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次の日の朝、将軍 ジェルトルーデ が無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、刑事 アナスタシア、祓い師 シェリル、しまりす しま、看護師 ホリィ、酔っ払い ポルッカ、楽観主義 ルーラ、奏者セリリの 喋るピアノ、医師 クレール、ナンパ師 メイアル、生臭坊主 ダンテ、宿の主人 ダモン、ハエ目妖精 パック、少女 テレサ、伝道師 クリス、菓子職人 ユーラス の 15 名。
ということでクリス君。
正体を見せてもらおうか。
[...はぐるりとクリスの周りを一周した]
年齢:許容範囲
年収:愛に不要
女好き:ちょっとひどい
容姿:悪かないね
狼度:へ―…やるね君。
うん。狼度は高かったけど特に問題はないね
【クリス君は人間ー】
ほいたら、伝道師さんを占おうかがね。
なぁに。酒ぞ飲んまして吐いてもらうがよ。
あ、吐くいうてもそっちの意味やないがよ?
ほれほれ、飲みねえ飲みねえ。
なんが、イケる口やがやか。
ほっほっほ。
……ふんむ? なんやがって?
自分の前世は*13塩辛蜻蛉*で、*08海王星*出身?
ほんで、75(100)年の時を経て((人狼))になるたんめに生まれ変わったが?
……何を言うちょるがか、こん人は。
こんに酒に弱いっちゅうこたぁ、【伝道師さんはJINRO持ちってこたぁないがよ】(人間判定)
愛の伝道師クリス。
そこに立ちたまえ。
人間とは、動物基準から見ると、非常に耳の悪い生き物である。
ならば、人狼はどうか?
半分がケダモノである彼らは、人間以上の聴覚を持つという。
この和音を聞きたまえ。
【苦しみはじめたクリスは人狼だった】
さすがだホリィ!お手柄だぞ!
君の独断のおかげだ!
しかし驚いた、ピアノは少々自分の眼力を過大評価していたらしい。
―回想― AM 2:30
[昼夜ぶっ通しで続けられた人狼議論は人狼の存在が確定していない事から様子見という結論が出された。誰しも心の中では人狼はもういなければいいのにという思いが強いのだ]
『ご主人、水を貰えるか』
[将軍ジェルトルーデは疲れが溜っていたのだろう。部屋に戻ってから今の時間までずっと寝ていた様子だ]
そーにゃんの奴に言ってくださればこちらからお届けしたんですがね。どうぞ。良ければ何か作りましょうか?
[...はグラスに氷を目一杯入れて差し出した]
『いや、いい。食欲はなくてな・・・・・・すまない。我々の決断が遅かった故多くの者が犠牲になってしまった。許して欲しい』
[将軍は悔いていた。報告を受け取っていながらどうしてもっと早く動かなかったのか。そのせいで多くの村人と部下を失ったのだ。彼女の心情をダモンは察していた]
私にはわかっています。騎士団には騎士団の都合があるのでしょう。少なくとも貴方は身分の尊い方でありながら国を思い、自ら陣頭指揮に立ってくださった。貴方がおられなければこの村はもう人狼によって全滅していたでしょう。村に代わって礼をいいます。本当に有難うございます
[...はそう告げ深々と頭を下げた。ダモンは相手が誰であろうと世辞やおべっかを使うような人間ではない。短い付き合いではあるがジェルトルーデはそれがわかっていた]
『貴殿の誠の気持ち・・・・・・痛みいる。だがそれでも私は・・・・・私は・・・・・・ぁ』
[...はジェルトルーデの前に温かいスープを差し出した]
何も食べないのは体に毒です。せめてこれだけでも飲まれては如何でしょう。将軍はこの国になくてはならない方です。
どうかご自愛を
さて狂人が初日から偽黒出すとは思えないのでピアノさんが狼、メイアルさんが狂人、ポルッカさんが真占と見ますよー。
これは昨日ポルッカさんがCOしたときの予想と同じですので、ある意味納得の占い結果ですね。
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