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この練炭は…あ、すみません。
それと水道、お借りしますね。
[従業員の一人に練炭を渡しつつ、黒ずんだ手を洗いに行く。
その際、サーシャの飲み物の注文をしようとするが、オリガの姿はなくアナスタシアがミハイルにかかりきりなのを見て軽くため息]
(自分で淹れるか)
ほら!僕だって成長してるだろ?
[嬉しそうな声を響かせる。それから彼女の方を振り返ろうとして、バランスを崩して]
……うわッ。
[足が縺れた]
[慌てて支えたから、何とか台車の横転は免れたけれど。その反動で、青年は見事に雪へ倒れ込む格好となる]
[白い大地に、軌跡が刻まれる。
鳴らぬ水車の音の代わりに、耳に響くは台車の車輪の音。
そのうち瞳を閉じ、その音に聞き入り――]
[がたんと台車が止まった]
い、イヴァン?
もう、……何やってんのよ。
[言いつつも声は笑み混じりで。
ふわりと台車から降り、雪に倒れ込んだ青年の前に屈み、片手を差し出した]
[客に物を放るなと怒鳴られた。]
なら、あんたが渡しといてくれよ。 姉、さ、ん 。
[じゃら。]
[乾いた音を立てて、硬貨が数十枚。
カウンターの上に、詰まれ散らばる。]
[値段など覚えていない。
多いかもしれないし、少ないかもしれない。]
じゃあな。
[そのまま出て行こうと踵を返すと。]
[ここに残れと呼び止められただろう。]
……は?
[召集の便りは、未だ封を切られておらず。]
[白い大地にうつ伏せになる。肌に触れる雪の冷たさ]
―――――……。
[手を差しだすオリガの姿が、幼い頃の彼女のそれとぼんやり重なる。
確か昔転んだ時も、彼女は手を]
……ちょっと調子に乗りすぎたかなぁ。
[苦笑を浮かべながらも、相手の声に笑みが混じっていることに気づけばほっとする。差しだされた手をそっと取って、立ち上がった]
[それとほぼ同刻、茜色に染まりかけた空に鳥の群れが羽ばたいて行った。もうすぐ夜が訪れる合図だ]
じきに暗くなるね。
戻ろうか。
[空を見上げながら白い息を吐く。彼女の手を静かに話して雪を払うと、台車を持ち直して笑いかけた]
いいのよ。
そういうところが、イヴァンのいい所だと思うもの。
[苦笑を浮かべる青年の手を引く。
己の細い腕を、寂しげに見下ろした。
ばさばさばさ。
見上げれば、夕暮の空を鳥が飛んでいる]
そうね。戻りましょう。
私もそろそろ仕事をしないと、アナスタシアさんに怒られちゃうわ。
[笑みには笑みで答えて。
雪原に足跡を残しながら、宿屋へと戻った]
― →宿屋―
― 村長邸 ―
立会人といいますか、予定に変更がなければ大人ではドラガノフさんが参加なされるのですね。
…もしかして、他にもいるのですか?
[役場からの情報を確認しながら、村側の準備などの最終的な話し合いに顔を出す。話し合いと言っても村長である彼の父が一方的に話すだけの関係だが]
わかりました。
杞憂ならば、また何れ。
もし…ならば、御身体を御自愛下さい。
[仮に次兄が戻らずとも、老父は手を打つだろう。
自分が気を使うことではない]
い や で す 。
[そう告げると。]
[来たときと同じように、ずかずかと。]
[途中で、戻ってきたイヴァンやオリガとすれ違ったかもしれないが。
こちらからは気づかずに、宿を後にした。]
では、まだ宿に来ていない召集されている者の家に呼びに行って参ります。
後の事を考えれば、騒ぎに繋がりそうな真似は避けておきたいのでありますが…
[村としては役場の意向に逆らう素振りを見せることは得策ではない。かと言って、呼び出されている面々は愉快ではない事も承知している]
(ことがことだからな)
宿ではアナスタシアさんが取り計らってくれるでしょう。
[名簿を片手に、まだ宿に顔を出さない面々の家へと訪ね歩く。道中で見かければ直接声をかけるだろうが]
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