情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[各機交戦中、竜と黒騎士。小さな地球と大烏。
ならば私は。
最後に残った銀色の機体に回線を繋ごうとする。]
……もしもし。
貴方は―――どっち?
ふむ。ならば貴殿は小官の敵機たりえません。
小官に交戦の意思はありませんし、応じる必要を感じませんので。
(55…60…65…
…この弾幕密度なら…)
…クレッセントムーン!
[会話の間に溜まったエネルギー量は、いつかクロノと交戦したときと比べ十分と言える量ではなかった。けれど、同時に目前の弾幕もあのときほどの密度があるようには見えない。
出力は少々弱いが、十分に切り抜けられると判断して、三日月の光刃に乗った。けれど]
くっ…
[その方向が、強引に捻じ曲げられる。上方からの突破を模索。稲妻の弾幕を目視、いったん断念]
…スターダスト!
[目前の暗幕と頭上の稲妻、それぞれの性質と、何より、相手の動向。それぞれを確かめようとするように、広範囲に星屑をばら撒いた]
[男はピットアウトする前の話を思い出す。
確かに烏羽の翼は、修理されたが
翼を切り裂かれたせいで、強度が落ちていた。
クヴォルの出力は上がっているが、それは機体のバランスを侵しはじめていた。
フィリアが耐え切れなくなるだろう。
装甲は再び追加されたが、翼本体の歪みは、隠せそうもない]
――中央エリア/高層――
[不意に、電気のような感触が銀色の球体を通して疾った。
眼下を見渡せば上昇してくる水晶竜と、現れた銀色の機体]
こんな時に……っ。
[唇を噛んで、青眼に片手剣を構えた。低い駆動音。
遮るように女性の声が流れ――]
▽ターゲットを選択しなさい▽
▽ターゲットを選択しなさい▽
▽ターゲットを選択し
――うるさいわね!
“あたし”は、嫌だ、って、言ってたでしょ!?
[『ウィルアトゥワ』がすぐさま攻撃に移る様子はない、と見て、
両手首の拘束ロックを解除した。右手で左手首に埋め込まれた球体を押さえる]
あたしは――あたしは、っっ!
[それでも、声は止む様子が無い。それこそが最優先だとでも言うように、音声が流れ続ける]
―― 中央 高層 ――
[もう一度、別のルーンをとマリアが魔導砲をシュウに向けたとき、ズィルバーンから発せられた銀色の矢]
『……あなたは、そっちなのね』
[どこか残念そうな声がマリアの喉から漏れる。
私は身体を捻って避けた。軽く避けられはしたのだけれど、随分大回りな動きになり、体勢を復帰させるのが遅れた]
『倶利伽羅不動 ―― sowilo ――』
[マリアは左手をがしゃこと引いて、2つの機体に向かってホーミング弾幕の太い筋を放った。マリアが目を上げる。ずっと通信していた友人の機体があって]
『……ごめんね』
[マリアの唇が、シャノンに向かってそう動いた]
ウィリーさんっ
[不意に入った通信に、思わずそちらを見上げようとするのを必死でこらえ、代わりに声を上げる]
…
…了解…しました…。
[告げられたのは、警告の声。分かっては、いるつもりだった。それでも。また、知らないうちに傷つけられるのがいやで、焦ってしまっていた。
悔しさは、友達を信じられなかった自分に向けたものか、あるいはすぐに駆けつけられない現状に向けたものか。
それらを全部一緒くたに飲み込んで、眼前の機体に集中する。
これは、敵機だ]
[だけど、私は、様々なものを背負った人々が飛ぶこの舞台に、いずれは立ちたいと、ほんの少しだけ思ってしまったから――]
ありがとうございます。
あなたは――確か選手データによるとニーナさん、ですよね?――勝つために必要な強さをもっていると、私は思います。
だけど、他の人もきっと、その強さを持っているとも思うから……まあ……強さをぶつけ合うのを、楽しみにしてます。
[むしろ私の方が呆れられるんじゃないかと思いつつ、最後に一言]
そして願わくはいつか、同じ――舞台で飛べることを。
[同じ空で、とは言わなかった。
なぜなら空は、つながっていると、少女は信じているのだから]
――“あたし”は、……“私”はっ!
[再びの記憶。漂着した時の。
目覚めたとき、初めて見た二人の老人。
心配げに覗き込む眼差しと、機械油の匂い。
暖かな、記憶]
――壊したり、なんかっ、しない!!
[音声が止んだ。替わって球体スクリーンに映し出されたのは、マリアが放った極太のホーミングビーム]
それがそもそも間違っているんだよ!
敵がいやなら、競争相手とでも言ってやろうか。
お前が堕とさないと言っても、こっちはお前を堕とす。
[三日月の光が、黒に当たり…歪むのが見えた。
上方には逃げられないと思ったリトルアースから星型弾が辺り一面に散りばめられる]
それでも、逃げるか?
[星は、黒い壁をすり抜け、稲妻は星と相殺される。
男は弾幕の中を避けずに一直線にリトルアースのほうに向けてくる。
弾幕に当たった部分の装甲値が減っていく]
[やがてピットから全ての機体が飛び去って、しばらくの後。
少女はグレンに声をかけた]
私はそろそろ降りてもいいですよー。
[なんだかんだで間近でピットインの様子が見られただけで満足した様子のリーダーも後方にいる。
かくして少女は地上に戻る。
胸のうちに決意を秘めたまま――**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新