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[ふるりと首を振って]
私は未だ、泣き崩れるわけにはいかない。
少なくとも、ス=ティンさんの容体が回復するまでは……。
[呟き、きゅ…と、唇を噛んだ]
─通信室:少し前─
クソ……ッ…!!!
おい、シ=オン。そっちは……、そうか。
ッチ、どいつもこいつも…。
[ヤ=ナギの緊急コールで呼び出されたシ=オンと共に、通信システムのコンソールを叩きまくる。
途中、声を掛けられれば>>17ちらりと顔をあげて、]
───分からん。
システムにはひとつも異常はないんだ。
けど、分かるか?
仮母星からの通信が途絶している…他もだ。
こいつは、受け手側の問題じゃない。
──はず、だが。
[モニターを指して、リーダーである2つ下の青年へと答える。
やがてやって来たローズにも、似たような説明が返っただろう。>>28]
……ッ、どういうことだ…!???
[苛立ちをぶつけるように、ばしん!とコンソールを叩く。
だが、冷静なローズの言葉につられたようにふと彼女の顔を見た。
空色の瞳。
KK=102を包む大気のような青い瞳が、静かな色を湛えている。>>31]
───…壊滅。
[言葉を繰り返すように、唇が動く。]
スイ=レン。あの…、超高速宇宙望遠鏡…。あれ使えないかしら…?通常は別の方向向いてるけど、あれ、母星に向けて、母星系の様子、見られるんじゃないかしら?
手間はかかるかも知れないけど…。
できます?
それと、ビョウ=ヤ=ナギ、キィ=キョウが医務室を隔離してほしいと。
オー=ス=ティンの病状が分かるまで。
皆に、伝えていただけます?
[まるで別人が乗り移ったかのように、混乱しているメンバーにテキパキと指示を与えていく]
ザイ=テス=シ=オンは、通信ログの解析できるかしら?
少しでも、何かの情報がとれるなら…。
[そして、少し考え込んでいる]
─…ああ。
そうだな、可能だ。
あれなら母星系周辺の様子は見られるだろう。
[ローズの言葉に我に返った風で頷き>>37、ショウを見遣る。]
…おい、ショウ。
お前のところから、一時超高速宇宙望遠鏡のシステムを切り離す。
モニタは…よし。正常に動作しているな。
[モニタに映し出される映像に食い入るように見つめている。
そうして、しばらくの間は、通信室にいて、スイ=レン達の作業を見つめていることだろう**]
[ローズの冷静な言葉に押されるように、事態が動き始めた。
望遠システムを、KK=102探査から切り離す。]
方位+320°56'17",仰角+2°58'5",距離……
[データを打ち込む。
ちらりと目の端に映したローズは、何かを考え込むようにしながらも、混乱の中に真っ直ぐ立っていた。]
……悪い。助かった。
[ぼそりと、短く礼を告げる。
顔を向けることはなく、指先は休むことなくキーを操作していた。]
[暫く、皆の作業音が通信室を支配する。
それぞれが必死に、この事態に対処しようとしていた。]
捕捉完了。設定値正常。
──よし。
[やがて。
超高速宇宙望遠鏡のモニターは残酷な事実を映し出すだろう。
そこに見えるのは、星の屑と化した無残な*母星系の姿*]
[スイ=レンの操作した望遠鏡からの映像がモニタに映し出されると、見覚えのある画像が]
つ…。
[一瞬眩暈を覚える。つい先ほど見たヴィジョンをまるで同じなのである。そして、「母星系壊滅」の現実が目の当たりに…。メンバーも全員沈黙であっただろう。
そして、ローズは黙って通信室を出た**]
────…、なんだ…って……
[モニターが映し出す映像。
エラーでもなく、ノイズでもなく『明白に』映し出される映像。
まさか、ローズのヴィジョン>>20が捉えていたものと同じなどとは、思いもよらず。]
───は。
[椅子の背もたれに背を預け、皮肉げに短く笑う。
疲れたように額を押さえて、暫く無残な光景を見つめていた。]
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