情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
次の日の朝、案内人 ラビ が無残な姿で発見された。
第一の殺人が起こった。
誰が発見したにしろ、死体の状況から、人狼の襲撃によるものだと気づくだろう。
故郷を愛しい者達を、血の惨劇に陥れたあの“人狼”が、再び自分のすぐ傍にいると悟るだろう。
何をどうすればいいかは、2度目ならわかっているはずだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、やるべきことは…。
現在の生存者は、無頼な整体師 ミハイル、講師 ダニール、未亡人 アナスタシア、永遠の旅人 エーテル、沈黙の カチューシャ、青年 サーシャ、写眞店店主 シュテファン、落胤 ロラン、放蕩息子 ベルナルト、放浪者 イヴァン、背徳の賢者 シャノアール、医者の娘 ナタリー、陽気な女将 サンドラ、賭博師 ユーリー の 14 名。
― ロランの個室 ―
[そして、ロランを個室に送る。
想像以上に軽いうえ、伏せられた前髪からは表情は見えない。
なぜか勝手にかなり具合悪いのかと思い、とくに話しかけずにそのままベッドの上まで運んだ。]
ん……
まぁ、あのトランクごときでも持つのが辛いのはわかるかなぁ。
[下ろす間際にそんなことをつぶやく。]
さて、と……。
それでは、私もそろそろ休ませて貰います。
[そう言って、食堂車を後にする。シュテファンを探しだし、隣の部屋で眠ることを決めたようだ*]
―個室―
[みたい、とか ごとき、とか。
どうにもひっかかる言葉を口の中で繰り返しながら、
寝台に下ろされれば、何故だか居心地の悪さに目を背けた]
……一応、礼を言う。ありがとう。
けれど、多分、その……。
顔色が悪い、というのは、もともとのものだろう。
[崩れたマフラーを引き上げる、
ちらと覗いた華奢な首筋もまた、陰性植物の白さと同じく]
[一等車両に入り荷物を下ろすと、にたり、と周りを見回した。
そしてライカを取り上げると興奮した様で、かしゃりかしゃりと方々に向けてシャッターを切っている。
その時。
ガラーン!ゴロゴロ!!と何かがぶつかり倒れる音が響き渡り、びくり、と飛び上がった。]
…一体何事ですか?多分これは、機関室の方ですね…。
[放っておこうかとも思ったが、先からの嫌な話題が脳裏にこびりついている。]
自分の目で、確かめないことには安心できませんかねぇ。
[ぽそり、と呟いて機関室の方へと向かった。
少し、ぶるりと震えながら。]
あのう、…もし?失礼しますよ?
杞憂だとは思うんですけれどもねぇ。
[寒々とした通路を通って、ぽそり、と呟きながら灯りの灯る機関室の扉を開ける。
ギイ、と嫌な音を立てるそれがゆっくりと開くと、足元に点々と黒い塊が落ちているのが目に入った。]
…やっぱり思い過ごしですか。
石炭のバケツが倒れただけですね。
[願望を込めた口調で更に扉を押し開く。
と、その願いは儚くも打ち砕かれることになる。]
>>3
元々なのか?
ちょっと消化器良くないのかなぁ?
[そして、職業病らしく、当然のようにその両肩をがしり掴む。そして、背をしゃんとさせようと…。]
あ、わりぃ。
[途中でふいだったことに気がついた。]
ぅ…うわああああああああーーーーー!!!
[駆動音の単調な響きをつんざいて、叫びが列車内にこだまする。
写眞店の男が、そこで目にした物は、
「あの、ちょっと連絡とってみます。」
と言い残していずこかへと下がって行った案内人の少年。
その残骸。]
[身を起こす]
…あぁ、気になるじゃねーか。
なんだか喉も渇いたな…。
[鞄を寝台の下に押し入れると、部屋の鍵をあけて廊下に。そして食堂に]
[うつら、うつら。薬のせいか疲れのせいか、眠気はすぐにやってきた。
車輪の音を聞きながら、見るのはもちろん狼の夢。
一度目は十歳の時。街へと向かうサーカスは砂漠のキャラバンと合流し、砂漠の中で朽ち果てた。
座長がけしかけた猛獣の喉笛を一瞬で食い千切り、爪の一撫でで座長を二つに裂いた狼に、恐怖と、畏敬と、美しさと……ないまぜになった感情を抱いたのが、はじまり。
人が恋と呼ぶものを、尊敬と呼ぶものを、信仰と呼ぶものを。
自分が抱いているとするならば、それはあの気高い姿に。]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新