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― 村はずれ ―
[微かに耳に届いてきたのは、何かの爆ぜる音。
それはこの騒動が起きてから三度目の]
また、誰かが……?
[誰かが溶かされた、命の消える音]
僕が占い師を見つけられない様に、あっちも僕を捕らえていないのか。
(もしくは、わざと外して楽しんでいるのか)
[どちらにせよ、気の重い話でしかない]
出て行く事が定めとて、少しでも早く終わらせねばならないか? 数百年の恩があるしな……。
[地面に落ちる視線。
月明かりの逆光で羽根の色は黒く見えるかもしれない]
[落とした視線の片隅。
村から少し離れた一角に居るのは。
獲物の匂いを嗅ぎつけ、たまに紛れ込んでくるソレ]
昨日カイを連れて飛んだ時に"人"の匂いはしなかった。 フリーディアも違った。 残るはチュリィ、ジン、キャス、サクラ。 さっきの言葉を考えると、一番可能性が高そうなのは…。
[村をぐるりと囲むような柵の上に、腰掛け、足を組む。
蘇芳と化した両の眼で、低い唸り声をあげるソレを一瞥]
……ああもう、煩い。 見逃してやるから失せろ。
[軽く威嚇すれば、ビクリと体を震わせて走りさっていくソレ《ネコ》]
占い師もこんな風に簡単に出てきてくれれば楽なのに。 誰かわかれば、すぐに喰らってあげられるんだし。
[いつものように片手で口元を押さえ、目を細めて―――哂った]
―朝方・某所―
[日課である水やりを済ませ、ぶらりと村を行く。
目的地などはない。
ただ気晴らしに、歩くのみ。
けれどもやはり、思考は占い師と人狼のことへと及んでしまう。]
――…そも、気晴らしなどしてる暇などない、か。
[自嘲気味に笑み、空を見上げる――晴天。
いつもと変わらぬ、青い青い空。
しかしその空の下、流れる空気は重々しく。]
人狼が怖い占い師、な…
[昨夜皆が話していたことや、フリーディアが見せてくれた本のことを思いだしながらぽつり呟く。]
[どうしたらいいのか、自分には何ができるのか。
思考はぐるぐると回りだすも。
それははたと、停止する。]
――…サクラ?
[視界の隅、はためくは、サクラの着ていた服によく似た色。
――いや、まさか。
思わず浮かんだ可能性を打ち消すけれど。ここ数日のことを思えば――]
――っ!
[ふらり近づき、開けた視界。
“溶けた”ことを表すような、服と、灰。]
サクラ……っ!!
[その場に膝をつき、サクラだったモノに触れた――]
― 朝 ―
[眠い目を擦りながら巣穴から出る]
そういえばロープウェイは定期的に水をやらないとだめなんでしたっけ――
[誰も居ないロープウェイ乗り場へと移動する。
そして感触を確かめる]
渇き気味…水をあげないとだめですね。
[そう呟くと、ロープウェイに水を撒く。
ひととおり撒き終えると、村を散策しようかと逡巡したが、回し車のある部屋へ向かう。
今日もまた犠牲者が出ているかもしれない――誰かがそのことについて報告してくれるかもしれない――
いや…どうだろう。ただ単に私は発見者になるのを恐れているだけか――疑われる事の恐怖。人の目など気にせず生きていこうと思ってはいたのだが、どこかそんな気持ちがあることに気付いた]
―回し車付近―
[回し車はカラカラと回ることはなく。
ただただそこに存在していて。
じ、っとそれを見やりながら壁にもたれかかっていた。]
……ジン。
[チュリィがここへとやってきてからどれだけ時間が経ったのか。
ずっと動かず回し車を見つめていたチュリィにはわからなかった。
現れたハム影――ジンに気付くと微動だにしなかったチュリィはやっと動き。
テーブルの上に置かれたサクラの服を視線で示した。]
[眠りから覚め、自分が溶けていないことに、思わず安堵の息をついた。
そうして重い足取りのまま、いつもの場所へと向かってみる]
― 寝床→回し車 ―
[チュリィとジンの姿を確認する。
自分もつられて指さされた先を見れば、そこには今日の犠牲者の『姿』があった]
サクラさん……
――ごめんなさい。
[しばらく黙り込んでいたが、ふいに口を開いた。
『私が占い師です』とでも続けばよかったのかもしれないが、そうではなかった]
……恐ろしいのです。
いつ自分が灰になってしまうかと思うと。
必死で文献を調べていたのは、もちろんこの村を危機から救いたいという正義感からでした。
ですが、次第に……「死にたくない」という我が身可愛さと、
それを隠すためのカモフラージュになっていた……そんな気がしています。
[ぽつり、ぽつりと、震える声で話す]
神の道に生きる者が……
自制と自律、奉仕と犠牲を実践すべき者が
このような心で動いていたのは、とても恥ずべきことです。
シスター失格であるとも、思っています。
ごめんなさい。
ただ、それでも「私」の気持ちを告白するなら……
私はこれ以上、死の影に怯えたくはありません――
[言葉の端に、自嘲の色を浮かべながら。
修道服に身を包んでいるだけのハムスターは、そう言った]
[>>35チュリィの指先にはサクラの衣服。
これが何を物語っているのかは一目瞭然だ]
――また犠牲者が…
[...は言葉を失った。
そしてシスターの懺悔を聞きながら、どうすればいいのか必死に考えていた。
文献を調べても、なかなか正解にたどり着けない。
本ばかり読んでも見つけられないのである]
[しばらく間があった]
シスター、死に怯えるのは誰しも同じです。
神の道に生きる者だってね。
だから恥じることはありません。
胸を張ってください。
そして占い師を早く見つけ出し、この村から追い出しましょう。
尤も――その手段が見つからなくて困っているのですが。
[...は苦笑した]
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