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―回想とか―
はいお疲れー。
[ドンファンとマスターの殴って飛んで戻ってきてのすったもんだは『元気だなー』の一言で一笑に付し、通されたボックス席で、ドンファンがでかい声>>421を張り上げればのん気に応じる]
あ、おっちゃん。
こっちアジフライで。
[注文しつつ、十人前くらいの代金を先に渡しておく]
その値段でオーダーストップだかんね。
余ったらその分また今度おごってくんない?
[と、半分頼みごと。あとは、学生のカルロにあれこれ勧めたり、ばーちゃんとのん気に町内の世間話に興じたり]
あー、いやそんな大層なもんじゃないよ。
大将ンとこと違ってウチ、個人経営だし。
…勇気あるね、君。
[なにやら感銘を受けた様子のドンファン>>430には軽くぷらぷらと手を振っておく。カレーを注文したのには、少し驚いた。熱いたべものがとことん苦手な身としては、その姿はまさに勇者の器に見える]
どちらか片方いなくなれば、かぁ…
わっかいなぁ…
[ドンファンに真剣そうに見える表情で訪ねたグラジオラスの言葉には、つい苦笑が漏れてしまった]
そう簡単にいなくなりゃしない…っていうよりあとからあとから沸いてくるもんなー。
できることって言ったらそのつどジャスティス。
[半ば独り言のように呟く言葉は、ドンファンの大きな声の横で、果たして誰かの耳に届いたか]
魔王もまた沸くんだろーなー。
しばらく休業してくれたら助かるんだけどなー。
[そんな望みとは裏腹に、既に魔王ニュースが流れ、しかも当の本人がすぐそばで水飲んでたなんて知らない]
あ、毎度どーもー。あなたの町のジャスティス急便、困ったことがあったらまた呼んでね!
[顔見知りが来た>>442ならそう告げる]
…ぷっ。
あっはっは、いや似合ってる似合ってる!
[ドンファンの語尾が怪しいことになったら>>435>>443、笑いを隠そうともしない。ひとしきり笑った後で]
あー…ごめんごめん。 何とかできそうな知り合いがいるから頼んでみようか?
あそこ、地獄以上に沙汰が金次第だけど。
[そろそろ手持ちが危ういために、言外にそっから先は自腹だよ、と告げながら]
あー、もしもしあにゅー?
いや、ちょっと面白…もとい、困ったことンなってさー、うん、うん、またあとでお世話ンなるかも。
ん。
はいそんじゃねー。
[元凶の一端を担ってるとも知らず、その『心当たり』に連絡を入れといた**]
して、こちらの人たちはユーイチの知り合いかや?
[彼の言葉から、トメご一行様に視線を移す]
ジャスティス急便とは、何じゃ。瞬間転移装置か?違う?
ふむ。便利なものに聴こえるが。
[どこかに連絡している、怪しげな生き物を眺めた]
―― 町内布教活動中(さっき) ――
[空から舞い降りてきたローブ姿の少女に声をかけられ>>379、神父は十字を切る。
しかしまあ、さほど驚きはしないのはここがジンロウ町だから。
少女が地面に降り立つならば、支えの手を差し伸べる。]
[勇者ですか、との問いには微笑んで応えた。]
わたしは神の下僕。
勇者ではありませんよ。
――あ、水たまりに気をつけてお帰りなさい。
[やはり勇者職務質問を受けていた兄妹(中学生くらいの男子と幼稚園女児)>>382にそんな言葉をかけて見送り>>391(モブならば、猛スピードのヒーローカーに激突されても大事ないはずだが、水たまりは普通に危険だろうと)、改めて少女に向き直る。]
あなたが勇者をお探しならば、お手伝いいたしましょうか?
[そんな提案も彼女の耳に届いたかどうか、ローブ姿の少女は『世界が』云々と呟いて“走り去った”。>>396 ]
いきなり飛ばないとは――相当、慌てていらっしゃるんですね。
あるいは…飛ぶには助走が必要なのでしょうか。
お名前も連絡先も血液型もお聞きしていませんが…
まあ、この町に教会はひとつしかありませんし、十字架つきの塔は空からでも目立つので、神父に用があれば訪ねてきていただけるでしょう。
さてと…感電システムの素早い納品のお礼がてら、アニェエラさんの店に顔を出しましょうかね。
−アニュエラの道具屋−
[まだデレデレと見とれてくるポーク班長を、倉庫へ蹴り飛ばし]
[甘いラブなレターに取り掛かろうとしたところで、カンナギからの連絡>>447]
はいはい。おしゃぶりから棺桶まで、アニュエラのどうg……って、ナギ君?神父さんならちゃんと振り込んでくれたわよ。
え?面白困ったこと?
あら、いいわよ。いつでもいらっしゃいな。
もちろん、ちゃんとお財布を持って、ネ?
[クスクス]
[こぼれる笑い声は、ドンファンを見るか、その様子を聞けば、きっと深まろうが]
[自分が悪の幹部に売り付けた魔薬が原因だとは、おくびにも出さないだろう]
[カンナギは、今朝までのアニュエラとは違う、本気の美女声に気づいただろうか]
美味いか?
[シャルロットに手を振りかえし、雑然とした店内を眺め回して]
しかし、こうして見ると
どことなく悪の組織の集会場の雰囲気じゃな。
[瞳を細めた]
[声の先に絶世の美女を見つけた神父はその場に跪く。]
Mundi spes, Anuella, rosa specisa, ignis divine, carens simili――!!
(この世の希望、アニュエラ 、美しい薔薇、聖なる炎、比類なき方)
[動転のあまりラテン語で叫ぶ。
視線釘づけのまま、ここに来た理由も何も忘れている。**]
[知り合いかと問われれば>>448すぐに振り返り、紹介する。]
おう!
こっちが駄菓子屋のトメばーちゃん。ガキの頃よく世話になってたんだ。今も行くけど。
んでこっちがジャスティス急便のカンナギさん。まあ……瞬間じゃないけどほぼ瞬間移動みたいな速さで運んでくれるよ。弁当忘れたときとかよく届けてくれるんだ。
んで……そっちの人はどっかで会ったことあったっけ?
[紹介がカルロの番になれば首をかしげ。
カンナギがドンファンのことをどうにか出来るかも、という言葉を聞けば>>447]
さっすがジャスティス急便! 頼りになりますにゃん!
……へ? にゃ?
[そう言って、自分の語尾に驚いて、慌てて口を塞いだ。]
どうなってるにゃ〜〜〜っ!?
[揮発性の魔薬を吸い込んでしまって影響を受けたのだとは(一般人である彼の体は、ヒーローより少ない量でも効いてしまうらしい)知るよしもなく、叫んだ。]
あら、神父さん。
[数年の間、普通のニュートラルな道具屋を装ってきた]
[悪以上の悪女で鳴らしたころ以来の、久しぶりの反応に、当然という顔をして近づく]
うふふふ……。
そんなに崇め奉らなくてもいいのよ。
今のところ、まだあたしはただの道具屋なのだから。
……あたしを見ていたら、正気でいられなくなるわよ。そのままのアナタでいたかったら、目を逸らした方がいいわ。
それで、あたしに何か用かしら?
[クスクス]
― 回想〜現在 ―
[JJに『美味いか?』と問われれば]
美味しいです〜。幸せなのです〜。
[と、満面の笑みを返す。]
[しばらくマスターと会話していたが(>>403)、ボックス席から『どちらか片方が居なくなれば争いはなくなる』(>>431)との声が聞こえ、トテトテとボックス席へと移動する。]
面白そうな会話が聞こえたので来ちゃいました。
[と、一言断りを入れ]
例えば、の話なんですけど、
この町から正義か悪のどちらかが居なくなって、争いが無くなったら………
その先に訪れるものは何なんでしょう?
[その場に居る全員に問いかけるように、疑問を投げかけた。]
トメさんと言ったか。ワシはJJ、しがない科学の申し子じゃよ。よろしく。
[ユーイチの説明>>458を聞いて、握手しようとトメに手を差し出す]
ほほう。それは興味深い。カンナギと申したか。
ワシの改造くんマーク81とどちらが速いか勝負じゃ!
しかし、弁当運びに使うとは……実はユーイチって悪の幹部の風格があるんじゃないか?
[彼を見る目が変わりそうだったが、突然語尾がにゃんかなって台無しだった]
幸せそうじゃの。
[シャルロットの表情に目尻を下げて満足そうだ。
やがて全員に発せられた問い>>460が耳に届くと]
ふむ。どちらがいなくなるかにもよるじゃろうが。
正義が悪を滅ぼしたら、正義は悪を求めて他の土地へ向かう。
悪が正義を滅ぼしたら、町や世界をどうにかしてから、次なる土地へ向かう。
……そんな所ではないかの?
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