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[未だ所々で火の手が上がっているものの、地元の消防車が既に駆け付けて消火作業に当たっている。
ならば、と大鎌を振り回すのを止めて屋根伝いに跳んでいた]
なんだ、あのビル…変な形になって…
[落雷のあったビルの崩壊をトメ子が止めているものとは知らず。しかしそう形が崩れているわけではない。
やがてビルだけでなく空や屋根も歪んで見えるように]
栄養剤を飲まずに来たのがマズかったか。せめて誰も居ない所で、休まない、とっとと…
[落ち着ける場所をと跳躍するが足の力が抜けてバランスを崩し、屋根から落ちてしまった]
あー…言う事ちゃんと聞いていれば、良かった、なあ…
[うつ伏せに倒れ、シャルロットに額を突付かれた事をふと思い出し、その後気を失ってしまった**]
だよ…ねっ!
[民家へと向けて放たれた火炎球>>50に追いすがり、軍手の手でもって引きとめ、空へと投げ捨てる。すぐさま戻って]
うん、困る。
困るんだけどー…どうしたらやめてもらえるかな?
当方ジャスティス急便としてはジャスティスお届けしたいんだけど。
ジャスティスの受付窓口はどちらに?
[と婉曲な問い。要は『誰に?』あるいは『どうやって?』止めるべきかと。当の本人である二人に向けて、聞いているのだ]
ジャスティスお届けねえ?
生憎だけど、今回のこれはあたし達が好きに遊ばせて貰うものだからねえ?
[くすくす笑いながらカンナギに向かい合って。彼がもし意表をついてきてもメルクリスと17体の甲冑がそれに応じただろうが]
そうね。
もし貴方が正しいって言うのなら。
このあたしに勝って見せなさい!
[そう言うと、魔法陣とともに黒剣を展開して戦闘モードに。]
―回想―
おかえり?
「おかえり!」
〈おかえり〉
《おまいりー》
[凱旋メンバーが帰ってくれば何時ものように天井付近を回りながら騒ぐ]
ゆうしゃ?
「さんびゃくぽいんとじゃ!」
〈あれはちがうような〉
《ちゅぴぴぴぴぴ》
[店の中の話題が勇者談義になると、そんな風に騒いでいたとか]
―回想―
いんせきか?
「いんせきだ!」
〈またか〉
《ちきゅうがもたぬときがー》
「『〈えごだよ!それは!〉』」
[ジンロウ町に隕石が降ろうが、今日も平和な喫茶まろんなのであった]
おまちどー?
「おまちどー!」
〈おまちどー〉
《にかいどー》
[シャルロットが居なくなったので、変わりに青薔薇に桜団子を届けるたりしつつ、ウェイターごっこ]
― シャルロット自宅兼本拠地 ―
[外がなにやら騒がしいようだが、そのまま自宅で頭を抱えていた。]
うー、隊長がいてくれればこんなマヌケな事態にはならなかったはずなのに〜。
本部があの技術を完成させてくれれば、あっさりとこの世界を消せるはずだったのにぃ、うー。
このままじゃまずいですよぉ。こんな事じゃ隊長の野望はかなわないですよぉ。
ちゃんと『悪の正義』を貫いてくれる相手の手に渡るならまだしも、誰が持ってるか分からないって言うのが厄介です。
とにかく緊急事態なのです。まずは情報をばら撒いて、テクノロジィのありかを探す事が先決です。
どうしよう……。はう〜……。
トゲヤマのあほーーーー!!!
[そう叫びながら、一人で頭を抱えていた]
OK、ンじゃあ、心行くまでお付き合いいたしましょう。
[好きに遊ぶ。告げるメイアルに、ぺこんと頭を下げて]
んー…そだね。
[ぐいっとゴーグルをかけなおし]
たとえば。
こいつら全部やっつけたら勝ちってことにしてもらえる?
[一足飛びに、並んだ騎士の懐に潜り込み。一体を突き飛ばし、他の一体に叩きつけつつ、首をかしげた]
そうね、なら貴方はそれで良いや。
[そう言っていると、青薔薇がいつの間にか目の前に現れて]
あら、こないだ振りじゃない。
お姫様。
[にっこり笑って青薔薇を出迎え。言葉を続けながら]
この前は良い所で邪魔が入っちゃったけれど。
今日は誰も邪魔は入らないだろうし。
あたしと遊びましょうか?
[そう言って青薔薇にも微笑みかけた。]
にかいどう?
「にかいどう!」
〈だれそれ〉
《さー?》
[青薔薇に二階堂と呼ばれるが、...の事だとは気づかないまま、青薔薇の上をくるくると回る。]
ますたー?
「ますたー!」
〈ねーますたー〉
《ぼくのはなしもすこしはきいてよー》
[青薔薇が出て行こうとすれば、それを止めるアンクルの周りで騒いだりして、アンクルを妨害してみたり。効果があったかは知らない**]
カンナギ様! ――と………… とおりすがり様!
[匿名性の高い名前はメイアルのことらしい]
お花の方は……!? っ……!
遊び、ですか。 ジャンケンでしたら、構いませんが……
そういう遊びでは、ないのでしょう?
[ジャンケン、と言われれば笑みを見せながら]
そんなのでお互いに納得のいく決着が付けられるなら良いんだけれどねえ。
そうも行かないでしょう?
[困ったように笑うと、彼女に黒剣を向けて]
――ええ、そうですね……ッ!
[黒剣が飛んで来れば、だん、と地を蹴り飛び上がり]
戦闘形態解放《デュエル・フォーメイション》!
[凍れる剣《アイスブランド》で叩き落とす。
サァ……ッ、と闘気の凍気が白く煌く。]
この前の続きでも、なさるおつもりですか?
─ジンロウ町、2(20)丁目辺り─
[バトル警報の発令されていた地域から、まろんに向かう途中…だったのだが]
遠い………。
って言うか、微妙に迷ってる気がするんだけど。
[誰に言うでもなく、ごちる。
縦横無尽に駆けずり回る某ジャスティスとは違い、広きジンロウ町を完全に把握している訳でも無い...は
見事に、迷っていた]
えーと、こっちがさっき来た道で。
こっちが、多分、駅の方で。
こっちが…?
[頭に疑問符を沢山浮かべながら…。
暫くすれば、徒歩を諦め、空から向かう事を選ぶだろう。
しかし、《声》を紡ごうとした、その時]
[唐突な轟音と共に、空から降って来たのは、隕石(>>1:761)や炎(>>15)
余りに唐突すぎて、呆然とソレを見やる…も、直ぐに我に返り]
何かハルマゲドン起こってるんですけど…とか、言ってる場合じゃない!
《殲滅の弩》、《対なる白》
──両起動。
続け、我の意思繋ぐ黄金の両の手よ。
《魔法使いの力/意思を持つ両の腕》
[自らは弩を、召喚される腕には白磁の二丁を。
降って来る隕石に、...が片端から砲撃を加えれば、両の手が砕けた飛礫を小さくしてくく。
順調にソレは繰り返され、1(10)程の隕石を破壊したであろう]
[しかし…己を狙う凶弾には、気付いていなかった。
後ろから狙う、怪人の放つ弾は…]
[16 55↑にて外れる(頬を掠める) それ以下であれば、凶弾の餌食に]
──ッ!
[…唐突に腹部にはしる、鈍い痛みと鋭い熱
怪人の放った弾は、見事に腹部を貫いただろう
激しい痛みに苛まれる...、既に魔法を操れる状態でなど無く
煌く両の腕は消え、《銃》達は、アクセサリの姿に戻り…。
カラン、と乾いた音を立てて、その場に落ちた]
ま…まだ……。
まだ、炎だって…消さないと…行けない…の……。
[隕石が降り、炎が燃え盛る町の様子だけが目に届く
そんな災禍の中、何も出来ないまま…。
──徐々に、意識は遠ざかっていった**]
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