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>ダニールさんロランさん
今回の例で言うと、私のテーマ性は「人狼は悪か否か?」なので、答えが出る前に、ユーリーがあそこでテーマとは関係なく殺される、というのは一つの物語として未完に終わっていると認識しています。
その一方で、カチュ(シャノ)―ベルのテーマは「他の人を犠牲にしても自分の大切な人を生き残らせるか?」という物語と私は読解しました。
すると、小説の起承転結でいう「転」にクライマックスを持ってこないといけないですよね。
であれば、物語的に、車内でカチュを殺すかどうかの結論を出すのではなく、電車が止まり、次の生贄の少女を目の前に置いて、カチュ(偽)がその子に乗り移るかどうか…
その瞬間に、カチュを殺すか、そのまま見過ごすかベルナルトが決断するという見せ場を最後のクライマックスを置きに来た方が、映える訳で。
そういう意味では、やはり「物語」の完成としては勿体ないな…と、感じてしまいました。
[...慣れない雪道を必死で漕ぎつつ、駅に向かって声を張り上げる。駅員だろうか、人が自分に気付いて慌しく動いているのが判った。
ほっとしつつも歩いていると、ナタリーが後から追いかけてきた。
目で二人の容態は、と聞くと、彼女は黙って首を振った>>6]
そっか…そうだよね。
[最後にベルナルトに意識があっただけでもおかしいのだ。覚悟はしていたけど、実際に聞くとやはり辛い。]
[駆け寄ってきた駅員にほっとしたら、気が抜けて肩の痛みがぶりかえしてきた。
そんな現金な体に苦笑いしていると、ナタリーが早口で話しかけてきた>>7
その内容に思わずナタリーを見ると、ナタリーは人狼が出たと駅員達に伝えている]
自分で決めていい・・・・・・か。
ナタリーを売るわけなんかないじゃん。
結局あたしはあんたに助けられたんだから。
[人狼の手伝いをしていたらしいとはいえ、最後の最後で彼女は自分らに味方をしてくれた。
そのことは絶対に忘れない。
そして、天を仰いで目を閉じる]
忘れないといえば、他のみんなもそうか。
生きてる意味を見出せなかったあたしを、列車に乗ったことで与えてもらったんだからね。
[その後、大掛かりな人狼捜索やら、検査やらが乗ってきた列車の中に対して行われたらしい。
といっても、速攻診療所に連れていかれて、病室に閉じ込められてた自分は、どのような捜査が行われたかは知らないのだが。
列車で起きたことは、自分の言葉に直すのは難しかった。
色々説明を求められたが、面倒だったのもありほとんどを知らぬ存ぜぬで通してしまった。
本当のことを洗いざらい話すとしたら、あの朝にいなくなったカチューシャのことも話さなくてはならなくなる。
そうしたら、ここは大騒ぎになってしまうだろう。]
[まだ、体の一部は包帯に覆われているが、動くのにはそれほど苦痛はない。金傷による熱にうなされたのは、ほんの数日だった。
白いベッドに横たわったままのナタリーの傍らに立つ。
怪我をしただけの自分より、ナタリーの方がよほど重症だったようで、一週間経っても彼女は目覚めていない。
人狼の声が聞こえるというのは精神的にも疲れるものなのかもしれないな、と自分で勝手に納得した。]
目覚めるのを待って、ちゃんとお礼言って、そして挨拶したかったけど、あたしは行くよ。
・・・・・・・カチューシャを追いかけなくちゃ。
なんの力もないあたしだけど、きっとなんかできると思うんだ。
だから、じゃあね。ばいばい。
[そう眠るナタリーに囁いた。]
[サンドラの「売るわけない」の声を聞いて、
目を丸くした後、一瞬だけ笑顔を浮かべ、]
ありがとう。
[それだけ言って、駅員に事情を説明しようと駆け寄っていったー。]
[診療所のテーブルに飾り気のない不織布で織られた袋を置く。列車から運び出していた荷物の中に入れていたものだ。
本当なら、この北の地に住み着こうと思って準備していたもの。
まさか、このような道を選ぶことになろうと、この列車に乗りこむ前は思ってもみなかった。]
元気になるから、目覚めたらちゃんと飲むんだよ、ナタリー。
[それは、列車の中で振舞った、ハーブティの残りと、そのハーブの種だった。
この寒い場所でも育つかどうかはわからなかったが、持ってきていたのだ。
これから自分はどこに向かうことになるかもわからない。
落ち着いてハーブを植えて、それを育てて、人に振舞うことも出来なくなるだろう。
今、自分がやるべきなのは、安住の地で、人狼騒ぎが「なかったこと」や、「知らなかったこと」として逃げるのではなく、自分なりに戦うことだと、もう...は悟っていた*]
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