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はは。なんや。
そないに緊張しとったんか。
[溜めた息を吐くライダーを見て、苦笑から本物の笑いに。]
…さて、どうしたもんかねえ。
[花壇の前で立ち尽くす。
咲いていたり咲いていなかったりする場所があるのは、一年中花を絶やさないように、との工夫だろうか。
ぼーっと眺めていたから、やってくる人影に気付くことは目で出来ない。だが。]
[僅か、ずきんと令呪が求めるように疼いたのと。
ライダーに裾を引かれたのは、ほぼ同時。]
んー?
[特に表情変わることなく、振り返る。
確かに人がいるようだ。]
あー。どうもー。
[普通の笑顔で、ごく普通に挨拶をした。]
―教会前―
[ふと。胡蝶が表情を引き締める。
同時に弓兵が気づくは、
己とこの戦争に於いて《同質》の存在。]
先客が居るようだな。
[胡蝶は頷く。小柄ながら背筋の伸びた弓兵の主は
足音もなく、静かに教会の前へと歩みを進める。
白く清らかな衣を纏った溜息の出るような佳人と
胡蝶が「廃れている」と云った
民族衣装を身に着けた青年が、其処にいた。
弓兵は静かに彼らを見て、挨拶と――]
お初にお目にかかる。
[折り目正しく礼をする。]
そんな、畏まらんでも。
…ちゃうな。それが普通か。
[礼儀正しく礼をする男。
苦笑しつつ、自分の頭を掻いた。
こほん、と咳払いしてから。]
こちらこそ。お初にお目にかかります。
姫倉達生と申します。以後、お見知りおきを。
こっちは――。
[ライダーを見た。二人を見た。]
妻の彩香です。
[自分達が分かっているから、相手にも分かっているはず。
冗談めかした笑いを付け加えた。]
[影長く曳く槍を、その手に掴もうとして。
先の少女が語った、非戦闘区域という言葉を思い出す。
なんだろう、これを破ってはいけない気がする。
具体的にいえば、破ると「はうー」とかいう殺戮メイドに退場させられる予感がする]
――……ええと。
[迷う間に。呑気に挨拶をする主に、毒気を抜かれて。
神にも紛う姿の英霊に、気品溢るる一礼を向けられれば。
貴人の嗜みとして、それを無視することなど出来はしない。
――……が。主が、なにか、言った]
[「教会」はこの戦争において「中立」。
そう聞いていたゆえ咄嗟の武装は無いまま。]
性分故、気にせずとも。
[妻、と聞こえ]
――は…、
[藍の隻眼を、ひとつ瞬かせる。
思わず交互に相対する彼らを見る。
真に受けるやつがあるか、と
胡蝶に呆れられたろう。]
いや、そういうわけではないのだが。
[――そうか、偽名をつけねば不便だと思い至る。
胡蝶も同じように思うたか。
ぶらうに は 厭だな、とふと過ぎったが口にはしない。]
……ええと。
ええ。ご紹介にあずかった、妻、です……。
[微かに引き攣った笑みを浮かべつつ、頭を下げる。
内心、雷鳴に遊ぶ大神ゼウスが怒って主を打ちはしないかと、割にヒヤヒヤしつつ。]
……初めまして、異国のお方。
私が国元にあれば、飲食と数多の贈り物で歓迎し、
ご尊名とご出自をお伺いしたいところではありますが――、
[主の述べた、明らかな偽名でも判るよう。
この戦争、自分のような者は別にしても、英霊の出自など語るべきものではない]
[両者の予想通りの反応に、ゆっくりと笑いは収まる。]
や、すまん。
どうも、初対面は苦手でなあ。
[そっちも夫婦? との冗談は言わなかった。
ほう、と息を吐こうとしたところ――聞こえた。]
こら姐さん。あかんやろ。
[いきなり名を尋ねたライダーに、慌てて振り返った。]
すんません。
…そら、まあ。
ほんまの名前を名乗れれば、すっきりするんやろうけどね。
[偽名、というのは名を偽ると書く。
そして彼らはその名を馳せた英霊なのだ。良くも悪くも。]
え。
[そのまま神の気配纏う麗人が妻と認めたので
また藍の眼を瞬かせると、
胡蝶はまた呆れたような表情を浮かべたか。
かの宿敵アルジュナの父である
雷神《インドラ》に通ずる現世の雷もまた、
弓兵――カルナは得意ではなく、好みもせず。
彼女の父が雷神と知れば、複雑な感情を抱くやも知れぬ。]
本来名を名乗るが礼儀であろうが
此度、《戦争》に於いては叶わぬことであるな。
お心遣い感謝する、白く貴き方。
[諌める夫――もとい彼女の主にも気になさるな、と云う。]
[男はとことん律儀な性格のようだった。
時代が時代なら、小姓に一人欲しい逸材だ。]
……。
[ふと、戦争という言葉を聴いて思い返す。
ちらと見たのは、先程出てきたばかりの神の家。]
なあ。
ちょっと不躾かもしれんけど、聞いてええかな。
[表情は掴めないもののままで。
言葉だけが、真剣なものとして秋の空の下で鳴る。]
二人は死ぬ時、何を想った?
[主と、異郷の英雄とを。交互に、視線をやって。少し、迷って]
私は――あれはあれで、幸福だったから。
[でも、そう。未練がなければ、ここにはいない]
――父母の待つ、懐かしき父祖の地を。
神々に乱され、二度とは会うことのなかった、兄たちの姿を。
[蒼空を振り仰いで、呟き。
遥かなる彼方、そこにあるはずの大地に想いを馳せた]
―教会前―
英霊が生まれるのは戦乱の世じゃ。
それに比べれば、現世は確かに平和に見えるじゃろう。
[バスを降りて暫く進むと、空を貫く屋根の十字が見えてくる]
が、聖杯を望む者は絶えることがない。
何故じゃろうな。
ふふ、人の欲とは『不幸せでない』だけでは満たせぬものなのかも知れぬ。
[不幸体質の隣で意地悪そうに笑む。
先客の気配を感じ取りつつも、教会へ向かう歩調は緩まない。
教会の不文律を犯す気はないので、堂々としたものだ。
が]
……………………?
[姫倉の名に一瞬険しく眉を潜め、続いて「妻」の言葉に我慢できず吹き出した]
−教会へ向かう車の中−
…随分といろいろな物がありますね。
[ガラス越しの車窓の向こう、流れていく風景。
自分が生きていた時代とは似ても似つかない灰色と極彩色。
あまり珍しそうにしてはいけないと重いながらも、
控えめに視線をめぐらせた。
やがて、車は徐々に近づいていく。
少しずつ肌に感じるのは懐かしき空気。
純粋な信仰と敬愛に満ちた場所。
見えてくる十字に朱色を細めた]
[流れていく景色はメイアルにとってもはじめてみる物だった。
正確には、もっと幼いころに見てはいるはずで、でも景色の変わってしまった今は初めてといって差し支えなく。
けれども余り興味はもてないらしい]
景色だけで驚いてちゃ駄目よん。
世の中もっともっと不思議なことだらけなんだから。
あ、運転手さんストーップ。この辺りでいいよ。
[教会の十字が近くに見える。
指定したのは「教会と飯屋の中間くらい」などという曖昧なものだったが]
他の参加者と鉢合うのは心の準備をしてからの方がいいからネ。
ここで降りるよ。
[見えた金額を支払うとタクシーを降りる]
マスターとサーヴァントが夫婦気取りか。面白いのう。
[愚弄するでもなく、純粋に楽しがっている様子。
帯の巻かれた腰を折り曲げて笑っていたのを、ふいに正す]
儂は望月胡蝶と申す。
こやつとの関係は親子なり兄妹なり、見た目で適当に想像するがよかろう。
[アーチャーを肘で小突いてから、相対する両者に向ける視線は検分するもの。
姫倉の名には心当たりがあったので、同じく珍しい和装の青年を見澄ます。
今迄こなしてきた任務は望月家の財源であり、その依頼の多くは警察本部にコネのある父が受託してくる。
そうして裏社会に片足突っ込んだ身には、姫倉の名の示すところも、薄々勘付いてはいた]
不思議なこと…確かに、主の奇跡は
私どもには計り知れないようなことを
お与え下さいますけれども…。
[アメイジング。驚くほどの。
現代でならこう言われることも確かに体験した身の上ではあるが]
ここでいいのですか?
準備と言うにはいくらか距離があるように思いますけれど…
あ、ありがとうございました。
[主に続いて車を降りる。
そのときには運転手にも一つ感謝の言葉をつけた。
ただ、そのまま主のあとを付いていく形になる。
湿度の高い国では、己の衣は日差しもあって
いくらか体温が上がりやすい気もした]
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