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ほうか。
なら、もっと上手い方法あったら教えてくれや。
[素直に言う。
着弾した酒。埋もれるは水の中。
飛沫は魔術を再現し、炎の蛇を形成する――も。]
…ちっ。
[同様に魔力を纏った水だからか、すぐに鎮火した。
休む間もなく、回していた見えない球体の半分を放つ。]
[広がる鮮血が、白い衣を濡らし、染めてゆく]
――そう、そうね。
死神はいつだって、喋らない。あのときもそう。
[少し、微笑えば。
ごぼりと、赤黒い血の塊が、喉奥から逆流していった。
力の入らぬ四肢が、揺らいで。
牡牛の背から、転げ落ちれば。役目を終えた牡牛は、光と消える]
[鎖が白熱に押し返されそうとする力を、宝具の拘束を強め、ゴリ押しの力で押し返す。異端審問時代の暗黒を感じさせる漆黒の波動が周囲に広がる。大量の金属が擦れるような不快な音が町中に響く。
放出されかけた熱波は、景色が湾曲してみえる程、空気をうねらせたところで止まる。それでも焦げ焼かれる感覚が広がる。市民への被害はラナが結界で食い止めるのだろうか。
止まるライダーの詠唱。そして、女神の胸に吸い込まれる様に突き刺さるセイバーの切っ先。]
・・・・・・?
[固有結界が解けた世界では、ライダー最後の風景が広がっていた]
ライダー!
[次の瞬間、イカロスの姿へと変わっていく]
自分で考えるんだね。
ただ、少なくとも今の君は状況が見えていないし、例えば聖杯戦争を勝ち抜く気があると思えない。
自分の望みに対する決意が感じられない。
[思っていたよりずっと楽に魔力が流れ込んでくる。
対になるはずの存在が弱いのだ。]
っち。
[舌打ち。]
― 商店街 ―
[近付くな、と言われて、ナルキッソスという名の元となった神話と能力を聞かされる。]
魅了……ですか。
[それが自分に対する即座のダメージで無い限りは、おそらく防御壁は発動しないだろう。
彼の魅了が効きがたいという姫倉の背中を見守り、少し離れた場所から周囲を窺う。]
[つ…、と、顔を一筋の汗が伝い落ちる。
魔力の消費量が激しい。
相変わらず――彼は容赦が無い。
それはイコール、彼が無事に生きている事の証でもあるのだけれど。]
……。
[ふぅ、と一つ、息を吐いた。]
馬鹿か。
戦に悪も糞もねぇよ。
在るのは"立場の違い"……それだけですわ。
[消えてゆく、世界と英霊。
それを静かに見やれば。
英霊の姿はいつか見た男……無頼へと。]
やっぱ、アンタですかい……っ
[世界が元に戻り見えた風景。
其処には、ライダーが今にも倒れる瞬間。
同時に目の前の男の姿は再び変化し、
姿を広げる天使へと。]
[落ち方が、悪かったのか。ひとつ、鈍い音。
左の腕が、奇妙なかたちにと捻じれた。勿論、それは。既に、何の意味も成さないこと。
ただ、その痛みが――痛みが必要な段階など、とうに越してはいたが――意識を繋ぎ止め、輝く翼にと気付かせた]
ああ――……イカ、ロス?
丁度、いいところに……来たわね。
[紅玉と化した右は、当然、視えない。
残る瞳も、半ばまでは闇に覆われて]
…今、それどころじゃないんだけどな。
[水塊を周囲に撒き散らす。
残る水は身体に纏わせる。]
いいの、本当に。
僕をこのまま攻撃して、
僕を本気にさせても。
[自分の存在を徐々に強くしていく。
対となる存在は、その分弱くなっていくはずだ。]
[また、あの感覚。
この身体が、他人のもののように、離れて操縦している操り人形のように、動かしている実感がない。
神経を直接削るような鈍痛が薄まり、漸く人並の速度で歩けるようになる。
そして直後に後悔した。
聴覚がイカれて、瓦礫の合間で人が助けを求めていても、聞き分けることができない。
尤も、周囲にまだ息のある者が、例え怪我人だとしても、残っているとは思えなかったが]
――――お、おお……?
[雷を喚ぶ白い獣の光が消えた。令呪から辿るパスは、何事もなかったかのように其方へ向かって流れている。宝具を使った様子もない]
やった、か……?
[到底喜べる状況ではないが。どっと冷や汗が噴出し、その場にへたり込みかけた。
振り仰げば原型を留めていない町。煤っぽい黒煙にぼやける朧月夜]
なんでこんなことになっているんだ!!
僕に断りも無く消えるなんて許さないぞ!!
[ライダーを抱き寄せるほどの体躯も無く、ただ肩をつかんで叫んでいる。
神霊であるはずのイカロスがこれ程不安定な精神を持っているのは、まだ彼が人間であったという概念が存在している事でもある]
[飛んでいく球体を眺めながら、息を吐く。]
無頼といい…
[ぐるぐる回していた球体を、全て構わず射出する。
それらは見えない弾の壁となって飛び、ナルキッソスの上方から降り注がんと旋回した。]
俺の願いは、誰に引きずられたもんでも――
[周囲に巻き散る水塊。強まる気配。
重かった体は、また少し重くなって行く。]
―――どういう、意味…
[言って、鼓動が一つ跳ねた。
ナルキッソスは、無頼のサーヴァント。
そしてライダーは――今、どのような状態で契約を?]
なんで、って――……。
[聖杯の力を借りても、自分が弱かった。そういうことだ。
最後、魔力の流れが変わっていったのも、付け足しでしかない。
けれども、そんなことを長々と説明する気力も、時間もなく。
だから、微笑んで。ただ、伝えなければいけないことだけ、伝えた]
今なら――まだ、間に合うわよ。
あの子の、ミノスの母親だから……、
すべてを赦せないなら、まだ、間に合うわよ。
――っ!
[ふいに、彼の英霊の姿が一回り大きくなったように見えた。]
あれは……
[エウロパの周りに纏わりついていた、黒い靄のようなもの。
それが、徐々にナルキッソスと呼ばれている英霊の周囲を、侵食していく。]
姫倉さん…っ!
[気付いたら、そこに向かって走り出していた。]
っ……
[答を聞くより早く、傘を広げて縦にしながら転がった。
はじける水音。――勿論、その程度では防げない。
いくつかは破け、一つは腕を掠った。
続いて聞こえる駆けつけてくる足音。
傘を畳み、急いで魔力を展開する。]
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