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そうなのか。
[少し驚く。]
旨い。
ありがとう。
[かくり、と二越と碓氷に頭を下げる。]
俺は…スペイン、の、出身でな。
こちらへ来てからも、よく食べる。
と言うより、こちらに来てから、好物になった。
日本風の味付けのものも、同じように、好きだ。
[ふ……、と。山田へシニカルに笑った。その顔は微妙に引きつっていた]
やはり男子狙いか、山田!
いや、たしかにこの島の外にはいるだろう。そういう趣味の男もな。あるいはこの島の中にもいるかもしれない。僕はそういった恋に偏見はない。僕が直接関わるんでなければ、だ。
だが、だが、だが、だ。お前は根本的なところで勘違いしている。
[ビッ、と人差し指を突きつけた]
いいか山田。
この島は、男女で恋愛して初めて真っ当に出られるんだ。つまり、君は女子と恋愛しなければならない。
[食器を洗いながら、カルロスの話を聞いて]
へぇ、カルロス君ってスペインの血が混ざってるんだ。
美味しいなら、良かった。
[褒め言葉には弱い。]
作ったのは殆ど二越さんだけどね。
……よっしー。
[指を突きつけられた。そして言われた。言われた。言われた。大事なので三回書いた。]
ねえ。
[急に改まった表情をした。真剣な瞳で、西野をド真正面から見つめる。]
アンタは、口、堅い?
約束、守れる?
[ほえ。スペインの出身だったのか。ガルシアの新情報、ひとつ獲得。
スペインといえば、あと、なんだろう。
お隣さんのポルトガルは、日本料理と結構、縁が深いけど。
イベリコ豚にチュロス、あとはシェリーくらいだろうか。お酒はNGだけど。
そういえば、スペインはヨーロッパでは珍しく、お米を食べる国だとか。
あとはリゾットのイタリアだっけ。北欧でも、クリスマスに甘いお米を食べるらしいけど]
故郷の味、ってわけだね。
杏ちゃん、知ってたのかな?
[メニューを決めた杏の心は、さて、はて]
…うむ、旨い。
ハンバーグも、サラダも、全部旨い。
[少々パエリア以外のメニューがおざなりになってしまったが、もちろん本当においしいと思っている。]
毎日、すまんな。
[改めて先ほどキッチンにいたメンバーにかくり、と頭を下げる。特に双海には頭が上がらない。
彼女にはシャチの恩もあった。]
俺も、たまねぎのみじん切り…などなら、手伝えるのだが、料理そのものは、あまり経験がない。
[うなだれる。
やれることを探してやっていこう、と思う。]
…む。スペインの血が、か。
いや、むしろ、そう言うよりも、日本の血が、混じっていたと言う方が、近いだろう。
祖父が、日本人、だったらしい。
会ったことは、ないが。
[真正面からの、真剣な瞳。真剣な声。
山田からここまでのものを感じたのは初めてだった。
正直、少し怖じ気づいた]
口が堅いかと、約束は守れるか、か。
[怖じ気づきはしたが……それでも、拒絶するという選択はなかった]
ダイヤより。そして、アイギスの盾より。でいいか?
……うん。
[いいか、と聞かれ小さく頷く。心臓がバクバクしてきた。
西野は本当に信頼できるのか。今更ながらに頭の中がぐるぐる渦巻く。
それでも。
帰ってきた言葉を、信じようと思った。]
アタシ……さ。
信じてくれる?
ほんとは男の子じゃ、ないんだ。
故郷の味かぁ。
でもパエリアって家庭でも味違いそうだね。
本当、美味しいなら良かった。
経験なんてなくっても大丈夫よ。
みじん切りが出来るなら充分だと思うな。
何か手伝うって言えば、双海さんきっと喜ぶよ。
[ガルシアの礼に、ちょっと照れて、顔の前で手をぱたぱた左右に]
やー。私は、最初のバウムクーヘンと、そのサラダ、だけだから。
御覧のとおり、あんまり上手じゃないしね。
バウムも、鈴ちゃんの焼いたのと違って、歪んでたし。
手伝ってるだけだよ、うん。
[愛美の言葉に、頷いて]
そうだね。
私より上手く、手伝い、出来るんじゃないかな。
[自分が食材を切ったりすると、杏がたまに、微妙な笑みをくれることがある、のだ]
―夕闇迫って後:204―
[片付けたり、感想にいちいちびくついたりしているうち、
部屋に戻ったのは、こんな時間になってからだった。
パエリアの話しは、又聞きすることになるだろう。]
…風峯?
なにしてるんだ?
[204にて立ち尽くしている影に声をかけた。]
[西野の表情を見てうろたえた。]
あ……あの。
よっしー?
その。あの。
やっぱ、な、な、何でもないからっ。
[この場から逃げ出そうと、西野に背を向ける。]
[しかし急速に持ち直した。むしろ組み立て直した]
男女比が合わなかったのは……そのためか。
なるほど、納得はいく。納得は行くが受け入れがたい。受け入れがたいが、真実だと論理が叫ぶ。
山田。質問だ。その名前は? そして、なぜそんなことを?
−夜・夕食後・204号室−
あ、ああ……更科。
なんつーか。
―――無いんだわ。
[後ろからかけられた声に、振り返らずベッドを指差す。]
[首根っこをつかまれて、諦めたように振りかえる。今にも泣き出しそうな顔で。]
アタシが生まれた時、もうママ高齢出産で。
やっと生まれた子で。
生まれたら絶対太郎にするんだって。
[俯いて、片手の甲を目元に当てる。]
そうだな。
それ用の鍋で、味をつけて、米を炊けば、それはパエリャと呼ばれる、と言っても、そこまで変ではない…
だろう。
[すごく大雑把な説明だが、まあそんなものと言えばそんなものだろうと思っている。]
む…あのバウムクーヘンは、旨かった。
[つまみ食いしたのだが。]
見た目がどうでも、中身が良いならば、それは、素晴らしいことだと、俺は、思うぞ。
見た目も、良いに越したことはないが、それは、二の次のことではある、という気がしないか。
店で出すものならば、そうもいかないが。
俺たちは、同じクラスの、同級生で、今ここで過ごしている、仲間内と言ってもいい、のだから、中身の方が、きっと、より大切なはずだ。
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