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─回想・アニュエラの道具屋─
[女性>>323の言葉を聞いて]
つまり、ポークを消したのは正義側。ないしは正義側の可能性が高いと。
そしてその力は、現在のジンロウ町の勢力図を塗り替える可能性が高いと。
[悪だの正義だのはノイズ……という言葉には、ふと親近感を覚える]
[ああ]
[アナタにも、自分がいるのとは違う場所に、守りたい人がいるのね、と]
アナタのクライアントが、本当のことを言ってるかどうかはともかく……。アナタは本心で話しているようね。
分かったわ。
ならば協力の手始めとして……。
「全宇宙邪悪連合ネットワーク」の最新情報(匿名メモ)をご覧なさい。
「明家計画」の異常についての情報が乗っていたわ。
「ジンロウ町に住む住民を全て排除」
これって……、そのテクノロジィが関係してそうじゃない?
─回想・アニュエラの道具屋─
それともうひとつ。
おそらくこれは、まだあたししか知らない情報。
町の情報筋>>1:756 >>1:758から、喫茶まろんのコックさんと、最近あそこを良く手伝ってるシャルがつながってるという情報が入ったわ。
それも、実の親子だっていう話よ。
シャルは……悪か正義かはっきりしないけど、何かの目的を持って動いてる可能性が高い。
場合によっては、喫茶まろんが、中立でなくなる可能性も……。
[その話が、エルヴィの放った怪人が流したものとも知らず]
[目の前に本人がいるとも気づかず]
[大真面目]
―ジンロウ町・中心部―
カルロ様!シンマイ様!
[駆けつけた援軍にほっと肩を撫で下ろし。
二人の初めての共同作業――もとい、合体秘奥義による最後の一撃が、巨大なる魔物の胴体を打ち砕き。バチバチと火花を散らし、ドゴォオオンと絶大な轟音とともに爆ぜる。
爆発に背を向け、勝利のポーズを決めるドンファンの姿がそこにあっただろうか。]
お見事です、お二人様。
それではあとはこの……
凍れる息吹の障壁《プロテクト・オブ・ブリザード》ッッ!!
皆様、中へ!
[全員を障壁の中へと退避させ――]
極寒の地の氷の神よ、我に力を与えたまえ。
言葉は氷柱、氷柱は剣。身を貫きし氷の刃よ、今嵐となり我が障壁を壊さん!
永 久 絶 対 究 極 氷 結 風 斬
《エターナル・フォース・ブリザード》
[相手は死ぬ。]
[非情なる永遠という名の猛吹雪が、残った魔物たちを一瞬にして凍りつかせた。]**
―回想・少し前―
[背後でカルロの魔法が発動、そして別方向から飛来したミサイルが上空の腕と矛にダメージを与えていく。 しかし、今一歩というところで破壊力が足りていないのか更なる攻撃を弾きながらも禍々しい腕は健在であった]
一人の力で通じぬのならば二人の力・・・カルロ殿ォォ!
『ドンファンさん、今から撃つから、それに乗って! 気合で!』
[ほぼ同時に互いの名を呼び合い、目を見て意志の疎通が出来る。 事、非常事態において正義側がよく使う便利手段の一つである。]
ウオオオオオオオオオオォォォォォォ!!!
「「合体秘奥義! 魔拳砲『撃滅』!」」
[放たれた魔砲に気合で飛び乗り上空の腕へと直接燃える拳を叩き付ける!17(20) それが決定的なダメージとなったのか火花を散らした後に轟音と共に爆ぜる。]
ヨッシャァァァァァァァァァァァ!!!
―現在―
[青い少女が張った氷の障壁の中で永久凍結魔法の発動を見守る。]
これは凄まじい威力の魔法だな!
このような魔法を使える等、ユーリ殿は只者では・・・
[脳裏に蘇るのは予言の一部]
『滴り落ちた涙。射貫かれる聖女。』
・・・聖女。
[その呟きは誰かに聞こえたであろうか]
あいよ、いらっしゃい。
[入ってきたメイアルとメルクリス>>344をちらりと見て、アールグレイの茶葉を取りだした。
濃く出した紅茶をクラッシュアイスに注ぎ入れ、すぐに氷を取り除いて冷えたグラスに移し替える。
泡立てた生クリームを浮かべて、ミルクをそっと注ぎ入れれば。]
ほれ、おまちどうさん。
[綺麗に2色に分かれたアイスミルクティーのできあがり。]
−アニュエラの道具屋→??−
[店番として、ちびあにゅを置く]
[アニュエラの下僕のひとりが、あまりにも似せて作ってしまったため、命を得てしまった人形だ]
[自身は四次元ポケ○トを持ち、最高の化粧をして、服を着]
[どこかへ**]
―回想とか―
うっわー…
[降りてきていた魔物たちを、ユーリと一緒に牽制しつつ。隙を見てはちまちまと破壊していたら、上空に飛来する影が数基>>334。
白を基調に塗装され、麗々しくカミサマを表す印象が刻まれたソレは、どう見ても聖ゲルト教会の決戦兵器。
魔物と交戦する手は止めないまま、のん気に呆けたような声を上げて、その行く先を眺めていると。
大爆発]
…すごっ。
これなら行けそうじゃない?
[膨大な熱を放ちつつもミサイルでぼろぼろに崩れかかる腕を見上げ、魔物相手の消耗戦に少しうんざりしていた顔を晴らして顔を上げて。ユーリ>>358に声をかけてみれば、その視線の先には見知った二人の姿>>352>>360。
魔砲に乗った燃える拳が、見事上空の巨大な影を、撃ち貫いた]
…おみごと。
[勝利のポーズを決めた黒衣のヒーローに破顔して。
自転車を止めてぱちぱちと拍手を送る]
さってとー…あとは後片付けっかな。
…ん?あいさ了解ー。
[上空の影が一段落すれば、残るは周りに群がる魔物のみ。さぁ後始末だと気合を入れなおしていると、ユーリから声がかかり>>358。目の前に展開される、冷気の障壁。
なんとなく何かを察して]
二人ともおつかれー。
ってことで。あん中に
[と、立てた親指で障壁を示し]
配達のご注文です。
[にこり笑って、二人の首根っこ引っつかむ。
ユーリが心置きなく詠唱に専念できるようにと、最速で]
…おおー…
[障壁の内から眺めていると、周囲の魔物は圧倒的な永久凍土の猛吹雪の前に、じゃっきじゃきに打ちのめされていく。
その力に、感嘆の声を漏らして]
今日のジャスティスこれにて完了!かな。
…聖女?
[辺りの魔物が一掃されたのを確認して、ぐっ!とユーリに立てた親指を向けて、ぐっじょぶ!の気持ちを手振りで示す。
そこに、ドンファンの漏らした声>>361が聞こえて、怪訝に首を傾げつつ]
あー…でもたしかにゆーってそんな感じかな?
[健気に勇者を探す姿とか、勇ましく自ら剣を振るう姿とか思い出しつつ、勝手に頷く。
ドンファンが何かしらうろたえたかもしれないけど気にしない]
…まぁそれはさておき。
今日もジャスティスおつかれさま!
ってことでー…
ご飯にしよう!
[言いつつ、障壁がぱんっと軽い音ともに散るのに合わせて立ち上がる。大魔法を行使したユーリは、疲弊した様子だっただろうか。
ひょいと自転車に乗せて。
ドンファンとカルロにも、どうかな?とジャス天号をぺしぺし叩いて見せて]
…ああそうだ。今日は割り勘で…
[と、微妙に苦しい財布事情に、思いついたように口を開くけれど。その場にいた顔ぶれ…特に、浮世離れした感じのユーリや、まだ学生の身のカルロを見て、ぴたっと止まる]
…半分分けといこう!
いいよねドンファンくん?
[でっかい黒衣の肩を、にこやかにぽむぽむと叩きつつ。
返事を待たず、ジャス天号は一路喫茶まろんへ]
―22(60)秒後・喫茶まろん―
ちわーっす。
おっちゃん、焼きししゃもちょうだいー。
[声をかけつつ店内へ。空いてそうなボックス席に腰を落ち着けつつ。
…その目が、窓から見えたキャンペーンののぼりを目ざとく見つける。
8(10)秒後、チキンに烏龍茶を人数分両手に携え、ほくほく顔の姿があったりしたけど、それはまぁ、些細なこと。
おっちゃんに叱られつつ、辛うじて回避して説得する姿があっても、些細なことったら些細なことなのだ]
…ああそうそう。
みんなにも、これ。
[言いつつ取り出したのは、戦闘で多少くたびれてはいたけど、しっかり取っておいたコピー文書の写し。
異次元テクノロジィについて書かれたソレを、同席する面々へと見せて。マスターに断り入れて、掲示板にも晴らせてもらう]
…まぁ。どういうことんなんのか、ちょっと想像つかないんだけどさ。
[言って。その場は、あーでもないこーでもないと、そのテクノロジィについて、話が交わされたりしただろうか]
―少し回想―
『…聖女?』
ん・・・や、何でもないですぞ!?
せいじょー・・・そう、清浄するが如き魔法力だなと!!
[流石に青い少女の前でその話題をするのを躊躇ったのか、うろたえながらも話題を転換する。]
うむ、それならば中立亭へ参りますか!
ここのところ戦い尽くめで身体を休める暇もないですしな。
戦士にも休息は必要ですぞ!
『…半分分けといこう!
いいよねドンファンくん?』
・・・了解。
[どちらかというと自分の財布事情の方が深刻であった]
―中立亭―
店主d(以下略)
[以下略である。]
カンナギ殿、俺にも一枚くだされ。
ふむふむ『異世界てくのろじぃ』ですか。
・・・よく分からんっ! (ズドーン!)
[何故か背景に爆発音がなり、無知っぷりを披露した。 『分からなければ誰かに聞け!』という団長の言葉を思い出し同席していた者に聞く]
ユーリ殿、カルロ殿これは一体どういう意味か分かるか?
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