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――隠密行動は取りやすいだろうな。
匂いも、足跡も、隠してくれる。
[足をとられる泥濘もあり、
それはまた諸刃の剣ではあるが。
暗闇切り裂く稲光が走る。
数瞬遅れて轟く雷鳴。
僅かに目を眇めた。]
この雨だからな、
息を潜めているのやもしれない。
[祈るような仕草が見えて、アーチャーは一つ瞬く。]
…… …さすがに落ちて来は、
[しない、とは 言えなかった。]
雨程度で大人しくなってくれる輩なら、
苦労はせぬのじゃがのう。
おぬしこそ、戦闘に支障はないのか?
[雨天に纏る呪いが重なっているとは知らねど、雷に対する業が深いことはもう明らかだ。
閃く稲妻が陰影濃く英霊の輪郭を浮き彫りにし、その表情を見定めようと目を凝らす]
こら、はっきり否定せぬか。
不安になるじゃろうが!
[嫌な予感は膨らむばかり。
最初から不吉な気構えでどうすると、活を入れがてら己の頬をぺちぺち叩いた]
兎角射撃武器は天候に左右されるものが多いが、
英霊の弓に限ってそれはない、……と思いたいものじゃな。
同じ雨でも、インドと日本のそれでは、全然違うであろう?
[暁方の冷込みを考慮すると、雪に変わるかも知れない。
僅かに露出した皮膚を打ち、冷たい豪雨は体温を奪ってゆく。
薬による神経の麻痺ではなく、指先が悴んで何度か手を握って開いてを繰返し]
―忍神町―
[上空から町を見下ろす。
町、と言っていいのか。人の姿はもちろんない。鳥や、野良犬、野良猫などの姿はまばらに。
魔力の流れに不思議な点も見受けられない]
普通だねぇ。
何か見つかるかなと思ってきてみたけど。さすがに三年前じゃ無理か。
ちょっと降りよ。
[指示をして下に降りる。ふとした違和感。
感知力は元々低くもないが得意でもないと言うところだったが]
…?
エラト、なんかおかしくない?
[エラトであればその龍脈が閉じていることがわかるだろう。
数歩歩いて、辺りを見回した]
……。やっぱり。
おかしい。
不自然なんだ。
ね。
龍脈が、感じられない。
元々ないならそれでもいいけど、んなことないよ。だって前回の聖杯戦争の地なんだもん。
閉じてる?
[もどかしさを感じながら、地面に掌を当てる。脈動が感じられない。その不自然さにやはり首を傾げた]
視界が遮られるが、
――問題ないだろう。
かつても、このような場での戦いがあった。
経験はある。
[降るのは血混じりのものだったが。
激しい雷光に縁どられた横顔は
表情読み取りにくく在る。]
――…あいすまぬ。
[不安になると云われて
困ったように眉を寄せ一度眼を閉じた。]
前回の、余波かな。
前回の聖杯戦争は不自然な形に終わった。
無頼陣だっけ。勝者であるのに、今回も参加してる。もうイレギュラーだとかはどうでもいいや。倒すのにかわりはないんだから。
つまり、前回の願いは叶わなかった?
今ある聖杯は、ちゃんと普通に機能するのかな。前回のように、あの町が、こんな風になったら。
[滅びるのなら滅びるのだろうとは思う。
それでもなくてもいい災厄を呼び込みたいとまでは思わない。
それに、自分のサーヴァントはそれを止めようとするだろう]
違うな。
匂いからして、違う。
[冷たい雨が身体を濡らす。
冷える。冷える。冷えていく。
これは知らぬ感覚だ。]
悴むようなら雨が当たらぬ場所に行くか?
[空向こう、雷の落ちた方角へとふと顔を向けた。]
―― 中央ブロック/駅裏通り ――
[ぁ………。
吐息のような悲鳴が女学生の口より漏れるも、そのまま力なく崩れ落ちる。]
………。
[顔をあげた時にはすでに事切れていた。加減を間違えたか。
殺すつもりではなかったが、これまでに血を吸った3人も、もしかしたら同じように命を奪っていたのではないかという考えが脳裏をよぎる。だが。]
………………。
[だからと言って、謝罪の言葉を投げたりなどはしなかった。女学生の亡骸を自動販売機の横、人目につきづらいようにもたれかけさせ、降りしきる雨の中に駆け出した。
魔力は、未だ足りぬ。]
――これでは、埒があかぬか。
[ならば――より魔力を得られる糧を探さねば――。]
[じぃ、と地面を見つめた。
龍脈を見つけられれば何があったのかわかるかもしれない。
けれども、龍脈が閉じていればそこに魔力は見えず、それを追うのは難しいように思えた]
ここがこうなってしまったのは、アタシらにはもうどうしようもないことだ。
過去は呼び戻せないから。
なんで、かな。
ここがこうなった理由が、聖杯戦争でサーヴァント同士が争ったからなのか、それとも別の理由があるのかわかんないけど。
こんな風には、したくないって、思うんだよ。
だって、誰もいない世界なんて寂しいじゃん。
[誰かのために、等と思うのはなんだか癪だった。結局のところ、そう思うのは自分の勝手だからでしかないから。
ただ、自分の希望がそちらに向くだけなの話だと]
エラト、もうちょい見てから、帰ろう。
例えばここに無頼がいたとしてさ。今の時間はたぶん向こうだ。
[樹那町の方角を見た]
こっちで聖杯戦争があったんだからこっちに拠点はありそうだけど、あんだけの魔力にあのナルキッソスを考えたら、拠点見つかる気、しないし。
[そう言って歩き出す。
人気のない町は、とても寂しい気がした。
*あの夢の中よりも*]
屋根のあるところで、
おぬしの実力は存分に発揮できるのか?
儂の方は戦力にはならぬし、気にせずとも良い。
[一度血色を失い強張る指先に白い息を吐きかけて、頭を横に振った。
鳥も蝙蝠も飛ばぬ雨の夜を、二つの影が音もなく舞う]
……雷が恐いのであれば、道路を歩いた方が少しは安全じゃろうが。
さて何処へ向かおうか。
[気配を辿るも、眼下に広がる範囲でそれはない。
近くで魔術が行使された様子もなく、肩を竦める]
ひらけている方がありがたいが。
そちらの身体に障るようなら
私単独で向かっても構わない。
[息が白い。先日、公園に舞い落ちた
雪がごとく雨が凍るかもしれぬ。
とん、と瓦屋根を踏み越えた。どこかの避雷針に稲妻が落ちる。]
…怖いわけではない。
好かないだけだと、云っている。
[半眼で答え、貼りつく前髪を払った。]
闇雲に彷徨いても埒があかないな。
――“誘え”ればいいが。
あまりに見渡しが良すぎると、
確かに逃げ遂せるにも支障はあるが。
夜に怪我人のマスターをほっぽり出す気か。
屋敷で大人しゅうしておる心算はないし、
一番安全なのは、おぬしの目が届く範囲かと思うたがのう。
足手纏いなようであれば、離れておるぞ。
[屋根から電柱へ。全身のバネを使った屈伸運動の都度、負傷した脇腹に重い衝撃が走るが、誇れるらしい意地で捩じ伏せる]
そも、誘う相手が見つからねば意味はなかろう。
それとも、此方が有利な地で待ち伏せでもするか?
高低差を望むなれば北のオフィス街か、
開けた場所で遠慮なく戦いたいのであれば西の公園付近。
後者は儂の身の保全的には賛同し兼ねるのじゃが。
拠点が割れておる者に夜襲をかけるという手もあるが、
おぬしは嫌がるじゃろう。
[思い当たるのは、暢気に居場所を吹聴していたシスター服のマスターくらいのものだ。危機意識が薄いマスターの方を狙いたいが、さすがにサーヴァントがそれを許すとも思えず、厄介な相手。
幾度目かの雷鳴が、疾風迅雷と化す槍の勇士と重なった]
−教会−
セリアは一体何処にいってしまったのだろうか・・・・・・
[昨晩から戻ってこないセリアを心配しつつも、いまだに意識は混濁している]
――そのようなつもりではないのだが…
[首を横に振る。
水が落ちて身体に布が張り付くが
人の身でないからか胡蝶ほどには冷え切らない。]
否、居てくれるといい。
万一の時は、守る。
それもサーヴァントの役目だ。
[ゆる、と手を握る。]
北の、ビル群か……廃ビルが幾つかあったな、
あそこなら……。
『ははっ、久しぶりの会話だと思ったら、とんでもない相談だね』
[もどってくるまで連絡をするまい、と思っていた人に電話をかけた。こんな大それた話を相談出来る相手など教会の中にはいない。
もしかしたら、口実が欲しかっただけかもしれないけれど]
でも、ちょっとでも叶う方法があるならと思って相談したんですの。聖杯戦争のシステムを知っていて、教会中枢じゃない人が貴方しか思いつかなかったんですの。
『頼られるのは悪い気はしないけどね。
でも僕の見解も君と同じだ。歴史の改ざんにしては規模が大きすぎる。
だからこそ、聖杯に願うしかないんじゃないかな。それこそ』
『・・・・・・いや、やっぱり駄目だな。聖杯のシステムに係わる改ざんは矛盾が生じる。ハサンの存在定義が変わりすぎてしまうから、アサシンというクラスの存亡に繋がる。
となれば聖杯もその願いを叶えないだろうな』
――、…
[よくよく見抜かれている、と
少々申し訳なさそうに眼を伏せる。]
狙い撃てるなら、
今まで幾度か好機を逃して来ているからな。
…やはり賢くはないやり方か。
だが、そのとおりだ、我が主。
[嫌がる、と肯定する。
隠密と諜報を得意とする主が
最初に呼ぼうとしたクラスを
アーチャーは思い起こす。
最早かの舞手が倒れたとは知らず。]
ならば北へ。
[民家を越え踏切りを通過し、樹那町を南北に縦断する。
叩きつけるような雨の勢いは衰える様子がなく、やがて林立するビル群が行く手に見えてきた]
サーヴァントを御するもマスターの手腕じゃ。
小細工なしの対決を聖杯にまで願う英霊に、
信条に背くような行為を強要はせぬよ。
[顔は彼方に向けたまま。
傍らを疾駆するアーチャーは、病み上がりの身を慮って加減はしてくれているのだろう、呼吸は乱れていない]
……卑怯な手は打たずとも、
おぬしなら無様に敗けることはなかろうと、
信頼しておる故じゃ。
期待に応えてくれれば、それで良い。
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