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「目的」異次元テクノロジィの持ち主の解明。その後、異次元テクノロジィの強奪。
「手段」正義としてのおばあちゃまの力と情報。
悪としてのあたしのルートとネットワーク。
「実行」今から。今この瞬間から!!
偽善でもいいわ。やってあげる。
正義側のヒーローとしてのアニュエラは、誰かのために戦うわ!
― 喫茶まろん付近 ―
[すっかり忘れ去られている(かもしれない)ホムンクルスだが、召喚者が元に戻さない限りそのまま行動を続ける。
そんな訳で二体とも二人と一緒についてきている。
ドンファンの姿を見つけ、鎌で引きずって行く>>12と
スライム形ホムンクルスのジェリーがドンファンの身体にまとわりつく。
ぐにょ。
どうやら一緒に運んでお手伝いしようとしているらしいが、その感触は(略)
もしドンファンが目覚めるとSAN値チェックが必要かもしれない。]
― 喫茶まろんに入るちょっと前 ―
ん…。
[一度は目を覚まして狸寝入りをしていたが、気持ちよくて本当に眠ってしまったようだ。
目を覚ますとおねーさんの顔が至近距離で……。
ポッ。
驚かさないようゆっくりと声をかける]
おねーさん。
[声をかけたのは良いが、続く言葉が出て来ない。ここはやはり…]
だいすきっ
[むぎゅ]
ありがとね。
―光の柱のあったところ―
[そこに着いた時には、既に何もなく。そう、何も、なく。]
いったい、何があったのでしょうか……
[+表+表:カンナギが 裏:ユーリが
+半+]丁:その辺の人に(を) 半:その辺の*08柴犬*に(を)
+パー+グー:聞いてみたら チョキ:とっちめてみたら パー:もふもふしてみたら
なにかわかっただろうか?]
こんな時は……
[カンナギと顔を見合わせ。
情報収集なら……
1.喫茶まろんだ。 2.いや、アニュエラの店だ。 3.神に聞くべし(教会へ) 4.魔王城にこんにちは
1(1)]
[そのへんの柴犬をもふもふするカンナギの姿を
*05中吉*な目で見守り。
20くらいの情報は得られただろうか。
再びジャス天号で喫茶まろんを目指す――]
―喫茶まろん―
[いつもなら顔だけを入れて覗き込む所だが、今日はそう言っている場合ではない。
いつも以上に騒がしい店内へとまずドンファンを運び、それからシャルロット。ところが予想外の不意打ち>>18]
起きていたのか。
[頭をぽんぽん]
…それは、私のセリフだ。
[そこまで言うと恥かしくなったのか、ホムンクルス達に早く入れなどと言って誤魔化しながら店内へと入って行った**]
―喫茶まろんへ着くまでの1(20)秒の間―
カンナギさ―― ええ、と
[『様』はやめろ、と言われたのを思い出し。]
おねえさ……、おねえ、ちゃん?
えと……
[なんだか懐かしいような、気恥ずかしいような。
安らぐような、くすぐったいような。なぜだか、そんな感じがして。]
……「綺麗なおねーちゃんが魔法少女になった」って……
どういうこと、なのかな……あ、でしょうか。
[得られた情報といったら、そのくらいだった。]
― 現在 ―
「…それは、私のセリフだ。」
てへっ。
グリーンサラダとトロピカルジュースが待ってるのです♪
[いつもの様にはしゃぎながら店内へ**]
[ぼろぼろの街を、バイク怪人で駈けてゆく。
暴徒達やヒーローの目を避けるため、怪人は普通のバイクの形だったけれど。]
……お前の上司が目ぇ回してる俺を拾った場所、覚えてる?
[怪人はわからないらしく首(前輪)をかしげた。一瞬制御を失ったバイクが揺れて、後ろから鳴り響くクラクション。]
おわぁっ!! 口で答えろこのアホー!!!
[バイクと漫才を繰り広げながら、アニュエラの店に向かう途中。ふと思いついてバイクを路肩に止めた。ケータイを取り出して、手当たり次第にかけてゆく。]
もしもし、俺俺。あのさ、お前アルデバラン准将だったよな? ……いや、学校の奴全員知ってるぞ。秘密にしてるなら新聞部の怪人インタビュー答えるなよお前。
……あのさ、異次元テクノロジーって知ってるか? うちの家族が巻き込まれてるんだ。
[クラスメート、部活(帰宅部)の知り合い、予備校仲間……この街で普通に暮らしていれば、ヒーローや怪人の人脈は自然と広がっていく。その全てを利用して、情報を集めようと試みた。]
……そっか、知らないか。うん、ありがとな。(ピッ) ……もしもし、サイトー、お前狩人ピ……あ、いや、狩人ピンクさんに代わってください。……あ、ピンクさんどうも。あのさ、異次元テクノロジーって……
[ヒーロー協会から通達があった、そのことだけはわかったが、具体的なことは何一つわからず、歯がみする。]
……もしもし、ゲーセンファイブ? え、活動休止? レッドがゲームのしすぎで留年したあげく行方不明? 何やってんのお前ら。
ええと、俺の家族が巻き込まれてて、異次元テクノロジーについて情報集めてるんだけど……。
[そんな中、気になる話を聞く。一日中ゲームが出来る世界に行きたいと溢していたレッドが、どうやら本当にゲームの世界に入ってしまったらしい、という情報。]
……それもなんか関係あるのかな。わかった、レッド見つけたらつっこんどくわ。
[逆に頼まれごとをしたりもしながら、手当たり次第に電話をかけていった。]
[全ての心当たりをあたってみるが、それ以上の情報は誰からも入ってこなくて。]
わかった。うん、ありがと。またな。
……ふぅ、駄目か……。……そうだな、よし、行こう。
[ため息をつくが、バイクに励まされて立ち上がる。怪人地理情報ネットワークなんかも駆使しながら、どうにかこうにかアニュエラの店へとたどり着いた。
だが、少し煤けたそこに、美しすぎる女性の姿はなく。]
……アニュエラ様……縮んだ?
[跪きたくなる美貌……というよりは、頭をなでなでしたくなる愛らしさを持つ目の前の人物に、首をかしげた。**]
―― 聖ゲルト教会 ――
[一般暴徒たちに理性が戻る。>>339
神父は微笑んで足元のラインを消した。]
対峙する冬は終わりました。
神の愛の下、我々はふたたびひとつになったのです。
この喜びを伝え広めましょう。
[避難所にいた町民やヒーロー/怪人たちを率いて町に繰り出す。
倉庫から取り出した無料配布用の聖書とロザリオを道行く人たちに配り、元暴徒の群れも引き込んで、その行進は大きな流れとなって膨らんでゆく。]
―― ジンロウ町メインストリート ――
我々のジンロウ町!
悪に屈しない町!
聖ヒーローの守る町!
神に愛されし町!
[喜びの歌を歌い、手に手を取り合いながら微笑む民衆は、ハーメルンの町の子供らにも似ていた。]
―喫茶まろん前―
[ジンロウTV屋上での戦いが収束していくのと時を同じくして、暴徒達が静まっていく。
ようやく落ち着いてきた町の様子に、やれやれと肩を揉みながら店の中へと戻った。
暴徒ではなくなった民衆が、別のうねりを起こし始めていたが、その様子はまだここには届いていない。]
ん。帰ったか。
ちと待っておれ。ピラフを温めなおすでな。
[グラジオラスとシャルロットが入ってくるのを見れば、グリーンサラダの蓋をとり、ピラフを手に厨房へ入りかける。
が、とりおや鎌に引っかかっている謎の物体を見れば、片眉を上げた。]
これこれ。ペットは入店禁止じゃぞ。
…ん?
[なにかの違和感に、目が細くなった。]
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