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― 宿・食堂 ―
[他の人の様子を窺うもの、一度宿から外に出るもの、奥に引っ込んでしまうもの、それらを遠目にぼんやりと見ながら、...は壁に寄りかかる。村長である父ならばもっと詳しい事を知っているだろうが、自分に答えられる事はそう多くない]
(人狼についてなどは――)
[全て自分で調べた付け焼刃の知識に過ぎない。
唯一度、父の意思に背いて
友の亡骸を引き取りに向かった時からの知識]
(とんだ茶番となるのか、それとも…)
[父の警戒の仕方、そして直接告げられた言葉も、随分ときな臭いものはある]
(何もない白い世界に、全て覆われてなくなってしまうのか)
[人の意思も、その想いも遠く、遠く吹雪く思考の奥へと沈んでいく*]
[相手のことを、驚いたようなまなざしで見上げるが。そこに疑いの色は無い。
おそらくは、慕っている相手のことを疑うという発想も、青年にはない]
あの宿に、「いる」の?
[問いかけた後、ごくりと唾を呑んだ]
[自分のマフラーをひとつ、外して。イヴァンに差し出す。]
[あんまり襤褸だから、女の子に貸す気にはならなかったのだが。]
いる。
[問いかけには、頷いた。]
……いなくなっても、わかる。
と思う。 多分。
[そっちはあんまり、自信がない。]
[なんせまだ、いなくなってない。]
[渡されたマフラー、しばし見つめて思案して。
いろいろ逡巡したけれど結局巻いた]
温かい。……雪だるまだったら溶けるなあ。
[確かに自分の店で売ったものだけれど。
こうして他人が使っているのを見ると、やはり嬉しい]
よし、完成。
[口元をほころばせたまま、かまくらを作り上げると。
その中に、手の生えた雪だるまをそっと移した]
[差しだされたマフラーを、遠慮なく受け取って首へ巻く。温かい]
―――――…!
[「いる」という。きっぱりとした返答に、思わずびくりと肩が揺れた。
そして躊躇うようなしばしの間が空いて、おずおずと口を開く]
「誰」が、っていうのは。…分からない?
[分かったら、どうするというのか。
答えが見つからないままに、問うたのはきっと反射的なこと]
いなく、なっても……。
[いなくなるというのは、具体的にはどういうことなのか。
宿を後にするということか。それとも、それとも]
[ありがとう、とサーシャが言えば]
いいのよ。
しばらくは一緒に此処に居るモノ同士ですもの
気にしなくていいわ。
[サーシャが一度ミハイルを見れば、つられるように視線を向けるが。
同じように、何も言わず、何もせず。
暖炉へと視線を戻した**]
わからん。
生きた人間は、みんな同じに見えっし。
[昔から、他人の顔と名前が覚えられないのは。そのせいもあった。]
……教えてくれない。
[主語は省いた。]
[なぜなら、自分でもわからないから。]
多分それは……俺の役目じゃねーんだろ。
よく、わかんねーけど。
[生きた人間は、みんな同じに見えるという。
兄と慕う人の告げたその言葉は、何故かひどく哀しく感じられた。吹き抜ける風が、マフラーを靡かせる]
……………。
[じっと相手の顔を見つめていたが。やがて、視線を伏せる]
死んだら。
[彼の言葉をなぞるように、静かに繰り返した]
[何が起ころうとしているのか、とか。これからどうなっていくのか、とか。考えても仕方のないことは、深くは考えないことにした。少なくとも、今は。
小さく息をつくと相手へ歩み寄り、子供っぽい笑顔を浮かべる]
兄さん。「僕」のことは、分かる?
―――――…分かるよね。
[ポケットから、木彫りの花に紐を通したものを取り出して]
これ、御守り。あげる。
昨日の花代、多かったと思うんだ。そのお礼。
お金返そうにも、ちゃんと値段覚えてなかったし。
[押しつけるように其れを渡すと、再び相手の先を行くように歩き出す**]
どうせ雪が降ったら埋まっちゃうけど。
[立ち上がると、手を打って、手袋の雪を払う。
一度ぐるりと雪の景色を眺めて、宿に戻った。
たぶん、ドラガノフの持ち込んだ苗木類に、目を丸くしただろう]
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