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---森から帰ってから---
[目を開ければ、そこは質素なソファの上]
はは…、夢だったってことかな。
…確かめなきゃ。
[机の上に置いてある結婚式の進行予定に目をやる
、あることを確かめるために]
花嫁の名前…フランジパニかなぁ?
[期待を込めて、花嫁の名前を見るが、そこにあったのその名ではなかった]
違うのかぁ…、ってもう遅刻じゃないか!急がなきゃ!
[仕事道具を引っつかみ、キャンピングトレーラーを飛び出す]
団長ー!いってくる!
[団長は「急げよ!」と威勢のいい声を上げる]
(…あれ?あの名前、フランジパニじゃなかったけど、なんか見覚えがあるぞ…)
[その真相を確かめるために、教会へと走っていく]
[教会へと走る途中に、病院を通る]
お?
[なんだか見覚えのある顔だ]
お前…なんでこっちにも…?
[その柴犬は光るような毛並み、森の中であった柴犬であると確信し]
案内してくれよ!
[そう言うと、柴犬は元気良く前を走っていった]
[柴犬とともに走れば、森で一緒に走った感覚がよみがえる]
(速いなぁ。あの時みたいだ)
あ、あそこが教会か!
[敷地内へと駆け込み、息を切らして周囲の人に聞く]
すいません、遅れてしまいましたよね?
[しかし、敷地内に居る人たちは「そんなことないよ」と口を揃えた]
[…は柴犬に呟くように話しかける]
おい、お前まさか…
あ、トレーラーの中の時計、止まってたんだっけ…。
[後からついてきた後輩、先輩に「早すぎる、速すぎる!」と文句を付けられるが]
おいらが出るとき、団長止めないんだもん…
(あの人はいっつも俺をからかうんだから)
[ともあれ、周囲の人が忙しく動いていることを見て、
(そんなに馬鹿みたいに早いわけじゃないんじゃないか)
と思う]
[曲芸師のリーダーが先頭に立ち、曲芸師の集団はゾロゾロと歩いていく。
「すいませーん、余興に呼ばれた曲芸団の者ですけどー。」とリーダーが人に声を掛けたようだった]
(そうえば、犬って連れてきていいのかな!?)
[柴犬に目をやるが、リーダーに声をかけられた人が話し出したので、そちらに目をやる
「ああ、合図があったらそこにある舞台でメインのショーをしてくれ。その後音楽がかかったら、各テーブルをめぐって賑やかしを頼むよ。」とのことだった]
(って、あれ?あの人森で居たよね。おいら、あの人の血を吸ったよね!)
[その男は、こちらに気付くこともなく、忙しそうにどこかに行ってしまう。
一方…は期待に胸を躍らせた]
[...は追いかけられてきた看護師に洋服を手渡される。見るのはいいけれど、病衣のままではダメでしょうといわれて、苦笑いを浮かべながら一度病院の中に引っ込めば]
…ん?
[ちょうど窓の外をサーカス団が通り過ぎてゆく。用意ができたのだろうか?]
あ。
[急に現れた柴犬。そのころころした動きは夢の中で出会った少年に似ているだろうか…、くすりと笑えば、その尻尾の動きに目を奪われながら、後をついていき―]
〔『扉』が開き、光が射した〕
ああ、そっか、帰れるのだね……
〔それは確かに”望んだ”ことのはずなのに、なぜか寂しいと感じていた〕
〔振り向けば、檻に捕らえられた人々も、森に迷っていた人々も、光の中に吸い込まれるように消えていくのが見えただろうか〕
みんな、元気で。
〔手を振りながらそれを見送って〕
さあ、帰ろう。 俺も 俺の世界に。
〔不思議で貴重な体験が終わりであることを名残惜しいと思っていた〕
ルナ、じゃあね。 〔無理に微笑み、姿を消した〕
(もしかしたら、皆に会えるんじゃないかな)
[そんな期待を抱きつつ、新郎新婦を見たときに、新婦は幾分、大人っぽく見えたが
(やっぱりそうだ!)
と確信が出来た。
役目をこなしながら。飽くまでも目立ちすぎずに新郎新婦を祝福する。心から]
[それはライスシャワーの時。
「曲芸師」として呼ばれた以上、後ろのほうで見守ることしか出来なかったが、それでも心の中で精一杯の祝福を送る。
花嫁を呼ぶ声に、聞き覚えのある声。
一番、会うことを期待していた人の声が――。]
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