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城?
[碓氷から出た名前が予想外で首を傾げた。
さっき食事してた時はそんな風に見えなかったのだが、大丈夫だろうか]
んー…そしたら、あとでちょっと知奈のところにご飯届けがてら
一緒に持ってってみるわ。
[同じ部屋、という問いかけに頷く]
…風邪?まったく、軟弱やな。
[男に対して本当に容赦がない女だった]
やぁだぁ、ジョージってば。
ベッドが空いてるなんてそんな遠まわしに、アタシのこと誘惑しちゃって。ほんとアンタおくてのむっつりなんだからさー。やだもー察してあげちゃうんだから☆
[と言いながら、結城と共にティナが休んでいる様子を眺めた。]
そうそう。おトイレこないだ、ティナにお説教食らってたよ。判る気がするけど。乱交は止めてみたいな展開っていうの?
とりあえず、207号室を病室的に使った方が、ティナもゆっくり休めるんじゃないかなぁ。
――…、…うん? うん。
[ちらっと見られた。
…たぶん。出来る。レシピを忘れてなければ。
何せ、本当に一度作ったぐらいだ。
更科から小麦粉の袋を受け取って、そっと棚へと戻す。
そんなに更科は小麦粉が好きなんだろうか。初耳だ。
…近々、うどんでも手打ちするべき?
流石にレシピまでは知らないけれども。]
パエリアって、スペイン料理だったっけ…。食べたことはあるけど作ったことはないなぁ。
じゃ二越さんの手伝いするね。
更科さん、えっとね。
料理ってそんなに怖いものじゃ、ないよ?
材料と分量さえ間違わなければ、食べられるものには仕上がると思うなぁ。
[不安そうな更科に声をかける。]
・・・・・・うん。とりあえず御手洗を僕の部屋に。まだ生きてるし。
[姫藤院だって城だって死んでいないはず。]
城がどうしても具合悪そうだったら207号室で休んでてもらうってことで、あとで様子みてきてくれる?
あ、その前に山田、御手洗の荷物もってきて。
[姫藤院さんごめん、お邪魔しましたー。と声をかけて203号室へと御手洗を運んでいった**]
あ、城が元気そうだったら僕の部屋でもいいよって言っておいてー。
[ベッドに御手洗を下ろしながら。声が届いているかは判らない**]
そうそう、山田君の部屋に隠れてたんだけど、なんだか具合が悪くなったみたい。
途中まで元気そうだったのに。
慣れない環境で緊張したのかな。
[双海の評には苦笑を浮かべた。]
大丈夫大丈夫、平気やって。
何故ならー、包丁を極力使わんと出来る素敵ハンバーグの作り方を
うちはちゃんと知っているのデス。
[更科の不安そうな顔にポンポンと肩を叩いて、言う。
そうときまれば玉葱の準備からだ]
ほな、まず玉葱から始めよか。
まずは玉葱の皮をむいて、上下おとす。
根っこんとこ切るん怖かったら、下はちょっとリッチに落とすんも、まあ赦しましょ。
みじん切りができるんやったら荒微塵。
もし無理やー思ったら、こいつの出番。
[何処から出したか、フードプロセッサー登場]
はぁ〜い。
ティナちゃんちょっとお邪魔するね〜♪
[207号室に入り、眠っているティナの隣のベッドの傍にある、優雅でこ洒落た鞄を手に取る。描写が無かった気がするので、スーツケースかアタッシュケースかボストンバッグかエコバッグか実は風呂敷包みかは不明]
よっこらせ。予想通り軽いわね〜。
あの足でセバスチャン無しなら、そら荷物なんて持てないよね。ららら〜ん♪
[207号室から出て203号室へ御手洗の鞄を運ぶ。]
緊張…?
[碓氷の言葉に目がキョトンとする。
ひょっとして、自分が同じ部屋だからだろうか。
自分は男親と暮らしていたから微塵も気にならなかったが、
やっぱりその辺男子というやつは違うのだろうか。
ううん、男子って難しい。
でも流石にそう思うとちょっと申し訳なくて、肩が落ちた]
[203号室で、ウキウキしながら御手洗の屍をベッドに横たえる結城を横目に、203号室を出てドアを閉める。]
ふふ〜ん。
ジョージはガチホモで、本命はおトイレで、保険にジョジョもキープしようとしているなんて。
あやつ、人見知りの振りをして中々やるわね。油断出来ないわ。
しっかしあれよ。二股は良くないわ。
ジョージは本命をおトイレに絞るべき。
[小麦粉が好きなわけではないが、
うどんは好きなのであると喜ぶだろう。
碓氷に顔を向けて
うん―――と眼を伏せた]
怯えれば怯えは伝わる。
だから、料理にはねかえる…か
[中辻は少し心配げか。]
ん、じゃあパエリア作ろっか。多分大丈夫。 たぶん。
じゃあ、愛美ちゃんは先にお米用意してもらっていい?
研いだら、ザルにあげちゃって。
[そこまで難しい記憶は無かった。
頑張って指折り思い出してみるけど、ん。忘れてない。気がする。
その間に、魚介類の下ごしらえだけ先にしてしまう。
…た、玉ねぎは後回し。]
[双海の問い返しの言葉にうん、とうなずいて]
だって、こんなところにつれてこられて砂漠もあるし突然恋愛しろとか言われるし、かくれんぼ始まっちゃうし。
意外と繊細なのかなぁ。
ぜんぜん違う理由かもしれないけど。
[うどん。うてなくはないが、すいとんのほうが好きだ。
そもそも16人分のうどんなんてうどん屋でもないのに打ちたくない。
ちょっと天井を見上げた。
取り敢えず、先に病人食を作ってしまうべきだろうか。
冷蔵庫やらの中身を確認しながらちょっと思案顔]
ハロージョジョ。
[206号室では、意外な事に城がぐったりと身を横たえて眠っていた。]
昏睡状態じゃないの。何ナノこれ。
ねえねえ、アンタだってジョージにカマ掘られたくなんてないよね? ね?
アタシに感謝したらいいわ。うぉりゃっ!
[ぐったりしている城にごちゃごちゃ話しかけながら、城の腕を自分の肩に掛けてなんとか担ぎ上げる。]
だからアタシ非力だって言ってるじゃない。ほんともう、アタシ涙目。
[城を担いで207号室へ。元々御手洗のベッドだった場所に城を寝かせて、207号室を後にした。]
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