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[少し年嵩の声に振り返る。
茶の提案は有難く受けることにして、5(6)のティーパックを受け取った。]
喉が渇いてきたとこだ。
ありがとな、おばちゃ…いや、えー…と、サンドラ。
[裏のない気遣いが心地良かった。]
……おおかみが、近くにいないと占えない"占い師"なんて、変なの。聞いたことない。
[ダニールの肩を素直に借りながら、くすりと嗤う。]
女優さん、みたい。
[演技の気配を──自分も活用したものだから──感じ取って、浮かべた笑みは歪んだもの。]
[休む、というサーシャの言葉に一歩退き、腕は離れた。
ダニールとミハイル、二人の会話は頭上で交わされるもののように、届かない。
ぼんやりと――そう、ぼんやりと四角い空を見上げていた日々を思い出す。]
……あとで、温かいお茶を持っていこう。
[手にしたカップを持ち上げて見せれば、音もなく退いて]
>>185
……そうですね。
この力には、様々な条件がありますものね。
既に近くに他の「占い師」がいる状態では、力を行使出来ないとか……そういう条件が、ね。
[そう言ってアナスタシアの方を、睨む。しかしその手は、小刻みに震えていた]
ん?お前は大丈夫なん?
[ロランの不満気で遺憾な声には気がつきつつ、ダニールには頷いた。
サーシャは思ったより、気丈のようだ。]
[先から何か、服に赤い物がついている少年は、ケンカっぱやいのかと誤解して、オヤジガリなる物が気になるお年頃ゆえ、本能的に避けていた。
そして今、彼―サーシャを手助けする者は多いので、自分は特に関わらずとも良かろう、と判断している。
>>178ナタリーが会話に加わってきた際には、ぐるりと首を回して話を聞こうとするが、消え入りそうな最後の呟きまでは聞き取れない。
代わりにアナスタシアの小さいが激しい呟き>>180が耳に飛び込んで来て「えっ」という風に怯えた視線を投げる。]
[...は>>180アナスタシアを痛々しそうに見つめた。お茶を手に取った人たちには柔らかい笑みを返す]
>>181 シャノアール
悪いけど、今は信じない。
というか、信じたくないというか…。
まぁ、最近はあちこちの村も滅ぼされてたってゆー噂も流れてるし、あたしがいた村でもそういうことも起きた…けど、さ。
人狼の噂が届いてない北の地まで行こうとしている、よりによってこの列車に、なーんでそんな縁起でもないものが乗り合わるのかってね。そう何度も出会わなきゃいけないほど、あたし、悪いことしてきた覚えないしね。
あんたに占いの力があるかないか以前の問題さ。気を悪くするんじゃないよ?
[なんとか乗務員室に辿りつき、救急箱等を持ち帰ってきた。]
ここに置いておいた方が便利だと思って、持ってきたわ。
常備薬もいくつかあったの。
えーと、サーシャさん?お弁当、少しは食べた?
胃がからっぽのままでお薬飲むのはよくないから…。
いちおう胃薬もあったから、合わせて飲めばいいわ。
[鎮痛薬と胃薬をサーシャに差し出した。
傷の手当ても申し出たがやんわりと拒否されれば無理強いはしなかった。]
……確か、あまり薬と水以外を同時に胃へ入れるのは良く無かった筈だけれど。
[自身は、あまりこの場に長居したく無い事もあって、サンドラの勧めには緩く頭を振る]
私は彼を休ませてきますので、ご好意だけ。
[そういえば、先程カップへ注いだウォトカは一口も口にしないままだった。
水と間違えて誰かが口にしてしまわないと良いのだけれど]
>>194
……そうですね。気持ちはわかります。私自身、信じられない思いでいっぱいですから。
けれど、戸締まりだけはしっかりとしておいて下さい。
嘘でも、悪夢でもなく、現実として……奴等はいるようですから。
正式な自己紹介を、まだしていませんでしたね。
私は、シャノアール・アカベラス。古今東西全ての知識を集め、集積しようと願うただの賢者です。
世の中には、人狼という御伽噺のような外敵が存在するように、賢者や勇者と言った、御伽噺にしか思えないような人間も存在しているのですよ。
北の集落で奴等を迎え撃つ準備をするのが本来の仕事……私の役目でしたが。どうやらのんびりしている訳にもいかなくなったようです。
私のことを信じて下さるのであれば、誰か。
[ゆらり、とペンダントを垂らし]
この水晶を、軽くでいいですから、握って貰えませんか?
[必要ならば、サーシャが服薬用の水を用意する。]
とりあえず今日はもう休んで、
目的地に着いたら、お医者さんに診てもらえばいいわ。
[これから向かう辺境の地に医者がいるかどうかわからないが。
元いた村もしばらくは無医村状態が続くのではないだろうか?
今となってはもうどうでもいいことだ。診療所ももうー。]
>>194 ああ、僕も全く同感ですねぇ。
そして僕は青汁が飲みたかったのです、サンドラさん。
[言いつつ5(6)に手を伸ばしている。
サーシャが>>189で自分と同じ印象をシャノアールに抱いたのをぼんやり聞き流しつつ]
…「実はミステリー・トレインでした」なんてオチはどうでしょうかねぇ。
[やや投げやりに虚空を眺めている。]
薬……あの人はワインで飲んでたなぁ。
[ダニールの言葉に、昔を思い出してクスクス笑う。騙ることをあきらめてしまえば、昂揚を素直に受け入れて。]
ごはんは、少し食べたから。……ありがと。
[ナタリーから薬を受け取り、飲み干して。]
まだ、部屋、決めてなかった。
[どこでもいいから、とダニールに告げた。]
お帰り、「占い師」サン?
[名前で呼ばぬのは、シャルロッテだかシャルローだかぐるぐると迷った末の苦肉の策。聞きようによっては嫌味のように聞こえてしまうかも知れないが、本人に他意はないのだろう。
彼女が戻ってきたので、軽く片手を上げた。
サンドラの柚子茶に口を付けつつ切々とした訴え>>174>>181を聞き、話が終わったところで、]
つまりは。占い能力が発現したことで、人狼が居ると判断した…ってか?
そりゃ、占いの出来ねー俺には分かりっこないわな。
[お手上げだ、と言わんばかり大袈裟に両手を上げ]
信じるの信じないの言われてもなあ。
まあ、どうせ数日以内にホントか嘘か分かるんだから、わざわざウソをつく意味は無いっちゃー無い。
[苦笑した。]
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