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― 場面は移り変わる:ロストヴァ家・マリーヤside ―
[昨日眠ってしまったそのままに、サーシャの部屋で目覚める。
もはや日は昇りきって、いつもよりはずいぶんと遅い目覚め。
部屋をノックする音に、扉を開けると青ざめた母親の姿]
おはよう、かあさん。
いったいどうしたの?
[母親の姿に不安が募る]
[母親が口にするのはサーシャに来た手紙のこと―手紙の読めない娘のために読み上げたのは彼女だった―そして、宿で起きた惨劇のこと。
村に情報が回るのは、とても、早い]
な、なんですって!
[彼女の顔からもさっと一瞬で血の気が引き、次いで怒りに紅潮する]
[母親の腕をつかんで、ゆさぶる]
どうして、引き留めてくれなかったの。
それじゃ、生け贄みたいなものじゃない。
[いつかと覚悟をしていたのは、こんな場面じゃない――]
やっぱり、姉さんはこの村を出て行くべきだったんだわ。
[暖かな場所でなら、命をつなぐことも絵空事ではなかったのに、一度として頷いてはくれなかった]
いくわ、宿へ。
[まずは、なにがなんでも姉の無事な姿を目にするつもりだった]
― 第二幕・了 ―
―1日目 夜-深夜―
[宿に帰れば、何事も無かったかのように食事をもらう。
ドラガノフの「虹の樹の苗」が目に留まれば、ほう、と表情を和らげた]
育つと良いね。大きく、大きく。
[心から、そう思った。
その日の夜も、自室で遅くまで木彫り細工を続ける。そうして漸く完成したのは、水車小屋の隣にたたずむ、
髪の長い少女の人形―――]
―2日目―
[階下から響く絶叫で目を覚ました。何が起こったのか察しはついていた。けれど同時に、酷い絶望も感じていた。
この宿に人狼がいるのは間違いないだろう。だけど、それでも「何事も起きずに」日が経てば、無事に解放されるのではないか。
…そんな一抹の希望は、砕かれた]
――――――……アナスタシアさん。
[無残な女の屍には既に美しい布がかけられていて、その詳細を目にすることはなかったが。
顔を伏せ、冥福を祈る]
[淡々と感情を見せず、或いは殺したように語るロランの説明を聞き終えれば、遠慮がちに口を開いた]
………ロランさんは、どうしたいの。
[唯一最後の科白、村を赦して欲しいとの言だけには、微かに感情の色が見えた気がしたが]
僕は嫌だよ、死ぬのは。…死なせるのは。
[ただ、守りたいと思う。膝の上で握る拳に力を込めた]
俺ならば、そうだな…
ここにいる皆の投票で一日一人、
襲撃以外の犠牲者を決め、
その者が人狼であることを願うのが折り合いの付け所だろうか。
[そうして、街で余所者であった友は吊られて、死んだ]
心中は構わないが、身代わりは認めたくない。
身代わりの相手が人狼でないとは限らないし、
そこで一度免れたとはいえ、
再び対象にしないと身代わりの者に誓えないからだ。
わざわざこれだけの人間を一箇所に集めて
人がここで殺され
(どう考えたってありゃ自殺じゃねえよ)
で、ここにいる人間でどうにかしろ、と言う。
・・
お前さんの親父は
他に何か思惑があるとしか思えねえんだが。
ああ、さっきのはあくまでただの一案だ。
後悔しないように、慎重に皆で決めてくれ。
[年下や同世代向けに口調を戻す]
その際、もし処刑人が必要ならば、俺が死ぬまでは俺がやろう。
恨むなら、父と俺を恨むといい。
それだけの事をしているのだから。
………………。
[秩序ない殺し合いは避けたい、と。ロランのその言葉には静かに頷く。
そしてそんな事態に発展してしまえば、それこそ本当に宿に火をつけられかねないとも思った]
――――…こわいね。
[投票の話になれば、息をのむ。仮に自分が選ばれれば素直に処刑されるのか、とか。一体何を基準に投票をすれば良いのか、とか。色んな思いが頭を巡った後、零れたのはただの呟きだった]
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