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[すまない、と小さく囁く。
表情は互いに見えず、ただ──
いつもよりも高い体温が、何よりも雄弁に事実を語るだろう。]
[予想はしていた]
ん…。
言わないで…。せめて、最後まで。
そして、逝く時は、
『先に行ってるよ』って、言って。
お願い。
───…分かった。
[彼女は、どのような表情を見せるだろう。
それを怖れるように──宥めるように、抱きしめる腕に僅かに力が篭る。
微かな嗚咽が、胸元から響く。
もう一度、すまないと言いかけ……]
……ローズ。
[彼女の名を呼ぶ。
何よりも大切な、その名前を。
背後には、KK=102が青い姿をうつくしく浮かび上がらせていた**]
―KK=102 テツヤの自宅―
うおお、すげえ、すげえっ!
[ベッドに寝っ転がって、もらったハンカチ>>6:+47を折ったり開いたりしながら眺めていた。そして左腕に被せてたりしてみる。…なぜか、これだ、という確信が心の中にあった。自分はこれを探して、赤い布地に執着していたんだと]
…早く出来ないかな。
[カホには、無理やり自分の携帯の番号を押し付けてきた。初対面の相手に、随分唐突な頼みごとだったが、あの様子なら、きっと何かしらのものを作ってくれそうだ]
―――カチッ、カチッ、カチッ。
見たこともないディスプレイが、次々と世界の各地を移していく。
それも僻地ばかりだ。砂漠の中の荒地、ツンドラの湿地帯、大洋の孤島……。
その下に表示される、わけの分からないデータを見ながら、自分の口が呟く。(ココモ、ダメダ…)と。
(ヤハリ、ココシカナイカ…)
映し出されているのは、極点に程近い大きな島の海岸近く。寒冷な気候に加え、険峻な地形でとても人間が入り込めそうにない。だが、水源や動植物の確保は出来る。地下資源も期待できそうだ。
(ヨシ……)
自分の太い指が、器用に不思議なキーボードの上を舞う。その度に、わけの分からないデータがパラパラとスクロールされて行った…。
変な夢だったなあ…。やけにリアルだったし。
大体…、あんな人気のカケラもないようなとこばっか、調べて…、あれ、なにやってんだろ。
[カバンから、世界地理の勉強をしているノートを取り出した。あのカホという女の子から返してもらった奴だ]
最後のあれ…。どこだったっけな。
うーん。ちょっと調べてみっか。
[まだ夜明けには程遠いが、すっかり目が覚めてしまった。テツヤは部屋のパソコンを起動し、地図ソフトを起動し慣れた手つきで地上を探していった。夜が明けるまで…]
-ヤ=ナギが逝ってから29日後-
[スイ=レンの容体が少し変化してきた様子に気がつく。小康状態が続いていたので、少し安心しかかっていたのだが…。
ローズは、最近、+裏+
表:調子がおかしい
裏:特に変調はない]
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