情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
出来損ないだなんて、みんな見る目がないのだわ。
貴女以上に素敵なキチェス……ううん、人はいないのに。
[優しく抱きしめたまま、撫でて]
私とサージャリムは、いつだって貴女の味方よ。
だからそんな顔をしないの。
うん。わかった。
キィ=キョウがそう言うなら、そうする。
それに…もう、楽園は関係ないしね…。
[ちょっと晴れやかな表情に戻った]
キィ=キョウが一緒なら…。
『私は、貴女が好きよ――』
[言葉ではなく、テレパスで。
嘘偽りなく、彼女を大切に想っていることを伝える。
幼いころから世話をしてきた、最愛のキチェス。
彼女が、奔放でそれでいて繊細で。
とても傷付きやすい事を知っているから。
その彼女を元気づけたくて。
想いを”力”に乗せて、心を*重ねさせた*]
[キィ=キョウのテレパスがローズの心を優しく包み込んだ。
リアンの「好き」は、神に対する敬愛や、家族愛に近いものであると、ローズは思っていた。
何より、聖職者として、サージャリムの遣わすキチェスに仕え、万人に対して愛を与える役目のリアンである。
しかし、ローズはキィ=キョウだけは違うと思っている。自分だけに与えてくれる特別な愛だと。もし、二人が双子であったなら、多分それが一番近い感情であったに違いない。
それは、ある意味一心同体の、二人通わす心の繋がり。無償の愛。一緒にいること、それ以上は何も求めない、無垢の愛。
この時、ローズは、キィ=キョウ以上に自分を愛し、そして自分が愛することができる人はいないと確信していた。
────そう、それまでは…**]
6人目、言語学者 ビョウ=ヤ=ナギ がやってきました。
[暖かい日差しの午後、今日はオフのはずなのに研究室からの突然があり、そこへ向かっている。]
まぁ、することもないんだけどね…。
―どうせ、急に交替が必要になったとかの理由で呼ばれたのだろう、ナギはそう思っていた。
[研究室は大学の奥に併設されているので、そこへ行くには生徒の群れを抜けていかなくてはならない。人に接する事が苦手なナギにはそれだけでも苦痛だ。仕事でここに来る時には早朝などなるべく人の少ない時間を狙うほど。]
…息苦しいな…。
[ひらひらした格好の女子学生や、社交的なスポーツサークルにいるらしい男子学生の群れを避けながら先へ進む。避ける際にチラと彼らを見て]
―昔、兄さんにああいう中に無理やり入れられた事があったっけな…
[ナギの兄、ランはナギとは対照的に社交的な男だった。内気な弟を思いやり(?)何かと明るい場所に連れ出そうとする事があった。]
…あの時は本当に参った…………。
[兄にまつわる苦い思い出をため息で消化し、古文書や論文が詰め込まれた研究室に入る。本を見て彼は安堵し、室長室へと向かった。]
―室長室―
………はぁ………?
[鳩が豆を食らった様子とはまさにこの事だったろう。室長からの突然の話にナギはすっかり面食らっていた。室長はナギに「KK=102派遣隊に入れ」と辞令を出したのだ。更に]
―いゃいゃいゃ、本当はランに行ってもらうつもりだったんだけどね。あいつこんな手紙を残してどっかへ行ってしまったんだよ。
[ひらりと渡されたその手紙には『俺、ちょっと旅行に行ってきます。KK=102の事はナギに任せてあるのでご安心を。コ=バノ=ラン=タナ』と書かれてあった。]
や ら れ た……。
[ナギは天を仰いだ。]
7人目、エンジニア キア=ラキ=スイ=レン がやってきました。
―国立先端技術研究所・研究室―
―――は?
[室内に、声が響いた。
国立先端技術研究所。
エンジニア、技術者の粋を集めた最高峰の研究所。その一室。]
別に、俺は辺境への転属願いを出したわけじゃないですけどね。
この体制じゃ、研究も大したものにはならないというだけでして。
……そうですか。
[通話を打ち切り、微かな笑みを口の端に浮かべる。
は。と、短く息が漏れた。]
―――狸が。
厄介払いのつもりか?
邪魔者を追い払って、お山の大将を気取るわけか。
は。
――…小物が。
[辺境の惑星への半ば強制的異動は、こうして命じられた。
kk=102。
この地で待ち受ける運命のことなど、その時はまだ知る由も*なかったのだ*]
[発表の翌日、ローズは出発準備にとりかかっていた]
ねー、あれって、どこに置いたっけー?
「惑星学の基本:地質と海面」?
ここに置いたはずなのになー。
[今日は朝からちゃんと制服を着ていた。着任時に着る予定になているものだ]
ねー。どこー?
[あちらこちらを探している]
[ローズの部屋の扉を、こんこんっと数度ノック]
ローズ、開けるわよ。
[返事を待たずに開ければ、室内を散らかしている(様に見える)ローズの姿に、
ぱちぱちと眸を瞬かせて]
……なに、してるの?
[多分、キィ=キョウが部屋に入ってくるときには、奥の方を探しているときなので、キィ=キョウに向かっておしりをつきだしている状態だったはず]
むー。探しものー。
[ディスクの様なものを数枚手にしながら、傍まで寄って]
探し物……?
ああ、散らかしている訳じゃないのね。
[この後の片付けを思うと、少しだけ溜息をついて]
手伝うわ。何を探してるの?
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新