情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
『ニーナ、頑張って』
[その時、また聞こえた、声。明るく、励ますような響きを持って、こちらの耳を打った。
―――先ほど垣間見た情報が真実なら、その声も、フィルターがかけられたものかもしれない。第一、相手は、マリアは、ウィリーは、『―――』は、こちらがそれを盗み見たことさえ知らないのだ。励ましを、そのまま受け入れるのは、あまりに虫のいい話だと思う。
でも―――それでも、その一言が、重く圧し掛かっていた何かを打ち払ってくれたのは、たしかだった。
ぎゅっと、一度、瞑目して、瞳に溜まった水気を払う]
……ありがとうございます。………―――殿。
[固有回線を使っていながら、なお大事な秘密のように、小さな声で呟いた。
それは、縮めれば『ウィリー』という呼び名となる、男性の名前。それで、先ほど垣間見たものがなんだったのか、相手には伝わるだろう。
そこにあったのは、決して恐れるべき…あるいは憎むべき情報などではなく、けれど、決して不用意に踏み荒らしていいものでもないはずだった。ならば、それを知ってしまった自分はどうするべきであるのか。まだ、分からない。
けれど、分からないからこそ、分からないまま、ここで負けて落ちてしまうわけにはいかない]
…フヅキ、弾幕兵装乙・丙連結。
リミテッドコード・ムーンエイジ 出力充填開始。
同時に敵弾幕を解析して回避行動の補助を願うであります…。
[覚めた思考で機械的に指示を下していく。見たところ弾幕の密度こそ濃いがその軌道は直線的で、しっかりと見ていればリトルアース本来の機動力だけでもかわしきれる。むしろ低速の機動力と小さな機体のリトルアースのほうが、機動力の高い戦闘機型BFよりも回避しやすいだろう]
(…45…50…60…)
[一つ一つ光弾を交わし、フヅキの警告に従い側面からの反射レーザーをかいくぐりながら、バイザーに映った出力の高まりを確認する―――]
――中央エリア・中空――
[拡大ウィンドウが追加され、新たな戦術要素が表示される。格納庫で見ていた機体。クヴォルフィリア、黒い全翼機の姿]
助けて――くれた、んじゃないよね、まさか。
[彼の機体の動向から意図を察しようとしつつ、辛辣な雰囲気をその身に漂わせた青年の姿を思い浮かべた]
[黒翼の大烏と暗黒竜。絡み合いながら戦う様子を見、少女は小さな笑みを唇に浮かべた]
でも、――結果的にそうなら、それでいいじゃない?
ユージーン、加勢、するよ!
[無論、経緯としてはその反対の状況ではあるが。背に纏った外套から、細く収束したレーザーを発射、黒竜の動きを牽制しつつ接近を試みた]
―ピット―
[ピットに辿り着くと、待っていたスタッフが大急ぎで損傷した部分を確認し、修理にかかる。
...はその間に父親から何かの説明を受けていた。
どうやら、先の目を回した件についての話のようだ]
「シャーリー、あの回転は何をどうすればああなるんだ…?俺はあんな攻撃方法を説明した覚えはないぞ」
…ごめんなさい。
どうしたら良いのか、わからなくて…それで…
「そうじゃなくて、何故わざわざ横に回るのかと言っているんだ。頭部を収納して支柱で操縦席の両側を固定すれば縦に回転しても一緒に回らず目を回す事もないのに」
えっ?
[元々回転して攻撃する仕様になっていた事を聞かされていたはずなのに、どうやら忘れてしまっていたようだ。]
「だが、前にも話したがあまり良い手ではない。頭部を収納して回っているという事はその間は何も見えない。
予め対象を決めて至近距離で使うか…何にしても大きな隙が出来てしまうから、回転は使うんじゃない。良いな」
―中央空域、中層―
[迫り来る黒竜の爪。通常の全翼機ではありえない姿勢で、爪を紙一重で黒竜の進行方向に避けていく。
指数が上がって、スラスターの推進力が向上しているからこその芸当だった]
お前の速さじゃ
俺には届かない…。
[それを聞いたファフニールは翼を翻し、距離を取る。
『ただの雑魚ってわけじゃなさそうだな』
男はあれで怒らない目の前の相手に感心した。
『だがな!
クッ、さっきのやつか』
牽制で放たれたレーザーが、さらに突撃してくる黒竜の動きを一瞬止める]
チャージ、…シュート。
[男は迫り来る、アンギャルドへ向けてヴォルレイを放った。
シュウから開かれた通信に、男は呟く]
『勝ったらチキュウをもらう』……って……
え……何この兎さん地球を侵略しに来たの……
[少女の顔がさっと蒼くなる。
だとしたら、少女はとんでもないところにちょっかいを出したことになるわけで]
もし向こうが私のこと探し出して報復なんてしたらどうしよういやでも特に手出ししたわけじゃないしサテライトも無事だったし私のことなんてバレてないよねっ!?
[地球の危機より自らの危機を心配する少女。
そこへ仲間の一人から声がかかる]
邪魔をするな。
次は、お前だ。
それとも…二人とも倒す気があるなら、かかってこい。
[そうシュウに向けて通信を送る。
黒竜は何かまだ奥の手を隠していそうで、それを量るには共闘は都合がいいのだが
男は、黒竜にブラスターとヴォルレイの通常弾を織り交ぜた濁流のような弾幕を張る]
『フン
新手か。』
[その一瞬。注意が、それた。―――今だ]
貴官の相手は小官であることをお忘れなく…
クレッセントムーン!!
[頭上に振り上げ、振り下ろす光輪の軌道が光の軌跡を残し、三日月の光刃を生む。刃は目前に迫った高級を切り払い、その場に停滞した後…]
ムーンライトッ!!
[添えられた手から大出力のレーザーをその背に受けて、光球を切り刻みながら直進する。それを生み出す真鍮の天球さえ引き裂こうとするかのように]
[ピットを抜け、空へ駆け上がる白鋼の機体。
それを追って何機かのBFがドックファイトを仕掛けてくる。
背後からの光弾を旋回しながら避け、前方に居たマンボウのような大型艦のヒレをビームの翼で切り落とす。
大柄な魚型の機体がコントロールを失って、後続を巻き込んで暴れ狂い爆発四散するのをちらりと見やりつつ弾幕の中を抜けていく。
柔よく剛を制するは東国の美学。
小柄な白鳥が大型大出力の機体を翻弄するさまに観客席から歓声もあがるか。
ひらけた空域、11時方向に見えるのは黒い機体の三つ巴。]
>>10
[シャーロットのBFが自機に体当たりをしたのに気づくのは数秒後。
重量の大差のあまり、アルトキュムラスは空を42mほど跳んだ。]
う… だいじょーーーーぶ!!!!!
ありがとーーーーーー ごめん!!!!!!
[さっき、必ず避けると約束したのに、結局は助けてもらってしまった。
ロジャーはバツが悪そうに頭を掻いた。もちろん、見えはしないのだが。
シャーロットのBFに軽く弾き飛ばされたことで機体に損傷はないようだ。]
こっちは、平気さーーーーーー
あの爆発受けてたらこんなもんじゃすまなかったもん!!!
う…けど、ピットインしなきゃ。
バリアを回復させないと、やっぱり危険だ。
[すると、自分を追ってきている機体がいるのに気が付く。]
ほぉ……。
また会えて嬉しいよ、『ルナ』。
[出来る事なら色々な意味で会いたくは無かったが、とこっそりと付け加える。
ルナ。偏執的なBFマニアが作ったと言われる、攻撃手段を一切持たない専守防衛に徹した三日月形のBF。自分のように毎回参加するわけではなく、気が向いた時に参加するタイプの参加者といえ、参加したらしたで非常に厄介な敵となる]
『ナサニエル……許さない。
僕のBFルナちゃん4号を壊した……。
だから潰す。
ルナちゃん4号の敵はボクが取る……。』
[ヘッドセットから、このBFの攻撃手段がパイロットの声なのではないかと思ってしまうような声が聞こえてくる]
――っっ、回避っ!
[ヴォルレイ。密集した光弾が飛来。反射的にスラスターを噴射して緊急回避した。機体の姿勢が乱れ、上下の感覚を見失う]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新