533 ★秘密の花園〜青少年達の狂宴〜★
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荘厳なる男爵 ティラエル
おや、珍しい。Profヤブラスがそんな提案を。で？条件はなんだ？狡猾な貴殿の事だ。何かあるんだろう？手短に話せ。面白ければ乗ってやらんことも無い。先ずは話を聞いてからだな。（と、流石にヤブラス相手には慎重になる。）
プロフェッサー ヤブラス
いや、預けてさせもらえるなら
此方の依頼だ、逆に君の条件があれば聞かせて貰いたいね。
僕からの条件は、交換条件を提示したい…オリバー君が知っているよ。
貴公子 オズマ
ッ…
(ヤブラスの言葉が聞こえると、弾かれたように立ち上がる。途端に走る激痛に、歯を食い縛り、皆の集まる部屋へ行った。)
駄目…ッ！
(ティラエルの元へ行けばどんな目に遭うかは、身を持って体験している。とても、黙っていられなかった。)
プロフェッサー ヤブラス
（飛び出してきたオズマの腕を取り、抱き寄せ拘束する）
…交渉中だから、静かに。
（治療しているときとは違う、冷たい感情のない声で）
荘厳なる男爵 ティラエル
（オズマを一瞥して。）ほう、狗が此処にねぇ。何か粗相でもしませんでしたか？とは言え飼い主では無いので何をしても預かり知らぬ事ですがね。
オリバーが話さないのならそろそろお暇します。我もヒマでは無いのでな。
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