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―テラス―
…。
[穏やかな午睡は、悪夢と現実によって打ち砕かれた。もう自分はシエスタの文化のない国のリズムにすっかり適応していたが、昼寝は心地の良いものであるべきだった。]
…。
[身を沈めていた椅子から音もなく立ち上がり、生きるという美しい喜びに身を任せる城の元へ歩く。]
…ていっ。
[げしっ。]
…。
[蹴。]
[206号室の方から何か聞こえた。戻って、中を見る。
窓が開いているようだ。
西野の姿もあった。]
あれ?
西野君ってこの部屋だったっけ。
今さっき城君の声がした気がしたんだけど。
[落ちたとはさすがに思わない。]
………ねえ矢口さん。
僕もここから飛び出せば、彼のように天使になれるだろうか?
[窓から入る風に髪が揺れる。
阿太郎は窓の下をじっと見詰めている。目の色が危険だ。]
……鶯谷くん。
[まあ、見た目は天使でも通るかもしれない。
だけど。鶯谷は大事なことを忘れている。
本当に大事な、忘れてはいけないことを。
それを指摘するのは、心が痛む。
だけど。伝えなくてはならない。それは私にしか出来ないのだから]
――……ここ、一階だよ。
[Take2。]
一階か……。
[雰囲気に呑まれて忘れていたわけじゃない。本当だよ?]
一階なら、僕は天使にはなれそうもないな。
せいぜい柳の下に這う幽霊といったところだろうか。
[まあ、本物は背後であわあわしてるんですけどね。]
[異変を聞きつけたのだろう。やって来た碓氷に声を掛けられ、微笑みで応えた]
碓氷か。いや、なんだかこの部屋に変態がいたから、たった今追い出したところだ。
多分あれは……日恋じゃない。きっと、もっと異常で超常な存在……たぶん、並行世界からの侵略者だ。
彼の魔法使いの抜け道から迷い込んだか、それとも安定した世界からやって来たのではないのかは分からないが……何にせよ、たかが三流魔術師の理解に収まる範囲ではあるまい。
[最後の方はブツブツと呟くように理論展開していた]
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