下さい。
騒いで、状況が良くなることなんてありませんから。
俺は医者じゃないんで、本物か確認は難しいんだけど。
案内人のラビさんが、獣に襲われて亡くなっているようです。
状況から言うと、
どうも人狼が出たという話は本当のようですね。
で、前の村でも、人狼が出た時に経験から、
人狼対策を取らないとまずいと思うんですが。
まずは、今晩、ラビさんが食堂車を出てから、
シュテファンさんの悲鳴を聞くまでの
皆さんのアリバイを聞かせてくれませんか?
誰かと一緒にいたとか。正直に。
俺は、二等車で1人で寝ていたんでね。アリバイはないです。
それから、荷物の中身の確認もさせて貰います。
女性の荷物は女性で確認して下さいね。
その後、昼間は人狼が出ないはずなんで、
人狼が隠れていないかの家捜しをしましょう。
もし、誰か隠れていれば、それが一番怪しいんですけどね。
あ、後、シャノアールさんが占い師さんなんでしたっけ?
占い結果はどうなっているんでしょう。
他にも、占い師だと言う人がいたら出てきて下さいね。
前の村でも、そういうことはあったから。
とりあえず、それだけやったら、後は対策を考えましょう。
人狼を退治する為に。
[うーん、電車が止まらないなら、
怪しい奴には1人ずつ、電車から降りて貰うしかないな。
放り出されても、雪の上とかに落ちれば、
無事かもしれないし。
電車の中でリンチにするよりは良いでしょ。
それで、出来れば、今日から夜は全員食堂車で過ごして
貰えれば人狼も動きようもなく、
目的地まで無事に行けるはずなんだけど。
前の村でも、パニクって閉じこもった人が
やられていったからな。
まさか、俺以外の全員が人狼でもない限りは、
全員一緒が一番なんだけど、さて、どうなるかな**]
―食堂車→個室―
[シュテファンとすれ違う時に、「奥さん」と声を掛けられる。]
奥さん……
[返事ではなく、その言葉のみを反復する。
愛する夫は、もう居ない。
後手に扉を閉めた。
人狼の前には無駄と知りつつも鍵の閉まる音を立て。]
[荷物を開ける。
――水晶玉。]
良かった……。
[破壊されたり、盗まれてはいないようだ。
だが、今後は持っていた方が良いだろう。]
ふう……ふう、
[呼吸を整える。
脳裏に、金糸の髪、パープルアイを浮かべて。
名は――シャノアール、と言ったか。]
[とりあえず、家捜しをするのは朝になってから。
俺が知っている人狼が襲うのは、一日1人だけなんだけど。
朝が来たかと思ったけど、時間はまだ夜中か。
白夜というのは、時間がわからないもんだな。
とりあえず、皆を呼んで、食堂車で過ごしていれば、
これから犠牲者は出ないはずなんだけど]
−食堂車−
[…は、何事も無かったかのように、衣服を整え、いつの間にか食堂車の席の端に座っている。案内人が死んでしまった事については…感想も述べず…]
…昨日は列車最後尾のタラップで星を見ながら風に当たっていたわ。…その後は、個室に戻ったわ。
…特に怪しい人影や、物音を見たり聞いたりはしなかったわ。
[少女は怯えながら、じーっとみてました。
イヴァンと名乗った男が、冷静に真っ赤になったお部屋を調べていたり、
その場を仕切ったりしています。
こわくないのかな、っておもいました。
だって、カメラ屋さんも、ゆりおにーさんもこわがってるようにみえたんです。
それなのに、ひとが死んでるのに、平気でじろじろみるなんておかしいです。
じぶんがやったからこわくないのかな?
そう思ってちょっとイヴァンをみました。]
[女は元より、自分の身に危険が及ぶであろうことを知っていた。それ故にシュテファンの傍で行動し、彼と共に死体を見つけ、今は食堂車で彼の背中を優しくさすっていたのだ]
……。
どうして……。
[そのつぶやきは、か弱く。不安そうで]
[ぴちゃり、血に触れる。]
いいなぁ……こんなに"綺麗"に食べてもらえて。
[取り繕わねばとささやく冷静な部分と、狂喜に身を任せたくなる衝動と。二つの狭間をさまよいながら、小さく呟いた。]
[…は戸棚の中からマッチを24(30)個探し当てた]
よし、これで何とかなるな。
[食堂車のオイルランプに近づき、マッチで火を灯していく。月明かりで薄暗かった室内が、オレンジ色に照らされる]
[…は、全員に蝋燭1本とマッチ1箱を持参するよう提案した。
自分の分は、早速ポケットに仕舞い込む。残りの蝋燭とマッチはテーブルの上に置いた]
……。
[イヴァンからの報告に顔を顰める。暫くすると口元を抑えた]
ごめ、俺、外の風に当たってくるわ…。
ラビの後始末、誰かに任せるぁ。
[…は、最後尾の展望デッキに向かった**]
[額に汗が滲む。
何も映らなければいい。何も。
ただ――シャノアールの確信を持った<<嘘>>。
人狼は、居るのだろう。
それは、彼女?それとも――]
Слушайте кристалла.
Она человек или волк?
Если блестящие красные волки.
<<水晶に問う。彼女は人か狼か?狼ならば紅く光れ。>>
[唱えた耳に届くは、男の叫び声。]
[食堂車寄り側の一等客室より、廊下に飛び出したところで、ユーリーの後姿を見かけたので、慌てて後を追いかけた]
ちょっと、一体何が…。
って、死体??
[...は食堂車に入っていった。時を同じくするように、人が集まり始めている。]
嗚呼……。
[女は絶望の息を零した。
人か狼か、見極める占いに必要な――犠牲者の血。
水晶に映るシャノアールの周りは、紅く光っていた。]
―再び食堂車―
[誰が犠牲になったのだろう。
暗がりに、食堂車へと向かう。
そこでイヴァンの報告を聞き、ユーリーからマッチと蝋燭を受け取った。
ぐるり、首を回して視界にシャノアールとシュテファンを捕える。
震える身体を押さえるように、両腕で固く自身を抱き締め。]
……わたしは、部屋に居たわ。
不在証明など、何の意味があるの?
人狼には仲間がいる。仲間同士「一緒に居た」と謂えば、一人だった人間に罪を被せる事は容易だと思うのだけど。
[そこへ、イヴァンがシュテファンを引きずってきた。シュテファンはうつろな表情だ>>34]
あー…そっか。見ちゃったのか…。
そんなもの飲むのおよしよ。悪酔いするよ。
あったかいお茶の方がいい。
強制的にでも体温上げた方が早く落ち着くんだ。
単なるあたしの経験上だけどね。
[そして、ふと自分に苦笑した。死体の発見=人狼によるもの、と自然に想定してしまったのも、きっとシャノアールの言葉のせいだったろう。どこかでやはり、という気持ちがあったのだ]
[イヴァンを見る。
場を仕切るかのような、男。
流される事に不安を覚える。
ほんとうに、信用して良いのだろうか?
本物の、占い師を炙り出そうとしているように思えてならない。
早く、体力を回復させ、あの男を占いたい。
あの男が人狼ではないという確証が欲しい。
ポケットに入れた水晶が熱を持っている。]
[ユーリーから蝋燭やマッチを受け取っていると>>52、そこにイヴァンが戻ってきた>>40>>41]
>イヴァン
アリバイ??そんなもんないよっ。
だいたいみんな初対面だろ。
それなのに自分の部屋に連れ込んだり、共に行動するほどすぐに仲良くなってる方が怪しく思えるけどね。
アリバイがある方が怪しいというか。
共犯って可能性もあるしね。
それと…あんたなんでそんなに落ち着いてられるんだい?
誰が犯人ともわからないのに…。
まぁ、とりあえずはいいけどさ。
荷物の中身チェックは…誰が考えても適当な判断だろうし。
…するのかい?しなきゃダメなのかい…。
[...は自分の、整理整頓とは程遠いバッグの中に隠しこんだハーレ○イン小説を思い出して、ものすごくイヤな顔をした。]
[人々の声が聞こえた食堂車に顔を出し、
イヴァンの状況説明が耳に入ると顔を顰めた]
案内人っていうと、あのちっこいのだよな。
死んだのか……
[嘆息し、震えるシュテファンと彼を囲む乗客に視線を流した]
人狼の仕業だと判断した理由は、傷の状態か何か?
俺はまだ死体を見てないからさ。
[確認のような、問いともつかぬもの。元より、聞くまでもないのだが。
化けモンの仕業だった――先刻のミハイルの言葉が頭を過ぎり、小さく嘆息すると窓近くの席に足を組んで腰掛けた。]
アリバイ……
さっき此処で話した後、一度戻るって言ったろ。
その後は今の今まで部屋にいたぜ。部屋は一人で使ってる。
[部屋の方向を親指で指し示し]
だから、アリバイはねーよ。
―食堂車―
[ミハイルが隣室であることは分かっていたが、
なんとなく声をかけてゆくのは憚られて、一人食堂車へ向かう。
途中、ナタリーに悲鳴を聞いたと聞けば、それには小さく頷いた。
彼女が写真屋と賢者の傍ら、声をかけるのを一歩引いて、見守る]
……死んで、
[案内人の死亡を伝える言葉が繰り返される、
現実味のない言葉に、ぼうっと立ち尽くせばイヴァンの冷静な声。気づけば、沈黙の少女と未亡人、2人がイヴァンを見るのと同じような眼差しを彼へ向けていた]
/*
こんにちは、村建てです。
時系列の件は収束しているようですが、
いちおう村建てとしての見解を。
あ、その前にプロローグでの匿名メモでの質問、
見落としてました。すみません。
瓜科はガチマークのある村がガチ村で、
ない村が非ガチ村ということになってます。
そも、村情報にもRP村と書いてあります。
村情報や村建て発言、あるならwiki(この村はwikiないです)に
目を通してから、村に参加するようにしてください。
/*
ところで、時系列の件は、当初の予定どおり、【進行中はずっと一晩】でお願いします。
通常の村と違って、動きにくいかもしれませんが、“朝が来た”等の描写はスルーの方向で。
設定等練り込み不足でご迷惑をかけているようで申し訳ありません。
ある程度の齟齬は適当に辻褄合わせしてしまって良いと思います。そう思って、あえて曖昧にしていた部分もあります故。ただ村情報や他の方の設定を壊してしまう動きは極力ないように
お願いします。
/*
村情報等に明記している件に関してはとやかく言ってしまいましたが、
今後の展開等は乗客の皆様で作っていっていただければ、と思っています。
村建ての意思表示が必要そうな時はこうして出しゃばってしまうかもしれません。
吊り及び死体発見RPに関しては早い者勝ちで良いかと思っています。
発見RPは、狼さんに匿名メモで状況を簡単に説明してから、の方が
赤ログとの齟齬がなくて良いんじゃないかと思います。
長々と失礼いたしました
>>59 サンドラ、怖いに決まっているじゃないか。
ほら、手だって、震えているだろ?
[苦笑しながら、俺は震える手をサンドラにかざして見せる]
だけど、ヤバい時には、感情を抑えないと、もっとマズイんだ。
前の村でも、パニックを起こした連中が、村を混乱に陥れていたよ。
まあ、家族が殺されりゃ、感情的になっても仕方ないんだが。
[俺は、辛そうな、哀れむような表情を一瞬浮かべると、それを振り払うように頭を振る]
でも、俺は、まだ死にたくないんでね。
出来るだけ、冷静に生き残る方法を探しているだけなんですよ。
>>60 ベルナルド、ラビさんの様子は、心臓に自信がない限りは見ない方が良いよ。
とりあえず、俺を信じてくれるなら、ドッキリでないのは確かだ。
それとも、手がかりでも探しに行くかい?
[しばらくラビの死体を陶然と眺めていたから、青年が食堂車に顔を出したのはかなり後になってから。悲鳴を聞きつけた人々がすでにだいぶ集まっていただろう。]
……マッチ。
[マッチとろうそくを手渡されれば、コートのポケットにしまい込む。折れてしまうかもしれないが、さりとて適当な入れ物も持っていなかった。]
……アリバイ、なんて。変なの。
[やがてイヴァンの言葉を聞けば、一旦目を伏せ……次に顔を上げたときには、冷たい目。]
おばさんの言うとおりだ。共犯が居ればいくらでも偽装できるじゃないか。
だいたい狩人はどうするの? アリバイなんて聞かれたら本当のことは言えない、狼じゃないのに嘘をつくしかない!
荷物の検査だっておんなじだよ、人狼の武器は爪と牙! 荷物なんてなぁんにもならない!
[食事の時、"狼様"について語っていたときと、同じ熱を孕んだ声の調子。
言葉を切り、くすくすと笑いながら。]
……ねえ、あぶり出すつもりなの?
[動き出す。人々をまとめようとする邪魔な相手を、阻止するために。]
―食堂車内―
[どれぐらいの間そうしていたのだろうか。
幽体離脱でもしているかのように、シャノアールに付き添われたり、ナタリーから労わるように背中を撫でられたり、サンドラがお茶を淹れて手渡してくれる様子を遠くの方で眺めている。
彼のこれまでの人生において、これほどまでに女性に優しく接してもらう経験はなかったものと思われるが、楽しんでいる余裕が無いのは実に不幸な事である。
やがてじわじわと感覚が蘇り、喉から胃にかけてがじんじんと熱を帯びているのに気づく。
経験上、もう少ししたら頭痛がやってくるはずだと思い、気が滅入る。
ふ、と探偵の真似事を始めたイヴァンに、習慣からか何となく反発した感情を抱くが、自分をここまで運んでくれた人物だと気づいて、そうそう強くも当たれない。]
[ふー、っとアルコール混じりの溜息をつくと>>60ベルナルトの方にのろのろと向き直る。]
ええ、間違いありませんよ。
町で警察の人員が足りなくなった時に、鑑識めいた仕事もさせられましたからね。
その時の被害者さんの傷口と…特徴が近いです。
[麻痺した感覚でも、記憶が背筋を凍らせるのを感じる。]
アリバイ…。
[とイヴァンの方を見上げ]
ぼっ僕の事はいいでしょう?!僕は第一発見者です!
その上このザマを見れば、僕がやったんじゃないと皆さんお解かりですよねぇ?!
[聞かれもしないのに、反動からか激昂している。]
あ。そうか。
パニックで吹き飛んでましたけれど、僕が部屋を出たところでシャノアールさんが気にして声を掛けてくれましたねぇ?
ああ、アリバイ!これってアリバイですよねぇ!!はははっ。
…その後の事はよく覚えてないのですけれども、こんな短時間でシャノアールさんが色々できるはずはないですよ!
[何かやっぱりテンションがおかしい。
横に居て、自分に力を送るように添えてくれている白い手を信じたい。
だがその人とは昨日会ったばかりで。
しかし僕に優しくしてくれるのも彼女で。]
[思考のループを振り切るように軽くかぶりを振る。]
ええ、それで、対策、ですか。
荷物検査、ですか?どうしてもしなくては駄目…でしょうか…?
いや、何と言うか…。
そ…それなりに僕も男、ですからねぇ。
[赤くなってゴホンと咳払いをする。]
そしてこれからは…、ええ確か、そうだ、占い師さんにお伺いを立てて狼の目星を付けるのでしたっけ。
…いや、お恥ずかしながら、僕の町で人狼騒ぎが起こった際に、僕はちょっと…何と言うか、蚊帳の外だったものですからねぇ。
[暗い面持ちで気まずそうに目を伏せた。]**
……人が死んでいる、ということは、事実なのだろうけれど。
既に人狼の仕業だということを前提に話しが進んでいたこと事態、
私は不思議に感じるのだが。
[経験の相違もあろうが、と添えて]
人狼がいる、と言い出されて、
すぐにこのようなことが起きるなんて……、なんだか話しが出来すぎてはいないか。
[ぽつり、呟いてカウンターへと向かう。
見えない姿をちらり、探してから温かいお茶を一杯注ぐ]
[不慣れな様子で手元を働かせていれば、
熱を孕んだ声音に振り返った。]
サーシャ、
…………ぁ、
[手元から目を離せば湯が跳ねて、
じわり、赤みを帯びた指先でカップを抱えて彼の元へと歩み寄る]
……痛みはもうひいたのか?
[案じる眼差しを向けながら、彼の言葉にゆるく首を傾げた。
カップからはミントの目の覚めるような香りが立ち昇る]
[家族が殺されれば感情的になっても仕方が無い……イヴァンの言葉>>65を否定するように、僅かに口元が持ち上がる。
それが普通の感覚ならば、間違いなく自分は狂っていたのだろう。弟の死が愉しくて、嬉しくて仕方が無かったのだから。]
ま。好き好んで見たいモンでもないし、今はやめとく。
これだけの人数が死んでたってんなら確かなんだろう。
[向き直ったシュテファンの顔>>68を暫く見詰める。
少しばかり落ち着きを取り戻しているようには見えたが、未だ表情に残る怯えを汲み取れば、何も言わず一つ頷いた。]
第一発見者はシュテファン、そんで、一緒に居たのはシャノアール……
……占いの結果は、いつ頃分かるんかな。
[アリバイがあると主張する彼に、何処か憐れむような視線を向けた後、静かに逸らした]
荷物の検査は…別に構わないけれど、
検査して、人狼であることないことどう証明するの?
よくわからないわ。
[疑心暗鬼の方位磁石は、何がきっかけで傾くかわからないから。]
あ、個室を決めた後はずっと一人でいたわ。
悲鳴が聞こえた時も一人…。
でも、ラビさんの悲鳴ではなかったと思う。
[恐らくシュティファンの…。とそっと傍にいるシュティファンを見やった。]
ろらん。
[声をかけられて振り返る。]
痛いのは、もう平気。少し眠れたから……
……ありがと。
[先ほど心配してくれたことを思い、付け足す。]
ロランは見てないかもしれないけど。
俺は、人狼に食べられた人をいっぱい見てきたから。傷口とかで、わかるよ。
……たぶんそれは、みんなも同じ。
[見に行くならついてくよ、と言い添えた。]
そうか、
薬が効いたのだな、よかった。
[手にしたカップをサーシャへ差し出す、
飲まずとも手にしていれば少しは温まるだろう、と]
ああ、そうか……。
人狼というのは食べる為に、人を殺すのだな。
つまり、そのように“見せかける”というのは、難しいということか。
[添えられた言葉には躊躇いの色を見せて、
けれどふと思い至れば黒い瞳は瞬きサーシャを見つめた。]
……君も、見てきたのか?
[そこに信仰の由縁を見出したのかと、静かに問うように]
あ……。
[差し出されたカップ。自分に入れてもらったものだとは思っていなかったから、目をぱちぱちさせて受け取った。]
……ありがと。
[受け取ったカップはじんじんとしびれるほどに熱くて、一度持ち直す。この人が狼ならいいのに、自覚できないほど一瞬そう考えた。]
見たよ。
[問いには簡潔にそう答え。]
……綺麗だった。
[ささやくように、本心が漏れた。]
あー。なんだって?
何が起きてんだ?
[眠りかけていたのか、不機嫌そうな顔で部屋を出、食堂車までくる。
誰か事態を説明してくれるだろうか。]
[サーシャの感謝の言葉には、ゆるり眦を和らげて、
余り美味しくはないかもしれないけれど、と付け加えた]
……そうか、
君が見て、そうだと言うのなら、
間違いなく、そう なのだろうな。
[信仰者のそれは理屈ではなく、一つ納得してみせれば、
零れるような囁き……憧れのようなものが滲むそれに俯く]
……怖くはなかったのか?
[会話の内容が他者の耳には入らぬように、声を潜めた]
ラビ……ちっこい案内人な。あいつの死体が見つかったんだと。
第一発見者はシュテファン、同伴者はシャノアールだ。
傷口の状態から、人狼の仕業ってことになったらしい。
アリバイ確認すっから行動を申告して…何か、持ち物検査をするとか何とか聞いたけど。
[寝ぼけ眼のミハイルに顔を向けながら]
以上だ。
……あと、ユーリー曰くマッチと蝋燭を持っとけってよ。
[各一つずつを渡すつもりで、彼に向かって投げた。
他に後から来る者が居たら、同じ説明をするだろう。]
>>84
ふぅん
[ベルナルトの説明を聞きながら、放られる蝋燭とマッチを受け取ってから…。]
はぁ?
[素っ頓狂な声を出した。]
人狼の仕業だと?
ハァ、マジかよ。勘弁してくれ。
[ぶちぶち愚痴る。]
[…は無言でタロットを切り…一枚のカードを引く。引いたカードは[愚者]]
…愚者のカード…意味は「始まり」や「出発点」を表すカード。
案内人の死は、血塗られた物語の幕開けに過ぎないわ。
…それで…ここに集まったのは皆、人狼にかかわった者…それが失われた関係(ミッシングリンク)…
ならば皆、分かっているのでしょう。
私達がこれから、何をすべきなのかを…
……こわいよ。
[声を潜め、小さく答えた。]
怖いけど。見てたい。そばにいたい。……居て欲しい。
[自分でも説明のできない感情を、ぽつぽつと言葉に乗せる。きっと全てを伝えることは出来ないのだろう。なんと言えばよい? あの脳髄がしびれるような感覚を。他の全てがちっぽけなものと思えるくらいの幸せを。]
……ロランは? どう?
[やがて言葉で伝えることをあきらめて、逆に問いかけた。]
ふふ…皆、そんなに恐れる必要は無いわ。
もしかしたら、狼は私たちの中の誰かじゃなく、列車の中に忍び込んでいるのかもしれない。
そして、もしかしたらこの列車から降りているかもしれない。
もしそうなら、これ以上の犠牲者は出ないわ。
[それから、案内人の死は確かに人狼っぽく、
それで、空気がおかしくなっていることを知る。
イヴァンと名乗る男が人狼だということで、推理をはじめ、アリバイや手荷物検査を言い出してる知った時はやっぱりうんざり。]
なんか、取調べ?
それって、結局は体よく、だからお前は怪しいって言い出すんだよなぁ。
もう散々経験したしな。
で、仲間同士でアリバイがうんたら?
つか、そんなに何匹も乗ってるのか?
あの化けモンがよぉ…。
[やっぱり勘弁してくれ、とつぶやいた。]
[…は言いながら、手元のカードを伏せる。カードは愚者…始まりのカード。女は自分の発言が気休めである事を、誰よりも知っていた…]
……近くにいたら、
食べられてしまうかもしれないのに?
[相反するような感情が途切れ途切れに伝えられる。
恐らくは理屈ではないのだろう。もどかしそうな彼を見守りながら、それほどに強い欲求とはどんなものなのだろう、とふと思う]
それを見たら私も、君のように思うのだろうか。
……わからない、けれど。
今の私の望みが、叶わないようなことになるのは困るな。
[問いかけに答えれば、
ふとその望みを思い出してかすかに口元が微笑む]
>>89>>91
ああ、そんなんだったらいいな。
でも、そんな獣がこの速度の列車から飛び降りてくれればな。
[窓の外は闇…どこを走っているのだろう。
山間だろうか、海の近くだろうか。
ともかく、カードを捲る女の言うことは、気休めにしか聴こえない。]
ロランも言ってたが、随分と出来過ぎた話ではある。
第一、人狼が二匹以上乗ってりゃ、アリバイもクソもない。
何匹居るかもまだ分からないんだろ?
[エーテルの手元のカードに目を落とす。]
……ま、其処のおねーさんの言う通りであることを祈るぜ。
ってわけで、俺ら以外に列車に忍び込んでる奴が居るかどうかだけは確認する必要があるだろうな。
……面倒くせぇな。
[何が、とは口にせず立ち上がった。]
…こういう時は弱気になってはダメよ。
…幸い、この車両には食事は満足には無いけれど、幾種類かお酒は置いてあるみたいね。気を紛らわすには充分。。
だれか、ウォッカを飲む人はいるかしら?
>>94
[立ち上がるベルナルトをチラと見た。]
そういや、案内人が襲われたってのは、意味があんのかね。
つか、オレ、この列車に何人乗ってるかもしらねぇんだわ。案内人ならそれ把握してただろうな。
そこんところ詳しく知ってる奴とか他にいんの?
>>95
はぁ?気ぃ紛らわすとか、酒飲むとか、
ねーちゃん随分悠長だな?
弱気になっちゃいけないのはわかるが、
だから、ウォッカってのは、なんか違う気がすんなぁ。
[不審気にエーテルをみつめる。]
そういた、人狼がいるって叫んでた賢者の女はどうしたんだ?
奴が何を根拠にそれを言い始めたのか、ちゃんとききてぇし。
……あの人は、俺のこと、食べてはくれなかった。
[食べられてしまうかもしれない、と言われれば、しゅん、と寂しそうな顔つきになる。]
……ロランはどうかな。
あんまり怖くて、自分で死んだ人もいたよ。許せないから殺すって言って、騒ぎすぎて殺されちゃった人も。
[人狼が許せないとあまりに騒ぐ相手を、わざとらしすぎると扇動して、吊り上げて。それが狩人だとわかったときは嬉しかったな、と思い出し笑い。]
……望み?
[ロランがほほえんだのを見て、興味がわいて聞き返した。]
死体が見つかったのは機関室っつってたっけ?
[列車の奥に目を凝らす。]
食堂車と一般車両を通って隠れるだけの時間があったかは疑問だ。この闇の中、窓から侵入出来るんなら別だけど。
特等車と一等車、見てくる。
[言い残したところで、ミハイルの声を背に聞けば、はたと立ち止まった。]
………あぁ!
食堂に居た面々で全部だと思い込んでたが、来なかったヤツがいる可能性もあんのか。
乗る時、ラビにリスト照合されたな。それが残ってりゃ、一応は人数把握出来るかもしれねえ。
……機関室からか。
[うへ、といった顔で車両の前方を見て、やがて諦めたようにそちらへと歩いて行った。]
>>97
時にはアルコールの力に頼っても、許される時もあるわ。
賢者の女…シャノアールさんの事かしら?
彼女なら、ラビさん殺害が分かる前に食堂車から出て行ったわ。その後は、戻ってきていないわね。
それとも、一緒にいるのは、イヤだと言う人はいるかい?
とりあえず、俺は、居眠りするかもしれないが、
今夜は、ここで過ごすよ。
>>90 ミハイル、俺は取調べなんか出来ないよ。
前の村でも、推理はからっきしだったしね。
でも、情報はオープンにしておきたいんだよ。
そうすれば、誰かが人狼を見つけられるかもしれないからな。
たいがいの宗教で、善行は隠れて行えと言うんだけど。
実際の人間は、善行は宣伝し、悪行は隠れて行うものだからね。
なるべく、知っていることを共有しておきたいんだよ。
まあ、全員が、食堂車にいるなら、
隠し事も難しいはずなんだけどね。
そうね。心に余裕がないと…人は誤った方向に歩きやすくなる…
[立ち去って行ったベルナルトを見て]
>>1:80
ふふ…そうだ…相性占いをお願いされていたわね
確か…ユーリーさんと…そちらのベルナルトさん…だったかしら。
[手元のカードを慣れた手つきでシャッフルし、カードを三枚捲る。出たカードは
{20審判:逆}の1(2)(正位置:1逆位置:2)
{12吊された男:正}の2(2)(正位置:1逆位置:2)
{03女帝:逆}の2(2)(正位置:1逆位置:2)
]
[サーシャがお辞儀をした。その傍にロランもいるのに気づく。
お辞儀には軽く手をあげて…。]
狼が出たってよ。ああ、お前らのほうが先に聞いてるか?
[彼ら含め、他にも騒ぎで起きだしている奴をみやる。
>>99そして、ベルナルトが嫌そうな顔しながら機関室に向かうというのには、おう、と答えた。]
じゃ、その案内人周りは頼むわ。
オレは、
ちょっと何か飲む。
[どっかり食堂の椅子にかけた。]
…
審判の逆位置…縁が無く、嫉妬深く、疑いを掛ける
吊るされた男の正位置…忍耐、辛抱
女帝の逆位置…感情的、打算
…ええと、つまり二人は最悪の相性だけれど、お互いの計算や打算の為に、辛抱しながら表面的にはうまく付きあって行くことが可能…
ウォッカか。
見たくもねえ死体とコンニチハしに行くんだ、アルコールの一つも入れたいとこだけど。
[エーテルの提案に、首だけ回して肩を竦めた。]
生憎、俺は飲んで強くなる性質じゃないらしい。
またの機会に貰うわ。
>>102
情報はオープンって、各自の行動をか。
つまり、それぞれがそれぞれを見張るってか?
あと、一晩に一人って、そりゃ律儀な狼だなぁ。
オレの村は、じーさんばーさんばっかりだったのかもあるかもだけど、あっというまに全滅したぜ。
っていうか、お前、やけに人狼に詳しそうだな?
[イヴァンにも不審な視線を向けた。]
あら。ベルナルトさん、もう機関室を見に行ったものかと…
そうね、なるべくなら単独行動は控えた方が良いと思うから、私も一緒にリストを探しに行きましょう。
ああ、皆が集まっていた方が良い…というなら、そうするわ。でも、もし、人狼が私たちの中に居るとしたら、かえって悪い結果にならないとも、限らないけれど…。
[そう言うと、ベルナルトに先んじて機関室の方に*歩き始めた*]
食べられたら、死んでしまう。
[寂しげな呟きには、小さく首を振って眉根を寄せた。
判りきっていることだろう、と感じながら、言葉にするのは酷く虚しいことだと思う]
………。
[人死にを語り笑みを浮かべるサーシャを
黒い瞳はただ静謐さを湛えたまま見つめていたけれど。
問われた言葉には小さく頷いて、口を開いた]
大したことではないのだけれど、
……一度、雪の上を歩いてみたいんだ。
[手の届かぬ四角い天窓の先、ちらちらと降る白いもの。
ただ見上げていたそれは、とても綺麗だった、それだけのことで。]
……やはり、おかしいだろうか。
[ほんの僅か羞恥の色を滲ませて、立ち上がる。
茶を淹れて来る、とひとついいわけめいた言葉を残して**]
死んじゃうけど、食べてもらえる。
[ロランの言葉を、言い換えて笑む。]
ゆき……
[ロランの語った望みが、どんなにささやかなものか──今までの境遇を示すものかは青年にも知れて。]
おかしくない、よ。
明日には、きっと、歩けるから。
[ほんとうに珍しく、励ましのような言葉を紡いだ。]
狼、出たよ。
[ミハイルに話しかけられればうなずく。]
案内人の子、綺麗に食べられてた。
[青年の言う"綺麗"が、遺体の損傷具合を示すものではないことに男は気づいたやら。]
そうだ、飲み物。
[ロランに渡されたミントティーを持ったままだったことに気づき、口に運ぶ。ぬるくなった温度が丁度良い。
ミントの爽やかな香りは、優しく、けれど青年の狂気を冷ますには至らず。]
>>113
昼も夜もねぇよ。
逃げられなかったら死ぬだけみたいな感じさ。
単独でも、複数でも…。
そのとき、目撃者がいない状態にさせられたら、
かわんねぇよな。
[じろりと、周りを見回し…。]
もし、人狼がその案内人をやったってんなら…。
人狼らしき奴は先手必勝するべきかもな。
[酒は飲む気はしないが、ポッケから出した煙草を口に咥える。
そして、一緒に出したマッチを擦った。]
[サーシャの狂気を孕んだかのような口調にも、薄ら寒さを覚えずには居られない。
家族を亡くして以来、口にする事のなかったウォトカを呷ると、ふーっと、長く息を噴き出した。]
……集まっていたら、一気にカタをつけられるかもしれないじゃない。
誰が人狼か分からないのに。
人狼じゃないかもしれないけれど、何だか気味が悪い人も居るし。
わたしは、ゆっくり眠りたいの。
こんな所で一晩過ごすなんて真っ平。
人狼は、複数居るわ。
だって、シャノアールさんは、シュテファンさんと一緒にいて、犯行が不可能だった訳でしょう?
つまり、他の人狼がこの中には居る。
[自分が占い師であり、シャノアールが人狼であると告発している事になっているとは思ってもみなかった。
とにかく、人狼からも、<<処刑>>を言い出すかもしれない人間からも、逃げたかった。]
― 三等車両寄りの二等個室 ―
[天井を見詰め続けるうち、瞼が落ちていたようだ。
ふと意識を戻せば、見えるものは薄暗い天井]
……ああ、消灯時間。
しまったな、せめて水差しくらい貰っておくんだった。
[額に落ち掛かる前髪を押さえ、ゆるく頭を振り上体を起こす]
――悲鳴?
…………誰の。
[ちょっと物を壊してしまった、うっかり荷物を外に落してしまった。
――そんな悲鳴では、決して無い色の声]
[確信めいた嫌な予感に、月明りの中で寝台から降りようと脚を床へ付ける。
その時、小さな案内人の幼い顔が扉から覗いた]
………………きみ。
[車内で何か良からぬ事が起こり、案内人の彼が乗客へ事情を伝えに来ている。
そんな風に思えれば良かったのだけれど、自分には、彼がもう生を持たない者だと分かってしまっていた]
[顔だけ覗いた彼の半面は血に汚れ、彼が死者である事は容易に知れる。
もし彼の姿が見える者が他に居たとして、室内に頭部と僅かな四肢の残骸のみで浮かぶ彼が生きているとは思えないだろう]
ここには君の身体は無いよ。
……だからもう、お行き。
[引き千切られた魂に、静かに告げる。
肉体に相当のダメージを負った魂は、肉体同様――もしくはそれ以上に、深い傷を負う。
だから、彼は何らかの身体的ダメージを負って死亡した事になる]
[彼は何も訴えはしない。彼の声は聴こえない。
一見して『犠牲者』と分かる者の声は、聴く必要が無いとでも言うのだろうか。聴こえる声は、いつも無い]
[ふらりと律儀に扉から姿を消す案内人の気配が消えたと同時に、詰めていた息を吐く]
…………ここにも、居るのか?
人狼が。
[先程、食堂車では口にしなかった問い。
それを呟いて、頭を抱える]
…………。
とにかく、様子を。
[このまま鍵を掛けて閉じこもって居た方が安全なのではないか。
そんな風に考え掛けるも、人狼にそんなものが通用しない事も既に知ってしまっている。
出来るだけ多く人が集まる所へ、それも早く向かうべきだと判断をし、降り掛けていた寝台から離れた]
>>117
[アナスタシアの名前を知らないので、訊き、自分も名乗っただろう。]
ああ、あんたの言うのもありだな。
集まってたらあっというまにやられるかもしれん。
隠れて見つからなければ、命は助かるかもしれないしな。
[そして、狼が複数いる、と確信する様子には片眉をあげたが。]
……?
[ミハイルの視線が何を示しているかを少し考える。いつもと同じように人より多くの時間を使って、お茶が飲みたいのかと気づいた。]
魔法瓶。あっちに。
[たばこをくわえる様子を見て、自分が持ってくることを期待されているのかと考える。立ち上がろうとしたとき、アナスタシアの声が聞こえた。]
― 食堂車 ―
[人が集まるのならば、一般車両か食堂車。
消灯を過ぎ機関室以外の灯りが落された時間に、一般車両に居る物好きはそうは居ないだろう。
必然、向かうのは食堂車になる]
…………なにか、ありましたか?
[果たして其処には、ランプの灯りに照らされる人々の姿があった。
その後ろに不気味に映し出される影に気圧されるよう、恐る恐る問い掛ける。
何事も無い筈が無い事を、知っていながら]
っ……!?
[立ち上がりかけた姿勢のまま、凍り付く。
シャノアールのアリバイを語った。人狼が複数だと言った。それはつまり、確信。彼女がシャノアールを人狼だと"知って"いるということ。]
……賢者の人、シュテファンさんと一緒に……?
[ぎゅう、とコートの前をつかむ。隠れていた。どちらが本物? 演技の可能性、仕えるものはいるのか……]
……。
[考える。本物の敵は、だれだ?]
>>65 イヴァン
なんだか悪いことを言っちまったみたいだねぇ…。ごめんよ。
生き残るために最善を尽くすっていうのは気に入ったかな。
[...は頭をぽりぽり掻いていたが、サーシャ>>66の【おばさん】という言葉を小耳に挟んで、ぴくん、とコメカミが動いた]
[食堂車を出るや否や、背後から声が追って来る。
それがエーテルだと知れば、意外、といった風に眉を上げた]
へ……? ああ、いいけど………驚いた。
死体を見に行きたがるようにゃ見えなかったもんで。
単独行動を気にしてくれたんなら、助かるけど。
[一等車両を抜け特等車両を行き過ぎると、機関室の扉が見えた。
仄々と灯りの燈された部屋が、薄暗い廊下に浮かび上がっている。]
此処か。
流石にここまで来ると、臭いもきついぜ……
[色濃い死臭。これだけで、夥しい血が流されたことが分かる。小さく舌打ちして、扉を押し開けた。]
[ミハイルから語られる事情に、眉を寄せる]
……それは、本当に人狼の仕業なのかい?
運転上の事故、とか。
[一縷の望みを賭け、ミハイルや周囲の者へ問いを重ねる]
だって、目的地まではたった一晩なんだ。
その一晩に、何故わざわざ事を起こす?
私達人間にとって彼等が天敵であると同時に、彼等にとって私達は脅威にも成り得る筈なのに……!
[たった一晩の事、この動く密室である列車で人狼が事を起こす理由が分からない。
事を起こしたとして、直ぐに発覚させる意味も]
[アナスタシアの話に眉を寄せつつ、
やはりサーシャがほくそ笑むようにしたのが目についた。]
――……ベルナルトはまだ帰ってこないか。
[そして、さっき機関室にいったベルナルトのことを口にした。]
うん。とってもきれいに。
[先ほどの光景を思い出す。一瞬の昂揚。際限なく笑みの形に歪みそうになる唇を、意志で押さえて、真顔に戻る。]
……狼なら、死体の様子知ってるから。探ってみただけ。です。
[本当は思い出して我慢できなくなっただけなのだけれど。もっともらしく言い訳をしてみた。幸せそうな瞳は隠せなかったろうけれど。]
>>70
ええ……そうですね。
[死体が『いつ』作られたのか、明確な情報はない。だからそれが、縋るような幻影に過ぎないのはわかっていた。そもそも、この男の行動は全て演技であるという可能性も否定出来ない。それでも彼女は頷き、同意した]
>>75
朝になるまで……わからないと思います。
[そう言って取り出したペンダントの色は、先ほど見た時と変わらぬ乳白色]
>>100
今、戻りました。ちょっと部屋まで……資料を確認しに行っていただけですよ。
>>97
私をお呼びですか? ミハイルさん。
[どうして、事件も起こらぬ内にそれがわかったのか知りたいと。そう聞かれ]
占いという力が無条件、無制限に使えるのであれば、今すぐにでもここにいる全ての人間を占って、それで解決です。
けれども、この力には幾つかの厄介な制限があるんです。その内の一つが、近くに人狼がいないと使えないということ。それが、使えるようになっていたんです。だから、近くに人狼がいるはずだと……わかってしまった訳です。
[二度目に話すことだからか、淡々と、要点を整理してミハイルへと伝える]
>>117 アナスタシアさん、
この電車に隠れる場所はないと思いますよ。
まあ、俺を含めて、
エタイの知れない奴らと一緒にいたくない気持ちは判りますが。
俺を誘ったのが、本当に人狼だとすると、
人狼は客室の合鍵位は持っていそうだし。
どうも、俺だけだと思っていた人狼襲撃経験者が多すぎるのが偶然だと思えないんすよ。
まあ、俺以外の全員が人狼なら、
一か八か、窓から飛び降りれば良いし。
無理にとは言いませんが、一緒にいた方が安全だと思いますよ。
ところで、人狼が複数いるという根拠が判らないんだけど。
シャノアールさんがシュテハンさんと一緒だから、犯行は不可能だからって。どういう意味なんですか?
[しばらく目を閉じていたが、遠くから物音が聞こえたので、ゆっくりと目を開けた。
けれども黙ったまま、周りの話をきいている。]
>>133
おう、ありがとさん
[ロランから差し出された茶は遠慮なく受け取って、中身を見た。]
――………やけに、赤いな。
[ローズヒップ茶など、飲んだことはない。
実際女性にいいお茶だということは知っている。
まぁ、一応健康分野担当として、
しかし、
縁はない。
まぁ、いいや、とぐいっと飲む。
しかも、すっぱ甘かった…。]
>>117
[その言いぐさに、ぽつりと漏らす]
良くも……ぬけぬけと。白々しい……。
[手が白くなるほど、拳をぎゅっと握りしめていた]
― 回想 ―
>>135
[賢者の女の言い分は、ああ、なるほどと頷いた。]
人狼がいないと使えない能力が出たってことか。
あー、アレルギー反応みたいな奴かぁ?
[そのあと、アナスタシアの話を聞いただろう。]
きれいというのは、その……どういう。
[サーシャの返答>>132の意図が掴みきれず、戸惑う。
先刻己の見た案内人の姿が実際の彼の姿を表しているとは限らないけれど、少なくとも、『綺麗』と言える状態には無い筈だ]
[狼ならば死体の様子を知っているから、と続けるサーシャの瞳の色が読めず、更に困惑する]
とにかく、他の乗務員や乗客で姿の無い者が居ないかどうか、誰か確認したのかい?
[ミハイルの説明にあった、ユーリーが見付けたと言う蝋燭とマッチを、机から一揃いずつ拾い上げる。
上着のポケットへそれを突っ込みながら、周囲の会話に意識を遣って]
― 列車前方/機関室 ―
――…こりゃあ、
[ラビの体…否、ラビの体であったものは、幾ら見慣れた物とは言え直視に難く。
彼から目を逸らし、探るように室内を見回す。激しく争った様子は無いようだった。]
………特には荒らされた形跡無し、と。
で、リストってのはどんなだ。俺あの時イラついてて、あんまり良く見てなかったんだよな。
[既に人と呼べる状態にない、塊。
その傍に転がる書類挟みを拾い上げ、一枚目を捲り中身を確かめる。]
……これか?これだな。
1、2、3……14人、プラス案内人。
何もなきゃ食堂車に戻ろうぜ。あんま長居したくねー。
[ラビの方を出来るだけ視界に入れないようにしつつ、エーテルに声を掛ける。同意が得られれば、食堂にUターンしようとするだろう。]
……もしや、何か、
淹れ方を失敗したのだろうか。
[赤いと指摘された色、強すぎる酸味、
口にしたミハイルもなにやら微妙な反応を見せている。
少しへこみながらも、カップを置けば]
――ッ、 けほ、ッ、
[唐突に訊ねられた言葉に、咽せた。
咽せながら、黒い眼差しはちらり、と睨むように、その言葉を発した相手を見た]
-列車最後尾-
[満月が照らす夜を、流れていく山林を、ぼんやりとした表情で見送っていた]
……っ![ぶるり]
いけね〜、冷えたな…
>>146
朝になる頃に、魔力を込めながら呪文を唱えるんです。
[ペンダントの革ひも部分を掴み、軽く持ち上げ]
Jestem w dużych okrzyknięty kłamcą.Nie ma znaczenia w tym spell.
そうすれば……
[その矢先。乳白色だったそれは、急激に半分透き通った青。深い群青色へと変わり]
……え……?
そんな……どうして……?
[見る者によってはそれは、魔法のようであっただろう。そして女自身、その魔法に驚いたように声を失う]
>>145
[何気なく聞いた。
そしたら、思いっきり睨まれた。]
――……なる……。
[何か納得する。
そうか、と……。]
[続々と人が食堂車に集まって来る。
かと思えば幾人かは部屋を出て行く。
慌しい中、まだ足はがくがくとしていう事を聞かない。
しかし頭は静かに醒めてゆくようだった。]
>>137 イヴァンさん、先にもそんな事を仰ってましたねぇ。
[ふらり、とロランの方にも目を向ける。]
>>72「出来すぎ」。
正にそれなんですよねぇ。
エーテルさんは「ミッシング・リンク」と仰ってましたか。
我々は集められるべくして、ここに集められたのではないでしょうかね?
そうなってくると、イヴァンさん、あなたが先ほど仰っていた「復讐」という言葉がいよいよ現実的になって来る訳なのですよ。
[まだ少し震えの残る唇でぽそぽそと語りだす。
その顔は未だ青い。]
青……。
[ざわめきが聞こえれば、シャノアールのほうへと目を向ける。青い水晶が綺麗だな、と思ったけれど、色が変わる瞬間を目にしたわけではないので、感動は薄い。]
>>151
青く輝くのは……私以外に最後に触った者が、人間である場合で。人狼なら……赤……です、けれど……。
[まじまじと、水晶部分が青に変わったそれを見つめる]
元よりこれは、人狼が存在しないと使えない力です。人狼の禍々しさを動力とした、限定的な魔術道具とでも申しましょうか。
それが、こんなにも早く使えるなんて……有り得ない……有り得ない、けれど……。
もし、この列車の中にいる人狼が、普通の人狼とは比べものにならない程の力を持っているなら……こういうこともあるのかも知れません。
[さらりと。今までそれを乗り切ってきた者達も見たことがないような恐ろしいやつが乗り合わせているという仮説を告げた]
― 食堂車 ―
[道中何か言葉を交わしただろうか。
夜の闇で常よりも長く感じる廊下を抜けて食堂車に着けば、どこかほっとしたような心持になる。]
へいお待ち。……リスト見つかったぜ。
取りあえず人数と名前はこれで照合出来るんじゃねーか。居ないヤツがいるかどうかも。
[気休めにもならんかも知れないが、と食堂の面々を目だけで確認しつつ、書類挟みを机に投げ置く。
灯りの下で改めて見ると書類にも転々と血が飛んでいるようだが、一々気にしてはいられまい。]
ざっと見た感じ、ラビを除くと14人の名前が書かれてた。
さて…そして。
[傍らで輝いているペンダントを見つめながら言葉を搾り出す。]
人狼は一体、列車内に何人居るって言うんですか?
もう逃亡したと?
それとも一人ですか?
または複数でしょうか?
[言いかけ先ほどは聞き流してしまっていた、アナスタシア>>117の言葉を思い出す。]
「シャノアールさんは」「不可能」?
え、―と、奥さん、一体それは―…。
[青い顔が今度は紙のように白くなった。]
>>156
その数は……私にもわかりません。
こんなにも魔の力が溢れているなら、四、五人ということも考えられます。……残念なことですが。
[こほん、と咳払いをし]
「占い師」、シャノアールが宣言致します。
【サンドラさんは人間でした。】
誰か……この水晶に触れてくれませんか?
明日の朝にはきっと、もう一度使えるようになってるでしょう。
[首からペンダントを外し、食堂車にいる面々を見る]
……それとも。私が指定した方がいいでしょうか、イヴァンさん。
[じっと。イヴァンの瞳を見つめる]
……アナスタシア、気になる?
[ダニールの視線>>143に気づけば、首をかしげた。]
……俺も気になるよ。狼の数とか、誰が狼とか……知ってたら、もっと話すべきなのに。
なにか、嘘、吐こうとしてるのかな。
[続いてイヴァンの方にも視線を移し。声を落とす。]
俺は……あの人の方が嫌、かな。
アリバイとか、荷物を見ようとか。人狼だって決めつけてるのに、役に立たないことばっかり言うんだ。
……みんなを疑い合わせようとしてるみたいで。
[こわいよね、とささやく。]
あ。ベルナルト。リスト、見つけたんだ。
[声の調子を元に戻して、入り口の方を振り返った。]
[双方の「占い師」が揃って恐ろしい事>>154を言い出すので、無意識に頭を抱えた。]
ああ、シャノアールさんによれば、サンドラさんは「人間」という訳ですね?
これは…少し明るい話題なのでしょうか?いや、どうなのでしょうね、僕には解らないですねぇ。
つまりそうだと良いと思うのですけれども、…あきらかに人間であるという事になれば…。
[最後の部分は言い淀んだ。]
そして、僕たちはこのまま集合していた方が良いのでしょうか、散った方が良いのでしょうか…。
確かにどちらもメリットデメリットがありますけれど、僕は…。
自分の身は、自分で守った方が良いかと思います。
[ほんの束の間、シャノアールの顔を見つめ、顔を逸らした。]
ああ、そういえば、どなたか、武器は持って乗車されているのですか?
[言って、自分の言葉に顔を引き攣らせている。]
[…は欠伸を噛み殺すと、食堂車に向かった]
-食堂車-
よぅ……落ち着いたから戻っ…
ん?
[食堂車の扉を開けば。何やら青い光が目に入ってきた]
何…?
[側に居た連中に話を聞く]
>>157 さあ、それはどうでしょうか。
これはあくまで僕の推測ですから、向こう側の意図までは解りません。
ただ、この舞台設定を考えるに、何らかの意図が働いている、と思うのですよ。
ああ、お茶の淹れ方なら、サンドラさんに訊くと良いですよ。
[と、黒髪の華奢な青年に言葉を投げた。]
>>161
武器、武器ですか……それも選択肢の一つではありますね。
何故なら、人狼は鉛玉で死にます。果物ナイフでも死にます。鈍器で頭を殴るだけで、十分に死にます。教会で洗礼を受けた、銀の弾丸なんて必要ないのです。
でも。
だからこそ。
[逡巡。そして告げてしまう事を決める]
人狼によりある集団が滅ぼされる場合、人狼が人間を殺す数よりも……人間が、人間を殺す数の方が多かったりするんです。多くの資料、文献によると……です。
おう。
死……いや、ラビの近くに落ちてた。
[サーシャの声>>160に顔を向け、頷く。
少しでも休めたのだろうか、先刻程具合が悪いようには見えない。
席を外していた間の事は、誰かに尋ねれば聞くことが出来ただろうか。
アナスタシアに向けられている質問、そして、たった今輝き出した水晶の話を、机に片肘付く格好で聞く。]
[サンドラの言葉を思い出す。
シャノアールは初対面で部屋に招きいれる、どころか同室を口にしていた。そしてアナスタシアの言葉もあれば、まず彼女の翳す水晶に触れてみるような気にはならないだろう。
――けれど]
何が正しいのだろう、
……わからない。
人狼がいるらしい、ということ以外は、
はっきりしたことが、なにもわからない。
皆はどうやって騒動を生き延びたのだ?
人狼を撃退した、というのはどのような方法で?
[何か有用な方法があるのだろうかと問えば、
>>161シュテファンの言葉に、武器、という単語が混ざった。対策として想定される一番原始的な方法]
………、
[持ってはいるが、それを告げるべきなのか迷う]
[荷物検査の話を持ち出されれば]
まぁ、怪しいといえば怪しいものを持ってるけどさ…
(イカヤマ用のカードやらダイスやら…な)
けど、それは必要なものか?
[二人の占い師が出たという]
へぇ、生き残りの占い師ってやつ? 聞きたいもんだね。
「どうやって、生き残れたんだい?」
それとも、後天的なもんかぁ?
[交互に見遣る]
>>165
ストレートに言ってしまうなら、私が決めていいのであれば……貴方に触れて欲しいと。そういうことです。
[はっきりと。その瞳を見ながら]
だって、身の証を立てられない者に、場を任せたくはありませんから。
[イヴァン>>137には、歪んだ笑みを浮かべる。]
悪いけど、わたしは貴方も、他の誰も、信用出来ないの。
皆が集まって居たいならそうすれば良いわ。
わたしは、人狼と過ごすなんて厭。
そして――貴方の謂う事を採用するならば――疑わしきを罰するんでしょう?
わたしは、殺されるのも、殺しに加担するのも厭。
だから、部屋に戻らせて貰うわ。
[椅子を引いた。]
……。
[リストを見ても、自分には結局よくわからなかった。名乗り合った相手も多かったけれど、エーテルに至っては存在に気づいていたかも曖昧な始末。]
……んー。復讐……。
[聞こえてきた声に反応。しばし瞑目。自分が会った人狼はそこまで仲間意識の強い群れでは無かったが……人狼とて人と同じ。考え方も、動機も様々。そういうこともあるのかもしれない、と思う。]
[ロランの眸が、睨みから、不安に変わる様を確認しつつ、ベルナルトが戻ってくれば、その書類の内容を聞いた。]
[そして、青い光を同じく見て……占い師という尾存在に少し感心したように。]
……少しね。
『他の人狼』って言葉が、気になって。
[何か嘘を吐こうとしているのではと言うサーシャの言葉に、ゆるく頭を振る。まだ分からないけれどと。
イヴァンを怖いと囁く声に、シャノアールに対峙するイヴァンの方へと視線を移す]
[其処に青い光を認め、眉を寄せた]
14人か。
[ベルナルトの言葉に頷いて、その場にいる数を数える。おそらくは、みんな集まってきていたのだろう。]
いまところは揃ってるってことでよさそうだな。
[乗客が自分に疑いの眼を向けているのに気づき――そうして、自分が失言した事に気付く。]
あ――……
[ポケットに手を遣る。
水晶玉。
紅く、紅く光る、賢者のおんなの背景。
……覚悟を、決めた。
自分の失言によって、人狼には自分が占い師と知れてしまっただろう。
きっと、このままでは殺されてしまう。何も成さないまま。]
シャノアールさんは、人狼であると、水晶が告げたの。
わたしの職業は、占い師よ。
ただし、前の村でも信用されずに、夫を処刑台から救えなかった、無力な。
>>172 いや、一対一で戦うと言うよりもですね。
むしろ相手方に武器が渡ると面倒だと思ったのですよ。
…もっとも、最初から武器を持った人狼なら意味がありませんねぇ。
反面、確実に人間だという人物同士で共有できれば、心強いとも思ったものですから。
[シャノアールの言葉>>164 の最後は耳に届いてはいる。
しかし取り得る対抗手段であるとか、不可抗力であるとか、そんな言葉を言外に滲ませる。]
[イヴァンとシャノアールの遣り取り。
それに続く>>154に、また震えそうになる身体を叱咤する]
……シャノアール君、だったか。
[少し離れた場所から移動することは無く、努めて落ち着けた声を掛ける]
君の能力の及ぶ範囲がどの程度のものか分からないけれど……
対象が近くに居ないと能力が使えないと言うのなら、君が予兆に気付いたのはいつ頃だい?
[その頃の感知範囲内に居た者の中に、対象が――人狼が居たのではないかと問いを投げる]
……いいや、残念ながら。
[シュテファンの問い>>161に、頭を振り否定を返す。
小さなトランクには、金銭と僅かな生活用品程度しか入ってはいない]
フツーなら朝にならないと分からない筈なのに、急に輝き出した…妙な話だな。
[シャノアール自身、想定外であったかのような表情。
誰かが彼女を"女優"と称したが、それ程の演技力を持っているのだろうか。
否、そうでないにしろ己には見抜けないだろう。
悲しいことに、女の嘘を見抜く能力に欠けていた。]
ただ、狼サンは余程腕に自信があるんかなーと。そういう印象は俺も受けてる。
密室みてーなトコに若いのや経験者をこれだけ集めておいて、それもこんなに早く動き出すってのは…何てーか強気。
[彼女の仮説>>154に対しては、一理あると頷く。
事実、あの村が滅びるのも早かった。抵抗出来る若い力が揃っていたにも関わらずだ。
しかし、言語化の出来ぬ違和感もある。
賢者だとか難しいことを言われて仕舞えば、反論のしようの無い感覚ではあったけれど。]
それが水晶が反応した理由になるかと言えば、納得は行かないけどよ。
>>180
[女は、実は誰よりも彼女を注意深く見ていた。それが、自らの敵だと既に知っていたからだ。だからうろたえることなく、言葉を吐き出す。決して視線は合わせずに]
力を行使するのに必要な、いくつかの制限の内の一つ。
「占い師」が近くに二人以上存在する場合……お互いの力が阻害し合い、片方の力は失われてしまう。
つまり……自分以外に「占い師」を見かけた場合、それは間違いなく、人狼の手の者である。
じゃ、ここに人狼がいるなら、他はいねぇってことになるな。
[そして、湯のみをおいて席をたつ……。]
一応、他に、その獣ってのがいないかどうか見てくるよ…。
[そして、後部車両に向かうドアに向かった。]
>>168 そうでなくては、今のこの状況をどう説明できますか?
[先ほどから傍らに居てくれるナタリーに笑いかけようとするが、やはり硬い声音になってしまう。
にたり笑いすら出てこないのが、我ながら情けない。]
運転手…… は、何だか……
[アナスタシアの口から、はっきりと告げられるその言葉に]
[水晶に手を延ばすイヴァンの手を思わず掴んで制した]
まぁ、待てよ。
武器は……ナイフ、鉛筆削りにしか使えないけど……。
[コートのポケット、小さなナイフを撫でる。……ほんとうはもう一つ。夾竹桃の毒薬が小瓶の中にあるけれど、告げない。]
……あ。
[少し離れた場所では、シャノアールとイヴァンを中心とした騒ぎ。白が出れば殺せなくなるかも知れない、そうなったらやっかいかな、と迷ったそのとき、事態が動く。]
占い師……二人目……。
[ニィ、と笑んだ。]
>>183
気付いたのは……丁度列車が走り出した頃からです。
そして今も、予兆は感じます。
人狼が全て、私の近くからいなくなれば、これは感じない感覚ですね。
淀みの中でしか使えない力のようなものですから、例え人狼とすれ違っていたとしても、すぐにわかるということはないんです。
私は多くの知識や経験の果てに、このような力を身につけましたが……それはずいぶんと不便で、ままならない力なんです。
[悔しそうに]
だから北の集落についてから、十分な準備をしたかった……それなのに……。
……変なの。
[ざわめきに負けないよう、声を通す。]
占い師、普通は、真っ先に食べられちゃうのに。
……生き残った占い師、三人も居るなんて。
[狂気にとろけた目で、見つめる。シャノアールを、続いて、アナスタシアを。]
……俺の水晶は割れちゃって、もう占えないけど。
ねえ、二人はなんで、生きてるの?
[悩ましげにひとつ、溜息をつく。
シャノーアルとサーシャの言葉が耳にこびり付く。
人間が人間に殺される、というのなら、手にすべきなのかわからないけれど]
………すまない、
まだ疲れが取れていないようだ。
一度部屋に戻らせてもらう。
[椅子から立ち上がれば、
同じように席を立つミハイルの姿が目に入った]
……占い師は、自分の手の内を明かさないわ。
悪用されてしまうもの。
シャノアールさんが占い師と嘘を吐いている目的は判らないけれど――彼女は、人狼だから、わたしは、彼女と一緒に居たくない。
怖いもの。
彼女の爪は、わたしの赤ちゃんを引き裂いたバケモノと、同じ。
……部屋に戻らせて貰うわ。
[此方と目を合わせようとしないシャノアールを睨み付ける。
彼女は、自分の子を喰らった人狼ではない。
そして、シュテファンが人狼でないのなら、一緒に居てアリバイのある彼女はラビを殺した人狼ではないのだろう。
だが、人狼さえ居なければ、自分の家族は今も無事で、あの村で平穏に暮らして居たのだ。
生え始めた歯を覗かせて笑う子の顔も声も、鮮明に思い出せるのに、記憶の中のあの子が大きくなっていく事はない。
その、恨みを込めて睨み付け、食堂車を辞した。]
ふむう、ビリヤードのキューですか…。
無いよりはましかも知れませんが、その場合よーく狙って…。
うぅぅっ、痛っ…痛いです…!!
[想像しただけで痛くなってしまったようだ。
何故か目を押さえてゴロゴロしている。]
それより、「大事な事」とは何ですか?
[とユーリー>>177に水を向けるその端にアナスタシアの言葉>>180が響き渡る。]
空気冷たいかねぇ。
[ぽそと呟くと、また後部に歩いていく・・・。
最後尾、さっきユーリーがいたとこまでつけば、そこをあける。
思った以上に頼りない手すりがそこにはあるだろう。
それに両手よっかかり、ふうっとため息をついた。]
>>193
[今まで見てきた、言動や行動の節々から捉えられる違和感。それによってこれは挑戦だと理解し、すぐに答える]
勇者が、守ってくれたんですよ。
賢者は、勇者を導くもの。そしてまた勇者も、賢者を助け共に歩むものです。
彼は自分のことをしがない「狩人」だと名乗っていましたが、私にとっては間違いなく……勇者でした。
>>191 そうですか。
いえ、僕も役場の募集に応募しただけですから。
[と、>>1:146あたりの話をしてみせて、ナタリーに釣られて苦笑いした。]
それに僕も、町の騒ぎでは大した役に立ってませんから、正直自分で言っていて「復讐」と言うのも…。
または発想を逆転させて、「人狼経験者が多く集まる所には人狼が生まれる」と言うような法則でもあると言うんでしょうかねぇ?
[疲れたように肩を竦めた。]
誰の言葉が真実なのか、
……わからない。
[去り際、一度サーシャを見つめる。
彼は誰がおおかみさまなのか、知っているのだろうか。
望みは今も、同じなのだろうか、そんな風に思って]
………、
[ダニールのイヴァンへ向けられた呟きにひっかかりながら、個室へと足を向けた]
[大人たちが難しい話をしている間に、少女はひっそりみんなから離れて、列車の端のデッキに居ました。
景色がどんどん離れて行って、森や線路にさよならします。
その背中があまりに無防備で美味しそうに見えてしまうなんて、少女は気付いていませんでした。
悲鳴を上げることもできませんから、もしも何かあったとしても助けを呼ぶこともきっとできないでしょう。]
[食堂車から去る者、其処此処で上がる声。
其れ等を目に、もしくは耳にしながら、シャノアールから返る答え>>192に耳を澄ます]
……そうか、そうだね。
列車が動き始める前に気付いたのなら、列車が走り出してから注意喚起する理由が無い。
[それは彼女が本当に占い師だとして、だけれど。
悔しそうに告げる彼女の表情を窺っていると、アナスタシアの声>>180が届いてくる]
…………彼女が?
[一度アナスタシアに移した視線をシャノアールに戻し、眺め遣る。
つい先程違和感を持ったアナスタシアの言葉。それが真実ならば筋は通るけれど、と難しい表情を浮かべた]
[そして、言葉を喋らない事は、化ける時にきっと都合が良いに違いないのです。
けれども少女は今はただ、流れて行く景色に夢中なのでした。]
……?
[ふと周りを見渡し]
そういえば、あの小さな女の子。まだ名前も知らない……あの子は、どこにいるか。
誰か、知っていますか?
……女の子?
[少し考えて、彼女のことかと思い出す。
自分が殺した少女によく似た小さな子、リストによれば、確か名前はカチューシャ。]
見てない、けど。
[話を逸らされたのか、一瞬そう思ったけれど、散り散りになっていく人々を見れば、話を続ける必要もないかと思い。]
……あの子、どうか、したの。
[特に答えを気にせず聞いてみた。]
>>212
>>213
じゃあ、あの子は……この広い列車の中で、人狼が潜むこの広い列車の中で、今、一人で……どこかに……?
[不安そうに、そう言葉を絞り出す]
[アナスタシアの告白と飛び交う議論。
眉間に皺を深く刻んでいたが、シャノアールの言葉にはっと顔を上げた]
………カチューシャ?
[周囲を見回す。
大人達の間、覗き込む様に部屋に居たはずの少女の姿が、見当たらない]
そういや、あれから見てない。
だーもう、こういう時に単独行動してんじゃ……
あいつ、喋ること出来ねーんだよ!
[ラビの無残な姿を見て間もない為か、声に混じるのは微かな動揺]
ちょっと俺、捜してくるわ。
アイツの部屋どこか、誰か知ってる?
>>218 カチューシャ?
ああ、あの小さなレディですか…。
[ベルナルトの言葉に、そちらを振り向く。]
僕も探しに行きます。
彼女は特等車両を使っていますよ!
僕が特等車両まで行きます。
ちょっと自室にも戻りたいので。
[ベルナルトに呼びかけると、話が途中になってしまったナタリーにすまなそうに目を向けて、前方へよろよろと駆け出した。]
[二人が少女を捜しに行くのを確認し]
ところで、イヴァンさん。
これ、やっぱり……貴方が触って貰えませんか?
[ペンダントの革ひも部分を持ち、提げられた水晶部分をイヴァンへと近づける]
特等車両の新婚用の部屋な。
あんがとよ。助かった!
[シャノアールとシュテファンに礼を言い、車両の前方に足早に歩き出す。
特等車両を見てくるというシュテファンの申し出には頷きを返して、向きを変えた。]
分かった。俺は一等車両を見てくるぜ。
部屋で疲れて寝ているのかもだし、どっかで遊んでるかも知れねーが、とりあえず無事だけ確認出来れば。
[それが全くの見当違いの方向であることを知る由もない。]
>>224 なるほど、確かに列車が止まってしまうのは困りますねぇ。
実に困ります。確かに大切な事です。
[写眞店の男は賭博師と連れ立って食堂車を出た。]
[ぱたぱたと食堂車から人が居なくなっていく。あれだけ警戒していたはずなのに、崩れ去るのは一瞬。焦りと油断が生んだ空白の時間。]
……狼様。
[息だけで呟いて。伏せた顔の影で笑った。]
そうだ、俺も、荷物。探さなきゃ。
[一般車両に置かれているだろう小さな荷物を探すと告げて、食堂車を後にした。]
隠れてんのかどうかも俺にゃ分からねーよ!
…てか、女子トイレ捜すのは流石に駄目だろ……
カチューシャの家族でも顔見知りでもねえんだから、
とにかく、思い当たるとこから捜すしかないんだよ。
[背後に掛かるイヴァンの声にそう応え、食堂車を後にした。*]
アナスタシアがシャノアールを狼と言っている。
だから、占い師二人が本物であることだけは無い……か。
[何処かから届いた声を反芻して、どちらかが本物である可能性、それからどちらも贋者である可能性。
其れ等の情報を胸の内に仕舞う]
ここでは、皆がよそ者のようなものだろう。知り合い同士が居るなら、別だろうけれど。
[呟きに思いがけず返ったイヴァンの応え>>208に、そう返す。
サーシャに寄り添っていたロランの姿や、シュテファンに寄り添っていたシャノアールの姿から、彼等は乗り合い客だけの関係ではないと思っていた]
……私の知る潔白が証明された人間は、人狼の犠牲に遭った。
[ぽつりと呟いて、イヴァンの「人狼も襲撃しにくい」という論には分からないと頭を振る]
それでも。
君が人狼なら、占われる事は避けようとしたのだろうね。
[躊躇無く自称占い師の差し出す水晶に触れようとしていたイヴァンの姿、それを思い出す。
それが単なるポーズだったのか、それとも人狼でもシャノアールを襲撃すれば良いとでも思ったのか。
はたまた、彼女と彼が仲間で、単なる茶番でしか無いのか]
…………みんな、部屋に戻るのか。
[分からない、また頭を振って。
次々部屋へ戻ると言う乗客たちに、自分はどうしたら良いだろうと不安げに辺りを見回した]
>>226
>>231
自分から触ろうとは、しないんですね。
[そう言って、女はペンダントをイヴァンの胸にそっと押し当てた。服越しに感じられるのは、石の冷たさ]
……これでよし、と。
…こうして、結局皆がばらばらになってしまうのは、吉と出るのでしょうか、凶と出るのでしょうか…。
やっぱり、人狼を仕留めるとまでは行かなくとも、自分が逃げ出せる程度の策は講じておいた方がいいと思いますねぇ。
それとあなた、二人の「占い師」さんたちについてどう思われますか。
僕は…、正直良く解らないのですよ。どちらも本物らしく、偽者らしいと思うのです。
…それより、気になる、と言うより、気味が悪いのは、あのサーシャとかいう少年ですねぇ。
なんか、服についた血痕が増えてませんでしたか、彼…。
[薄気味悪そうに、首を竦めてユーリーに話しかける。
途中ろうそくと火種を持つのを忘れた事に気づき、一つずつ分けてもらうことにした。]
[シュテファンと共に食堂車を離れる。そして、機関室の前へ]
…ぅ。
[今だ残る血の臭いに鼻を抑えた]
…誰も片付けてない…?
どうしろってんだ…。
>>235シュテ
…ばらばらとは言っても、狭い車両の中だ。それ程目立つ訳でもあるまい?
逃げ出せる、ねぇ。
難しいな。自分も逃げ出せるが、人狼達だって逃げ出せない状況が良いのかもしれない。
ほら、4,5人居るって? にわかには信じたくない人数だ。(多過ぎ…)
占い師…。はぁ、正直どちらも信じたいよ・・・。少なくとも、サンドラが人間だという事は、信じて見たい。
[蝋燭とマッチを分け合いつつ]
サーシャ、か。[ふむ]
あぁ、気味悪いね。なんだあの不安定っぷり。
胸がむかむかしてくる感じだ。
…こぅ、この先裏切られそうな、そんな風に思えるんだが。
[続々と人が減っていく食堂車を見て、ぶるりと震え。自らの体を両腕で抱きしめる]
……そうだ。
文献に何か、書いてあるかも知れない。
もしかしたら、この状況を利用して、今すぐにでもこれを使う方法が……。
[つぶやき]
忘れ物を取って来ます。すぐに戻るので、心配しないで下さい。
[ペンダントを首から提げ、水晶部分を胸の中にしまい、自分の部屋へ向かうため食堂車を出ていった]
>>239 ああ、いえいえ、それこそビリヤードのキューの話ですよ。
びっくりさせて、その隙に逃げ出せる程度の武器でも持って置きたい気持ちで一杯なのです。
[よろよろと走りつつ、ユーリー>>239に返答する。
話の半ば以降には頷いて同意していると、特別車両に辿り着いてユーリーとはそこで別れた。]
―個室―
[イヴァンを占おうと水晶玉を取り出す。
ヘーゼルアイ、シニカルな表情……だが、それを打ち消すように、「綺麗」とうっとりした笑みを浮かべた青年の顔と滲んだ血のビジョンが生々しく瞼の裏に映って。]
……っ、は、あ。
[これではイヴァンを占えない。
そも、この占いには<<死>>が必要。占える筈もなかった。]
サーシャ、だったかしら……気味の悪い、子だったわね……。
[女はぶる、と身震いした。]
―個室―
[トランクを解けば小銃と黒皮の手袋が一対。
護身用として持たされたそれは、
女の手でも扱えるという触れ込みではあった、けれど]
……使える気など、しないな。
[コートの内ポケットに仕舞いこめば、ひとつ溜息を落とした]
早く、朝になればいいのに。
[小さな窓から外を見やれば、闇]
-機関室手前の扉-
[この先に、ラビだった遺体があるという。だから入れない。くらくらと眩暈がした]
しまったな…。
発想は良かったハズ…だが、ここを通らないと…。
[通路の窓を全開にし、夜気を胸いっぱいに吸い込む]
[1]
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