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さよなら。
[簡単に、別れを。]
くっ…。
[と、それに呼応するかのように。
さらに流れ込む魔力が揺れた。]
こんな時に…。
[水を目の前に迫る巨大な魔力の塊にぶつける。
空間ごと周囲が揺れた。]
重いんだよ。
こういう労働は、僕向きじゃないッ!
[ぴし、と音がして、爪が割れた。]
――彼の者を捕らえよ
ホワイトインプリズン
『 無 実 の 罪 に よ る 投 獄 』
[空に散らばる不可視の投網が、ナルキッソスの上空に広がる。]
『拷 問 の 車 輪』
[水車小屋から取り外して来た程の大きさを持ち、人を轢き殺し、押しつぶすだけの刃を外周に付け、高速で回転するそれは、拷問具であると同時に処刑具。
大きなそれは獣の咆哮に似た音を立てて、飛来するセイバーを狙って正面から放たれる。]
──追って、『鋸(ノコギリ)』
[二つ目のそれは、前回戦からセイバーの武器は剣と言う先入観から召還される。]
[ナルキッソスが見えない巨大柱を防ぐ。
その魔力の衝突は、風のうねりとなって周囲を巻き込む。]
『がらんどうの壷に座して、貴方は眺める。
届かぬ縁を見上げて、貴方は手を伸ばす。
打ち付ける鉢の響きは、空座よりの雷に似る。』
[正面からの衝撃を防ごうと、そちらに魔力と水の壁を動員する隙を見計らったかのように、傘から片方の腕を離し、懐から扇子を取り出す。
取り出すままに、右から左へ。
先ほど詠唱し、作成した柱の最後の一本が、彼の側面から打ち付けられる。]
そんなもん、知るか――!
[志乃の投網と、奇しくも同時。]
・・・・・・
[振り向き、周囲を確認する]
結局それは、世界を滅ぼすことになるのかな。
でもきっと、エウロパも判ってくれるよ。
[睨むような瞳で、外の景色を睨む。
何もかもが憎い。自分を一人にしたこの世界が憎い。自分を天界から落とした神々も、そんな自分を異物として見ていた生前の人間たちも、そして今こうやって戦っている敵たちも全て憎い]
[駆ける黒衣の影。迎え撃つ目隠しの男。しかしその戦地へと駆け寄る姿がまたひとつ。]
………っ?!
[不意に目蓋に広がるはいつかの晩。注がれる光矢の雨、現れた一人の影、それを庇おうとした我が身はしかし――。]
――く、ええいっ
[駆ける足を横へと跳ばす。放たれた車輪を避けるもそれの行く先へと身を翻す。そう、即ち駆け寄ってきた胡蝶の元へと。]
[揺れる魔力を速やかに支配する。
一言、ブライに断わっておく。]
弱っているところ、悪いね。
[ふわ、と帽子から水仙がひとつ浮く。]
来るんだ。
[声と同時に、水仙が宙に弾け、
同時に大量の水が寄せた。]
……!?
[戦闘が終わってはいなかった。
魔力の流れにまで疎くなった身、気付いたのはバーサーカーがセイバーに向けて見るからに物騒な拷問具を召喚せしめた時]
――しまっ――、
[瞬発力も既になく、息を呑んだ瞬間にはもう、此方に気付いたセイバーが猛スピードで]
──…ッ
避けたはずの軌道に 何故ッ
[飛び込んで来た無防備な胡蝶の姿を感知するのが遅れる。『拷問の車輪』は唸りをあげて回転しながらセイバーへ。
追撃として、容赦なく振り下ろす『鋸(ノコギリ)』。間合いを詰めた分、返される反撃があれば全面的に受ける位置から。]
[紳士の外套の裳裾が一度は避けた棘つきの車輪、けれどその軌道上には自分。
回転の勢いは止まらない]
公ッ!!
[サーヴァントの交戦中に身を晒す愚を、犯しはしないと。
けれどそれ以上にあってはならない油断をした。
セイバーはそうして、相手に無防備な背を晒すことに]
[大量の水が付近の魔力に片端から寄せる。
敵意を持つ魔力を弾き飛ばしていく。]
エコー、おいで。
[水辺にふわりと妖精が舞う。]
[半ば炭と化した左腕で胡蝶を庇い、右腕に構えたエストックを背中へとまわして車輪を受ける。
鋼が軋む音、肉をえぐる音、骨を削る音、鈍い音が暫く響けば、狂気の車輪は勢いを失い横へと転がり倒れた。
そして襲い来るはバーサーカーの手にせし巨大鋸。だが――]
―――― ayros "Tepes"
[詠唱は、そこで終わった。
世界が血煙の荒野へと写り変わる………。]
はっ
上等――ッ…!!
[手ごたえ――は鈍い。
扇子を持った手に、水に防がれた柱の衝撃が伝わる。
だが――振りぬくことは出来ず、破裂し、空間圧は毀れた。]
―――…。
[ナルキッソスの魔力が急激に上がった理由は、何か。
無頼は、他のサーヴァントに変身する技能は持っている。
しかし、ナルキッソスと――彼女だけが例外なのだ。
元ある形のまま、独立サーヴァントとして、戦える。
つまりそれは、多重契約による魔力の分配。
――薄々とは、分かっていた。
唇を噛み締める。
―――願いは、また少し、変わったかもしれない。]
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