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―港・壊滅した地域―
さて、後は魔王殿の登場を待つばかりとなったな。
戦意を高めているとしようか・・・ん、アレは?
[後方に気配を感じ振り返ると、頭につけたゴーグルの上にししゃもをピチピチと乗せ片手にチキン、片手に烏龍茶を持って徒歩でこちらに向かってくるカンナギ(37%)の姿があった]
おぉ、カンナギ殿ではござらんかっ!
ユーリ殿は一緒ではないのですかっ!?
[偽者とか変だなーとか全く思わないバカ男であった]
[メイアルに気を取られていた間に蟻怪人がユーリを襲っていた。
慌ててホムンクルスを向かわせるが、一瞬だけ間に合わなかった。]
………………っ!
……邪魔です。
[その言葉に反応するように、とりおが15(17)匹の蟻怪人を蹴散らす。]
ジェリーちゃんっ!
[立て続けにジェリーが[魔法で2(10)の追撃。(オーバーした分はとりおが蹴散らした蟻怪人にさらに追撃)]
[慌ててユーリがいた場合に駆けていくがその場にいたはずの女性は跡形も無く消えていて]
???
[...は混乱している]
なんかへん?
[おかえり!]
〈にてるようなちがうような〉
《こまけぇこたぁいいんだよー》
「『〈《ぐりーんだよー》〉』」
[相変わらず騒ぎながら喫茶まろんにやってきたカルロっぽいなにかの上でくるくると回る]
『俺が魔王だっ!』
はっ・・・? カンナギ殿いきなり何を?
[偽カンナギがチキンに噛み付きながら高らかに宣言する。そして某動画サイトに流れるコメントの如く続いていく。]
『俺が・・・俺達が魔王だっ!』
なんと、カンナギ殿も魔王であったのかっ!?
正義の宅配便でありながら魔王も兼業とは流石でありますぞっ!
[なんか根本的に間違ってる辺りに気付かないようだ]
―回想・ジンロウTV屋上―
眩しいと言っているくらいなら大丈夫なんだな、よし。
それにしても月下美人は一声かけるぐらいしたらどうだ!
[眼を瞬かせ、ようやく落ち着いて来た所に見たものはメイアルとアニュエラの睨み合い。
そのド真ん中へカンナギが飛び込んで来たのを更に見れば]
(空気読まんな、あいつ)
[などと思い、2人がどう動くのか様子見していた。自分から戦う意思は全く無い。
シャルロットが自分が居るからここに居るのだと言う>>94のを聞けば、何故か胸元のペンダントが淡い光を灯した]
私もシャルロットと大体同じだが、逃げた先で暴れそうなら追って潰す。
[割と容赦ない]
[『分からなければ拳で聞くのだ、ドンファンよ!』と脳裏に浮かぶ店主の良い笑顔(何故かサムズアップしている)を思い出し即実行。]
カンナギ殿も魔王という事なればぁぁぁぁ、拳で語りあいましょうぞぉぉぉぉぉ! 参るゥゥゥゥゥゥ!!
爆 竜 烈 波 !!
[相手の懐に入り低い体勢から連続で飛び上がるアッパーを撃ちつける必殺技(3(3)ゲージ消費技)が炸裂!]
『これが若さ故の過ちというものかぁっ!?』
[彼方へと吹っ飛んでいく偽カンナギ(HP100)に727(1000)のダメージ!]
[古き武士(もののふ)の宣言に愉しげに笑みを浮かべる
歓喜するように城の闇が晴れ、周囲を薄く閉ざしていた次元があけた。
空中にぽつりと浮かぶ魔王城が見えるだろう]
…来たか…さて、主を見極めよう。
[腕を横に振るう。
するとドノファンの目の前に半透明の道ができあがり、それは開かれた魔王城の門まで続いている。そこには罠も魔物もおらず、ただ一直線に玉座までの門があけられている]
しかしまいったな
[ドノファンがこちらに駆けてくる間に笑う。言葉の割にはまるでまいってないように]
まさかニューススタジオが崩れるとは…これでは此度の計画が披露されんではないか
[送った文面は既にビルだった瓦礫の下に埋まっている]
―(ドノファンが城に入ってくるであろう頃、壊滅した地区―
「俺たちの町から出て行けーーーー!!!!」
「何がヒーローだ!何が怪人だ!いい加減にしやがれーーー!!」
「善も悪もないわ!私たちの日常を返してっ!!」
[幻覚の後から現れたのは、ジンロウ町に住む一般人。
行方不明騒動にまぎれて消えていた一般人。いや、既に狂ったように雄たけびをあげる暴徒である。
一般人たちは四方八方に散るとともに、ジンロウ町の各地で似たような暴徒が多数出没して、怪人やヒーローへと集団で襲い掛かりにいった]
今までと違い…最近は派手なことばかりだったからな。
不満もたまっておったわ。
[気絶させられるような一撃をうけても、白目を剥き、泡を吹きながらも起き上がる、明らかに常軌を逸した暴徒。
まだ怪人はなれたものなのか、数で押されるところもあるが、それでも非力な一般人なので、効率よく拘束などしているが、ヒーローは致命的だったらしい。何せ守っているつもりのものから責められたのだから]
これでまた一つ…時が進む
[玉座の間にあるどでかい秤は徐々に片側に*傾いていった*]
―回想・ジンロウTV屋上―
[流石にこのままではと、スーツを着用して紅の蝶に向かって飛び出す。視界の中ではカンナギとアニュエラが苦戦している様子、少し自信が無いとかどうとか言っていられない]
悪いが、こいつらは私達花の知る蝶のどれでもないようだ。紅は確かに美しいが、こいつは怖気しか呼ばん。よって遠慮なく落とさせてもらうぞ!
[『身軽』の花言葉で跳び、蝶の1匹の背…羽の付け根に鎌を下ろす。
7450↑で羽を落とし、50↓だと空振りしたが注意をこちらに引き付ける事に成功する。
上空を見ればトメ子が白鳥から何かを言っているのが届いたかも知れないが、答えている余裕は無い]
トメ子さんは無理をするな、稼いでる時間があるのかどうか知らんが少し休むくらいは出来るだろう!
それまでこのビルが持つのかが気になるが…。
[次にカンナギ達の方へと視線を送ると、カルロがカンナギを襲っている光景が見えた]
…は?何をやっている、えーと…確かカール!!
一体どうしたというんだ、そっちは違うだろうが!!
[幻影は言わば、遣い棄ての駒。
何度散ろうとも、すぐにまた容を成す。
次の幻影が降り立った場所は――――
1.港のあたり 2.ユーイチの家のお風呂 3.アニュエラの店のナベ 4.教会の裏の池
1(4)]
―現在・ジンロウTV屋上―
しゃらくさいわ、花言葉だと月下美人のあの竪琴をいちいち止めなければならん、そうするとあの包帯がまたいらん事をして来るし…ならこうしてくれる。
コンクリートの隙間から生える草花の生命力を思い知るが良いわ!
[何を思ったか大鎌で地面に穴を空け、ペンダントとそれを指差し]
ここまで上がって来い、ハエトリ草!!
花の王との盟約に従い私の元に!
[27秒後、ただでさえ崩れ落ちそうなビルを揺らして身の丈6(30)mのハエトリ草が屋上にその葉を広げた]
フフン、丁度良い食事も居るし精々暴れ倒すが良いわ。
[蝶は適当に任せる事にし、自分は他へ回る事にする]
おろ・・・?
まさかカンナギ殿ともあろう方が今の一撃だけで・・・?
いや、これも何か考えがあっての事であろうかっ!!
[「FATAL KO!!」とどこからか謎の声が聞こえてきたような気もする状況で、やはり一人間違った方向に納得していた。]
しかし、魔王殿はどちらにおられるのか。
何か準備でもしておるのだろうか・・・?
む、この気配は。
[背後に気配を感じ振り返ると、>>167そこには青い少女の姿]
おぉ、ユーリ殿もこちらにおられましたか!
カンナギ殿がいましたので一緒におられるとは思ってましたが。
お二人共何か考えがあっての行動でしょうな、分かりますぞ!
[うんうん、と頷きながら勝手に間違った解釈をする。 青い少女は不思議な顔をするか怪訝な顔をするかして聞いているだろう]
今はカンナギ殿と別行動という事ですな。
俺はこの付近―――次元の歪みを感じましてな。
おそらくはここに魔王殿が現れると読んで来たのです。
拳で語るためにっ・・・!
[青い少女が話を聞いてくれるならば、...がここに来た理由を語る。 そして数瞬躊躇った後に話を切り出すだろう]
お主は聖女・・・と呼ばれた事があるか?
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