人狼物語(瓜科国)


524  凍れる水車


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ナタリー

 駄目。

[たいしたことないと言う男(>>104)を、睨む。

 無理矢理でも傷を洗って、ハンカチで縛るだろう。
 振り払われでもしない限り。

 少なくない経験の中から。
 目の前の男が非常に忘れっぽいことは知っている。
 傷の痛みさえ、一度目に入らなくなれば忘れるのかと、そんなことがちらりと頭をよぎった]

( 105 ) 2010/08/22(日) 12:35:34

ミハイル

……ぬ。
 
[駄目。]
[と云われては。]
 
[そのまま大人しくする。]
[血が流れるのは、煩わしかったから。]
 
 
[ふと。]
 
なあ。
 
[思ったことを、訊いてみた。]
 
お前、名前。 なんだっけ。

( 106 ) 2010/08/22(日) 12:46:30

ナタリー

[男の傷にハンカチを巻いて。
 朱色が隠れればこそりと息をつく。

 ふと。上から振ってくる問いに]

 ナタリー。
 スペルも教えましょうか。

 どうせすぐ忘れちゃうんだろうけど。

[少しだけ唇をとがらせて、ぴしゃりとハンカチに覆われた相手の手を叩いた]

( 107 ) 2010/08/22(日) 13:13:40

ミハイル

いや。
 
[手を叩かれれば、なぜか。]
[無意識に、笑みが浮かんで。]
 
覚える。
 
[その手で、彼女の頭に触れようと。]
[伸ばす。]
 
ナタリー。
……ありがとな。
 
 
[いまなら。]
[なんとなく。]
[忘れないような、気がした。]

( 108 ) 2010/08/22(日) 13:31:42

ミハイル

[ナタリーにそう云うと。]
[一番近くにいた従業員に。
 空いている適当な部屋はどこか、尋ね。]
 
[階段を上った。]
 
**

( 109 ) 2010/08/22(日) 13:32:39

ナタリー

[笑みを浮かべる男に。
 本当に痛みがないんだろうかと、きょとりとして]

 覚える?

[さらなる言葉に、さらにきょとりとしたが]

 ん、わかった。期待しておきます。

[ただ目の前の男に名を呼ばれることは。
 けっして悪くない気がして。

 頭に触れる手の感触に、少しだけ、微笑んだ]

( 110 ) 2010/08/22(日) 13:45:55

ナタリー

[ミハイルが階段を上がっていくのを見送る。

 ひとりになるのは危険。
 そんな気もしたけれど。

 何も言わず、椅子に座り直した**]

( 111 ) 2010/08/22(日) 13:52:17

サーシャ

― 夕刻:宿→村長宅・マリーヤside ―
[日が沈むのは遅く、されどひどい濃霧に辺りは薄暗く――。

息を整えると、村長への対面を願った]

お願いします。
あわせてください。

[憤りを押さえ込んで、丁寧に頼んでみるも相手にはされず。

応対する使用人の表情はどこか能面のようで気味が悪かった]

どうして…ロラン様も宿にいらっしゃるのでしょう?

[使用人に相手に言い募ってもどうしようもないことはわかってはいたけれど、取り次いでさえもらえないのが納得できなかった]

( 112 ) 2010/08/22(日) 16:25:04

サーシャ

[ずいぶんと粘ったのだけれど、不確かな情報だけでは取り合ってもらえず、あげく疑念が頭をもたげる]

まさか、ロラン兄様が…。

[普段の呼び方が口をつく。

あまりに愚かしい疑念に自分の正気を疑う。

くるりと背を向けると再び駆け出した。

息子のために村長が餌場を用意したのかもしれないだなんて…。

馬鹿馬鹿しいと一笑にふす――しかし、疑念が浮かんだそのこと事態が、兄と呼んだ人への裏切りと思えた]

( 113 ) 2010/08/22(日) 16:30:58

サーシャ

[家へと逃げ帰る。

両親の声を振り切って部屋へと閉じこもる]

…姉さん。

[無力な己への絶望感に頬を涙がつたった]

― 第四幕・了 ―

( 114 ) 2010/08/22(日) 16:34:27

サーシャ、妹の嘆きを知らず、抱きしめる腕は*ない*

( A43 ) 2010/08/22(日) 16:37:19

イヴァン

―食堂―

…………人狼を見抜く力。

[イライダの声>>78に重ねるように、ぽつりと呟く。
彼女に話を振ったのは正解だった。
人狼を見抜く者、
―――俗に言う「占い師」という存在のことはよく知っていた。

勿論、「天敵」として]


ここに、居てくれれば良いのだけど。

[だけど、それは本心だった。
自分が占われて死んでしまっても、いっそ構わない。だから、早く人狼を見つけて、あの子を解放してあげたかった。
あの子が人狼なんかじゃないこと。それだけは、強く、確信しているから]

( 115 ) 2010/08/22(日) 18:23:47

イヴァン

[占い師の話題で、表情を変える者はいないか。
そっと、けれど注意深く周囲を見渡していたから気づいたのだろう]


サーシャさん……?

[ふと考え込む様子を見せた彼女へ顔を向ける。
返る答えが何もなければ、それ以上問いかけはしないだろう]

( 116 ) 2010/08/22(日) 18:24:02

サーシャ、イヴァンの問いかけにビクと身をすくませる。

( A45 ) 2010/08/22(日) 18:57:52

サーシャ

[我に返ったようにイヴァンへと顔を向ける]

どうか、した?

[妖魔までもが真実とは思いもよらず、ましてや彼がそうだとは―]

( 117 ) 2010/08/22(日) 19:04:49

イヴァン

あ、いや、……。

[ふと感じた違和感を、上手く言葉にすることが出来ず]

考え事してる風だったから。
体調、大丈夫?

[先ずは病弱な彼女の身を気遣うけれど。
でも其処で引くことが出来なかったのは、色んな意味で残された時間が多くないことを知っていたから]

―――…何か、気づいたこととか、あった?

( 118 ) 2010/08/22(日) 19:13:41

サーシャ

[体調を心配する言葉に、大丈夫と返すけれどもやせこけた頬のその顔色は青ざめて]

気がついた、こと。

[呟くと、完成間近の手元のリネンに目を落とす、イライダのための―]

水車小屋、いかない?

[実際のところあまり調子はよくない…この騒動に心労が募る。

誰かに聞いてほしかった]

( 119 ) 2010/08/22(日) 19:23:39

イヴァン

[顔色の悪い彼女を心配する眼差しは本心から。
ただ、本の僅かに、相手を人狼か否か見極めようとする気持ちが混じってはいたけれど]

……………。

[彼女の手にした布を見て、思う。アナスタシアの顔に布をかけてやったのは、きっとこの人なのだ]

うん。いいよ。
寒いから気をつけて。

[水車小屋へという提案に頷き、ゆっくりと立ち上がる。具合の悪い彼女を気遣うように、手を差しだした。
窓の外には既に暗くなり掛けている。何処かから再び、狼の遠吠えが聞こえた気がした]

( 120 ) 2010/08/22(日) 19:35:54

サーシャ

― 食堂→水車小屋内部 ―

[イヴァンの気遣いに礼を述べ、そっと目立たないように移動する]

ふふ、どうしてかしら、この宿に来てから、何かが狂いだしたよう。

[いえ、あの幼い日が始まりだったのかもしれないとは胸中にとどめる]

…夢を、みるわ。

[端的すぎて伝わりはしないだろう言葉を落とす。

遠吠えに耳を澄ます]

( 121 ) 2010/08/22(日) 19:45:13

イヴァン

―水車小屋内部―


この村は変わらないよ。……何も。

[それは18歳の青年が語るにしては、深い重みを持って響く言葉。
彼は見つめ続けてきた。何年も、何十年も、否、それよりも更に、遥か昔から。
―――…冷気に閉ざされたこの村を。

彼女が心中で呟いた言葉も思い出も、知る術もなく]


夢……。

それは、どんな、……ゆめ?

[静かな小屋の中、遠い獣の声だけが響く。
そっと息をのめば、僅かに緊張した空気が彼女に伝わるだろうか]

( 122 ) 2010/08/22(日) 19:56:01


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ミハイル
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イライダ
18回 残1253pt 飴飴
イヴァン
40回 残232pt 飴飴
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ナタリー
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