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[種なんて飾りですよ。偉い人にはそれがわからんのです]
ん。
じゃあ、お言葉に甘えようかな。お願いできる?
お礼はするから。もちろん、僕のできる範囲で、ね。
いいよー。
[服を手にとって広げる。
布目と折り目に沿って畳み始めた]
お礼なんて、いいよ。別に大変なことするわけじゃないし。
でも、そうだなぁ。
頼んでいいなら何頼もう。
[畳みながら考える。]
今のうちの優先事項はピンポン玉探すことやの。
せやし余計なことに体力さいとるひまないねん。
[浴衣はラックに積み上がっていく。三枚、四枚、五枚。
聞こえてくる笑い声に眉を寄せたあと息を吐き出し]
難しい?宙ぶらりんでずーと首長くして待っとうより建設的やん。
そもそも返事も出さんような相手に付き合うよか現実的。
…うちは、そもそも恋愛とか解れへんし。
特別プログラムやなんやあるんやろ。
どーせ、上手いことどっかに放り込まれんのやろ。
やったら、そっちで構わんし。
……。
手際がいいね。僕がひどいのか。
爆発料理の試食役以外なら何でも。使いっ走りから添い寝までお気軽にどうぞ。
[テレビショッピング風に言った。何か不穏な単語が混じっているが]
あはは、その中だと使いっ走りくらいかな。
爆発料理はさすがに作れないし…添い寝は、添い寝はちょっと恥ずかしいなぁ。
そうだ、山田君って何処の部屋にもいなかったけど、誰かの部屋に移動したって話、聞いてないよね?
どこ行ったんだろう。
[綺麗にたたみ終わると、宇留間の方へと差し出した。]
……。
[ちょっと恥ずかしい、なのか。やっぱり面白いなあ]
ん。いや、聞いていないね。エントランスの張り紙にも名前が無かったし。……おかしいな。どこ行ったんだろう。
ありがとう。おかげで助かったよ。碓氷は良いお嫁さんになるね。
[宇留間はビニール袋に服(?)を入れた]
僕も恋愛はよくわかんないから、アンと一緒だよ。
ただ、漠然と、難しいなって思う。
一人じゃできないしね。
……アン、どうしたの?
そんな投げやりなこと言って、何かあった?
…?
[一瞬の沈黙に不思議顔。]
やっぱり知らない、か…。
危険な目にあってなきゃいいけど。
え? ――あ、うん。……。ありがとう。
[いいお嫁さん、という単語に惑って、礼を述べる。
そんなことを夢見たことがあった。
だから少しだけ寂しそうに笑う。]
…。
[初恋だったのだろうか。風峯の件は。]
…。
[成就しない初恋はなるべく若いうちにすませておくと、残る傷が浅いのかもしれない、と思う。傷やその跡そのものは残っていく、かもしれないが。
やはり罪なヤツ。風峯。]
普通か。普通な。
[さて、どのようなオムレツか。笑う。]
[積み上がった浴衣に帯を乗せる。
溜め息ひとつ]
…投げ槍やったら、いかんの?
なんかあったら、いかんの?
[手にしていた物は、何だったか。
少なくとも水着ではなかったが]
……もう、うちに構わんといて。
[背を向けたまま、告げた]
……。
[寂しげな笑みを見て、おや? という顔をした]
ん。
碓氷も、何か背負っているのか、な。
そんな顔の碓氷、初めて見る。
[珍しく真顔になった。それが珍しいのもどうなのか]
[歩きながら、ちょっと憮然]
……ふつうですとも。
[意味ありげな笑いだ。
ガルシアにまで料理下手で認識されてしまった。
ワインでも飲ませて、小一時間ほどじっくり語り合う必要がありそうだ。じゃなくて]
ああ、そういえば……今日、山田くんみた?
日恋の張り紙には書いてないけど、姿が見えなくて。
張り紙にないってことは、
恋をしたんでも、体調不良でもないみたい、なんだけど。
……他に、ここを出る手段、あるのかなあ。
[ガルシアの顔を、見上げるように]
ガルシアくんは、どう。出れそう?
[寂しさを湛えたのは、少しの時間だった。]
ううん、背負ってるわけじゃないよ。
私のは、ただの失恋。
好きだった先生が、いたんだ。
先生のお嫁さんに、なりたかった。
それだけだよ。
[真顔の宇留間を初めて見た気がする。]
ダメだよ!
[思わず声が大きくなった]
……ダメだよ。
だって、心配じゃないか。
アンが元気じゃなければ、心配するのが当たり前じゃないか。
構うなって言われても、放っておけないよ。
…怒ったか。
別に、皮肉というわけでは、ないんだ。
すまん。
[と言いつつ、笑ったまま。]
…ん、山田か。
いや、見ていない。
[…。]
ところで、山田は、本当に、女子だったらしい。
知っていたか。
俺は、それを聞いて、えらく、驚いたのだが。
さっきの、20倍は、驚いたな。
……へ?
山田くんが女の子?
[……なんぞそれ]
……や、知らない、けど。なにそれ。ほんと?
だから最初、男女の数が合わなかった……とか。そういう?
ここを出る、か…。
山田が、もしその、何か別の方法で、ここを出たのなら、その方法を、教えていってもらいたかったな。
最近の、恋愛、な…。
[最近、か。]
俺は、弱い人間でな。どうも、日本へ来てからは、生きるので、精一杯だった。
だから、恋愛が、どういうものか、忘れ気味だな。
[最近ようやく、誰かの「特別」になりたいと、思えるようになったよう、だが。]
誰かを特別だと、思うとして、それが、みんなを特別だと思っている自分と、何か違うのかと、迷うだろう。
俺にとって、俺を普通に受け入れてくれる、クラスのみんなは、「特別」だしな。
そう……。詮無い事を聞いたね。ごめん。
素敵な先生だったんだろうね。そんな気がする。
でも、「ただの」なんて、付けない方がいいよ。それは、少し寂しい事だから。
――振り返る事に、ためらうようになるから。
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