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−格納庫付近−
[格納庫に到着すると、丁度同じくらいのタイミングで10代後半くらいの少女と言っても良い女性の姿があった。
服装は少し古めかしい物であった。]
あれはもしかしてコロニー公社の……。
[しかし、彼がその少女が先ほどのコロニー公社の者であると見切った決め手は別にあり、空腹を我慢しているように映りつつ参加者用のバッヂを付けていた為である]
ちょっと、そこのお嬢さん。
[先ほどの焼きそばを手に持ったまま、少女に声をかけようとする]
―格納庫前―
ふぉぁっ!
[走る背中に不意に声がかかり、思わず変な声が口をつく。慌てて止まり、振り返ってみればそこには見知らぬ男が立っていて…その姿に参加者の印であるピンバッジを認めて、少しの警戒の色を示した]
…なんでありましょうか?
――観戦スタンド――
[困惑と共に、少女の中で自らに対する不安が湧き起こる。
今尋ねられたどれも――もしかしたら名前さえも――が、自分の過去として確信を持って答えられはしないのだ]
『……おいおい、黙っちゃったよ?』
『あんまり怖がらせんなよ。そのバイザー取ってから話せって』『そうそう、別に俺ら参加者じゃねーけど? ここ観客席だし』
『ま、せっかくだし一緒に観戦してりゃいいじゃん?』
[周りを囲んで口々に言う彼らから、逃れるように後じさった]
え……違、あたし、……
[マリンブルー・スネイルを見上げる黒い兎の問いに、弱々しく頷いた。
その兎とはまた別の方向から、先程の串を置いた本人らしい男の声>>251が届いたが…スカートを握り締めて今は、俯いて堪える]
は、はい、私のマリンブルー・スネイル、です。
地球の…青…?
どうでしょう…深い海の色をイメージしたものだという事は…聞いているのですが、地球の色かどうかは…。
[再び、黒い兎へと視線を戻し曖昧な答えを返した]
――観戦スタンド――
[掛けられた声と差し出された手。そちらを見遣って、小さく声を上げた。少女が付けているのと同じピンバッジ――出場証]
……う、ごめん、なさい。
[男性客らの囲みから逃げ出て、彼らとマシマとを何度か見て]
ぁ、あたし。出場者、なんです。もう、行かなきゃ。
……時間、だよね?
ふん?
[ぽんぽん、とマリンブルー・スネイルの機体側面を叩く(と言ってもぽふぽふな感じだ)]
チキュウは青いからな。
チキュウの青かと聞いた。
[ちらっと遠くの側近を見、それから周囲のBigFire達を目だけで見渡した。]
おい、中を見せろ。
[参加者同士である事を忘れたような、強引な言葉。]
突然ですまない。
君は先程の弾幕ショーを行っていたパイロットだね。
私はこの大会の参加者の一人のナサニエル・ウエクサだ。
先程の弾幕ショー、なかなか良い物を見させていただいたよ。
そのお礼と言っては何だが、これを差し上げよう。
[そう言って、手に持っていた焼きそばをニーナへと手渡そうとする]
先程走ってきている君の様子を見ていると、どうも疲れているというか、何も食べていないのではないかというような気がしてね。
先程の弾幕ショーでも体力を消耗しただろう。それでこの状況では、本戦で万一の事があったら君自身も大変だろう。
遠慮せずこの焼きそばを食べていいよ。もちろん、売店で買ってから手はつけていないしずっと手元を離してはいないから心配もしないでいい。
――格納庫――
[格納庫の中には様々なBigFireがあった。
が、大半の機体が整備を終えているのか人の姿はまばらだった。
おまけによからぬものの進入を防がんとする警備の姿もない。
拍子抜けしつつ一歩足を踏み入れる]
街の工場の格納庫より数段デカいですね……
と、それはさておき、何かイメージの手がかりになるようなものを……
[あたりを見回すとこちらに近付くさっきの黒い服の男が視界に入った。
「悪くはなかった(>>251)」というセリフに思わず笑みがこぼれた]
焼きそばもう一つですね。
[だが次のセリフに笑みが凍りつく]
BFに喰わせてやった……
それはつまりBFに食べ物をぶっかけるか何かして……
食べ物を粗末にしたのみならず……
[素直に手を取る様子にニコッと人懐っこい笑み。]
すいませんね、ちょっと飲み物買ってたらはぐれちゃったもんで。
あっちで見学する?それとも一旦倉庫戻ろうか?
[保護者ですよーって顔で少女を確保し、周りの大人達にペコリと頭を下げた。]
[正確にはぶっかけられる形状をした食材ではないため、引っかけたという表現が正しいのだがそんなこと少女が知る由もない]
誇れるものを……粗末に扱ったんですね……
[果たしてその小さな呟きは聞こえたのか]
うん、そろそろ時間かな?
行こっか。
[少女の手を引いて、格納庫へ向かう。
こんな小さな手の持ち主が操縦桿を握るのかと思うと、やはり人の親だけに思うところは無くはなかった。]
……?
[『これを、』の言葉とともに差し出されたパックを思い切り警戒の目でじぃっと見つめ、男の姿と見比べて観察する。
鼻を突く香ばしいかおりから察するに、焼きそばと呼ばれるそれはどうやら食品であるらしい。そういえば、酒店で働いていたときも先ほど屋台の中を走り抜けたときも、その名前はちらちらと目に入っていた気がする。
それは、とてもとてもすばらしい誘惑に満ちていた。いたが、しかし…]
い、いえ、見知らぬ方からの施しは受けてはいけないと聞かされておりますので、え、えええええええ…え、え、遠慮いたします!!
[その言葉に思い切り躊躇をにじませながら、それでもきっぱりと断る。誘惑を振り切るように、焼きそばから必死で目をそむけ。香ばしいかおりからじりじりと後ずさりをして。
…我慢ができなくなる前にと、格納庫の中へと逃げ出した。
もっとも、格納庫はすぐそこなので、追おうとすればすぐにも追いつかれるだろうけど]
(この黒い兎さんは、地球に興味があるのかしら…)
は、はい、中…ですか?
ちょっと待って下さいね…。
[青、そこに注目していた黒い兎の言葉に従い、慌てて立ち上がってBFの側面へと移動した]
スネイルネン、お客様を中へ。
[そう呼びかけながら、触覚のようなものへ手をかざすと頭部にあたる部分が弾けるように左右に開き、操縦席が現れた。
大人が1人収まる程度の座席、側にはヘッドセットが掛けられている]
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