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無頼 陣 は ゲームマスター に投票した。
ゲームマスター は ラナ ヴラニェシュ に投票した。(ランダム投票)
監督者 ルーサー は 無頼 陣 に投票した。(ランダム投票)
メイド セリア は ゲームマスター に投票した。
望月 胡蝶 は ゲームマスター に投票した。
ラナ ヴラニェシュ は ゲームマスター に投票した。
セイバー は ゲームマスター に投票した。
ゲームマスター は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか。
P.ライダー は立ち去りました。
暗雲が去り、まぶしい光が降り注ぐ。――全ての人狼を退治したのだ!
…コチョウ、我が主。
主に、太陽の神の祝福を。
[生きてさえいれば。
それは完成されたものには到底望めぬこと。
残酷な、されど確かな希望(のぞみ)。
ゆえにひとは、うつくしい。
静かに――祈りを捧げた。]
[闇の中をずっと、歩いていた。
誰かを呼びたいのに、誰の名前も浮かんでこない。
自身の存在を意識することさえ難しく、いっそこの闇に溶けて消えてしまいたいと思うほど。
最初から、自分など居なければ。世界との接点などなければよかったのだ。
永劫とも一瞬ともつかぬ絶望と孤独感が心身を蝕み、全てを投げ出し諦めかけた時]
――"願いを"
[山の稜線の彼方に、輝く黄金の一縷を見出した]
[急速に覚醒する自我。手足の感覚。――生きている実感。
必死に願った。祈った。願望機を染め上げる幾多の、希求とも怨嗟ともつかぬ欲望渦巻く中、凛と。
魔術師によって失われた命を救わんと。
魔術が悪しき使い方をされない世界が見たいと。
ただ、その一心。
手を伸ばすこともなく、祈祷の形に組むこともなく。
ただ、熱のない鮮輝が、すとんと胸に落ちてきた。気がした]
[呆気ないものだと思う。
払われた犠牲と、越えてきた幾多の超常的な戦闘からすれば。
ただ、終わったのだと。
なんとなく実感のないまま、佇んでいた。
境内を中心に重苦しいほど渦巻いていた甚大な魔力は、残滓も霧散し悉く消費されたようだが。
それ以外は何も変わらぬ。打ち捨てられ朽ちた阿須乃神社。
人の気配は周囲になく、忍神町の人々が還って来たのかも、三年前の聖杯戦争すら起こらなかった並行世界に単身飛ばされたのかも、皆目見当がつかない。
――そもそも、あの不公平極まりない願いが叶えられたのかさえ定かでなく。
人が作る兵器ですら、広範囲を壊すことは容易くとも、創造と復興には破壊とは比べ物にならない膨大な年月と労力が必要で。聖杯の奇跡、蓄えられた魔力が如何ほどに見合うのかも。増して、その聖杯の魔力を無頼陣たちが好き放題使いまくっていたし。
どうなったのだろう、と。
見上げた空の淵、投げかけられる光が眩しくて。――いや、耳朶を掠めていった風の中に、小さく小さく、懐かしい声が。名を呼ぶ声が。確かに聞こえて]
[視界が滲んだ。
嗚咽を堪えようと口元を覆った指先が、しょっぱい液体で濡れた。
振り向けない。
振り向いてはいけない。
自分の望みは、かの人が自分と関わったせいで命を落とさず、生きてくれることだったのだから。
喉まで出かかった、はるか、と呼ばわる声を封じ込めて。
光射す方へと、足音もなく歩み出した]
[地に長く落ちた影は、消えることなく。
それは自分の一部にして、自分のすべて。
その後も、望月胡蝶は、一人の忍者として魔術師として、夜の世界に生き続けるだろう。
どれだけのことが為せるのか、為せぬのか。
その名が歴史に残ることは、決してなく。
『音もなく、臭いもなく、知名もなく、勇名もなし、その功天地造化の如し』
そう志す通りの生き方を貫くのみ]
[しかし、本人の思惑と異なり残ってしまったものが一つだけある。
聖堂教会の管理する聖杯戦争の記録、その勝者として綴られた名。
最初はアーチャーの、後にセイバーのマスターとなった、望月胡蝶。
魔術師たちの間でも謎の存在であり、後世の誰も気に留めることなく、埋もれていく一途。
ただ知るのは、共に聖杯戦争の夜を駆けた、八騎の選ばれし英霊と魔術師だけ。
その幾らが、この世界に生き残っているのかは、定かではないけれど**]
………。
[胡蝶が出ていく様を見送って。
聖杯の前へとどかりと腰を下ろす。――左腕が灰となって崩れ落ちた。]
長かったものであるな。
[聖杯に呟けば、聖杯から闇のようなものが滲み出る。]
ふむ、これはね…。
僕の中に在り、また、僕を包みこんでいる闇だ。
君に見えているのはナルキッソスの姿だろうけど、今話している僕は、聖杯の意思…みたいなものだと、思ってくれ。
こっちの概念で話すには、都合がいいんだ。
君は、僕やナルキッソスが世界を…「滅ぼす」ことを望んでいたと知っているはずだね。
それを僕らが決意したのは、この闇に絶望していることを互いに確認したからだった。
人も願望機も、この闇に希望を見出せなかった。
そしてこの闇自体もまた、世界を滅ぼすというベクトルを持っている。この闇に喰われたものは、そういうベクトルを持つことになる。
この闇が何かを話す前に…
世界について、話をしよう。
生あるものが、死を望むことはない。
それは、ごく当たり前のことだ。
誰も、最初から滅びを望んでなどいない。
それは僕もそうだったし、僕と重なった彼…ナルキッソスにとっても同じことだった。
僕らにとって、世界は愛すべきものだった。
決して、憎むべきものではない。
我々が住んでいるこの世界は…ガイアよりも広い意味でのこの世界は、ただあるがままを望む眼差しを、すべてのものに向けている。
ただ自分を守ろうとするガイアにも、狭量な神々にも、愛なき人々にも、失われゆく文化にも、…生まれてくる生命にも。
例えば、世界が、人が何かを望むのと同じように、世界を滅ぼそうと「望む」ことなど、断じてありえることではない。
逆に、世界が滅びを「憎む」ということも、同じようにありえないことだ。
ただ世界は、あるがままであろうとする。
世界のありようが変わったと感じる時、それは自分自身が変わったということだ。
世界が滅びを望むように僕は感じたけれど、僕はどこかで、自分が滅びを望んでいたことを思い出すことができる。
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