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これはショウさんの為にって……。
[荷物が多い仕事であるショウの為に、風呂敷を紅花染めで作ったのだ。
こんな少女趣味な色は俺の柄じゃないと言われそうだけれども、何だかんだでハンカチは使ってくれた。彼はそういう人だ]
……ショウさん……。
[ショウの顔が浮かび涙が出てくる]
[…どれほどの時間が経ったか。ショウは、顔を上げた。ほぼ同時にサフラーの部屋の扉が再び開く]
…キィ=キョウ。
すまん。
[そう言い残すと、ショウは一人部屋に入り…、*扉を閉めた*]
[サ=フラ=ワーの病状については、ちょっとショックだった。
まだウイルスが虎視眈々とメンバーを狙っているということだ。
2名の犠牲者が逝ってから数週間の時間があっただけに、あれで終わってほしいというのが、心からの願いであっただけに…]
―回想・植物園―
[サフラーが研究に専念しているようなので、しばらく代理で簡単に植物の世話をしている。簡単なやり方はサフラーに教わってある。]
んー…。やっぱり時々急激に葉っぱが伸びてる気がするなあ…
[サフラーが世話をしている時より雑ではあるし、どんなに似せているとは言ってもやはり母星とは環境も違うはずなので細かい何かが影響しているのかも、と思っている。明らかに異常を感じる程の成長スピードではないためだった。]
[除草の作業を終えて一息つく。植物園の窓からもKK=102の姿が見える。]
…あそこに自分たちが落ち着ける先が本当にあるのだろうか。
[シ=オンの死から数週間。これといった感染者も今の所見当たらなかった。このまま感染がストップしてくれればいいと思う。]
オー=ス=ティンさん…シ=オンさん…。
[人は死んだらどうなるのだろう、などとぼんやり思う。色々な事がありすぎて、彼らの死を悼む時間も感情も麻痺していく。目を潤ませたのも久しぶりかもしれない。]
[夕べ、スイ=レンに依頼された、KK-102の宇宙線の放射データと電離圏の情報を調査していた。生
物植物の専門であるサ=フラ=ワーは発症し、キィ=キョウはその治療とワクチン発見にその暇はない。
惑星学を自称はしていても、元々は植物学が専攻なので、植物に関する影響は十分調べがつく]
やっぱり、違うんだわ…。
[コンピューターによるシュミレーションによると、KK-102といローズ達の星系とでは、宇宙線の量が微妙に異なるため、少なくとも植物に関しては、かなりの影響が出ることが示された。
少なくとも数十年で突然変異を起こす可能性がある。人体に影響する可能性はもっと高い]
[とりあえず、スイ=レンにシュミレーション結果を報告しに行こうと思った。
昨日のことがあったので、少し躊躇いはあったが、何もしないわけにもいかない]
キア=ラキ=スイ=レン、いらっしゃいます?
[内線を入れてみる。スイ=レンどこにいるだろうか?]
[スイ=レンと連絡がつくまで、その辺をブラブラしてみた。途中どこかでヤ=ナギに逢うかも知れない]
ビョウ=ヤ=ナギ?
[落ち込んでいるのか、様子が暗い]
[フラ=ワーの部屋へと入っていくビ=ショウを、為すすべもなくただ見詰めて。
女は固く閉じられたその扉にそっと手を触れる]
……せめて、安らかに。
[呟く声は誰にも届かない――]
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