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消えた方々は、
この森から、解放されたのかもしれないのに……
なぜ、そんなに怖がっているのですか?
ずっとこの森を彷徨い続けていたいのですか?
[わたくしは一度だけ双眸を少女に向けます、
彼女が何者であるか、それが知れるのは、
森の気まぐれでしかありませんでしたけれど。]
[曲芸師は笑います。
わたくしは覗いてはいけないものを、覗いてしまったのでしょうか。けれどそれを止める手立てがあるのかは、しれず]
――……、
あなたが「ただの曲芸師」であるというのなら、
……「ただの曲芸師」のままであれるように、と
祈っております。
[ゆるく会釈をすれば、再び少女へ向き直り]
[鳥かごの小鳥は、今頃どこにいるのでしょう。
――さ迷い人も小鳥と同じ、
ただ鳥かごが広いか狭いか、それだけのこと。
そう、ここは夢という檻の中に似て]
あなたはここが、
本当に自由だと思っているのですか?
[動かぬ少女の両脚に、霜が降りるように
氷がまとわり付いて、その足を地面に縫い付けてゆく。
――そんな幻が見えました。]
[彼女のいわんとしていることは、矛盾に満ちています。
それを不思議と思わないのは、森の魔力のせいでしょうか]
……その「目覚め」を諦めて、
今のままがいいと言うのなら、そう願えばよいでしょう。
けれど。
[夢は醒めるから夢なのだと、
そんな言葉を紡ぐことはできませんでした。
ただ胸元――あるはずの無いペンダントを通して、
赤の少女へと言葉が伝わっている、そんな気がしました]
[そして、青い花はすぐさま散って、白い花へと変わる。フランジパニ。プルメリアの花びらに―…]
誰と語ることもなく、消えてしまうのは、いやだ…
[青い花は散っては白い花びらに変わり、...の足元を覆ってしまった…だろうか。誰も止めなければ。それともそれさえ、闇に消えてしまうだろうか。]
せっかく…
[動けるようになったのに。]
[who. 私は誰? あなたは誰?
永い眠りの中で、私は何になったのか?
何であったのか…]
……。
[うつむいたまま、後ろを振り返れば、橋の袂にサユラが見えた。彼女はこちら側を向いていて、自分のことを見つめているように見えた。彼女は、己をうらんででもいるのだろうか?]
それは、私が、見てしまったから?
[2人の”つながり”を。森の気まぐれで―]
[白い花の香は甘く。
けれど明るく華やかな名のその花は、
手向けの花でもあることをふと思い出します。
わたくしは、けれど。
青の少女にかける言葉が見当たらず、
ただ闇の中で見えてしまった悲しみに目蓋を伏せるのでした。]
(おいらは、ここから消える恐怖より、この森を1人でさまよう恐怖のほうがよっぽど強いよ…)
[フーやサフィラに背を向け、1人岸辺に歩き、座った]
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