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[放課後になると、クラスメート以外に他のクラスの男の子達も揃い始めた。中には上級生も混じっているらしいが、真梨亜には区別はつかない]
[放課後になっても、周りを囲むクラスメートは減るどころか増える一方。それでも、真梨亜はあまり気にしない。
アメリカでは、人を囲んでの話し合いは日常茶飯事。逆に無視される方が堪えたかも知れない。
話題は豊富だった。NYの話、アメリカ人の話、そして、父のh話等々、どれも、日本人の高校生にとっては興味をそそられるらしい]
『こらぁ、いつまでクラスにだべってんだー?帰れ、帰れー!』
[ある教師がクラスに入ってきて、注意した。
クラスメートの一人が、「ね、一緒にミスドいこー」と誘い、真梨亜は、「ミスド?」と疑問符を投げかけつつ、そのクラスメートについていくことに。数名の女子生徒もそれについて行く]
[なんでもない。
もう一度心に呟き、踵を返す。
教室への帰りは、酷く無口だった。]
────……。
[青い瞳を、ふと思い出す。
何故だか、壁に貼っている青い星の姿を思い出していた。]
[「ミスド」はドーナツ屋だった。NYのドーナッツプラントが懐かしい。スタイルの違いに少し戸惑ったが、甘い物好きは、万国共通らしい。すぐに慣れる]
[結局クラスメートが真梨亜を放免してくれたのは、それから5(6)時間後。自宅に着く頃には暗くなっていた。
母にはメールしておいたので、心配はしていなかった]
[帰りがけの道すがら、ふと、道ばたの植木に目をやる真梨亜]
日本は、植物も顔つきが違うのね…。
Hello.
[なんとなく呟いている]
[すっかり身の入らなくなった参考書を諦め、自習室を後にする。
3年生、もうこの時期に遊んでいるわけにも当然いかない。
───そのはず、なのだが。]
……ったく。
[落ち着かない。
そんな気分に顔を顰めて、前髪を掻き揚げる。
家へと向かって、いつもの道を歩いていた…その時。]
───…ん?
[また、昨夜の花屋の前で足が止まる。
ブルー・ローズ。
水色にも見える、淡い青の薔薇の花。
立ち止まって眺めていたら、店員に声を掛けられてしまった。
已む無く数本を購入して、家へと持ち帰る。
珍しい息子の姿に、母が仰天して何事かと随分問われた。]
Hello、って言っても、分からないかなー?
日本の植物だと…。
[含み笑いして、独りごちる。ふと、周りを見回す。誰もいないのを確認して、帰路につく]
『おかえり』
[母が先に帰っていた]
ただいま。
『どう?新しい学校は?』
ん。大丈夫。友達もたくさんできた。
[今日の出来事を説明する。聞いて、母も少し安心したようだ]
(───…歌を。)
[青い瞳に、同じ色の髪をウエーブさせた女性が悪戯っぽく微笑む。
きらきらと輝く瞳が、とても魅力的だ。
彼女の額には──赤く、何かの印がある。]
(うたを、きかせて───)
『…ね、睡蓮って呼んでもいい?』
(──ローズ)
<花の名前…?>
『そうね、ローズの方が、響きが好き。』
(………きっと、綺麗な花だろう)
<何を言っている?>
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