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ジンロウ町…ここは正義と悪との決戦の舞台
今日もまた、一つの聖戦が幕を下ろし、そしてまた一つの新たな戦いの火蓋が切って落とされた
日々繰り返される戦いの裏
今はまだ誰も気づかぬ水面下で、そんな日常を覆す大きなうねりが、ゆっくりと鎌首をもたげていた…とかいないとか
1人目、中堅怪人 ポーク班長 がやってきました。
ぶきぃーっ!!
あいつら、正義の味方とか言って調子に乗りやがってッ!!
あと少し…もうほんの少しだけでもポク様に力があればあんなやつらに後れを取ったりは…
村の設定が変更されました。
2人目、道具屋 アニュエラ がやってきました。
[闇を劈くような絶叫]
[然し、このジンロウ町では日常茶飯事。誰も様子を見に来すらしない]
[その、しばし後]
[簀巻き状態の「何か」が、道具屋の裏口から蹴り出され崖の下へ落ちて行った]
……ふう。
困ったわ。また新しいアルバイトを探さないと。
3人目、謎の少女 メイアル がやってきました。
[何者かと対峙する少女。その身には衣服の他に怪しげな血糊のついた包帯。その包帯についた血糊は彼女のものではなく、その証拠に無傷のままに相手を追い詰めていた]
……全く、この程度?
[つまらなそうに笑って見せた。彼女の周囲には黒い剣のような物体が浮かんでいて。相手の必死の抵抗とばかりの射撃をすべてガードしていた]
さあ、堕ちなさい。
[そういって指を鳴らすと、幾筋の光が対峙する相手の体を貫いた]
4人目、??? がやってきました。
女幹部 エルヴァイラ が見物しにやってきました。
[公園のジャングルジムのてっぺんに座り、地上を見下ろす幼女がいた]
ぐしゅしゅしゅしゅ……全ては我が『明家計画』のシナリオ通り事は運んでおる……。
ぐしゅ、ぐしゅしゅ……ヒーロー共め。
今のうちにせいぜい自由を謳歌しておくがいいわ……ぐしゅ、ぐしゅしゅしゅ……。
5人目、駄菓子屋店主 トメ子 がやってきました。
――駄菓子屋「つるや」店内――
[ジンロウ町商店街の片隅に、ひっそりと営まれる駄菓子屋があった。
主な客層は、お小遣いを握り締めた小学生たち。
彼らの――特に低学年男子のお目当ては一つだ]
「ばあちゃーん、『ヒーローチップス』ちょうだーい!」
[息を切らせて店に駆け込んでくる少年たちに、店主はにこにこと笑顔で応じる]
あいよー。30円じゃよ。
[30円と引き換えにヒーローチップス(正確には、『ヒーロー&ヒロインチップス』なのだが)を受け取った少年は、早速袋――ではなく、裏にくっついたカード入りの小袋を開く]
「あ、キラカードだ!」
[小袋から箔押しのカードを取り出した少年は、誇らしげにそれを掲げた]
「うわっ、これって『伝説』カード!? すげー、いいなー」
「でも、まじかる☆るーこって誰? 古過ぎてわかんねーや」
「オレもわかんね。でも、レアっぽいしいいか! ばあちゃんありがとう!」
いえいえ、どういたしまして。
[少年たちの輝く笑顔に、店主の表情も自然と綻ぶのだった]
「じゃーねー、おばあちゃん」
「今日はどこ遊びに行くー?」
「二丁目でバトル警報出てたし、見に行ってみねー?」
「おおー、いいねー」
[盛り上がる少年たちを、あんまり近付いたら危ないよなどと声を掛けつつ見送って]
さあて、そろそろ騒がしくなってきたみたいだねぇ……アタクシも、いっちょ様子見に行ってみようかねぇ。
[よっこいしょと曲がりつつある腰を伸ばすと、ガラガラとシャッターを下ろし店仕舞をする]
[駄菓子屋店主・真鶴トメ子。
彼女もまた、もう一つの顔を持つ――]
駄菓子屋店主 トメ子 は肩書きと名前を 初代魔法少女 トメ子 に変更しました。
騒がしい ポルターガイスト が見物しにやってきました。
6人目、影 メルクリス がやってきました。
[絶叫じみた悲鳴が聞こえた気がした。
風に揺れる髪をゆっくりと抑え、半眼になって下界を見下ろす。
フェンスに寄りかかった処で……よく見えなかった]
これでまた今日も一つの悪が……うんにゃ、正義?どっちでもいいか。ジンロウ町ってのはそんな所だろう、うん。
[他人事のように語る青年――の、影。
だがしかし、決してジンロウ町の騒ぎは彼にとって他人事では無かった。
またまた訪れそうな、戦いの予感。フェンスに寄りかかって、深々と溜息を吐くのはいつものことである]
7人目、プロフェッサー JJ がやってきました。
ほほう。
ここが悪だの正義だのが集うと言われるジンロウ町か。
聞いてきたよりも、随分と平和そうだな。
なあ、御主もそう思うだろ。
……そうでもない?
[桜の木に向かい、話しかけている]
8人目、悪の召喚師 ヒルデルード がやってきました。
[中心街、表通りに面した喫茶店。
その店内、隅の席に陣取ったとある男が、誰にもそれを覚られぬように努めながら呟いた。]
(――…倒してきたか。御苦労)
[その黒衣の男――ヒルデルードは、ちらりと窓に目を向けていた。
傍から見れば、単に外の景色を何気なく眺めているようにしか見えないだろうが、彼がその時視線を向けた先は、たった一点。
とても可愛らしいスズメに姿を変えている彼の使い魔だ。]
[今日も相変わらず喧騒飛び交う町を、のんびりとした歩調で歩いて行く。
その姿は老人そのものだったが、よく見るとその体を支える杖が、ファンシーなステッキとでも呼ぶべき代物である事に気付くかもしれない]
……ん? 今、悲鳴が聞こえたかの。
[視線を向けた先には、アニーという名の少女が運営する道具屋があった]
正義を名乗って、この程度だなんて。
全く持って期待外れね。
[最初は些細な事で相手に突っかけられただけだった。それでも、絡んでくる目の前に伏す相手の望み通りに戦っては見たが結果は圧倒的なもので]
ああ、そう言えば。
[相手の名を聞くこともしなかったと思うが、いまさら聞くことも無いかと思いながら相手の事を見下ろしていて]
うおっ?!
[駆けてきた子供達のタックルを受けて、ぐるぐると2(6)回転]
元気なこった……うん?
悲鳴?
[補聴器の感度を上げて、耳を澄ます]
9人目、○○魔王 グリフィス がやってきました。
――???―――
ふ、フハハハハハハ!!
ついに、ついに開発したぞ。
この一日で世界を滅ぼす魔法を、これで世界だろうが例えプロローグだろうが滅んだも同然だ!
フハハハハハハ!!
[―――――ブツン]
パタパタパタ。
むっ…来たな、我が忠実なる僕ども。
[駆け寄ってくる複数の足音の方へ顔を向けるも、即座に破顔。四人の幼稚園児――の外見をしたナニカが彼女のいるジャングルジムの元に集まり傅いた]
ふむ、よく集まった。順にそれぞれの途中経過を述べるがよい。
[座ったまま軽く顎で催促すると、一番左端の園児から口を開く。「件の製菓会社との取引が無事成立しました」との報告。]
ほぅ、ではあの『ラッ〇ーリターン』に我が組織の怪人フィギュアをオマケとして付け合せる作戦は軌道に乗っていると判断して良いのじゃな。
ぐしゅしゅしゅ……売り上げに悩む企業にとって、何度でも何度でも親に駄々をこねて欲しがる臭いを放つフィギュアのオマケは相当魅力的であろう。なぁに、連中もフィギュアだけ集めて菓子が捨てられる運命も知らずにのぅ……ぐしゅしゅしゅ。
気づいた時にはもう遅い。社会現象として後戻りできないところまで進めてくれるわ。
[ぐしゅしゅしゅと高笑いするエルヴァイラであった]
勤め人 アリア が見物しにやってきました。
[雑多な音や光が遠くで飛び交っているようだ。だが、今はどうでもいい]
「僕をおうちに連れてって!」
[黒い子猫の形をした厄介事は潤んだ目をこちらに向けている]
……おうちってどこかしら?
「うんとね、地面の下」
[地面の下……三丁目の秘密結社か、あるいは悪の地下帝国裏山支部か、それとも――]
挙げたらキリがないわ……とりあえず私の家に来る?
「うん、お姉ちゃんのおうちいく!お腹すいたの」
[小さい黒猫を抱き上げて、苦笑しながら歩き始めた]
―ジンロウ町ニューススタジオ―
「……本日の30秒魔王ニュースでした、では次のニュースです」
[某、どこかから湧いてきた城にてそんな声が響き渡るある意味いつも光景はプロローグでいきなり最終日だろうが、メタ情報を高らかにいおうが、諸悪の根源が集まった結果無駄に順応されたジンロウ町の人たちにとっては30秒ニュース程度でしかないらしい。
世界滅亡寸前を撮影して流そうが、それに深く傾倒するでもなく、単なるCMの如く流し次へ次へとニュースは流れて*いくのであった*]
○○魔王 グリフィス は肩書きと名前を ○○魔王 に変更しました。
さってと。
どこの誰がやられたのかな……せめて正義か、悪か。
[集中して気配の元を探ろうとする。
が、やっぱちょっと面倒だったのでビルから降りる事にした]
この町も飽きないよねー。
三丁目の秘密結社さんは元気かなー。潰れちゃったかなあ?
[帽子の唾をつまんだり、離したり。ぼやぼや呟きながら喧騒絶えない通りを歩く]
次の者、報告をせい。
[ジャングルジムの主からそう指示されると傅く二番目の園児が口を開く。「例の市会議員とのお話し合いが成功裏に終わりました」との報告。]
ほぅ、ではあの市会議員の孫娘を幼稚園で苛め抜いて登校拒否にさせるという恫喝は功を奏したと申して良いのじゃな。
ぐしゅしゅしゅ……一度公園デビューを失敗させてその母を追い詰めた甲斐があったと言うものよ。
あの女、我らの仕掛けとも知らず自分を酷く責めておってのぅ……たかだかヒーローごっこで娘に悪役ばかり押し付けただけじゃと言うのに。
今じゃ立派なモンスターペアレントよ……ぐしゅしゅしゅ。
きっと市会議員ともども我らがいい手駒として働いてくれよう。互いに我らの手に落ちているとも知らずにのぅ……ぐしゅしゅしゅ。
[ぐしゅしゅしゅと高笑いするエルヴァイラであった]
10人目、花の子 グラジオラス がやってきました。
[ジンロウ町のどこかのどこか。
独り駆ける少女の足元へ闘いの流れ弾が飛んでくる]
きゃっ…!
あ、危ないわね…ここは今日はバトル警報は出ていなかったはずなのに…。
どこから飛んできたのかしら…?
[唇をキュ、と噛み締めて空を見上げ]
……この町は、どうなってしまうのかしら。
正義の味方の手によって護られる?
悪の組織によって支配される?
[呟く彼女の胸元に光るは――紅に輝く派手なペンダント。
髪を飾る薄桃色の花は真紅へと染まる]
――――小賢しい。
なんというか……。
さしずめ異文化の坩堝じゃな、ここは。
[補聴器の感度を下げた後、町並を見回しながら散歩。
ジャングルジムの周りに集う子供達を見て、目を細めた]
[アニーの言葉>>20に、おやそうかいと微笑んで]
それじゃあ、アタクシの聞き間違いかのう。
この町はいつでも騒がしいでのう。
[アニーの言い分を素直に信じたらしい。
人を信じる事は、正義の味方に不可欠なのだ]
お邪魔したねぇ。
ますこっと、楽しみにしとるよ。
[ぺこりと頭を下げ、再びパトロールという名の散歩へ出発する。
今日もジンロウ町は、とても賑やかで概ね平和だ**]
11人目、国防神父 ギルバート がやってきました。
―― ジンロウ町7(10)丁目 路上――
暮らしのための政治を。
ひとつひとつの生命を大切にする。他人の幸せを自分の幸せと感じられる社会。それが、私の目指す友愛社会です。
命を大事にすることも、ムダづかいをなくすことも、当たり前のことかもしれません。
しかし、その「当たり前」が、壊れてしまっているのです。
母子家庭で、修学旅行にも高校にも行けない子どもたちがいる。病気になっても、病院に行けないお年寄りがいる。
全国で毎日、自らの命を絶つ方が100人以上もいる。
この現実を放置して、コンクリートの建物には巨額の税金を注ぎ込む。
一体、この国のどこに政治があるのでしょうか。
政治とは、政策や予算の優先順位を決めることです。私は、コンクリートではなく、人間を大事にする政治にしたい。
5つの約束
1 国の総予算207兆円を全面組み替え。
税金のムダづかいと天下りを根絶します。
議員の世襲と企業団体献金は禁止し、衆院定数を80削減します。
2 中学卒業まで、1人当たり年31万2000円の「子ども手当」を支給します。
高校は実質無償化し、大学は奨学金を大幅に拡充します。
3 「年金通帳」で消えない年金。
年金制度を一元化し、月額7万円の最低保障年金を実現します。
後期高齢者医療制度は廃止し、医師の数を1.5倍にします。
4 「地域主権」を確立し、第一歩として、地方の自主財源を大幅に増やします。
農業の戸別所得補償制度を創設。
高速道路の無料化、郵政事業の抜本見直しで地域を元気にします。
5 中小企業の法人税率を11%に引き下げます。
月額10万円の手当つき職業訓練制度により、求職者を支援します。
地球温暖化対策を強力に推進し、新産業を育てます。
その次の者、報告じゃ。
[愉悦の表情を浮かべている幼女は三番目の園児に発言を促し、園児が口を開いた。「町郊外の原子力発電所の電子制御システムのハッキングに成功いたしました」との報告。]
ほぅ、ではいつでも我らの思うがままに原子炉を用いることが出来るのじゃな。気づかれてはおらぬだろうな?
ぐしゅしゅしゅ……これで核エネルギーで新たなる怪人を作ることができるというものじゃ。
ゴジ〇じゃ、我らの手でゴ〇ラを作って放つのじゃ。きっとヒーローどもがバタバタとやられるに違いないのじゃ。ぐしゅ、ぐしゅしゅしゅしゅ……
[遠くから散歩する人物に気づけるだろうか(>>23)。+半+で半なら気づき、丁なら気づかず話し続ける]
[無邪気に遊んでいる様子の子供達を時々眺めつつ
公園の水道で水を飲み、顔を洗う。
>>27こちらに気付いた様子の少女に微笑みかけて]
そこな嬢ちゃん。
この辺の案内地図、どこかにあらぬかの?
変わるのは、あなたの生活です。
――ふむ。
この国では、こんなノリで町民の支持を集めればいいのか?
[ギルバートは街角でもらった紙資料を懐に入れた。
防御力が 1(3)UPした。**]
ああ、でも、いいねえ!この騒乱の空気!俺はこういうの大好きだよー。
俺自身はなんかもー満足しちゃったから、満足してない人居ないかな?居ないかな?
[愉快そうな笑い声を上げたり、鼻歌を歌ったりしながら、陽気な影は通りを歩く**]
[(>>29)と医者か科学者か何者かわからない雰囲気の人間に話しかけられれるが、この町でその手の人間に事欠かないからなのか、それとも別の理由があるのか幼児達は驚かない]
あ、こんにちわー。
[ジムの幼女がペコリと頭を下げて、挨拶をすれば地上の四人も同じくペコリ]
えっとー、ちょーない地図のことだったらー この公園の周りの金網に看板がありまーす。
もしーそこにないところだったらー そこのこんびにの人に聞けばいいとおもいまーす。
『チッ。今の聴かれたか? 殺るか? しかしこの段階で騒ぎはマズいな……どこかでヒーロー騒ぎがあればその合間に紛れて……』
[内心の物騒な考えは表に出さず、無邪気な顔をして道案内の返事をした]
―中心街―
[男は黒いマントを翻しながら店を後にした。
それから直ぐに、スズメの魔に目配せをした。するとその魔は、かれの居所たる居空間へと一瞬の内に消えていった。
それから、男は歩き出す。]
報告に戻るか――
[それにしても、妙な欠落感がある、とヒルデルードは感じた。
そう、音沙汰の暫く無い小さな小さな黒き使い魔が、一匹居るのだった。
近くにその気配は、無い。
無いのだが、自然と、まるで誰かを探しているかのようにヒルデルードの首は動いた。
彼の顔はほとんど無表情に等しかったのだが、そこにはどことなく、満たされていない、ということを示す色が滲んでいた**]
君、名前はなんていうの?
「くろーでぃあ。みんな、クロって呼んでくれるよ」
そう、じゃあクロちゃん、食べ物は何が好きかしら?
[おうちに帰してあげられるかどうか、それを一先ず棚に上げ、世間話をしながら帰途につく。
猫が喋るのも普通な町。それが私の住むジンロウ町だ]
「イモリの黒焼き!かりっみょりってして大好きなの!」
……そ、そぉなの。
[悪側とも正義側とも付かぬ好物に冷や汗をかいた。イモリの黒焼きはどこで買えるかしらと思案しながら、ジンロウ町をゆっくりと*歩いていく*]
12人目、分隊隊員 シャルロット がやってきました。
― ジンロウ町 町はずれ ―
わわっ!こんな所で珍しい形の石を発見したのであります!
これは持ち帰って隊長に報告しなきゃ〜。くふふ〜。
[その石は傍から見ればどう見てもただの石ころだった。
しかし、珍しい化石でも見つけたかのようなはしゃぎっぷりで石ころを見つめている。]
―ジンロウ町のどこか―
[姿こそ変わらないもののその顔を見れば憎々しげに歪んでおり、あまりにも醜悪だった]
このジンロウ町は私の物だ!
雑魚共が…潰し合うのは勝手だが下らん戦闘で傷物にするな!!
[その声は虚しく響いたであろうか。
暫くの後にペンダントを握り締めてひとつ、ふたつ呟くと
紅の花は再び薄桃色へと戻り、表情も和らいで行った]
だめ。まだ変わっちゃだめよ…。
いつも変わった後は沢山壊しちゃうから…それよりもここを離れないと、また流れ弾が飛んできちゃうわ。
うーん…公園でちょっと休憩しようかしら?
[髪飾りの花と同じ色のワンピースを翻し、公園公園と口ずさみながらゆっくりと歩いて行く]
うむ、こんにちは。
礼儀正しい子じゃの。
[公園の周囲の金網からコンビニへと視線を動かして]
親切にありがとう。
さすが正義の蔓延る町じゃな。
[ポケットから飴を5つ取り出して、子供達に配る]
ありがとーございまーす。
[ジム上の幼女が言えば、四人も「ありがとーございまーすx4」と復唱。飴はその中の一番隅にいた一人が代表して受け取った]
あたしたち、この町が大好きです。
おにーさんも、きっとこの町が大好きになるとおもうよ。
[(>>37)の言葉にはニコニコとお礼の後にそう返事。無論内心は別だったが]
『チッ。なにが正義だ。自分勝手を振り翳すだけしか能の無い迷惑そのものでしかない連中がっ! まぁ、滅びの前の足掻きと思えば寛容な気分になれるがな。ぐしゅしゅしゅしゅ』
ふふっ。御主らのような子供がおるのじゃ。
きっと良い町なのじゃろうな。
[内心など知らず、飴を子供に渡した後で、ふと眉を寄せた]
はて、何でワシ、飴なんか持ち歩いとったんじゃっけ。
何か忘れてるような……おお。
[ぽむ、と掌を叩いて]
あの飴は、この前開発しとったアレの余りじゃったか。
ま、相手は子供じゃし、平気じゃろ。
―ジンロウ町・町外れ―
[つまらない戦いだったな、と思いながら歩いていると……ふとどこかで見かけたような顔を見つけて声をかけるか少し迷った末に]
貴女、何をそんなに喜んでるの?
[満面の笑みを浮かべているシャルロットに声をかけてみた。もしかしたら、お互いに相手のことは多少は知っている程度の関係だったろうか。]
ばいばーい。
[(>>39)の開発等の物騒な台詞には気づかず、全員で手を振り続けていたが、青年の姿が見えなくなると不快げな顔つきになる。そしてゆっくりと慎重に一段一段ジャングルジムを降りると]
既に報告の済んでいる幼児壱号、幼児弐号、幼児参号、さっきの男を付けろ。
どこかで騒動が起きれば、紛れて……よいな?
[親指を首筋に当てて横に引く仕草をしてみせる。三人の園児はその指示に頷くとその場から俊敏に散開。園児偽装を解いた怪人姿で距離を置きつつ三人はプロフェッサー JJの後を付けていった。その際、花柄のワンピースの女(>>36)の存在が近くを歩いていたかも知れないが三匹の怪人は気づかなかったか、命令優先だったか反応はしなかった]
フンッ。しかしアイツめ…胸糞悪い言葉じゃった。耳の穢れじゃ! 最後、報告せい!
[公園の花壇に水を撒き、荷物を背負い直して]
ばいばーい。
[園児たちに手を振り、教わった通りの看板を眺める]
それにしても少し街並みは変わっておるが
感じる雰囲気はごく普通の町のもんじゃな。
いや、やっぱり変わっとるかの。
秘密基地が堂々と書かれている地図なんて初めて見たわい。
こっちには巨大電波塔……?
ふむふむ。
[尾行に気付く気配すら見せず、しばらく看板とにらめっこしている]
―どこか→公園―
[ゆっくりと歩きながら道路の脇へ視線を寄せる。
そこには闘いの巻き添えになった小さな花達が残り僅かな命を咲かせていた。思わず足を止めてしゃがみこむ]
……可哀想に。
早くこんな争いは終わらせなきゃ。
いつまで経ってもお花の犠牲は尽きないもの…
[呟いて小さな花に手をかざす。するとみるみる内に花は元の元気な姿へと戻って行った]
…良かった!それじゃあ公園に行きましょう。
待っててね、私…必ずこの街を手に入れるからね。
[少々物騒な事を約束し、59秒後に公園近くへと辿り着く。
怪しい人影が公園から散って行くのを見かけて>>41バトル警報が出ているかを確かめた]
[懐から取り出したL字型の棒を手に、ぐるぐるとその場で回り、ストップ]
ふむ。
どうやらあちらに面白い物があるようじゃ。
[公園前で見かけた、不思議な雰囲気の人物にちらっと視線を送った後、町外れに向かってゆっくりと歩いて行く]
― 公園→どこか ―
[鼻息荒い主の意思に従い、残った一人が耳打ち「園児送迎バスを襲撃する手筈が整いました」と報告する]
ぐしゅしゅしゅしゅ……そうかそうか。
バスの運転手の買収は成功したのじゃな? おお、やはりロリ〇ンじゃったか。そうじゃろう、そうじゃろう。そのような職についている者がそうでない筈がない。
[あくまでこの発言はフィクションであり…全国の送迎バスの運転手さん御免なさい]
ぐしゅしゅしゅしゅ……我が太ももチラリ写真集に反応せぬ筈がないわ!
よいな、バスを採掘場に運んだらヒーローを一人づつ呼んで人質を使って抹殺していくのじゃ。ああ、予め半ズボンが似合う有望な童子は我がプライベートルームへと運んでおくのじゃぞ。いいな。
[先ほどの不機嫌も忘れ、半月口での笑いの表情に戻ったその幼女は最後の一人を共に、公園を後にしようとして――再び無邪気な園児へと表情を戻した]
『チッ、近くに誰かおる』
[主のアイコンタクトに残った一人は心得たように微かに頷いた]
まってー ヨンくんまってー まってってばー
「うるせー えるのばーかばーか」
そのあめあたしがもらったんだってばー かえしてー
「せーよ。このぶすでぶー でぶぶたえるー」
[傍から見たら、男子園児を女子園児が追いかけっこしている様子に見えたかもしれない。特に注視されなければ、二人はそのまま公園から立ち去っていくだろう]
[ぽつり、ぽつり。ふわり。]
[たゆたう、たゆたう、青い薔薇。
ここではない、どこか。揺らぐ水底。硝子張りの牢獄。
囚われの、青薔薇の姫。]
― 硝子の牢獄 ―
――嗚呼。
[花びらの微睡む水面を見上げ。青薔薇は嘆く。歎く。]
世界が、死んでしまう。
[真っ直ぐと。伸ばした手は、光には届かない。]
私は、世界。
大地を染める雨は、私の哀泪(なみだ)。
吹き荒ぶ風は、私の溜息(といき)。
ここへ囚われてから、470年もの間。
世界が終わらぬよう、祈りつづけてきた。
――しかし。
[ぎちり、と茨が青薔薇の首を締めつける。]
っ、く……――
[儚げな少女の容貌(かお)が、苦悶に染まる。]
嗚呼、このままでは。
このままでは、世界は。
[嗚呼、伸ばした手は。光に届かない。]
[メイアルに声をかけられ>>40、そちらに顔を向ける。
以前、バトルの最中にパシャパシャ写真を撮っていたところで声をかけられ、そこで彼女と知り合った。]
ほらほら、見て下さい〜。珍しい形の石を見つけたんです!
これを持ち替えったら、隊長にきっと誉めてもらえます♪
[手に持っているのはただの石ころ。当然任務とは全く関係ないが、好奇心旺盛なシャルロットには、ただの石ころも珍しいものに見えるようだ。]
―公園―
[警報は出ているものの、今ここで戦闘が行われている気配はない。ほっと息を吐いて公園へと入って行く]
……うふふ、可愛い。
でも、用心しなきゃいけないわ。ああいう子供達が花壇の花を引っこ抜いたり、踏みつけたり……
そして悪の道へと走って行くのよ。私はそれを見つけたら容赦しない、例え『壊す』ことになっても…。
[園児達が追いかけっこをしている様を注意深く見るものの、特に花に悪戯を仕掛けるようでもなかった為笑顔で見送った]
…ふぅ。
??? は肩書きと名前を 青薔薇 に変更しました。
― ジンロウ町 町はずれ ―
[歩いていると、一風変わった格好の子がはしゃいでいる様子が視界に止まる]
何をしておるのじゃろう、あの子は。
ただの石ころに見えるのじゃが。……もしや、*05木星*ストーン?
[サングラス越しに、石ころを見つめた]
ふん、珍妙なヤツじゃがアレもヒーローモドキかも知れぬの。
[見送られ、意識を外されたと確認すれば二人、公園の外で様子を窺う(>>52)。そして自分は戻ると言い、残った一人に対しては]
四号… あの女を少し見張っておれ。場合によっては仕掛けても構わぬぞ。
[そう言い残して立ち去った。四号も偽装を解き、潜伏して女を見張り続けた。何事もなければ何れ自然に帰還するだろうが**]
いらっしゃいませー。
道具ならなんでもそろう、アニュエラの道具屋へ、ぜひお立ち寄りー。
正義の味方でも、悪の幹部でも、お客様は選ばないよ。ただし、お店の中での戦闘はご法度ね!
……あ、でも非合法な物は置いてないよ。あくまで、うち、ニュートラルな普通のお店としてやってるんで。
[のほほん]
[中心街に立ち寄れば、のんびりまったりとした、やる気の無い呼び込みが、聞こえるだろうか]
[こっそり補聴器の感度を上げて、メイアルとシャルロットの会話を盗み聞く]
隊長?調査隊かなにかか?
ふむ。原石に秘められた力を解放すれば、何かが起こるのじゃろうか。
興味深い。ワシも後でこの周辺を調べてみるとするかの。
[暫く様子を伺った後、町はずれを離れる。
そのまましばし町を散策して]
何か掘り出し物でも見つからんかの。
[いつしか中心街へ。目に付いた道具屋へとぶらりと足を向けた]
―公園―
[園児達を見送った後、ブランコに座って何をするわけでもなくぶらぶらと揺れて]
うふふ、この街を私のものにしたら…全ての建物を、道を壊し、一面お花畑にするのよ。
花による花の為の花の世界。素敵だわ!!
[徐々に興奮を帯びた声へと変わり、ブランコを漕ぐ勢いも増して行く。
最後には誰も止められない程の高さまで漕いで恍惚とした笑みを浮かべていた。
自分に監視が付いているとも知らずに…**]
>>53
きっとそれです!木星ストーンです!
23万年の時を経て、不思議な魔力が宿っているに違いないのです。
[…と、思い込みによる熱弁を振るう。その説得力は*11凶*]
>>54
「ジンロウ町を調査して、ヒーロー達の弱点を見つけて来い」と言うのが、隊長からの任務なのです。
こんなに珍しい石なんだから、きっとヒーロー達の弱点に繋がるに違いないのです。
それなのに隊長はなかなか認めてくれないんですよぉ。
― 少し前、町はずれ ―
23万年……?
いやいや、ワシの見立てじゃと91万年前のもんじゃろうな。
しかし魔力とはまた非科学的じゃ。
[>>60に小さく笑って、こちらにかけられた声>>61には、しげしげと顔を見つめる]
ふむ。どこかでお会いしたことあったかの?
一度会ったことがあれば、忘れぬと思うのじゃが、はて。
[小さく首を傾け、サングラス越しに包帯を見つめる]
怪我?
……というわけでもなさそうじゃ、な?
― 道具屋 ―
ふむう。ほう、これは、なかなか……。
これは変身ベルトに、超小型爆薬、かの?
[>>63の営業スマイルに、道具屋の中を暫く歩き回り]
こんなものが欲しいのじゃが。在庫はありそうかの?
[見せた小さなメモには、機械の部品や薬の名前がびっちりと*埋められていた*]
やだぁ。お客さんってば!
変身ベルトはともかく、爆弾なんて置いてないわよう。
うちはあくまで、ニュートラルで安全安心で、普通のどこにでもあるような道具屋なんだから!
え?なにかしら?
[小さなメモを]
[首を傾げて覗き込み]
ここからここまでのは、倉庫にあるから、すぐに出せるわよ。
でも、これとこれは、お取り寄せになるわね。
それとこっちは・・・こんなの普通の道具屋にあるわけないじゃない、やっだー☆ お客さんてば、冗談きつーい☆
[ばしーん]
13人目、ジャスティス急便 カンナギ がやってきました。
―二丁目―
北の町から南の町まで、素敵な希望を届けます〜♪
[ちゃりん ちゃりりん]
心安らぐ平和な生活、電話一本!叶えます〜♪
[ちゃりりん ちゃりん]
にゃ〜にゃにゃっにゃ〜にゃにゃ〜…歌詞未定!
[めごすっ!]
夢のジャスティス急便 カンナギ〜♪
…ジャスティスのお届けにあがりましたっ!
[キキキィー…ざしゃっ]
[少し版権が心配になりそうな鼻歌交じりに怪人へと突っ込んだ自転車が、ようやく止まった]
まいど! ンじゃあ、受領証はこちらになりますんで〜
[自転車の下敷きになってぐったりしている怪人の手を取り、勝手にぺたぺた捺印とって]
ほい、これにて配達完了!
またのご利用は計画的にね〜
[そのまま背を向け、ぴろぴろと後ろ手に手を振って歩き出す]
ああ、ところでおにーさん。
[自転車を押していたその足が、不意にぴたっと止まった。振り向いて]
素敵な社歌の作詞作曲してくれそうな知り合いとか、いない?
[へんじがない。ただのしかばねのようだ]
まーそーだよねー。じゃ! 縁があったらまたっ!
[やっぱり返事がないただの屍にそう告げて、額に上げたゴーグル下ろし。ぐいっと自転車を漕ぎ出せば、次の瞬間には自転車はその場から消えていた**]
>>64
魔法の力はすごいんですよ。バリバリバリ〜っとか、ズゴゴゴゴ〜ってすごいことが出来ちゃうんです。
私は、自分で闘うのは苦手ですけど、バトルはたくさん見たから、すごい魔法も見て来ました。
[戦闘能力は低いが回避能力と逃げ足だけは優れている為、調査の一環としていろんなバトルを見て来た。
その様子を伝えようとするがJJは無関心だっただろうか。]
>>62
隊長はすごい人なんです。
私がダメダメだから、なかなか認めてもらえないけど、認めてもらえるまでがんばるのです。
[隊長は憧れの存在らしく目を輝かせながら語る。]
あ〜っ!定時連絡の時間です。早く戻らなきゃ。
それじゃ、またなのです。
[そう言い残すと慌ただしく駆け出して行った。**]
14人目、爆裂正義団 ドンファン がやってきました。
[ジンロウ町の外れの方から土煙があがっている]
ウオオォォォォォォォォ!!!
[黒衣を纏った一人の男が爆走していた]
天 覇 絶 唱 !
爆裂正義団 ドンファン!
ジンロウ町に只今見参ッ!!
[それは果てしない、バカであった]
―回想・少し前―
[各地に有名を轟かせる爆裂正義団の本拠、その中心部]
『ドンファンよ!』
ハッ! いかがしました団長殿!
[名を呼ばれた男は黒衣のようなマントをまとった端正だが精悍な表情を湛えた青年。 目前には大柄で鎧を着込んだ戦場を思わせるような佇まいを纏った中年の男がいた]
[爆裂正義団とは読んで字の如く、心に激しい炎を灯した熱き正義の武士(もののふ)が集う集団である。 その戦いぶりは勇猛果敢・爆裂前進、まさに世に蔓延る悪に対抗する正義の砦である。 引用 正悪団体図鑑・爆裂正義団について]
『ドンファンよ、今のお前には足りぬモノがある・・・! それは強敵(とも)との出会いじゃ!』
くっ、不肖このドンファン・・・日々の精進が足りませぬっ・・・! しかしながら団長殿! 俺にはこの団の強き友が・・・『バカモノォッ! (ドゴォ!)』 うぐぉぁ!?
[打撃音とともに軽く40(50)ほどは吹っ飛んだ]
『確かにお前には友がいる、しかし・・・正悪表裏一体を信条とするお前の強さを高めるほどの強敵がおらぬ! ならば会いにゆけぃ! そして出会えたのならその熱き拳を思う存分ぶつけてくるのだっ!!』
流石は団長殿・・・そこまで俺の事を考えてくれていたとは・・・このドンファン、感激の極みにございまするっ!!
『ふっ、お前には強くなってもらわねば困る・・・ドンファンよ!』
団長殿ッ! 『ドンファンッ!!』 団長殿ォォォ!!
[そして交互に響く打撃音。 爆裂正義団員曰く 『日常の光景』]
―回想・終わり―
―ジンロウ町・ニ丁目―
ここがジンロウ町! 正義と悪が集い日々熱き戦いを繰り広げているという魂の戦場であるかっ!!
団長殿、このドンファン。必ずや遣り遂げて見せますぞっ!
[真昼間から天に向けて吼えるその姿は目立つものであるが・・・ジンロウ町の住民には見慣れた光景であるようだ。 現に『あら、爆裂正義団。いつ見ても暑苦しそうねぇ』などと喋っている]
まずはこの町の情勢を確かめねばならぬっ!
向かう先は団長殿からの紹介を受けた『中立亭』なる場所!
いざ参るっ!!!
[再び走り出した先は、バトル警報が発令されている地域であった]
―二丁目・バトル警報地域―
[伝統的な服装―――黒タイツ、をした悪の軍団が街道の真ん中を占拠している。]
『ヒャーッハッハッハ! このジンロウ町二番街道は俺達モヒカンズが占拠させてもらうゼェ!』 『ようやくバトル申請が通ったんだ、派手にやらせてもら・・・』
ウオオオオオオオォォォォォォォ!!!
悪の軍団め、好きにはさせんぞォォ!
闘 魂 絶 闘 ! 勇ましき者はかかってこいっ!
この爆裂正義団ドンファンがお相手仕るっ!!
[新米悪の軍団を見守るかのように野次馬と化していたジンロウ町の住民が突然の乱入者の登場でにわかに盛り上がる。 激しい肉弾戦と沸き起こる爆発は、何故か辺りに被害をもたらさないようだ。]
燃え上がれ我が魂っ! 爆!裂! 気合弾ッ!!
[一際大きい爆発、吹っ飛ぶモヒカン達。 そして拍手喝采。 そんなジンロウ町の日常は今日も守られたのである]
[吹っ飛んだモヒカン達を背に両膝をついて天に吼える]
やりましたぞっ、団長殿ォォォ!
ドンファンは、今日もまた正義を貫き通しました!!
[拍手喝さいを受けながら、モヒカン達に歩み寄る]
お主達もまた、立派な悪の武士であった。
正義と悪とは表裏一体! 良い闘いに礼を言わせてもらう!
[最後に吹っ飛んだ若干顔が引き攣ったモヒカンリーダーと握手を交わし、黒衣を翻す]
つい正義を行ってしまった、『中立亭』へ急がねばっ!
場所は中心街・・・あちらの方角か!
疾 風 爆 走 ! ウオオォォォォォォォォ!
[中心街へ向けて再び*走り出した*]
15人目、魔砲師 カルロ がやってきました。
─少し前、二丁目のとあるビル(屋上)にて─
…三下が何喚いてるんだよ。
こっちは勉強してたのに、駆り出されて良い迷惑なんだっての。
[街道の真ん中を占拠している集団に視線を向けて一言
青年が、黒服達から上がる大きな声に顔を顰めながら、聞こえる筈も無い毒を吐いていた]
さっさと終わらせて帰ろ。
中心の密集地帯に、グレネード一発…これで済むと良いんだけどな。
[如何に手短に処理するかを考え、
《ソレ》の準備をするべく視線を黒服から外す…と、現場から沸きあがる声が耳に届く。
その声に視線を戻せば、其処には黒衣を纏った男が現れた様だった。
雄叫びを上げ、激しい肉弾戦を繰り広げる男の様子を見て]
…これ、ボクいらなくない?
なんだ、他のヒーローが出てくるなら駆り出された意味が無いじゃないか。
[『やめたやめた』とでも言うかの様に、その場を*後にした*]
―― 聖ゲルト教会 ――
[拠点に帰り着いた神父は教会の屋根を見上げる。
真白き十字架、そびえる尖塔。
そこに立ってポーズを決めれば、きっと――]
…格好いい…
[夢見る神父の目がすっと細くなる。]
…しかしっ
聖像の頭上に立つなど、畏れ多い。
教会の認めぬ異端ヒーローがそのような不心得なことを考えるといけませんね。
教会の屋根に電流を流すよう改装しましょう。
スズメなどが感電してしまわないよう、感圧センサーつきがいいですかね。
道具屋のアニュエラさんに後で注文しておきましょう。
喫茶店マスター アンクル が見物しにやってきました。
―ジンロウ町3丁目・喫茶まろん―
こらーーーーーーーー!!!!!
[通りに響き渡る大音量とともに、喫茶店の入り口からヒーローらしい仮面の男と怪人らしい全身タイツの男が転がり出る。
その後ろから、しかめっ面をしたいかついオヤジが、ハタキを手に追いかけてきた。]
ワシの店で戦闘するなと言っておるじゃろうが!!!!
わかったら、反省して出直してこい!!!!!!
[這々の体で一緒に逃げていく二人に向かって叫んだ後、やれやれと肩を揉みながら店の中に帰っていく。]
[ここは喫茶まろん。
偏屈じじいが経営する珈琲店……と思いきや、軽食から酒まで何でも揃う町の食堂。
この店で食事をするルールはただ一つ。
【店の中で戦闘するな】
このルールを破ったものには、容赦なくマスターの鉄拳制裁が飛ぶという。
無論、店の中で戦いさえしなければ、正義のヒーローであろうと、悪の大魔王であろうと分け隔て無く席と食事を提供する。
そのことから、いつからか『中立亭』という通り名が付いたとか付かないとか。
なお、非常時以外には決してこの店のカレーを
食 べ て は な ら な い ]
― 町はずれでの回想 ―
護符……?ドーピングの一種じゃろか。
要するに、特殊な力場を発生させる装置
ということじゃろう。
何にせよ、怪我でないなら良いのじゃ。
[メイアルに笑みを返し、二人を眺める。
シャルロットの説明らしきものを楽しそうに聞いては頷き]
ふむ、凄そうじゃ。魔法……非科学的じゃが、実に興味深い。
この町には、魔法使いが多いのかの?
ワシも観光に行くとしようか。気をつけてな。
[二人に手を振って別れた]
─道具屋・倉庫─
[いつでも薄暗い、道具屋倉庫に、ほのかな灯りがともり]
[山のように積まれた、古今東西様々な道具の中から、目当ての物をひょいひょいとつまみ出していく娘]
[かすかな灯りだけと思えぬ、その機敏な動きは]
[本来はまさしく、夜を住処とするべき──]
[だが、今はただの道具屋にしかすぎぬ]
[闇に浮かぶその姿が、あまりに美しすぎたとしても──]
[今は、無害な生き物なのだ]
[ぽつり、ぽつり。ばらり。]
[青い薔薇が水面に散る。
ひらりひらりと、水底へ向かう軌跡を描く。]
― 硝子の牢獄 ―
――嗚呼。
せかいが。
世界が、散る。
[しゅるしゅると茨が伸び。白い腕に、脚に、首筋に、絡みつく。]
伝えなくては。
このことを、だれかに。伝えなくては。
[それでも、伸ばした手は。やはり光に届かない。]
――この町が支配されれば、世界が――――……
[誰にも届かない、こえ。そう、届かないはずの、嘆き(こえ)。
――しかし、ただひとり。[ジャスティス急便 カンナギ]の耳にだけは、その警告(こえ)が届いただろう――]
―ジンロウ町・2丁目―
……あらあら。
やられちゃったの?
[派手にやりあった、というよりは一方的にやられたモヒカン軍団を眺め。まだ無事だった下っ端に話を聞いた。]
そぉ、正義側で見たことも無い人がねえ。
新顔に好き勝手させるなんて、だらしないじゃない?
[からかうようにそう告げてから、多少は治療してやると言う条件で話をさらに聞き出した。妙に熱い男らしいと聞くと興味を持ったのか彼がどちらの方に向かったのか聞いて]
ふーん。
一度会ってみたいものだねぇ。
方向音痴、加えて何かといえば道草を食む性分。
……其れさえ無ければ真に有能であったものを。
[未だ己の許に帰還する気配の無い魔獣への厭味が零れた。]
まあ良い。
いずれ奴も戻ってこよう。ならばそれまでに――
―→アニュエラの道具屋―
[そして、何事もなかったかのような態で、ヒルデルードは店を訪れた。
アニュエラへ簡単に挨拶を済ませた男の顔には感情は滲んでいない。
傍目に見れば、まるで過去の縁など全く気にしていない様子であるかのような、無表情さ。]
さて、例のアレは入荷できているかね?
[市民の前で大っぴらには口にすることのできない(ということになっている)、非合法の召喚マテリアルのことを仄めかした。]
―― 聖ゲルト教会 ――
[礼拝堂に入り、祭壇の聖ゲルト像の首をクイッと捻るとゴゴゴ…と地下聖堂への道が開く。
地上部の典型的教会のたたずまいとは異なり、地下には信徒の十分の一税で購われたスバラしい設備が揃っていた。
神父は時差−8時間だか−7時間だかの本部に連絡を入れる。]
――ごきげんよう、パパ。
神の下僕ギルバートはつつがなく聖務に励んでおります。
ジンロウ町が教会領となり、全町民がハレルヤ!と、パパを讃える日も遠くはありません。
[精勤を祝福する言葉とともにもたらされた情報に、神父は背筋をただす。]
新たな異端ヒーローですか?
データを送っていただければ幸いです。
『正悪団体図鑑』に載っているなら、町立図書館に行って借りてきてもいいんですが…貸し出し中かもしれませんしね。
─アニュエラの道具屋──
[ふらりとやってきた顔なじみ>>89に、ニコリと営業スマイルを浮かべる]
[かつて、この相手の主人をだまくらかして、大恥をかかせてやったこともあるけれど]
[そんな因縁がある相手とも、のうのうと商売できるのは、彼女だけが持つ暗黒ルートのおかげ]
ええ、アレね。
届いてるよ。包んでおいたけど、逃げ出さないように気をつけて持って帰ってね。
[まさか中身が邪悪なマテリアルだなどとは、善良な市民は思いもしないだろう……。萌えキャラの描かれた可愛い包装物を手渡して]
[もちろん、そのチョイスには、ちょっとしたからかいの気持ちもこめられていないでもない]
―町立図書館―
[暇なので来てみた。時間をつぶすにはもってこいの場所だ。
何故なら、この図書館には……]
『正悪団体図鑑』。あったー!
これ楽しいんだよなー。色々情報のってるし。その分競争率高いからね。置いてあるとは思わなかったよ。
俺の名前まだあるかな……
[結構な昔に悪の魔法使いとして一応それなりの悪事を働いていた青年。
分厚い図鑑をばらばらと豪快にめくりながら、適当に目を通し始めた]
二十五丁目の秘密結社さん、まだ名前のってるなー。あそこ、こないだ壊滅させちゃったのに。紙だとやっぱ更新追いついてないね。
[ちなみにこの青年――今も、悪の魔物として結構な悪事を働いている]
―アニュエラの道具屋―
[アニュエラ>>92から悪の品物を受け取った男は、その包み紙に描かれたものに目を落とし、ほんの一瞬だけ動きを止めた。
しかし、再び何事もなかったかのように振る舞い始めたのだった。]
少々生きが良すぎるか、確かに。
その分、巧く使える物ではありそうだ。 ……感謝する。
[ひそひそひそひそ]
[いい年をした男が仏頂面で、さも当然のことでもあるかのように、お目目の大きなぷにぷにほっぺのおにゃのこの包みを懐に収める姿。
それを見てしまったらしいモブ客の一人が、ものすごく眉をひそめて憐れむような顔を浮かべた。
無論、ヒルデルードはそのことに気づいてはいたが、あくまで平然を貫いた。]
では、失礼する。
―→中心街・裏通り―
[わきゃわきゃと胸元で騒ぎ出すマテリアルを携帯した、その男のポーカーフェイスが崩れたのは、人気の無いその路地に入った時であった。]
あの女狐め。
我が主を愚弄し、尚今も斯様に……ああ、忌々しい。
[何を今更と思いながら、人知れず吐き捨てた。
ふとすれば、記憶の中に未だ残り続ける女の美貌が脳裏に過り、男自身も少々平静を崩してしまいそうになるのだから性質が悪い。
苦々しい思いをしながらも、それでも彼女の店に頼らざるを得ないという現実が有る以上、仕方の無いことではあった**]
[敷地に誰か入ってきたことを知らせるランプが点灯したので、神父は通信を切り、地上の礼拝堂へと戻った。]
アニュエラさんに注文した品が届くには、いくらジャスティス急便依託でも早すぎるような…
それとも、その能力を侮っていたか? **
―― 聖ゲルト教会地下聖堂 → 礼拝堂** ――
−アニュエラの道具屋−
ふふっ……。
ヒルデ君ったら、無表情を装ってたけど、絶対怒ってたわよね。
あたしったら、いーけないんだ。悪女稼業からはもう、足を洗ったのに……。
[くすくす]
[思い出し笑いしつつ、次々にやってくるお客様に笑顔を向けて]
いらっしゃいませ!
アニュエラの道具屋は、おしゃぶりから棺桶までをキャッチコピーに、アナタの暮らしを表から裏からサポートするよ。
でも、非合法なものは置いてない……ことになってるからね?**
[ざしぁっ]
―二丁目-中央街 交差点―
おーおー派手にやったもんだー。
[承った配達を終え>>96、自分がつい今しがたまでいた通りの後方から聞こえた爆発音>>75>>76に振り返る。どうも自分が轢き倒した怪人とは別に、戦闘員がたむろってたらしい]
あの爆発は大将ンとこの?
にしてもちょいっとまだ爆発が荒いかなぁ。
新人?
[俄然興味がわいてきて、来た道を引き返した。ほんの数秒くらい昼ごはんが遅くなったって構うまい]
お。元気いーねー。
がんばんなよルーキー!
[途中ちょうど入れ違いになる形で中央街へ爆走する黒服に、Uターンして追いすがり。追い抜きざま一声かけて、本来の目的地…昼飯目当ての喫茶店に一直線に向かっていった。その最高速度、時速にして711(6)km/hくらい]
ちぃーっす。
おっちゃん、鯖味噌ー。
…んんっ?
[ちょうど、喫茶店まろんに足を踏み入れたくらいのタイミング。
てぃきーんっと頭に響く声>>86アリ]
あはは、世界の危機なんていつものこといつものことー。
[なんて、笑い飛ばしてみたものの。そんな声が聞こえるのは、ちょっと“いつものこと”じゃなかった]
いえいえ当方速い!強い!安い!がモットー、ジャスティス急便。
お呼びとあらば即参上いたしましょうか。
おっちゃんごめん。鯖味噌サンドに換えてくんない?
領収書は上様でー。
ほいあんがと。
んでさ、ちょっと聞いといてほしんだけどさ。
[と、さば味噌サンド受け取りながら、聞こえた声についてマスターのアンクルさんに話しておく。
そこは中立亭の異名を取る喫茶店のマスターのこと。なんか上手いことやっといてくれるだろうとか無責任に思いつつ]
んじゃね、ごっそさまーっ!
[別れの挨拶一つ、言い置いて。鯖味噌サンドくわえて自転車を走らせた。
どこから声が聞こえたか分からないから、あてずっぽうに**]
― 道具屋の店頭 ―
3万ゴールドじゃと……ぅ?
ふむ。
[>>84顎を撫でながら、揃えられた品々を見る]
……あいにく、今そんな手持ちはない。
これから作るといった所じゃが。
身体で支払う、というのはどうじゃ?
ぬ。来客か。なかなかに繁盛しておるようで……
お、御主はぁっ!
[店を訪れたヒルデルートを指差して大声を上げる。
が、彼はこちらの存在すらも気に留めなかったようだ。
用事を済ませて去っていく男を見送って]
あ奴もこの店の得意客なのか?
[今までとは多少異なる声色で、道具屋の店主に問いかけた]
稼げる場所と寝る場所を探さないといかんのじゃ。
それと、どこかお勧めの飯屋はあるかの?ええと……。
[名前も知らない道具屋の店主に問いかけ、町の情報を聞きだそうとした]
邪魔した。入用があったらまた来るぞい。
[道具屋を後にして、2丁目方面へ]
しかし3万程度でこのざまとは……
先週作ったメイドロボがちゃんと稼動しておれば、造作なかったものを。
思えば貨幣製造機の時も、透視ゴーグルすけすけくんの時も……。
どうしてこう、ツメが甘いのかのぅ。
[ぶつくさつぶやきながら、*2丁目へ*]
>>98
[音速のおよそ2倍近くという光速で近づいてくるものがある、という警報に、黙ってカウンターの下のボタンを押した。]
がらがらがら…ガシャン!
[窓という窓に一瞬で特製のシャッターが下り、その衝撃波を受け止める。その直後、入ってきた猫のマークの配達員に、じろりと視線を向けた。]
……いらっしゃい。
[がらがらがら……と、何ごともなかったかのようにシャッターが上がっていった。]
>>99
[艶やかに煮られた鯖の味噌煮と千切りのキャベツを手早くコッペパンに挟み、油紙にくるんで手渡す。
伝えられた言葉には片方の眉を上げた。]
ふん。一応聞いておいておくわい。
[ぶつくさ言う顔に、”またか”という文字がくっきりと浮かぶ。
慌ただしく去っていくカンナギをちらりと見送って、また黙々と店の掃除を始めた。]
― 二丁目→中心街 ―
[土煙をあげ街中を爆走していると、前方から物凄いスピードでこちらに迫る黄色と金色の混ざったなにかが迫ってくる―――もとい、すれ違った]
ぬ、今のは・・・!?
『お。元気いーねー。
がんばんなよルーキー!』
[>>98直後に真横に並び人懐っこい笑顔で声をかけてくる人物が―――今まさに猛スピードで追い抜いていった]
おぉ、あれはカンナギ殿!
ウオォォォォォォォォ、最速疾風の異名を持つカンナギ殿といえど、負けるわけにはいきませぬゥゥゥ!
[追いかける速度は5(711)km/hほど、ちなみに目的地の方向は完全に忘れさっている]
[何故かド派手に爆発した二丁目の一画から起き上がる。 ちなみに何故か辺りに被害は出ていない辺りがジンロウ町の謎である。]
うぬぅ・・・まだまだ精進が足りぬっ・・・!
しかし、カンナギ殿の速度は相も変わらず素晴らしいものであった・・・! まさにあれこそが最速疾風!!
正義の一員として、一度ご指南して頂きたいものだっ!
おっと、いかん。
『中立亭』に急がねば・・・団長殿の話では、大変な傑物であるとの事、失礼がなきようにしなければ。
[『中立亭』の店主。
一昔前はその巨体と怪力をもって悪の軍団との戦いを素手のみで渡り合ったという豪傑。 現在の爆裂正義団団長とは戦友、共に肩を並べ戦ったという仲であり戦場では彼等二人を指して『双巨人』と呼んだ。
現在では前線から退き、ジンロウ町の中心街にて正悪完全中立地帯である食堂『中立亭』を開いている。
なお、隠しメニューではないがカレーを非常時以外に頼むのは止めておいた方がいいだろう・・・店主の鉄拳を味わいたいのなら別だが。
引用 正悪団体図鑑・中立亭]
―中立亭―
[土煙と雄たけびを伴って店の前へと到着した。 >>100その頃には既にカンナギはいないであろうか。]
おぉ、ここが団長殿が言っていた『中立亭』か!
無事到着致しましたぞ、団長殿ォォォ!
[ひとしきり天に向かって吼えた後、店内へと入る]
失礼致す!
俺は爆裂正義団団長からの勧めでこちらへ参ったドンファンという者、店主殿はおられるか!!
[店内に響き渡る大声に何人かの客が*顔を顰めただろうか*]
─二丁目・ビルからの帰り道─
はぁーあ、とんだ無駄足だったなあ。
[ふう、と深く溜息一つ
途中、投げて来た勉強の事を頭に浮かべるも、既に其方に割く気力は無いようで]
何か食べて、気晴らしてから帰ろうっと。
[寄り道をする事を決めると、何時もの店に向かう事にする。
周りの迷惑にならぬよう、街道から路地へと移り、声を張り上げて]
《魔法使いの腕/天翔ける翼》
──発動。
[魔法の翼で、空に飛び立った。
目的地は、馴染みの喫茶店である、中立亭]
[食事なら中立亭を、小腹がすいたならトメの駄菓子屋をと紹介し、見送る]
お金が出来たら、すぐ来てね♪
返すまで、ヤラレちゃだめよ。
[とはいえ、もちろん彼が誰かに倒されたなら、ツケごと全財産をむしり取るだけの話。ご機嫌]
[敗北者を回収して回る業者に、連絡を取り]
[その後、ジャスティス急便のカンナギにも連絡をいれる]
あ、あたしあたし。アニュエラよ。
前に探してるって言ってた超合金フレームとタイヤ、こないだ壊滅した正義の組織から、横流し品が入ったわよ。
それと、聖ゲルト教会の神父さんに、届けて欲しいものがあるの。手が空いたらよろしくネ。
>>109
[カンナギが去っていった後、今度は店の表で何かが吼えた。
渋い顔で箒を片づけ、カウンターに戻る。そこに入ってくる、黒服の男。]
いらっしゃ……
[声を掛ける間もない大音声に、こめかみの血管がぷくりと盛り上がった。]
静かに、しゃべらんかいーー!!
[入ってきた男に負けないくらいの怒鳴り声と共に、手元にあったアルミの灰皿を投げつける。
ぶん、という唸りとともに、銀の円盤が男に向かって飛んでいった。]
――で。
ワシが『喫茶まろん』の店主、アンクルじゃが、なにか用かね?
……『中立亭』の名は、なうなやんぐに受けが悪いから、変えたんじゃよ。
―うるさい男が来る少し前―
>>113
[なじみの客が入ってくると同時に、いつものカプチーノを淹れ始める。
泡立てたミルクをたっぷりと流し入れ、今日は*09西表山猫*を描いて出した。]
今日は、ハムカツサンドがうまいぞ。
[お勧めを聞かれて、今日の会心作を答える。
黒服の男が入ってきたのは、その直後のこと。>>109]
[いつもの席に腰を掛けようとしたその時、勢い良く扉を開けて入って来る、男。
扉の開く音に振り向き、さっきの男と気付く前に]
『失礼致す!
俺は爆裂正義団団長からの勧めでこちらへ参ったドンファンという者、店主殿はおられるか!!』
[店中に良く響く大きな声。
急な大声に顔を顰めていると、続いたのは、店主の怒声と、空飛ぶ銀色の円盤]
…相変わらず騒がしいな、此処。
[漏らした言葉を認める者はいただろうか。
半ばいつもの光景に呆れた様な顔をして、視線をカウンターに戻す]
[彼がどうなったかは、確認に勇気が居る気がして…若し無事そうならば、改めて声を掛ける心算で]
―『喫茶まろん』―
ニーハオ
[とぼけた調子で挨拶して、店内に入ってきたのは独特の装いを纏う少女。店内に入ったか入らないかぐらいの所で銀の皿が飛んでいく光景を目の当たりにすると肩をすくめて笑って見せた]
相変わらずね。マスター。
[薄く笑って円盤の飛んでいった方を見ると、カウンターに向き直り]
あらあ、自称正義の味方さんまで来てたんだ。
[正義側の魔法使いと見ればからかうような声をかけた。それでいて、にこやかにマスターには注文を]
あたし、アールグレイね。
それをミルクティーにして。
後は、なんか甘いもの無いかな?
[カプチーノの絵にくすり、笑みを漏らす。
この店主、こういった物には可愛い動物やらの絵を描くのが得意なようで…。
顔に似合わないなんて言ったら、酷い目に合いそうだなあ、等とぼんやりと考えながら、砂糖を入れた
おすすめメニューのハムカツサンドを出されるまで、もう、時間は余り掛からないだろう**]
パタパタパタ。
[軽い足音と共に、入ってくるのは少し場違いにも思える童女。小さな闖入者に対しての反応はまちまちだろうか。当人は頓着することなく店の主人の元へ向かうと]
こんにちはー。おじーさん、おじーさん。
今日もあの"いつもの"を2セットくださいなー。
[カウンターに上半身を乗っけるようにして注文。テイクアウトらしく、そのまま足をぱたぱたさせて待つ仕草をしていれば、行儀の悪さを叱られたかもしれない]
うん、うん。そーなんだ。
今日はおうちに"お友達"が来てくれる約束になってて、うん。
"みんな"で食べるんだー。
―二丁目上空―
[二丁目の上空を漂っていると、突然下からの爆風に煽られ]
「かぜがつよいぞ!」
『かぜがつよいか?』
〈ながされてるね〉
《どんぶらこー》
[なにやらうるさい連中は爆風でどこかに流されて行った]
―喫茶店まろん→?―
[出来上がったもの、といっても惣菜パンやサンドイッチの詰め合わせのセットメニューであったが、を詰めた紙袋を受け取ると、料金を支払うとそのまま足早に店を後にした]
じゃあまたねー ばいばーい。**
うぐぁっはぁ!? (ドゴーン!)
[>>114 いかつい風貌の親父から飛んできた全力で放たれた銀の円盤を見事に頭で受け止め24(30)mほど店の外へ吹っ飛んだ]
オオォォォ、店主殿! 申し訳ござらぬっ!!
常日頃から声がでかいと言われてはいるものの、こればかりは俺の不徳の致す故・・・それにしても流石は団長殿が推薦なさった店主殿、見事な一撃でありましたっ!!
是非とも一度、ご指導願いたいっ!
[即座に店内へ駆け戻りアンクルへ感嘆の言葉をぶつける]
>>118
[黒服の男にかかずらっている間に、白い髪の少女が店に入ってくる。首に巻かれている血糊の付いた包帯に、ほんの少し眉を顰めて。]
いらっしゃい。……店は汚さんようにな。
アップルパイがあるが、それでいいかね?
[声を掛けてから、アールグレイのポットに、温めたミルクのピッチャーを添えて出す。
少女から了承があれば、アップルパイに甘さを抑えた生クリームとミントの葉を載せて出すだろう。]
>>120
[そうこうしているうちに、小さなお客さんが入ってくる。
その黄色い帽子を見つけると、いかつい顔がくしゃくしゃになるほど破顔した。
カウンターに乗っているのを、叱りもしないでにこにこと眺めている。]
おぉ、おぉ、良く来たね、エルヴァイラちゃん。
ん?ああ、いつものだね。いつものを2セットと。
ちょっと待っていなさい。
[手際よく紙袋に詰めていくのは、喫茶まろん自慢のチキンサンドとフライドポテト、そして絞りたて生オレンジジュースのカップ。
そして、おまけだよと言ってつけるコンペイトウ(トメ子さんの『つるや』で毎日仕入れているものだ)と、二人だけの”秘密の小袋”。]
重いから、気をつけて持って帰りなさい。
それと、あんまり大人の人を困らせては駄目だよ。
あと、変な怪人に付いていったりしたら、いけないからね。
[>>122 ばいばいと去っていく少女に、にこにこと手を振り返す。]
>>123
[外まで吹き飛んで、走って戻ってきた男に胡散臭げな目を向ける。]
なんじゃ、おぬし。あやつめの知り合いか?
ええい、また厄介なものを寄越しおって。
いいから、静かにせんか!!
店に入ったら、まずは座って注文せい!!
[ぱしり、と小気味よい音を立てて、メニューをカウンターに置く。]
[>>117店内にはこちらを一瞬だけ見て呆れたように顔を戻す風変わりな服装をした男。 >>118...が店の外へ吹っ飛ぶのと入れ違いに入ってきた独特の装いと雰囲気を纏う少女がいた]
皆様お騒がせして申し訳ないっ!
俺は今日この町へやって来た爆裂正義団の新米、ドンファンと申す! 以後お見知りおきの程を!!
正悪共に力の限りを尽くして燃えましょうぞォ!
[実に暑苦しい自己紹介を店内に響き渡る大声でこなし、またも店主に吹っ飛ばされる...であった。 >>122その横を童女が駆け抜けていった。]
おごぁっはぁ!? (ズドーン!)
高校生 ユーイチ が見物しにやってきました。
―二丁目 ゲームセンター付近―
やっべぇ! 予備校遅れる遅刻遅刻!!
[制服の白い学ランに似合わない騒がしさで、ゲームセンターから飛び出してくる青年が一人。]
今って大通り封鎖されてるんだっけ? 戦闘終了してたらバイクで突っ切れるんだけど……
[終わってりゃいいなー、と思いながら駐車場に急ぐ。自分のバイクの元に駆け寄って……]
「イーッ!」
いー?
[そこに居た、どっかの黒ずくめ戦闘員(マニアじゃないから一々戦闘員の所属組織なんておぼえてられない)と目が合った。
そのまま怪しげに光り出す戦闘員。一緒になって光り出すバイク。びよーんと光が変形して……バイク怪人が誕生した!!]
なっ……!!
「ぶるんぶるんぶるん」
[怪人はうなり声(?)をあげると、二本足で素早く走り去る。]
ちょ、待ちやがれ俺のバイクーー!!
[ヒーロー110番に通報、という理性は働かなかったらしい。叫び声をあげ、バイクを追いかけて走り出す。絶叫はそこらのヒーローやら悪役たちに届いただろうか?
どちらにしろただの高校生がバイクの速さにかなうはずもなく。]
…ど…ちくしょう…。
[数百メートルの全力疾走ののち、彼は荒い息を吐きながらぶっ倒れた。**]
[>>124店は汚さないようにと釘を刺されても笑って応対して。]
これ?
もう血は乾いてるから大丈夫大丈夫。
うん、アップルパイは好きだなあ。
[そう言ってポットのアールグレイをカップに注ぐと、件の男が吹き飛ばされるのを横目で眺めて……程なくして彼が立ちあがるのを見ると笑みを向けて]
はじめまして、元気のいい人。
私はメリアル。よろしくね。
一応こんなだけど。
悪の遊撃部隊やってるのよ?
[にっこり微笑んで軽く自己紹介。遊撃部隊と言うと聞こえはいいが、どっちかって言うと気に入らない上官や同僚にまで攻撃を向ける事が続いたため、半ば厄介払いのようにして遊撃部隊に任命されたとか何とか。]
―公園―
[どのくらいブランコで遊んでいただろう。
そろそろ飽きてきたのか更に勢いを付けて漕ぎ始める]
せぇの、そぉれー!!
[元気な掛け声と共にブランコから離れ、飛んで行く。
その身はくるりと一回転し、すぐ傍にあったぞうさん滑り台のてっぺんに舞い降りる。その後両手を挙げて綺麗にポーズを取った。
その際にちょっとワンピースが際どく翻っていいものが見えたかも…知れない]
……うん、満点!
…あら。なあに?どうしたのかしら。
[何かを聞き取ったのか、両手を耳にかざして何度も頷いている。時折表情が驚いたように変わったりしていたが、何度目かの頷きの後に自分を監視している人影の方>>55へと首を傾けた]
―何処か―
「ここはどこだ!」
『ここはどこだ?』
〈ここはしらん〉
《ここは*12水星*だ!》
「『〈それはねーよ〉』」
[なにやらうるさい連中はどこだか分からない場所を漂っている]
村の設定が変更されました。
○○魔王 は肩書きと名前を 魔王 に変更しました。
―町立図書館―
[外の喧騒とは完全に切り離されている。図書館と言う場所は実に平和だ。平和で、それでいて退屈しない。素晴らしい場所だ。まさに至福の時である。
周囲の視線もなんのその(そもそも向けられてないし)、分厚い図鑑を捲ったり、閉じたり。
『中立亭』の見出しを見れば、その項目>>108をふむふむと読んだりして]
最近あそこ名前変わったよねー。
あそこのおじさんは凄い良い人だし。最近ご無沙汰だったけど今度お邪魔してみるかなあ。
[独り言をぼやきながら、ソファから身を起して図書館の内部をぐるっと見回してみる。
目があったのはこの付近に拠点を置いている防衛系正義集団の構成員さん――だったかもしれない。
一度図鑑を傍らに置いて、今度は新聞コーナーから一部を失敬した]
―公園―
誰かしら〜、覗き見は良くないわよ?
お花達が教えてくれたの、隠れてるなんて全然知らなかったわ…独りぼっちになっちゃったから遊んで欲しいのかしら。
さぁさ、出ていらっしゃい?お花に悪戯しないなら怒ったりしないから。
[怒らないと言いながらも、その表情は完全に怒っていて胸元の派手なペンダントに手をかけていた]
―公園―
[隠れている人物からはぞうさん滑り台のてっぺんからの問いかけに応える気配が全くない。
しばらくの間はそのままの体勢で様子を見ていたが、とうとう痺れを切らしたようだ]
……出て来ないというのならばそのまま死ね!!
貴様如き姿すら現せん雑魚などこれで十分だ!
花達よ邪魔者を焼き払え、スノーフレーク!!
[ペンダントに触れ、公園の花壇に植わっていたスノーフレーク達を指差して行くと花が一斉に開き、何者かが隠れていると思われる場所へと光と熱を放射した]
アハハハハハハハハ……どうだ、叫び声すら上げられなかったか!
……ん?
[光と熱の放射が止んだ後に残っていたのは、公園傍にあるファーストフード店の店頭に立っていた紳士の人形の成れの果てだった。それは異臭を放ちながら溶けてしまっている]
―公園―
[ぞうさん滑り台から飛び降り、未だ異臭を放つ無残な姿の紳士の人形を力の限り踏み潰した。近くのファーストフード店のアルバイターは「またかー」と天を仰いでいる。それにコンビニの店員が慰めに入っているのもいつもの光景なのだろう]
小賢しい真似を!!
何れ私に恥をかかせた事を後悔させてやる…覚えていろ!!
それにしても、だ。何故監視などする必要があったのだ?この町では私のような者は別段珍しい存在でもないはずなのだが…新顔の部類だからか?
[そのままブツクサと呟きながら独り中心街の方へと歩いて行った。しばらく歩いている間にまた大人しそうな表情へと戻っているだろう]
―町外れの山に現れた城―
さぁて、はじめるとしよう。
こういうときはバルスというんだったか?
バルス
[どこの情報なのかは気にしない魔王。
しかし術式は発動し、膨大なエネルギーをもった魔方陣が城の真上に出来上がる]
さぁ、残り一日の世界を楽しむといい。
フハハハハハ!!!
――中心街――
[二丁目の戦闘は一応の終息を見たらしい。
まだ日暮れには時間がある、と臨時休業中の駄菓子屋へと戻るその途中。
老人は道の片隅にあるものを見付けた]
こりゃあ……ラッ○ーリターンってお菓子だねぇ。
まあまあ、人形だけ持ち去ってお菓子を捨てて行くなんて……。
[溜息を吐きつつも、彼女に出来る事はそれらをゴミ箱へ運ぶ事しかない]
おや、ここにもラッ○ーリターンが……やや、あそこにも。
……困ったねぇ。こんなに捨てられているなんて。
―27(36)丁目交差点―
しまったなー…どっか人様ンちのなかじゃどーにもなんなくない?
[なんて初歩的なことに気づいたのは、ご町内を9(10)周ほどぐるぐると回ってからのこと]
せめてあの声の人がもうあとほんのちょみっと詳しいこと教えてくれてればなー…
[愛車にもたれ、ぶつぶつとそんなことを呟いていた体を、不意にがばりと起こし。何をするかと思えば]
はぁぁぁああ…
今こそちょうどよく目覚めよ!
わが秘められしシックスセンス!!
[元気に電波を発信しようと試みていた。いや、その姿は、はたから見れば十分にデンパを受信しているように見えただろうが]
…いやーまー無理だよねー。うん知ってるー
はぁ。どうしたもんかな。
…ん。
[デンパ交信をあっさりあきらめ、ため息一つ。と、そこへ、より信頼の置ける電波が届いた。具体的に言うと、(アニー印の高感度高耐久)携帯電話への着信だ]
はいはいもしもしあなたの町のジャスティス急便…って,
あにゅー?
なに?仕事?
…マジで!?
行く行くすぐ行く103(120)秒くらい待ってて。
うん。うん。
あいよそんじゃねー。
[ぷつん]
[当人に何度か指摘されても改めない、勝手につけたあだ名で電話口の相手>>112を呼んで。思いがけない朗報に目を輝かせると、電話を切るが早いか即座に自転車を走らせた。
アニーの道具屋に到着したのは、その21(120)秒後のこと。
その道すがらで]
邪魔ァ!!
[横合いから飛び出してきた、二本足のバイク>>129を思い切り撥ね飛ばしたりしながら。
当のバイクがどうなったかは+裏+表:多少へろへろになりながらその場を歩き去った。 裏:あえなく大破した]
[近頃このフィギュア付き菓子の売れ行きが良い事は、駄菓子屋店主である老女も勿論知っていた。
しかし、ここまで捨てられた菓子を見る事になろうとは]
ヒーローチップスでもたまにやる子がいるのだけど……見掛けた時は、きちんと叱っていたつもりだったんだけどねぇ。
[無論、その場で原因がわかるはずもなく、老人は首を振り振りその場を後にする。
と、視線の先に花の妖精のような少女>>136を見付けて首を傾げた]
―公園→中心街―
[靴の裏に付着したままになっていた、溶けたプラスチック(紳士の人形の成れの果て)をこそぎ落としながら道を行く]
なんだか落し物が目立つわね?しかも新しい。
何かしら、人の文化ってイマイチ理解できないのよ…おやつがオマケだ!とか言っちゃったりする子だって居るし。
[道端に落ちているラッ○ーリターンを拾い上げる。
それはまだ開封すらされないままだった]
いやだわ…口すら開いていないじゃない、オマケだけ取られてる。いらないならもらっちゃってもいいわよね…口が開いていたらいらないけど、新しいみたいだし。
[その場で封を開けておもむろにお菓子を食べ始めた。
その少し後ろの方で老婆がこちらを見ている>>142事には全く気付いていない]
―城内―
クックック、どうやら成功のようだな。
[玉座の上にて順調に膨れ上がるエネルギーに満足げに笑みを浮かべる]
いかなものとてこれほどの速さで破滅を訪れさせるとは思うまい。
―道端―
『美童子♪ 美童子♪ ぐしゅしゅしゅ……』
[内心は別として無邪気そうな笑顔を振りまきながら道端を歩いていると、頭上の街路樹の枝が微かに揺れ、童女は足を止めた]
なに、井戸端戦隊シュフレンジャーが議員の孫の親(>>21)と接触し、教育委員会が介在したじゃと!
くっ、我が企みを防ごうとは… 次はなんじゃ! 四号が攻撃を完全に避けきれず全身火傷で重態?(>>135) 見舞いの花でも送ってやれ…今度はなんじゃ!
はぁ? 山中にあった原子力発電所が近くの魔王城にエネルギーを持っていかれたじゃと!?(>>137) なんじゃあそれはぁ!!
次はなになに、メタボ仮面ウチベンケイがフィギュア販売戦略(>>16)をついったーで批判中じゃと? ぐしゅしゅしゅ……それぐらいならばまだまだじゃな。
しかし憎むべきはシュフレンジャーとかの魔王城の主か。魔王ニュースではいつも他人事に思うておったが…覚えておれよ!
[地団駄を踏む童女はまだトメ子の気がかり(>>142)を知る由もない]
分隊隊員 シャルロット は肩書きと名前を 諜報員 シャルロット に変更しました。
[この町では人間と似て非なる生命体も珍しくはないが、その少女>>144の可憐さにはやはり目を惹き付けられた。
何とはなしに見ていると、彼女も捨てられたラッ○ーリターンに気が付いた様子で、その内の一つを拾い上げ――おもむろに中身を食べ始めた]
こらこら! 拾った物を食べちゃあいかんよ!
[慌てたように少女へと駆け寄った]
―町外れの城前―
[のんびりだらだら歩いてると城の前についた。
坂をえっちらおっちら登ると、立派な魔法陣が見えた]
おおすごい。
これは世界滅ぼせるクラスの魔法かもしれない。
[エネルギーの収束具合にしばらく純粋にうっとりしていた]
エネルギーの出所はどこだろう。あ、そか。発電所あったっけ。
うーん、それにしても凄いなあ。30秒だけで終わらせるにはもったいないでしょー。ニュースも時間配分分かってないなあ。
[くうーっと感動して歩を進めると、やがて城の前にたどり着くだろうか。
無遠慮に扉があるのならばノックして、玄関先で声を上げる]
いらっしゃいますー?それともお出かけ中ですかー?
いやー、すごいですねー!立派な魔法陣が見えたのでつい立ち寄ってしまいましたーあ!
― 自宅(ジンロウ町2(6)丁目) ―
[慌てて自宅に戻り、通信機を操作する。町でのバトルを撮影した画像データを送信。>>35で拾った石ころの画像も、収穫として送信する。]
定時連絡。定時連絡。こちらシャルロット。
今回の収穫を送信したので、確認をお願いします。
[通信相手は、本部の研究員。名前はまだ無い。]
「あぁ、お疲れ。いつもの事だがこの石ころは何だ?」
木星ストーンです!91万年の時を経てこのジンロウ町に…「わぁーった、わぁーった。
今度ちゃんと調査するから、それまでそちらで保管しておいてくれ。」
は〜い。
「ところで、こちらでつかんだ情報によると、何やらその町に、また正義を名乗る騒がしい奴が増えたそうだが(ドンファン>>75)何か情報は得ているか。」
えーっと…
[ +表+←が表なら帰り道に偶然見かけた。 裏なら気付かなかった。]
さて、ジンロウ町に住むもの達はどのように動くか。
愉しみよの、歓迎してやらねばなるまいて
魔物にトラップ、そして宝箱か。
[妙にコリ性なのか、間違ってる気がしないでもないことを準備し始めた]
[路上でひとり立ち止まってお菓子を貪る姿は果たして通行人にはどのように映っていたのだろう。
ただ1人、それを止める人が居たならば]
え?
[慌てた様子でこちらへと駆け寄って来る老婆の姿>>147が在った]
お婆さん…だってこれ、ここに落ちていたの。
それに封だって開いて居なかったし、大丈夫だと思って食べていたのだけど…ダメだったかしら。
[もったいないのだもの、と付け加えながら未だ食べていた]
―アニーの道具屋・軒先―
おおおおお…手に入ったんだぁ…
うわぁ憧れだったんだよこのパーツ。
[到着した店の軒先で、アニーに見せてもらったパーツにほお擦りせんばかりの勢いで…というより実際に頬ずりしながら、パーツを受け取る。
パーツの来歴はあんまり聞かない。というか、聞いても右から左へ抜けていく。過去のことにあまり関心がわかない性分なのだ。
それぞれのブツを確認すれば、その場でニコニコ現金一括払いで支払いを済ませる。
正義の味方のほかにも一般業務を持っているから、それなりにお金には余裕があるのだ。あくまでそれなりに、だが]
それじゃ早速ー♪
[と、その場でちゃきちゃきパーツを交換していく。パーツをアニーに下取りしてもらうにも、その方が都合がいい…と、そこへ、また聞こえた、声>>138]
おぁー、なんだってのさ一体!?
なに?世界がヤバくて危険が危ない?
了解了解ただいま向かいますのでー。
[脳内に響く声に答えながら自転車を組み上げる手を止めない姿は、はたで見ているアニーにしてみれば多少変てこだったかもしれないが]
んじゃ、そーゆーわけだからさ。あにゅー。
ちょいっと行ってジャスティスしてくる!
荷物はそれでいんだよね?
[と、アニーが持っていた、自転車パーツとは別の包みをひょいっと受け取ると、リニューアルしたばかりの自転車で走り出した。
向かう先は、教会。お届け先でもあることだし、それに見通しもいいから、あの魔王がなんかしでかすならたぶんそこから何がしか見えるはず。あいつ、結構かなりずいぶんと派手好きだし]
見た目に封が空いてなくても、何がされてるかはわからんよ。
もしかしたら、悪の組織が何かの細工をしてるかもしれんでのう……。
[ある意味でその予測は正解だったのだが、今は目の前の少女の方に意識が行っていた]
勿体ない気持ちはわかるんじゃがの……って、コリャ!
他人と話しながら食べちゃあいかん!
[少女から、力尽くで菓子の袋を引っ手繰ろうとする。
+裏+(表なら成功)]
[小鬼型の人形兵を出して、宝箱を運ばせてたとき]
む、まだ準備中というのに
[指示だけしつつ、声だけをメルクリスの元に届かせるように響く]
我はおるぞ。
この魔王城を訪れし御主は何者じゃ。
いました〜!近所でバトル警報が出ていたのでちゃんとチェックして来ましたよ。
黒服で、ドッカーンと大きな爆発を起こしてモヒカンズがあっさりやられちゃってました。
その後、大声で何か叫びながら走り去っちゃいました。
「むぅ。また厄介者が増えたか。
どうやら新米らしくほとんど情報が無い。情報収集しておいてくれ。」
了解でありますっ!
[脳裏に声が届いた。すげえ魔王っぽい!と勝手に感動しつつ]
あ、そのですねー、何者だって聞かれるとちょっと困っちゃうんですけどー。
元魔法使いみたいな感じです。多分悪の。
世界をお滅ぼしになるんですよね?もしそうなら、少し見学させていただきたいなあとか思いまして。
[思い付きだった。
一応城の中に向かって声を飛ばしてみる]
−町立図書館−
[帰り道の途中だったので、真っ直ぐに家には帰らず図書館に寄る事にした。
目的の本は――]
あった、『正悪団体図鑑』。良かった、すぐ読めるとは思わなかったわ。
クロちゃんはあんまり動いたり喋ったりしないようにね。
[コートにすっぽり隠した子猫にそう言い聞かせ、ページをめくる。
暫くして、ため息混じりに本を閉じた]
―中心街手前―
悪の組織ねー…もぐもぐ。どうせやるならこんなセコい事しないと思うんだけど、もぐもぐ。考えたら子供に薬飲ませて思い通りにーって悪も世の中にはあるし…お婆さんの心配も解らない事はないわ。
でーも!私は大丈夫!だって花の子なんですもの。
[引っ手繰ろうとしたその手をすんでの所で避けて、根拠のない自信を見せ付けた]
お婆さん、とっても堅いわ。
でも心配してくれているし、今はやめておこうと思うわ。
[店に来た連中がようやく落ち着いて帰るか席に着くかした頃、喫茶店の片隅に下がる小さな掲示板に、ぺたりと紙を張る。
そこには、こう書かれていた。]
『何者かが、この町の支配して世界を消そうともくろんでいるとのこと。
この個人もしくは団体についての情報を得た方、または女性の声による遠隔思念を受け取った方はご一報を。―喫茶マスター―』
―― 聖ゲルト教会 ――
[教会を訪れたのは懺悔をしにきた信徒のようだ。
どうぞ、と促すと、信徒は嗚咽をこらえながら告解する。]
「巨大な扇風機を作って、ジンロウ町上空から雨雲を吹き飛ばして、雨を一滴も降らなくして、町を渇水状態に追い込む計画を建てていたんです…」
[ふむふむと作戦メモを取る神父。]
ふむ、名乗れぬか。
……まあよい。
滅びを謳う我に我に正義も悪も関係などないが、邪魔せぬのならば好きにするがよかろう。
[了解の声とともに音は途絶えるだろう。
石畳なのにどうやってるのかわからない落とし穴など作っている]
「でも、良心の呵責に耐え切れず、懺悔しにきました。
こんなオレを神様は許してくれるでしょうか」
もちろんです。
――これからは、正義も悪も救い主のために行うのです。
さすればハライソへの道は開けるでしょう。
さあ、もうそのような計画は忘れて、教会周辺の草取りをして、いい汗をかきなさい。
救い主は許してくださいます。
[穏やかな諭しに安堵した相手が教会を出て行った後、神父は改めて懺悔の内容を吟味する。
放っておいてもこうして策略のネタが集まる懺悔制度は素晴らしい。]
水不足に陥った町の人に「聖水」を売りつければ、感謝されますかね。
しかし…巨大な扇風機とか…電気代いくらかかるんでしょう。
風力にした方がエコなのに――いや、それだと本末転倒しますか。
[神父はしばし考えて、そのメモを「実行保留」のボックスに入れた。]
―聖ゲルト教会―
ちわーっす。 あなたの町のジャスティス急便ですー。
お荷物のお届けにあがりましたー。
[ごんごんごん]
[教会の扉を遠慮なしにノックする。やがて見知った顔が出てくれば、ぽんと荷物の包みを渡してサインを受け取る]
まいど!
んでさ、神父さん。
ちょっとジャスティスしてくんのに屋根、借りていい?
[言って、くいっと親指で示す。ちょっと前までなかったはずの、城]
いやー、なんかまたやっばいことんなってるらしくてさ。
ごめん。ありがと。恩に着るよ。
それじゃ。
[神父が呆気に取られている間にも、てくてくと後ずさりして十分な助走距離を確保し。止める間もあればこそ、秒間63km/s ²の加速度で突っ込み、教会の屋根を巨大なジャンプ台代わりに、城へと大きく跳んでいった]
っくぅー…今までのタイヤじゃこうは行かなかったもんなぁ…ありがと、あにゅー!
―城の前―
やったー!ありがとうございます。
[声は途切れてしまった。
届くかなあと城の中に声を送ってから、城の上に広がる魔法陣を見上げる]
どうやってエネルギー吸い取ってんだろ。
ううん、俺ももう少し魔法使いやってれば良かったかなあ。世界を滅ぼす魔法は結局研究しなかったし。いやあ凄いわ。
――中心街手前――
[菓子袋に伸ばした手は、すんでの所でかわされた]
む……
(常人に見切れる速さではなかったのだが……この娘、なかなかやるのう)
[一瞬険しい表情を浮かべるも、やはりそれも日常茶飯事なので深くは考えない]
この前には、何故だか色んな悪の組織が集まってるからのう。
用心するに越した事はないよ。
[手を止める様子に笑顔で頷いて]
お嬢さんは花の子なのかい。どうりで可愛い訳じゃ。
お嬢さんみたいな子にも会えるのが、この町の良い所じゃのう。
─回想・中立亭こと、喫茶まろんにて─
[砂糖が浮いたクリームを掬うと、そのまま口へ運び、その甘みに顔を綻ばせる
甘み堪能していると、どうやら新しいお客も顔を出した様だった]
ほへはひはふほ。(それは違うよ)
[声を出してから、スプーンを咥えたままだった事に気付いて。
口からそれを外して、再び声に出す]
それは違うよ、自称じゃなくて他称。
ボクはただ、色んな事の合間合間に正義の味方やってるんだからさ。
…いわゆる、片手間ヒーローなんだよ、おっけー?
[其処だけは譲れないらしい。
訂正する様に、しっかり、はっきりと口にした
そんな事を言った所で、相手は聞く耳を持っていただろうか]
[軽い足音を響かせて入って来た少女には、笑みを向けて。
メニューを持って、慌しく去って行く様子を見送っていた]
─引き続き、中立亭こと喫茶まろんにて─
[どうやら、件の彼は無事であったらしい
吹っ飛ばされて戻って来たと思えば、大声(>>127)で自己紹介をしてくる
その後…再び吹き飛ばされるのを半目で見つめながら]
はじめまして…で良いか、ボクはカルロ。
一応だけど、片手間でヒーローやってるよ。
さっきは相手が被っちゃったみたいだけどねー
ま、ドンファンさんが暴れてくれたお陰でラク出来たから良いんだけど、さ。
[メイアルに倣って、ドンファンに声をかけただろう
序、とでも言うかのように、先程見ていた事も一緒に。
吹っ飛ばされてはいたが…聞こえているよな、と、たかを括って]
─回想・了─
[礼の言葉が届いたのかどうか、無反応で、簡単な配置などを終える]
これぐらいでよかろう。
あまりやりすぎるものではないのでな。
[どちらかといえば城の中身を動かしたくないという程度の態度で、また玉座へと戻り]
ほぅ…もうそろそろこの島国ぐらいは消せるようになったな
…と思ったら、屋根はジャンプ台だったんですか。
[額に手をかざしてカムナギを見送る。]
むう…あの力量。
聖騎士候補として本部に推薦すべきか。
もうしばらく様子を見ましょう。
[その男がくしゃみに襲われたのは、例の店で自身の噂>>110をされてからやや後になってからだった。]
……ああ、忌々しい。
[あの女が何か妙な噂でも吹き込んではいまいか、と思った。
もっとも、その噂はヒルデルードの真の目的を暴くものではないだろうと推測することはできる。
しかし――]
「そのー、大将がただの大きなお友達だって勘違いされるだけなら、別にウチらにもボスにも損は無いんじゃないんすか?
偽情報ならむしろ得っすし」
[ふっと実体を見せた使い魔のひとりがそう零した。
召喚師は何の否定もしなかった。その代り、頷きもしなかった。]
「ところで大将、アレは放置してて良かったんですかい?
何か大将のこと知ってたくさいっすし、ビミョーに正義なオーラもあった気がするんすけど」
[使い魔はあの時の客の一人>>102のことを指して問うた。
ヒルデルードも彼の存在はあの時認識はしていたのだが、指差され叫ばれさえもしたにも関わらず特に関心を払わなかったのは]
あの場で奴に反応すれば、奴以外の客にも私の正体を晒すことになる。
[既に皆に正体がバレていたらどうするのだ、という突っ込みをしてはならない。
「市民から正体を隠しつつ暗躍する悪」として振る舞うことが肝要なのである。……とのことらしい。]
なに、今すぐに始末せねばならぬ程の脅威でもあるまい。
好機を見計らって始末すれば良いだけよ。
……戯言が済んだならば、行くぞ。
[こうして、今は一見ただのカラスにしか見えない使い魔を連れた男は場所を移ったのだった。]
―組織本部への帰り道―
「殿ー!とーのー!!」
[ぱっと男の視界に入ったのは、行方不明になっていた小さな小さなモモンガの魔獣だった。]
戻ってきたか……さて、今までの経過を話して頂こうかね?
「あ゛ー、えっと、その、本当すいません!!
……じゃなくーてー、殿、ボスからの連絡です、なんか隣のトナリくらいのヨウマタウンにいる例の支部が、ヒーローサイドに寝返ったらしいんで、今すぐ叩かなきゃならんっていう話です」
[なんと、と男ははっと瞬いた。
それから暫くして、このとある組織の悪の幹部たる召喚師はジンロウ町から暫し姿を消すのであった。]
16人目、切り裂きヒーロー ジャック がやってきました。
[何処からともなくゆらりゆらりと薄ら笑いをした男が路地に現れた。
その男の体中、何処を見ても刃物が装備されている]
ヒャハ、ヒャハハハハ!!!
あァ、ここかァ・・・。悪ィ連中がやたら居るってのは・・・。
[耳障りな甲高い声を上げ、舌舐めずりをして危うい雰囲気をまとい]
ククククク・・・。これでまた血が見れるなァ・・・。
ここ暫くは何も切り裂いてねェし。
歯ごたえのある奴が居るといいんだがな・・・。
何より・・・、何よりなァ・・・!
[カっと目を見開き、口を半円状に開ける。その姿はまさに悪魔の如く・・・]
悪い連中倒せねェと、良い子が安心して眠れねェんだよォォォォォ!!!
[色々と台無しである]
―中心街手前―
[トメ子の動きは通常の人間の老婆のものとはとても思えない、少々瞳の色を変えて眉を潜めた]
(この婆さん、只の人間ではないな…)
その分、正義の味方さんも居るのよね?
さっきも流れ弾が飛んで来て驚いたわ……この町に来てまだ長くないから、なかなかこの環境に慣れなくて。
[食べかけの菓子袋の口を押さえて丸め、自分のポーチに押し込めた]
やっぱりあんまり驚かないのね…可愛いって、そんな…照れるからやめてっ。
ところでお婆さんも可愛らしい杖を突いているけど、何かの流行りもの?
もしかしてお婆さんも正義のヒロイン…なんて!
[特におかしい事はないのだが、そのデザインが気になったようだ]
[この町に存在する正義の連中や悪の商売敵を手合わせする機会は暫し無くなるであろう。
そしてあの恨めしい女店主の顔を見ることも、当分の間は無い。
そのことを胸の内で、どこか寂しく思わなかった訳でも、無い**]
さて…これをどうやって設置しましょう。
配線なんかに詳しい技術者に来てもらうべきですかね。
[なんとはなしに思い出すのは、旧知の発明家。]
プロフェッサーJJ…あの方なら、面白いギミックを加えてくれたでしょうに。
悪の召喚師 ヒルデルード が村を出て行きました。
−回想:アニュエラの道具屋−
[爆音。ブレーキ音。挨拶の声]
あ、ナギ君!
[何度訂正しても、変なニックネームをやめない相手に、こちらも変なニックネームで呼びつけてやって]
さすが仕事が速いね。
こっちが届けて欲しい物。お代金は振り込んでもらうから、この振込み用紙を一緒に届けてね。
で、こっちがナギ君の探し物。
壊滅セール品だから、結構安く仕入れられたんだよね。
ナギ君には、いつもお世話になってるし、これだけでいいわ。
[と。指を立てて示す]
[二本]
まいどあり〜!
ナギ君ってば、金払いがいいから好きよ!
>>173
…いらっしゃい。
[入ってきた女性に視線を向けて、ついでに腕の中の猫を見る。]
……別に、店の中を勝手にうろつき回らないなら構わんよ。
なにか飲むかね。
>>172
あー、うん、いいよー。
まずは先にジャスティスしてくっからまたあとでねー。
[なんてのんきに答えつつ。教会の屋根を足場にした自転車は、跳んで、飛んで]
―魔王の城・上空魔方陣―
いやぁ、まさかここまで飛距離稼げるとは。
[空に浮かぶ魔法陣の上で、ぽりぽりと頬をかく影一つ。遠目に見てたときより明らかに光を増した魔法陣の上で、ちょっと、考えて]
んーっと…魔法のことはよく分かんないけど、魔法陣ってことは書き換えればOK?
[聞いてみたけど答えてくれる人はいない。となれば実践あるのみ]
おー!これ!気持ちいーなー!
[なんて浮かれた声を上げつつ、魔法陣の上をしっちゃかめっちゃか猛スピードで走り回る。そうしていれば、タイヤ痕で多少魔法陣がゆがんで来ただろうか。その結果どうなるかは…
…どうなるんでしょう?]
[ハムカツサンドをはむり。
流石にオススメだけあって、普段とは一味違う
─普段も十分美味しいのだが、今日はまた一段と美味しい物だった。
黙々と食す...だが、店主が掲示板に何かを貼ったのを見やれば。
好奇心から、席を立って掲示板の貼り紙に目を通す]
っへー。
支配してて、セカイが…消える…?
支配したら、そのまま征服するんじゃないんだ。
[思った事をぽつり。
最後の一切れを口に詰め込むと、席に戻り、残りのカプチーノで胃に流し込み]
おじさん、ごちそうさまー。
お代、そのまま置いておけば良いよね。
[ぱぁん!と手を合わせて、店主に声を掛ける。
入れ違いに入って来た少女(>>173)には、軽い会釈をして、中立亭を後にした]
む?ついに邪魔しに来たか。
しかりと門からこぬとは礼儀しらず・・・なっ!?
[魔方陣が歪めば暴発しそうなほどに光が膨らみだすだろう]
なんということを・・・これではこのまま一日ともたず暴発して世界ではなくこの島国しか滅ぼせないではないかっ!!
>>184おじさん
ありがとう、物分りの良い子だから、迷惑はかけないと思うわ。
動物タイプの怪人さんにも評判だものね、お店。
そう言えば小さい頃は怪人さんって何食べてるのかすごく気になっていたものだけど、今はあまり気にならないものね。
食事をともにするっていうのは、素敵なことよね。きっと。
私は珈琲、貰おうかしら。砂糖はいらないわ。
[子猫を膝の上に載せ、暫く逡巡してから、思い切って尋ねてみた]
……おじさんのところ、メニューにイモリの黒焼きって置いてるかしら?
[>>186丁度食べ終わったのだろう、会釈をした青年に会釈を返した。
目に入った子猫は、何ともキラキラした目でマスターをじっと見つめていた]
―魔王城上空―
「感じるぞ!」
『感じるか?』
〈すごいエネルギーだ〉
《バリバリ、やめてー》
[いろいろと漂いながら、気づくと魔王城上空に来ていた]
「乗り込むか!」
『乗り込むか?』
〈めんどくさい〉
《うさんくさい!》
[なにやらうるさい連中は騒ぎながらも魔法陣の傍へと降りていく]
―魔王城のある山→魔王城へ―
この奇怪な町に赴任してきて早数週間か……ヒーロー共が跋扈する町と聞いてはいたが、ヒーローだけでは飽き足らぬとはな。聞いておらぬぞ。
[二足歩行で山を登るバイク怪人の肩に横座りで乗ったまま、魔王城へと登頂。魔方陣を見上げれば何者かがちょっかいを出しているのか光が歪み出しているのが下からでも見て取れる]
おぃおぃ……まさか暴発させる気ではないじゃろうな。
巻き添えは御免じゃぞ……。
[不安げに上を見上げたまま、ため息]
─アニュエラの道具屋─
[ふと]
[賑やかな道具やに、一瞬、客足の途切れる時間があって]
[すとっ]
[店主の傍の、窓の外に、降り立つ小さなの姿]
あ。
来てくれたのね、情報屋。
どう? あの方の様子は……。
[そっと目を伏せ、小さな声で尋ねる]
ある正義の味方は、あたしに命を捧げると言った。
ある悪の幹部は、あたしに世界の半分をくれると言った。
でも、あたしは全部を断ってきた。
あたしが欲しかったのは……そう……、あの方だけ。<<初代魔法少女 トメ子>>だけだったから。
――中心街手前――
ホホホ、その通りじゃよ。
大抵の危険は正義の味方がなんとかするもんじゃ。
ただ、流れ弾なんかは防ぎ切れないからのう……。慣れない内は、警報の出た地域には近付かない方が無難じゃよ。
[とはいえ、どの地域も一日一回は警報が出るのであるが。
新参者である花の子への説明は、苦笑交じりのものになった]
アタクシがこの町に住み始めてから、2(6)0年にはなるからのう。とはいえ、昔は平和なもんじゃったよ。
[グラジオラスの言葉に頷きつつ、杖の話になればふっと笑って遠くを見]
さあて……どうだかねぇ。
[そしてゆっくりと歩き始める]
アタクシはこの町がいつまでも平和であって欲しい。ただ、それだけじゃよ。
[老婆の歩いて行く先では、謎の魔法陣が、どんどんと光量を増しつつあった]
む…
[歪んだ魔方陣からの余波に、近くの山に光柱がたち、一部が切り取られたようにすっぽりを消えた]
ほほう、これは予定外、しかしそれもまたよいな
あー…なんかやばそ?
[ぐにぐにに歪んだ魔法陣の上で、首をかしげる。不安定にびかびか光る魔方陣は、確かになんだかやばそうだ]
やっぱきちんと持ち主に何とかさせなきゃダメかぁ…。
まぁ、まだ平気だよね?
[なんてのん気に言いつつ。魔法陣の端っこ引っつかんで、魔王城へと自由落下]
[ずどん]
どうもー。毎度おなじみジャスティス急便です。
[びかびか光る魔法陣の端っこ掴んだまま、落下した先、二つの人影に声をかけた]
そうみたいなんだよねぇ。
おにーさん、これなんとかなんない?
[そう聞いたのは、初めて見る顔の黒服>>188]
……そう。
おばあちゃまは、ついに動き始めたのね。
ライトサイド……初代魔法少女たる、あの方。
あたしが、「悪以上の悪女」から、足を洗った理由……。
……。
平和の守り手たるおばあちゃまが、動くなら……。あたしも全ての力を、おばあちゃまに捧げるわ。
そう。「道具屋アニュエラ」ではなく、「妖女アニュエラ」の力を、おばあちゃまのために使うのよ。
・・・ふゥ。
さァて、初めて来る街だ。
まず最初にやる事と言ったら・・・なァ?決まってンだろォ。
[ニタリと薄気味悪い笑みを浮かべ、手に持つナイフを舐める]
出来れば刃物屋が近くて、食料品・ホームセンターが近い所なら尚良いんだがな・・・。
あァ、ヒーローたる者、やはり基地がねェとシマらねェしなァ・・・ククク、フフフヒャハハハハ!!
さァ、不動産屋は何処だァァァ!!ヒャッハァーーーー!!
[両手に刃物を持ち、笑い声をあげながら一迅の疾風となって表通りに走ってゆく。
その姿は通行人たちからとても目立ったかもしれない**]
>>186
ああ、またどうぞ。
[席を立つカルロを見送って、食器を片づける。
その最中に、アリアからイモリの黒焼きを求められ>>189]
………。
倉庫に、まだ残っていたかもしれん。
ちっと待っとれ。
[そう言い残して店の奥へと消えた。
+表+←表なら買い置きが見つかるだろう。]
「ねつげんはんのう!」
『どこからだ?』
〈あーあ、やまきえちゃった〉
《ばくはつだー》
[魔方陣の辺りを漂いながら消えた山を見る]
ククク、まあよい、このままプロローグなのに一気に最終日だっ!!
[メタ情報なんてなんのそのな魔王なんだけど]
・・・しかし景観が悪い。一部だけ壊れるなど華麗ではないっ!
[変なとこ憤った]
山が消えた……か。
[>>194の光景に息を呑む。]
その力、是非とも欲しいものじゃが……
度を過ぎた破壊は、破滅を促す……
魔王の狙いと我が組織の狙いが根本から異なる以上……
くっ、勝てるかあんなモン!
[肩の上で地団駄を踏む幼女にバイク怪人はおろおろ]
[しばらくして、倉庫の片隅に眠っていたイモリの黒焼きを皿に載せて戻ってくる。]
最後の1個が残っておったぞ。ほれ。
[目をきらきらさせている黒猫の前に皿を置き、アリアに前には淹れたての珈琲を出す。
ちょうどそんなとき、窓の外が光ったのに気が付いて、眉をひそめた。>>194]
また派手なことをしおってからに。
まったく、最近の連中はなっとらん。
じゃあ華麗にやり直すために過去の失敗作を無きものにしておくれよ魔王さん。
[変なとこ憤ってる魔王>>200に、あんまり期待してなさそうな声で言ってみる。視線は上。魔法陣を眺めながら、掴んだ端っこから手繰り寄せようと、ぐいぐい引っ張っている]
んー…
行けっかなぁ…
行けそうな気もすんだけどなぁ…
― 回想・ジンロウ町二丁目二番街道 ―
わわー、早く戻らないと定時連絡に間に合わないです〜!
あ、そういえばこの近くでバトル警報が出ていたはずです、これはチャンスですよ。
『ウオオオオオオオォォォォォォォ!!!』
ナイスタイミング♪……ん?見かけない顔ですねぇ。新米さんでしょうか。
[野次馬の中に紛れ込んで様子を伺う。隠し持っていたカメラでその容姿をこっそり撮影。]
『燃え上がれ我が魂っ! 爆!裂! 気合弾ッ!!』
(どっかーん)
はわっ!三流連中とは言え、あのモヒカンズがあっさり一掃されちゃったですよ。
なかなか厄介な相手になりそうです。あの黒い人の情報が集められればお手柄になりそうです。
[住民の拍手喝さいの中、ひっそりとその場から立ち去る。]
― 回想・了 ―
おう、配達屋か。
判子は小鬼にもっていかせるから少し待っておれ
それに今は緊急事態だ、空から降らずにちゃんと門からやってくるとよい
[今はそれどころではないという程で玉座に座りながら指を鳴らすとカンナギに掴まれた魔方陣は元に位置に戻っていく]
「もどるのか!」
『もどるのか?』
〈じゃましてみよう〉
《そうしよー》
[魔方陣が元に戻っていくのを見ると、興味本位で邪魔をして見ようと+表+(表なら成功)]
―中心街手前―
だけど、私が避難していても花達が争いに巻き込まれて…正義の味方は誰一人としてそれを振り返ることはしなかったわ。
ねえ、お婆さん…20年前のこの町では花達も笑って居られた?もしもそうだったなら、私はとても悲しいわ。
[トメ子が歩む先を同じように見、なんとなく後を付いて歩く]
私は正義だとか悪だとか…そんなものに拘る気はないの。
花達を護る為にこの町を手に入れる、それが私が今ここに居る理由ですもの。
お婆さんは?お婆さんの望む平和って、何?
[いつもならこの辺で花が紅くなっているはずなのに一向に変わる気配が無い。どうもトメ子との対話は平常心を保ったままで居られるようだ。]
(…調子狂うな、この婆さんは。)
>>198おじさん
そぉ……なの。
うん、ありがと……。
[期待に目を輝かせる子猫とは対照的に、前に出したことあるんだ、と言う言葉をぐっと堪えて冷や汗。
遠くが見たい――そう思い窓の外を眺めると、光柱がちらと目に映るが、それもきっと日常の光景]
「真っ黒、くろくろ、黒焼きにゃー♪」
[戻ってきたマスターに有難うと声を掛け、珈琲を一口]
うん、美味しいわ。
派手じゃない日なんて無いのかと思ってたけどね。
おじさんがぶいぶい言わせていた頃は、派手なことは少なかったのかしら?
[くすりと笑いながら、そう冗談めかしておじさんに小首をかしげて見せた。
子猫は関心なく、食事に夢中のようだ]
[圧倒的な破壊力に見蕩れていたせいで、(>>201)初めて接近し過ぎていた失態に気づくが、後の祭り]
クッ。見つかったか?
アヤツは……影のメルクリス!
正義を振り翳すわけでもなく、幾つもの組織や結社が
アヤツの手で滅ぼされているとか……やりあうのは危険じゃな。
バイク怪人。イザとなれば我が盾となれ。よいな……ん?
[魔方陣の異常(>>207)に気づいて顔をあげた]
ふむ、まあよい、やはり一度で壊すほうが華麗だ。
ならばリセットだな。リセット
…おぬしに言われたからやるのではないぞ
[えらそうにいいながら、腕を第二関節より振り上げると科学でも魔法でもないような力ですっぽり切り取られた山を再構成させる
しかしその作業のおかげでポルターガイストに邪魔されているのに気づいていない]
そっかー、分かんないかー。
[ぐいぐい]
いや、魔方陣起こしたのが誰かってのは分かってんだけどねー。
[ぐいぐい]
行くしかないかー。
[ぐいーっ]
[黒服のお兄さんにしらばっくれられたら、あきらめたように魔法陣を引っ張る手に力を込め。思いっきり手繰り寄せようと…したところで、魔王が魔法陣を元に戻した>>206
けど、邪魔された>>207]
「すごいぱわーだ!」
「すごいぱわーか?」
〈こいつはすごい〉
《ぷくぷくー》
[魔法陣の力を吸い取って3(10)倍の大きさまで膨らんでいる]
おお、すごいすごい。
[魔王が腕の一振りで山を修復したのを見れば素直に拍手。けど、肝心の魔方陣は途中に挟まったナニカ>>207のために修復されず]
…ていっ。
[その挟まった何かを取り除くべく、拾った小石を第二宇宙速度で投げつけてみた]
[すい]
[口紅を引き]
[ハラリ]
[黒で統一された服を着る]
[壮絶なまでに美しすぎる、その容貌を隠すための、野暮な化粧を落とし……。真に彼女を際立たせるためのものへと、塗り替える]
[妖女アニュエラ]
[正義・悪問わず、数限りない男女を手玉にとってきた悪女]
[その変身呪文は……3(5)]
1:チクマクマヤコンチクマクマヤコン・悪女になーれ!
2:闇の力を秘めし悪女よ、真の姿を我の前に示せ。契約の元、アニュエラが命じる。レリーズ!
3:マハリフマハリカ ヤンバラニャン
4:アクジョミューテーションマジカルリコール!
5:悪女メタモルフォーゼ! 大いなる誘惑の力! (ぱんっ) さっきゅんアニュエラ!
――中心街手前→町外れへ――
そうか……それは辛かったのう。
[グラジオラス>>208の話に、自分も悲しげに眉を下げた]
人はなかなか、自分以外の者を顧みられないものなのじゃ。
……確かに、20年前のこの町は平和じゃった。しかし、こうして色んな顔触れが町に現れるようになって、平和の形も変わって行くんではないかのう。
[グラジオラスの言葉を胸に留めながら頷いている]
町を手に入れる、か。それも良かろう。
声を上げにゃあ何も始まらんでのう。
[言葉の意味に気付いているのか否か、のんびりと答え]
む……山が消えたかと思ったらまた再生しよった。
こんな無茶をやっとるのは誰じゃ。
[そろそろ遠目に魔王の城が見えて来る頃か]
道具屋 アニュエラ が村を出て行きました。
─3丁目路上─
…で、なんなんだろね、あれはまた。
[眼前遥か遠くにて、光を放つ魔法陣。
それについて問うた所で、誰かから答えが返って来る訳でも無く…ただ漠然と『なんかやばい』予感が…的中、山が消えた]
…ちょっとだけ、様子を見に行こう。
[嫌な予感は大抵当たる…そんな自分のジンクスを恨みながら、声を張り上げて口にするは、移動に使った、《言葉》]
《魔法使いの腕/天翔ける翼》
──発動。
[翼を纏い、一直線に魔法陣へと空を翔ける
途中、消えたはずの山が再び現れるのを確認はするも]
何かあったら止めれるよーにしないと、ネ。
[警戒は緩めない、
何が起こっても良い様に、距離を取った所で様子を伺っている]
15人目、道具屋 真アニュエラ がやってきました。
[閃光が走ったかと思うと、山が一部、消えてなくなる。>>194]
あの力、ソーラ○レイか――
モーセが紅海を渡ったときも、このような状態だったのだろうか…
[と見守るうちに、山は元通りになった。>>211]
町役場ヒーロー課修繕班の皆さんかな?
いつもどうやっているんだか謎ですけど、ご苦労さまです。
[メルクリウスに(>>214)と問われれば、惚けるのも無益と判断する]
ハッ、あれが悪じゃと……。
善悪の範疇の延長線上ですらない超越したものに感じるがの。
過ぎた破壊はただの暴力じゃ。理念も性もあるまいに。
[わざとらしくそう乱暴に言い放ってそう切り捨てた]
>>209
昔はな――
[アリアに問われて、少々遠い目。]
あんなけったいな技を使う者など、馬鹿にされていたもんじゃ。
頼るべきは己の拳一つ。
ただ、鍛え上げた肉体のみを武器として、互いに力と技を競ったもんじゃよ。
肉と肉がぶつかり合い、拳で拳を迎え撃つ。
ただ拳ひとつで岩を砕き、蹴りの一つで大地を裂くのが正しい戦いのあり方じゃというに、最近の若いもんはやれ宇宙エネルギーだ、やれマナパワーだなどと、力を借りることばかり考えておる。
まったく、嘆かわしい…。
[さらに力を吸い取って膨れいくと、下から投げられた第二宇宙速度の石が当たり]
――パン!
「『〈《わーーーーー!?》〉』」
[一部楽しそうな悲鳴を上げながらも、爆ぜて地面に落ちた]
ふっ、褒めるでない帽子屋よ
む?戻っとらんだと
[影とかいう呼び名は知らぬ魔王は特徴的な帽子から勝手にそう呼んだところでようやく色々と気づく辺り鈍いというかマイペースである]
ま、戻らぬでも実際は関係ないがな。
見た目が華麗ではないのが気に食わんっ
[何せ順調に力を溜めてるわけで、戻そうとしたのはそんな理由だった魔王]
…なんだこりゃ。
[爆ぜて地面に落ちた何か>>223をつまみ上げ、眺める。それは、どこからどう見ても、よく分からない何かだった]
んんーまぁー…
[摘み上げたそれはそれとして、辺りを見回す。魔方陣は、手にしたソレが吸い取ったおかげか、薄らいで消えかかっている。
消滅した山は、魔王が元に戻してくれたし]
…よし!ジャスティス完了!
[っていう、ことにした]
―中心街手前→町外れ―
平和の形も変わる…。
だけれど、ちょっとだけ安心したわ。お婆さんのように話してくれる人がまだ居たって事がとても嬉しいの。
良いわ、私がこの町を手に入れた時…お婆さんだけは護ってあげるわ!
貴女は私達を踏みにじる人には見えない、だから護ってあげるわ!大切なことだから2回言ったわ。
[トメ子にとっての平和とは何か?の返答がなかったのには少し膨れたが、いつかは解る事とその後ろを歩く]
そういえば、私…名前を言ってなかったわね。
花の子、グラジオラス。これも何かの縁…よろしくね。
[そんな挨拶をする間に山の異変をトメ子と共に見て、未だ新米の部類のグラジオラスは呆然としているだろう]
─アニュエラの道具屋─
さて。
無事変身もしたところで……、ところでおばあちゃまは今頃、何をなさってるのかしら。
お店を放りっぱなしにはできないけど……、何かお困りなら、助けに行かなきゃね。
[窓を開けて]
[あらいい空]
[と、魔方陣騒ぎも知らずにのんびりと]
「なにがあった!」
『なにがあった?』
〈おい。コラつかむな〉
《ばんじー!》
[...はカンナギに捕まれると、何事も無かったかのように騒ぎ始めた]
― ジンロウ町二丁目→アニュエラの道具屋 ―
こんにちはー!
[店に入ると真っ先にアニーの元へ。
アニーの道具屋を訪れるのは…2(3)
1:今回が初めて
2:顔見知り程度に数回
3:毎日のように入り浸っている]
おねーさ〜ん、えっとね、ジャンプ力が高くなるスーパージャンピングシューズと、腕時計風小型麻酔銃ってありますかぁ?
ふむふむ、消えたな。
……これで形も元に戻せるな、助かったぞ配達屋
後で褒美をくれてやろう
[ぱちんと指を鳴らすと増幅したエネルギーをほぼそのままにしたきちんとコーティングされた魔方陣が再登場した]
ぐしゅしゅしゅ……確かに、正義正義とお題目を唱えて全てを自己正当化する輩よりは純粋かも知れぬなの。
[>>228のメリクリウスの反応に半月笑いで応じる。どうやら知名度の低さが幸いしたらしいが油断はしない]
しかしなんだあれは……生き物、ではないよな。あれはちょっと、ほ、欲しいのぅ……
[カンナギに抓まれたままで暴れるポルターガイストを見ながら、指を咥えて眺める]
―中立亭・回想―
[>>130 不思議な佇まいの少女がクスクスと笑いながら自己紹介をしてくる。]
これはご丁寧に・・・に、女人であったか。
ふむ、悪の遊撃部隊・・・そのようなものもあるのか!
やはり日々とはこれまさに精進の・・・あぁ、すまぬがあまりその・・・肌がろ、露出した格好で近寄るのはやめて頂きたい・・・!
[しどろもどろになりながら距離を詰めようとしてくるメイアルから後退していく。 余談だが、一見するとメイアルの服装は一般的なジンロウ町の女性と同程度の露出のはずである。 はず、である。]
くっ、やはり精進が足りぬ・・・申し訳ございません団長殿っ・・・!
─アニュエラの道具屋─
>>230
あら?
君はシャルだね。今日も遊びに来てくれたんだー。
[復活した魔法陣>>231に気づく前に、お客さんの方に視線をやって]
[今までのアニュエラと違い、壮絶なまでに美しい真アニュエラの姿に]
[シャルは何と言うだろうか。っていうか、気づかなかったりして]
ジャンピングシューズは、税込み3400ゴールドよ。
時計型小型麻酔銃は……うーん、どうしよかな。
そうね……シャル、けっこうお店に来てくれるし、分かったわ!売ってあげる。
ほほぅ、ただ魔法使いか。
[メルクリスにゆるりと振り向いて]
ではわかるだろう。
消失のためのキー、または呪い染みたものはそれ以外の方法では消せぬことがな
[無感動にいっていたものがどのように変わるか見定めるように見詰める]
「"いきもの"なのか!」
『ちがうのか?』
〈いや、"いきもの"だろ〉
《こまけぇこたぁいいんだよー》
[エルヴァイラの声が聞こえると、反応して騒ぐ]
おお?喋った喋った!
うわー、なんだこれー?
[掴んだ手の中でわいわい騒ぎ始めた変なナニカ>>229を、興味津々でぶんぶんと振り回す。けど]
…うわぁ。完了してねぇー…。
[上空に再び出現した魔法陣>>231に、思いっきり顔をしかめた]
いや、褒美とかいらないから。魔王。
じゃなくて褒美をくれるというならあの魔法陣をきれいさっぱり消滅させる方法を教えてくれなさい。
さもなきゃジャスティス急便の名の下に、あなたをあの世にお届けいたします。
――町外れ――
フフ、アタクシに出来るのはお話くらいじゃからのう……。
[嘘か真実かそう言って微笑んだ]
おやおや、アタクシみたいな年寄りを護ってたってしょうがないよ。
護るんなら、未来ある子供たちの方にしなさいな。
[答えながら、少女の言葉になんとなく違和感を抱いた]
(この娘、まさか……。
もしそうならば、いずれは。道が分かたれるやもしれぬ……)
[結局、自身の考えは胸の裡に留めておくことにしたのだった]
そう、グラジオラスさんと言うのじゃな。
アタクシの名はトメ子じゃよ。またの名を……おっと、これは企業秘密じゃ。
[呆然としているグラジオラスに、最後の言葉は伝わったか否か。
そんな彼女をよそに、老婆は魔王の城へと近付いていく]
おうい、誰かおるかねー。
[重厚かつ物々しい魔王城の扉を、回覧板でも届けに来たかのようにドンドンと叩いた]
[>>171 続いて自己紹介をしてきた少年がこちらに視線を投げてくる]
おぉ、正義側の者もおりましたかっ!
片手間とはいえ正義を名乗るのは素晴らしい事、俺などはまだまだ半人前故に日々精進を積んでいるところ!
これからも共に熱く燃え滾りましょうゾォォォォォ!
[何度目かになる店内に響き渡る大声を出す。 当然の事ながら青筋を浮かべたアンクルが拳を繰り出してきて・・・以下略である。]
『何度言えば分かるんじゃぁぁぁ、やっかましい!!』
どぅごぁっはぁ!? (ズドゴーン!)
ま、破壊活動になるんだったら実は俺は正義もありかな、とか――うん、これ以上言うのはやめておきましょう。
[笑うエルヴァイラの姿に、肩を竦めた。再び復活した魔法陣を帽子の唾をいじりつつ見ていると、またもや脳裏に声が届くだろうか>>237]
力の相殺?
俺は世界を滅ぼす魔法の研究はしなかったし――同種の魔法陣を作るよりも……ここは術者を一発ぶっ飛ばした方が手っ取り早いような……
[ぶつぶつ呟いていると、丁度傍らの少年が声を上げた。>>239
うむ、ここは任せても大丈夫だろう。――別に魔法陣がどうなろうがどうでもいいのだが]
よし、今日は良いもの見れた。ありがとうございました、魔王さん。
[場の空気を全く読まず、へらり礼を言って山を降りようとする]
いや、完了したであろう。
ちゃんと魔方陣を綺麗な形に戻せた。
[根本的に色々ズレた返答]
これを消す方法、それは…む、来客か。
ちょっと世界を滅ぼそうとしただけだというのに忙しいものだ
[顎をしゃくる動作とともに小鬼が玄関のほうへ…一般人なら帰らせ、敵対者であるならば攻撃せよという指示の元向かわせる]
─アニュエラの道具屋─
[とん]
[テーブルの上に置くのは、ウサギのワンポイントが描かれたファッショナブルな時計]
ご注文の通りの、小型麻酔銃付の時計よ。
このボタンを押せば、ここから麻酔光線が飛ぶわ。効果は10分くらいよ。
相手を眠らせたら、後は……なりきって推理するなり、ふふ……ご自由に。
―町外れ―
子供は嫌いよ、綺麗だからって茎から花を毟り取って帰って…結局適当に水の中に放り込むだけなんですもの。
そうして苦しみながら消えて行った仲間が沢山居たわ。だから護りたくないというのが私の正直な気持ちね。
(この婆さんはどうだろう?)
私達だって生きているって事を解って欲しいわ?
でも、こんなものを捨てて行くような人がいる町じゃ無理かも知れないわ。
(この婆さんは違うだろうな)
[呆然としていたのを気を取り直し、指したのはポーチの中のラッ○リターン]
それにしても…本当に変な町ね。トメ子さん。
町外れにこんな城があるなんて…。
[トメ子の手伝いとばかりに一緒に魔王城の扉を叩いてみる。それは完全に遊んでいる姿だった]
ああ、魔法使いよ、さらばだ。
[答えた言葉には頷き一つ返さずただ去るというのを邪魔をしなければ見送ることさえせず]
止める方法だったな、配達者よ。
……既に知っているようではないか
[言葉は短く、広げた手に現れた鉄の球体がカンナギの眉間へと飛ぶ]
>>236>>246
わ〜い。ありがとう。
アニーさん大好きっ♪くふふ〜。
[無邪気に喜ぶシャル。その無邪気さは知らない人から見れば、とても諜報員には見えないだろう。]
あ、名前はシャルロットでいいから領収書をお願いします。
…そう言えばアニーさん今日はいつもより少しキレイな気がする〜。
でーとなの?
[シャルは変化したアニーに対し、微妙に違和感を感じた。]
女幹部 エルヴァイラ は、16人目として参加することにしました。
「おおおおお!?」
『ふるるるる!?』
〈こらはなせー!〉
《じぇっとこーすたー》
[されるがままにカンナギに振られながら、なんとか脱出しようと+表+(裏なら脱出)]
[擦れ違い様に会釈をした青年をちらりと見る。
一般人ではない空気を感じたが、この場では確かめられなかった]
うーむ、ありゃあ魔力かの……むん?
[と、玄関が小さく開いて、小鬼が顔を出した]
おやあ、可愛らしい鬼さんだこと。
出迎えに来たのかねえ?
お空にあるアレはここの城の人が作ったのか、って、アナタでわかるかねえ?
[小鬼に対する問い掛けは、どう判断されただろうか]
それは…?
[肝心のことを言いかかった魔王の言葉の続き>>245を、身構えて待つ。が。
来客の応対に気をそらして肩透かし。それでもきちんと待つことにして]
ん?ああ、おにーさん帰るんだ?
ジャスティスがご入用のときはぜひともわがジャスティス急便へ!
配達運送など通常の業務も執り行ってますんで、よろしくー!
[と、見送り際に宣伝しておくのも忘れない。彼が帰り際に口にした『手っ取り早い方法』は。+裏+表:聞こえた。裏:聞こえなかった]
むぅ、正義を標榜するような有象無象が集まってきそうじゃの……
メルクリウス以外にも気づかれぬウチに退散するとしよう
行けっ、バイク怪人。
[...の命令で怪人はバイクに変化すると、シートに横座りで...を乗せたまま山を、立ちはだかる木々を避けつつ疾走して降りていった]
ええい、いいかげんにせんかぁ!!
[ひたすらわめいては寄ってくるドンファンを店から蹴り出して一喝。]
正義の味方など自称するなら、とっとと仕事してこんか!
ほれ!!
[びしり、と、空に浮かぶ魔法陣を指さし。]
あれが、おぬしの試練じゃ。
世界の破壊を止めることこそ、おぬしの使命じゃぞ。ほれ。
―中心街―
うーん、やっぱあれぐらいやらないと駄目なんだなあ。
適当にお近づきになって、適当にひっかきまわして、適当に幹部さんをさようならーってさせるのは……うーん、スケール低いんだなあ。今更ながらに反省。
せめて世界滅ぼすスケールの魔法完成させてから人間やめとくべきだった。うん。
[ぶつぶつ呟く。
影、というか。人間をやめてから、本人の力自体はただの悪の魔法使いをやっていたときよりも飛躍的に強くなった。だが――多分、制限みたいなものがかかっているのだ。それまで習得していた以外の魔法は、一切使えなくなってしまったのである。習得している魔法だけで、破壊工作をやるには十分なのだが……少し、後悔した。そんで反省した]
よし、俺も破壊工作頑張ってみよう。世界さんが迷惑する程度には出来るでしょう。
[物騒に宣言ひとつ]
おおっ!?
[黒服のにーちゃん見送ってたら、眉間になんか飛んで来た>>248]
っぶないなー。
つまりあの世に配達コースってことでOK?
[鉄球をかわした姿が、次の瞬間には魔王の背後に現れる。言葉を投げかけつつ、音速を超えた突き手がその言葉を追い越し、魔王の背中に迫った]
―現在・中立亭―
[一通り店主との殴り愛を堪能して満足したのか、先程までの激しい打撃戦を忘れたかのように店内で食事を取っている]
フムッ・・・む、これは美味い!
一芸に秀でる者は全てに通ずるとは言うが、流石は店主殿だ。
しかし、あの『非常めにゅー』と書かれた項目が気になる・・・一体、どのようなモノなのであろうか。
[暫く食事を続け、店主との会話を続けるだろう。 誰かが声をかけてきたのならば対応し、相変わらず暑苦しい反応を見せるはずだ。]
>>251
[にこり。桜色の唇で微笑を浮かべ]
[指を舐めて領収書をめくり、日付と金額と宛名と但し書きを書き込み]
うふふ。気づいちゃった?
そうなの。
あたし……ずっと想い続けていた人のために、ちょっと本気を出すことにしたのよ。
――町外れ――
子供は良い事と悪い事の区別がついてないからねぇ……。
それでも、護ってやらないといけないんじゃよ。
叱る事が、護ってやるって事なのじゃ。
[妖精のような彼女にわかってもらえるだろうか……と不安になりつつも答えた]
花にも食べ物にも魂が宿ってる、なんて考え方は古いのかね……。
[ラッ○ーリターンを寂しげに見詰める。変えていくのは、とても時間と根気がいることだろう。
尤も、この町に関しては、些細なきっかけでがらりと変わる事もあるけれど]
うむむ。アタクシも初めて見たのじゃ。
ここの住人やら何やらは日々入れ替わっておるからのう。
ほほぅ、はやいな
[身じろぎさえしない音速を超える突き手も前転することで避ける]
なぁに、そもそもにおいて、それ以外に方法などない
[口調は楽しげでありながら笑みも浮かべない。
鉄の針を前進に纏う様に顕し全周囲へと射出した]
―中央街・中立亭前―
うぐぬぉっはぁ!? (バゴーン!)
[>>256何度か店主とのやり取りをした後に店から蹴り出され、空を指差して一喝された]
ハァッ、なんだあの空に浮かぶ魔法陣は・・・店主殿、アレは一体!?
試練・・・! あれこそが俺に与えられた使命なのですな!!
ウオオオオォォォォォォォ、世界を滅ぼさんとする悪め!!
このドンファンがお相手仕るゥゥゥゥゥゥ!!
[魔方陣が浮かぶ方向へ全力で爆走するのであった]
―中立亭→魔王城―
「『〈《わーーー!?》〉』」
[抜け出そうとしていると、捕まれたまま魔王の後ろに回っていて]
「なにがあった!」
「なにかあった?」
〈さっぱりわからん〉
《さっぱりさっぱりー》
[カンナギに捕まれたまま騒ぎ続ける]
―ある不動産屋の前―
[不動産屋の扉から男が一人。
刃物をじゃらじゃら鳴らしながらとぼとぼと出てきた]
く、くくく・・・。
ダメだ。何処の不動産屋も刃物お断りとか言って入れてくれさえしねェ・・・。
中には「スネオヘアーお断り」だなんて書いてやがる店までありやがった。
なんだよそれェェェ!!?くっそォォォォ!!
あァ、まァ仕方ねェな。
次の町で切り裂くとすっかァ。
ヒャッハァァァァ!!
[来る時と同じく、奇声をあげながら走り去って行った**]
切り裂きヒーロー ジャック が村を出て行きました。
[トメ子が小鬼に問いかけ、それに対しての向こう側の態度はなかなか形にならず]
……。
(チンタラしないで潰して中に行けば良いだろう)
[そうは思いつつもせずに居るのはトメ子の手前があるからだろうか]
ンだよー、だったら早く言えよー。
そしたらもっと迅速にジャスティスお届けできたのに。
[魔王の言葉>>262に口を尖らせ応じながら。針が届くその前に大きく後退して身をかわし、再び進んで一足飛びに魔王の目前に姿を現して]
ほい。
[片手に掴みっぱなしだったフヨフヨしたものを、魔王の顔の目の前に投げつけて。もう片方の手は、再び突き手で魔王の体を狙う…と見せかけて、その身にまとった衣を掴みにかかった]
[小鬼はどうしてるかなんて魔王は知らない。丸投げているのだ]
遠回りしていたのは主の勝手だろう
…ところでな…
[投げつけられたものをゆらりと身を沈めるようにかわす。その速さはどうみてもカンナギなどよりも遅いというのにつかみにかかろうとして伸ばされた手を正確に布を纏わせた腕で掴み取る]
…それが全力だというなら…それで止めようというのなら帰れ。
そのようなものはここにふさわしくはない
[掴んだ手を振り払うようにして態勢をずらさせると興味を失ったように無防備に玉座へと向かう]
ぱたぱたぱた
[>>263と魔王城へ高速で向かうドンファンの前に飛び出してくる園児。呼び止めたが気づかれるかどうか]
あ、おにーさんおにーさん。
[城とその真上に浮かぶ魔法陣を見上げつつ。]
本部が言ってた異端ヒーローの仕業でしょうか…
とりあえず、こちらも対策しませんと。
[神父は教会の入り口に張り紙をした。]
『カ○ト寺院に非ず。復活の儀式は執り行っておりません』**
うーむ、言葉が通じているのかいないのか……。
[要領を得なかったり異界語のようだったりする小鬼の返答に、老婆は首を傾げ]
こうなったら仕方がない……少し、大人しくしていてもらうかのう。
[エヘン、と咳払いをすると、それまで体を支えていた杖を持ち上げる。
そして、その場でくるりと一回転し]
まじかるまじかる、おねむさんになーれっ☆
[内股になって片足を上げ、空いた方の手を腰に当てながら、杖の先端でびしっと小鬼を指す。
途端、小鬼はぱたんとその場に倒れて、その後1(10)分はいびきをかき続けることになるのだった]
―『喫茶まろん』カウンター席―
いやあ、すごいねえ。あの人。
[此処からでも感じられる大規模な魔方陣。その大掛かりさと派手さに笑いさえ見せて]
ま、あたしはあそこまで派手にやる趣味は無いけどさ。
いざとなったら、あそこに遊び行くのも悪くは無いよねえ。
[あくまで現状は他人事と言った風情のままで、のんびりと紅茶を飲んで]
「『〈《うわああ!?》〉』」
[カンナギの手により魔王の方に投げられるが、魔王にかわされ、そのまま床に落ちた]
「たすかった!」
『たすかった?』
〈にげるぞ〉
《ばいばいきーん》
[...は開放されると、すたこらさっさと逃げ出した]
―小鬼が出て来る少し前―
[トメ子が言っている事>>261は理解出来るのだが、やはり納得が出来ていなかった。叱る事から何故護る事へと繋がるのかを知らなかったからだ]
……わかったわ、一応頭には入れておくけどちゃんと出来るかは保障出来ないわよ。
[その後はそのままトメ子の後を付いて歩き、自分が成すべき事をもう一度考え直していた]
―ジンロウ町・5(10)丁目辺り―
あの禍々しき光はまさに悪の予兆っ!
これを見過ごすは正義にあらずぅっ! もっと速く、速くダァ!
ウオオォォォォォォ・・・ん!?
[>>269前方に飛び出してくる童女の姿を確認して緊急停止を試みる]
ヌヌウゥゥゥゥ・・・でぃりゃぁっ! (ドゴーン!)
[急には止まれないと判断したのか、地面を強く蹴りつけ爆発を起こし自らの身体を宙に浮かせて無理矢理着地した。 ちなみに軽くクレーターが出来てる辺りは日常茶飯事なアレである。]
おぉ、お主のような幼女がいかが致した?
>>260
きゃー。やっぱりそうなんですねっ。
女は恋をするとキレイになるのです。
他の人は騙せても、この町を調査している私の目はごまかせませんよっ!
応援してます。がんばってくださいね。
[『諜報員だと言うことは他言無用』と組織から口止めされているが、「任務でこの町を調査している」という事は至る所で言いふらしていた。]
―魔王城の扉の前―
[いつまで経っても会話が成立しない様子>>271に胸元のペンダントに触れて力を行使しようとした時]
な……!?
[驚いた事にトメ子が魔法らしきものを使用していたのを目の当たりにした。その姿はいかにもな昔懐かしな魔女っ子のポージングであった]
ト、トメ子さんは、やっぱり。
[すぐに眠りに就いた小鬼とトメ子を交互に見やり、なるほど眠らせるという手段もあったのか。と頭の隅の方で思っていた]
―ジンロウ町・5丁目辺り―
あのね、おにーさんってヒーローの人だよね?
[でなければ困るぐらいの破壊力(>>275)を目の当たりにして...はそう尋ねた]
全身キラキラした怪人さんがヒーローの人にこれを渡すようにって……
[差し出した手紙には町外れに園児達を送迎バスごと誘拐していて、園児達を助けて欲しければ一人で来いとの内容(>>46の計画)が]
[窓の外を見たり、黒マントの元気な人が蹴り出されるのを目を細めて眺めていたが。
>>160張り紙のことを思い出し、何気なく寄ってみる]
遠隔思念……電話みたいなものかしら?
この町を支配する、かぁ。明日会社に遅刻しないように、バトル警報チェックしとかないと。
「ちこくってなあに?」
とっても怖いことよ。さて、君をおうちに連れていってあげないと、ね。
ちょっとあの人に聞いてみようかしら。
[近寄ってきていた子猫を抱き上げて、カウンター席の少女に挨拶した(>>272)]
こんにちわ。あなたは行かないの?
時間があったら少しお話させてもらってもいいかしら?
[子猫の手を上げて、ぴこぴこと振っている]
ありゃ。
[思わぬところで腕をつかまれ、意外そうな声を上げた]
いやまー、まだ全力じゃないけどさー。なんだ、案外に熱血だなー、魔王さん。
[無防備な背中に、拍子抜けしたような声がかかる]
まぁ、当方の言い分としては。全力かどうかとか相応しいか相応しくないかとかはあんま知ったこっちゃないんだ。
[がちゃり。降りてきてから駐輪しっぱなしだった自転車に跨った]
なんっていうのかなー…
つまり…
[ぐっ。と、ペダルにかけた足に、力がこもる]
悪いことしたらダメだろ?
[一瞬で音速を超え、暴風と衝撃波をまとった自転車が、玉座に座った魔王に突っ込んだ]
─魔王城付近・中空─
[厳戒態勢続行中…なのだが、あれ以降、変わった様子は特には見られず。変わった事と言えば、歪な魔法陣が元あった状態に戻っている事程度]
とは言え、これ放置も出来ないよなあ。
[魔法陣を見上げて、そう漏らした。先程の様な事が再び起こる可能性も、否定出来ない…と言うか、ほぼ間違いなく起こるだろう]
吹き飛ばせないとは思うけど、試しに1発…どーかな?
[言うが早いか、行動が早いか
胸元に手を当てて、《一言》]
《魔具/殲滅の弩》
[胸元に掛けていた《ソレ》が、呼応して、大きさを変えて行く。完全な大きさになるまで、15秒程は掛かっただろうか。
自分と同一な程、大降り姿の《ソレ》を、魔法陣に向けて]
《TypeEx/対魔砲》
[魔力を溜めていく。
─充填完了まで、後3(6)分]
ふいー、なんとか成功したのう。
こういう力は滅多に使わないから不安じゃったが。
[しかし、小鬼の眠りは浅く、そう長くは持ちそうにない]
さて今の内に……、っと。
グラジオラスさんはどうするかね?
[自分の使った術に驚いているらしいグラジオラスを見て問い掛ける。
何に驚いているのかはあまり突っ込んで聞きたくなかった]
中は……どうも、ファミコンに出て来る魔物の城みたいになっとるようじゃのう。
危険かどうかは、こっからじゃわからんけども。
勘違いだった時は、ヒーロー免許を見せればいいから良いとして……
[ぶつぶつ言いながら、扉の奥へと入り込んで行く。
その先の部屋でまさに魔王が決闘中とは、まだ気付いていない]
[>>278 幼女から声をかけられれば対応して]
うむ、確かに俺はヒーロー側だが。
一体どうしたのかな?
[優しい声と表情で尋ねる。 この熱血馬鹿はこんな顔もできるのである・・・麗しき女性でなければ。]
ほぅ、怪人からの手紙か。 どれどれ・・・っ!?
[差し出された手紙には町外れに園児達を送迎バスごと誘拐していて、園児達を助けて欲しければ一人で来いとの内容(>>46の計画)が・・・書かれていなく、太モモチラリ写真が入っていた]
ふぐぁっは!? は、破廉恥なっ!!
すまぬ、童女よ・・・俺は急いでおるのだ。 また会おうっ!
[言い残し、若干フラフラしつつも爆走していった]
─アニュエラの道具屋─
>>276
フフフフ。
貴女も早く、そんな人を見つけなさいね。
魔法を使う姿は華麗。ポージングは優美。戦う姿は勇敢。
そんな女性を……。
[ぺらり]
[領収書を手渡した]
熱血ではない
徒労に終わるにすぎないことに時間をかける気がない、今日はそんな気分だからな。
[気分なまま、振り返らずに玉座へと歩いて、突如迫る風圧に、されど柳は風に揺れると揺らいだように避けるが、その衝撃まで全てかわせずマントを揺らし身を守るように構えながら引きずられるように後退する。
ようやく手ごたえを感じれただろう]
悪いことをしては駄目か
で、あろうな、だが我はそんな理も知らぬ
[宣言するよにいうと同時に、影のような球が玉座の間を埋め尽くすように出でる]
殲滅
[短い言葉と同時にカンナギも玉座の間を丸ごと破壊するように爆ぜた]
[充填完了、遮蔽物無し、発射機構に異常無し]
対魔砲…目標、前方魔法陣の消滅
──発射。
[狙いを定め、放つ
それは勢い良く魔法陣にぶつかると、巨大な爆発を起こしただろう。
発射の反動、爆風その他諸々で後ろに2(6)m程下がった所で]
さて…どんなモンかな。
[少しすれば爆発はおさまり、徐々に煙ははれていく
魔法陣は…果たして**]
ここまで付いて来ちゃったんだから私もご一緒するわ。
ふぁみこんって何の事だか良く解らないけれど、魔物の城と言われればきっと私の力も役に立つわ。
(何事も無ければ変身もするまい)
[扉の奥へと進んで行くトメ子を追いながら]
ヒーロー免許って、何かしら…
まあいいわ。私は正義の為のヒーローではないもの。
(ただの闘う花だ)
[闘う花の何処がただの花なのか、良く解らない考えを起こしながら胸元のペンダントに触れていた]
―ジンロウ町・5丁目辺り―
え? あ、あのあの……おにーさーん!
[何故か鼻を押さえつつそのまま立ち去ってしまったドンファンに慌てて声をかけるが届かず]
『馬鹿な……見殺しじゃと!?』
[想定外の展開に愕然としたが、取り落とした手紙を拾い上げて同封の写真に気づく]
んなっ!? なんじゃこれはぁぁぁぁぁぁぁ!!
[このやり場のない怒りをどこに向けよう。+表+【失敗した怪人なら表。園児達なら裏。ケースの都合上、園児達にも酷いことはしない】]
いやぁ、悪ぃけど殲滅されんのそっちだ。
[暴風も衝撃波もすべてはフェイク。ただ、はためくマントがつかめればそれでよかった]
そんで徒労に終わるつもりもないっと。
[爆風が生まれたならば好都合。爆風の速度に同調して、玉座の間を外へと飛び出る]
そんじゃーなーッ!!
[開けた視界のその上へ。上空に浮かんだ魔方陣めがけて、掴んだマントのその体を、思い切り投げつけた。大気圏突破できるくらいの加速度つけて]
─アニュエラの道具屋─
……あら?
[ふと]
[何かの気配を感じて、窓の外を見る]
[窓の外では3(5)]
1:巨大な魔法陣が、今まさに発動するところだった。
2:巨大な魔法陣が、下から巻き上がった光>>286に貫かれて消えていくところだった。
3:巨大な魔法陣が歪み、まるで<謎の少女 メイアル>の顔のような模様になった。
4:巨大な魔法陣をぶち破り、魔王と呼ばれたその人の体がカッ飛んでいくところ>>289だった。
5:いつもと変わらない、平和な光景が広がっていた。
―魔王城付近―
ぬ・・・この地響きは一体・・・?
[魔法力を司る者ならばそれが魔法力の凝縮現象だと分かるだろう。 向かう魔王城の付近から膨大な質量を持った砲撃―――そして大爆発]
ヌオオォォォッ!?
なんと見事な一撃っ・・・既に正義の者が来ているという事か!
ならば加勢せねばなるまいっ!
ウオオオォォォォォォォォ!!!
[魔法陣を覆うかのように砲撃によって起こった煙が取り巻いている。 内部は一体どうなっているであろうか?]
―町郊外―
[お誂え向きの崖の隅にバスが停車し、中には園児達の姿が。そのバスの前には全身至る所に鏡が付けられた怪人が待ち構えていた]
「ヒャーハハハハハ。よく来たなヒーローよ。オレの名はミラーマン! 健全なる女子中高生のおぱんちゅ様を覗き込んでは羞恥に走らせ、登校拒否へと追いやる悪の権化!!
今日この場所がお前の墓場だ! ……って、あれ? エルヴァイラ様?」
[が、ポツンと取り残された郊外にやってきたのは笑顔が強張ったままの園児が一人]
ミラーマン。一つ頼まれてくれんかの?
ああ、大したことではない。
そこの崖の隅……そうそう、そのバスの隣に立っててくれればいい。
ん? 飛行タイプじゃない? 知っておるぞ。
ん? 頑丈じゃない? 鏡ばりだしのう。承知の上じゃ。
[崖から蹴飛ばされて全身粉砕した怪人がその後、どうなったのか知るものはない。尚バスは幼稚園に戻され、運転手は退職しました]
>>284
[領収書を受け取りながら、頬を赤く染め]
わ、わ、私にはまだ早いかも〜。
そ、そうだっ!でーとなのにあまり長居してるとお邪魔ですよね。
今日はありがとっ♪またね〜。
[ひらひらと手を振りながら、店の外へと駆け出して行った。]
――魔王の城――
そうかい、それは心強いのう。
[グラジオラス>>287に頷きながら、真っ直ぐに奥を目指す]
フフ、あると何かと便利じゃよ、ヒーロー免許は。
もっとも、それなりに厳しい制限が課されたりもするから、自分から拒否している者も多いがのう……。
[このお嬢さんもきっとそうなのだろう、いやそもそも正義側ではないようだけど、と内心考えているうち、最奥の扉に辿り着く]
なんじゃ、騒々しいのう……。
[そっと扉を開いて見ると、まさに今一人の少年が、悪そうなのをブン投げている所だった>>289]
おや、終わりかい。
[見た目なんか凄そうな奴なのにのう……と、一瞬だけ見えた魔王の顔に感想を呟きつつ見送った]
ああ
[砲撃により歪む魔方陣。上空に吹き飛ばすカンナギに
耳元で不吉ともいえる声を響かせる]
そろそろ次の来客が来るようだ、じゃあな
[破裂させた影のような球体が人型となりて笑みを刻み、カンナギの首を締め上げほうり捨てた]
なに…本来ならあれで終わっていたのだが、来客をもてなさぬほど我は無粋ではないので戻ってきてしまったよ
[現れた老婆に悪戯が成功したかのように楽しげに笑って血を地面に吐き出しこげた片腕が嫌なにおいを出している]
[店の外へ駆け出すとそこには>>290]
おや〜?これはなんでしょう?
メイアルさんの顔みたいに見えるし、お仲間さんが何かやっているのかもしれませんが…。
[首をかしげながら、条件反射で魔法陣らしきものの様子を観察し、撮影する。]
……何じゃそりゃあ。
[上空に吹っ飛ばされたかと思いきや、戻って来た魔王の言葉に思わず突っ込みを入れる。
そんなに都合よく事が進むもんか、と思ったのだが]
ってアンタ、戻って来たはいいけど大怪我してるじゃないの。
あーあー、最近の若い子は加減を知らないねぇ……。
[とはいえ、彼が上空に魔法陣を作り出した犯人かもしれない……と思うと、迂闊に手も貸せない]
アンタ、何者じゃ?
[手短にそう問い掛けた]
─アニュエラの道具屋─
うふふ。また、ね。
[壮絶なまでに美しい微笑を浮かべて、シャルを見送った]
それにしても。
何なのかしらね、あれは。
ちょっと派手なお見合い写真かしら。
[首をこてん、と傾げ]
城主としての責務だ。
褒めるでない、照れるではないか
[いいえ、あなたは呆れられているのです
そして怪我をしてることには特に反応は返さずに]
何者か、名も他のものも昔捨てたゆえに答えれぬな。
―魔王城・前―
ここの上空にあの不気味な文様が浮かんでいたはず!
ならば、ここを駆け上がっていけば元凶にぶち当たる!
ハアァァァァ・・・! 絶 走 登 頂 !
[城の外壁を気合のみで身に炎を纏って垂直に駆け上がっていく]
ウオオオオオオォォォォォォ!!
・・・ぬぅっ、あれは!?
[途中で城の上から落ちてくるカンナギを発見する。
+表+【表:城壁を登りながらキャッチする 裏:身を挺して空中にダイブキャッチ、地上へ落ちる】]
カンナギ殿ォォォォォッ!!!
─アニュエラの道具屋─
[悪事が不首尾に終わった事に憤慨しつつ、道具屋の扉を開ける]
邪魔するぞ。
全く、本部の調達する怪人は間抜け揃いで困る。
アニュ、何かいい悪事の道具を……お、おい。御主、どうした?
[妖女モードになっていたアニュエラに驚嘆しつつ尋ねる]
うーむ。
復活したり実は死んでなかったりは、悪の首領にはよくある話じゃがのう……。
[照れているらしい魔王に、こっちはやっぱり呆れ顔で]
しかし、ここで手負いの相手に手を出すのもヒーロー精神に悖るし……
うむ、ここは一旦仕切り直しじゃ。
悪は一旦滅んでまた復活するのじゃ。
[ヒーロー的なのかそうでないのか良くわからない事を言って、その場を収めようとする。
とりあえず、ここは決着を付けておいた方がいい気がしたのだ]
―魔王の城内部―
[穏やかに、心強いと言われれば>>294ほんの少し困ったような顔をした]
でも、闘ってる所は見られるのは恥かしいわ。
何事もない事を祈っていたいわね。
[話す間、特に危険な事柄もなく2人の会話だけが通路に響く]
ヒーロー免許…面倒なのね。
あれば便利、なのだから特に無くても大丈夫みたいね…もしも不都合があるなら花の国の王に苦情を言いたいわ。
[そうして最奥の扉を開けた時に見たものは言葉にし難い状況だった>>289]
[のんびりと紅茶を飲む少女と少し子猫の話や世間話をしただろうか。
知らずか、思い出せずか、いずれにせよ子猫について有益な情報は得られそうになかった]
ありがとう。ここには良く来る?
私はたまに珈琲を飲みにきてるの。
またお話しましょうね。
もし何か判ったら、教えてくれると嬉しいわ。
[そういって自席に戻り、珈琲をゆっくりと飲んで過ごすことにした。
誰か来れば子猫のことを聞いてみるつもりだ]
チャックとかないかしら?
「お姉ちゃん、くすぐったーい。そんなのないもん!」
[暫く子猫と戯れていて、窓の外に気付くことは*なかったようだ(>>290)*]
─アニュエラの道具屋─
……あら。
エルヴィ>>303じゃない。元気だった?
[きゅ、と目を細めて笑う姿は、さながら月光のようで]
ふふ。相変らず、苦労してるみたいね。
でも、気をつけて?
[柔らかな銀髪を、しゃらりと流して、「ようじょ」はようじょでも、違う「幼女」の前に、少し身をかがめ]
あたしのお店は、普通の、合法的な、どこにでもある道具屋。
悪事の道具なんて、置いてないんだから。
[ふにふに、と相手の頬をつついて]
[それから、身を離して]
さ。じゃあ、何か見繕いましょうか。
何がいいかしら?
[くすくす]
[取り出しはじめる「悪事の道具」は、片手では足りない]
なんだか喧しいのもきたものだ。
[呆れたように呟きながら、先程のカンナギのシンプルな言葉を思い出す]
まずは満足としよう
ええ、お約束というやつだな
ちゃんとそうしないと魔王などと名乗れんでしょう
[どういう理屈でそのようなことができたのかこの魔王]
――魔王城内部・少し前――
恥ずかしい……? そういうもんかのう。
真の強さがあれば、恥ずかしさなど皆無じゃ。
[その発言はナニカの裏返しだったかもしれない]
ま、警察官とかと同じ……と言っても、グラジオラスさんにはわからんか。
難しいのう……。
普通に過ごす分には問題ないから安心するんじゃ。
[しかし、ヒーローやら悪役やらの『普通の生活』とは何なのだろうか――]
[そうこうしている内に、魔王と顔を合わせる羽目になるのだった]
とはいえ、城主として何もせぬわけにもいかぬ。
苦労するものだ。
[へんなこだわりを呟いて嘆息。]
さて、皆様方にお集まりいただいたことに感謝いたそう。
しかし十全にもてなすことが出来ぬ故、本日はこれで満足いただこう。
[仰々しい態度で指を鳴らすと、続々と湧き出るように出でたのは、熊や猪、蜂に蛇…ここいら一帯にすむ生き物を魔物と化したものを呼び出すその隙を彼は見ているだろうか]
[なにやら穏やかでない様子なのは解るのだが、トメ子がその相手を気遣うようにも思える言葉を掛けているのに>>298ペンダントから手を離した]
トメ子さん、あの変な人知ってるの?
[何者だと問うた事は頭から抜かしているようだ]
…おぁあ!?
[ドンファンに受け止められ>>302、その拍子に意識が覚醒する。
どうも、首を締め上げられて自分は少しの間、意識を失っていたらしい]
ああ、昼に会ったルーキーくん?
いやー、かっこ悪いとこ見せちゃったねどーも。
[言葉は軽口だが、その口調に力はない]
ところでルーキーくん、魔法陣は?
[問えば、上空の異変を教えてくれるだろうか]
あー…んじゃあひとまず平気っぽいかなぁ…たぶん。
[あくまで多分。だけど]
―魔王城・内部―
ウオオオォォォォォォォ・・・ッルァァァァ!!!(ズゴーン!)
[魔王部屋から見えるテラス、そこから先程落ちていったはずのカンナギを抱えた赤く燃えた黒マントの男が爆発的に駆け上がってきた。 ・・・ちなみに若干カンナギは焦げているかもしれない。]
近からん者は、目にものを見よ!
遠からん者は音にも聞け!
爆裂正義団 ドンファン、我ここにありィ!!!
いざ、参るゥゥゥゥッ!
[どこまでも暑苦しい名乗りと共に、あからさまに怪しい格好をしたいかにも悪の首領ですと言わんばかりの人物へ飛び掛った]
爆・裂! 気合拳ッッッッ!!
そ、それは……。
あいや。
すまぬな。そなたに感謝を。
[未練がましく抜かれたアイテムを見つめつつ、道具屋に礼を述べる]
ふむ。あ奴が萌えキャラグッズを?
ふふ、ふはは、ふははは。それはまた意外な。弱みになるかいの。
世話になったの。では、またいつかの。
[食事処と駄菓子屋の位置を聞いて、道具屋を後にする]
その様相、その素振り……どうやら何がしかの覚悟を決めたようじゃな。
[覚悟の相手は誰か、どちらの陣営かとはっきりと聞くのが怖く、濁してしまう。
いかなる怪人をも使役して組織の幹部に上り詰めた身だが、目の前の存在の前には怯まざるえを得ない。相手からどれだけ親しく振舞っていてくれていても、だ]
ぐしゅしゅしゅ……まあいい。
[『今すぐ、どうこうなるものでもあるまい。それに性根はそう代わらぬだろうよ』との結論を胸に仕舞い]
少しばかり人間が困り、ヒーローを名乗る者達が大いに困る類のモノはないかのう?
今日は少しばかり腹がたっておるのじゃ。
[客らしく、そう注文した]
さて、敗者はしかりと身を引こうか。
最も置き土産もお約束だろう
[ずずり、ずずりと後ずさったところに現れた暑ぐるしい男
はやさでいえばカンナギのほうが上だろうけれど避けることもせず、あるいはできずに飛び掛ってきた男の拳にタイミングを合わせるように殴りつけて吹っ飛んでいった。]
[吹き飛んだ先は森の奥。
暗い闇。そこよりその場の面々にたいして落ちるように声が響く]
ではな。
いや、こういう場合は、覚えてやがれーー。か?
[最後まで変な拘りの言葉を発しながら魔王は消え、しばらくすると魔方陣も城も全て幻のように*消えていった*]
― 二丁目付近 路上 ―
おう?
行き倒れとは、また風流じゃの。
生きておるか、御主?
[路上にぶっ倒れている高校生を見つければ、彼を揺り動かした後、道具屋に伝えられた中立屋と呼ばれる食事処へと彼を運ぶだろう**]
む? いや、知らん奴じゃよ。
まあ、アタクシもいろんな悪の幹部を見て来とるから、その意味では懐かしい相手ともいえるんじゃが……。
[とグラジオラス>>311に答えている所に、多量の魔物が出現する>>310]
ややっ、魔物じゃ! 急いで退散するんじゃ!
[魔王に手を出さないと決めた以上、取れる手段はひとつしかない。
と――そこに]
ありゃあ――
爆裂正義団、じゃと!?
[そしてその青年は、老人の想いも虚しく、魔王に殴り掛かった――]
いや、さっきの子を抱え取るようじゃし、一応筋は通っとるのか……?
[などと呟いている内に、城と魔法陣が消えた]
むむ、なんだか結局何もしていないような……。
とりあえず、奴の置き土産とやらを大人しくさせるしかないかのう。
[魔法陣と城は消え去ったものの、魔物はその場に残されたまま。
その後はそれらを浄化していく作業に追われたのだった**]
まじかる☆ひーりんぐふらーっしゅ!!
フフッ……そうね。覚悟を決めた、そうそれよ。いい言葉だわ。
[妹のように可愛がっていたはずの相手であっても、いつ裏切るか分からないのが悪の陣営。
油断なく様子をみながらも、誰もが目を奪われるような、あでやかな微笑は消さずに]
ふむ……。
[形の良い眉を寄せて、考えるのは、目の前の相手が、トメ子の邪魔にはならないかということ。
一般人は、別にどうでもいいが、万が一でもトメ子の足をひっぱることでもあってはならない]
……これなんて、どうかしら?
「にゃんにゃん魔薬」
コレをあたりに撒くと、吸い込んだ者は語尾が「〜にゃ」とか「〜だにゃん」になってしまうという、恐ろしい薬よ。
特に男性ヒーローにとって、こんな屈辱的なことはないと思うわ。
姉妹作として、語尾が「〜にょろ」になる薬と、「〜わん」になる薬もつけて……そうね、このくらいでどう?
[指2本]
ぐぁっはぁっ!?
[>>317全力で殴りつけた拳を避けもせずに、拳が交差する形で一撃を見舞ってきた相手の攻撃を受けて派手に吹っ飛び瓦礫に埋まる。]
どぉぉりゃぁぁぁっ!! (ドコーン!)
良い一撃であった! しかし俺はこの程度では倒れはせんっ!
この程度であれば団長殿の拳の方が遥かに重く激しいぞ!
さぁ、今一度この戦を楽しみましょうぞぉぉぉ!
あれ・・・どこに行きなさったぁ!?
[瓦礫を吹き飛ばして立ち上がり相手に向かって言葉を投げつけるも・・・相手は吹っ飛んで姿を消していた。]
今の俺では役不足・・・つまり、真の悪との戦いはこれからという事であったかぁっ!?
ならば、今よりも己を鍛えいつか会い見えましょうぞぉ!!
[壮大な勘違い男、ここに極まれりである。]
にゃんにゃん魔薬……ふむ、精神攻撃系か。しかし相手を選ばぬと面白がられるだけで終わりそうじゃのう……。果たしてどれだけ効果があるものやら。
[と関心が低そうな態度を見せつつ、内心ではドンファンに恥をかかすには面白そうだと計算。]
まあ、折角アニュが薦めてくれたのじゃから簡単に無下にするのも悪いのぅ。
だが、しかし、のう……ううむ。ではものの試しという事にしておくとして、このぐらいでどうかのう?
[と、指一本]
あー…散々だった。
[すべて幻であったように、城が、魔法陣が消えていく。ようやく一息ついた…と言いたいとこだけど、まだ魔物は残っている]
いやかっこよかったよルーキーくん…ドンファンくんだっけ?
君のおかげで助かった。ありがとな。
[告げて、その手を握ったり]
あー…っと、再会を約束するのもいいけど先に後片付けしようね。
浄化とかできないし、ばーちゃんのサポートサポート。
[いって、率先するように自分もさっさか周囲の魔物たちに向かう。ちょろちょろ適度に落とした速度で注意を引いたり、ばーちゃんのところへ誘導したり]
― 硝子の牢獄 ―
[しゅるしゅると、茨が僅かに引いてゆく。
ぽつり、ぽつり、と。青い薔薇が水面に浮かぶ。]
……今日のところは、なんとか難を逃れたようですね……
これも、勇者様たちのお陰…… 有難うございます、正義の使者たちよ。
――しかし……
[また、いつ、なんどき、世界が危機に曝されるか――
囚われの青薔薇には、判らない。]
[トメ子から様々な説明を受けている間に、魔王は置き土産に魔物を召喚して行ったらしい>>310]
うーん…この魔物は花を荒らしていないし…。
でも、ナントカしなきゃいけないなら足止めだけで勘弁してやろうか。
[どうにも口調の歯切れが悪いのは、あまり怒る気にもなれず気分に乱れもなかったせいでもある。
それはまたトメ子との対話の影響だろうか。]
『あなたをとらえる』イカリソウ、行け!!
[花言葉を紡ぎ、ペンダントに触れて数多の魔物を指差す。何処からともなくイカリソウが生えて魔物達にまとわりついて動きを鈍らせた]
(やはりこのままではいかんな)
[その間に勢い良く飛び込んでは魔王を飛ばした男>>314も魔物tと勘違いしてイカリソウをけしかけてしまったかも知れない]
― 中立亭前 ―
[不意に派手にすっ転んだ男が目に入った]
団長だの隊長だの、長がつく人の多い町じゃな。
……ふ?今、爆裂正義団と申したかな、そこの漢よ。
[多少の警戒心を抱きつつ、通りで起こる出来事に騒がしさに血を滾らせていた]
嗚呼、早く――
はやく、諸悪の根源を滅さなければ……
[深い深い、藍(インディゴ)の瞳から、零れ落ちる涙。
その涙は雨となり、町に降り注ぐ……
その雫は、悪しき魂を持つ魔物たちを―――― 消 し 去 る !]
ふむぅ。
[くい、と唇の端を持ち上げて笑い]
あたしと交渉する気かしら?
エルヴィも商売上手になったものね。
……じゃあ、これを見て?
[小さなプープークッションを取り出し]
座ったその瞬間に、あられもない恥ずかしい音を響かせ、対象者のプライドをズタボロにするという、残酷なシークレットアイテム……。
これをオマケにつけてあげるから、元通りこの価格で。
[指2本]
[>>325カンナギがやれやれといった表情でこちらへ向かって握手を求めてくる。 それをガッシリと掴んでブンブンと振る]
なんの、正義としては当然の事をしたまでです!
おそらくはカンナギ殿との戦いで奴も弱っていたのでしょう!
[置き土産と称していった魔物達を処理すると聞けば]
分かりました、それでは俺も補佐を手伝いましょう!
魔物達よ、勇ましき心があるならばかかってくるがよいっ! このドンファンがお相手致そうぞぉぉ!
御婆殿、こやつ等は我々が引き受けますぞっ!
浄化とやらをお願い致すっ!
[入り口付近にいるトメ子達に向かって大声をかける。 暫く闘っていると怒り狂ったような動きで植物に足を取られるかもしれない]
うおおぉぉぉっ!? なんと面妖な・・・しかし見事な置き土産であるぞ、悪の者よぉぉぉっ!
― 喫茶まろん ―
マスター、彼を頼む。
[星を守る戦いに巻き込まれたのだろうか。何者かは知らぬが、今だ少年っぽさの残る男をマスターに託して、自分は空いた席につく]
腹が減ったのじゃ。何かオススメはあるかの。
ふむ……では、そのハムカツサンドを頼むのじゃ。
[席につくと、道具屋で手に入れた部品を工具を使って組み立てている]
いやいやいや。
何分、怪人達を食わせるだけでも一杯一杯な弱小組織でのう…。
削れるところは削らないと遣り繰りが立ち行かぬのじゃ。
そうじゃ、こちらこそオマケにこれをやろう。
[(>>37)で貰った飴玉を2つカウンターの上に置く。]
これを寄越した相手を尾行していた者が三体とも悶絶して発見されての。
理由はわからぬが、報告からどうもただの飴玉ではなさそうじゃったのでとっておいたのじゃ。
まああまりの美味しさにぶっ倒れただけかも知れぬがの。ぐしゅしゅしゅ……。
[指一本と"半分"の意を表す折り曲げた指を一本]
[トメ子達と共に魔物の浄化に当たっていた其処に突然の、雨]
さっきまで晴れていたのに。それになんて冷たい雨…。
[ふ、と周囲に視線を戻すと雨に打たれた魔物達が次々と消えて行く]
な…これもトメ子さんの魔法…?
こんな広範囲の浄化の魔法を使えるなんて。
[この雨が世界の嘆きとは知らず、トメ子が全てを浄化したものだと思い込んでいた。
しばらくの間両手を広げてその雨に打たれて空を見上げて。グラジオラス達花にとって雨は恵み。精一杯の感謝と共に受け止めるように雨を抱く]
─二丁目路上─
うぅ……
[マラソン大会を終えたような疲労に倒れ臥すことしばし。疲労感は隠せないが、呼吸は少しずつ整ってくる。]
いい加減起きないとなぁ……。
[ごく普通の追いはぎやちんぴらこそ少ない(存在できない)が、ここジンロウ町での行き倒れというのは別の意味で危険である。例えば怪人に拾われて改造されるとか、正義の味方に拾われて治療ついでに改造されるとか、流れ弾が飛んできて改造されるとか。]
い、生きてますっ!
[そんなことを考えている最中に声をかけられたものだから>>319、慌てて跳ね起きようとしたが、筋肉痛に苛まれて再び突っ伏す。帰宅部会計係の体力などこんなものだ。]
中立亭……? ああ、まろんのおっさんとこか。あそこならいっか……。
[どこに向かっているのかがわかれば、安心して彼に身を委ね、ぐったりと運ばれるに任せた。]
あははーほーらこっちこっちぃー
…んん?
[まだ本調子じゃないながら、魔物相手に憂さを晴らすように…というか、完全にいろいろ忘れてじゃれ付いてるようにしか見えない動きしてたら、また聞こえた、声>>326。
そういえば、さっき魔王とやりあってるときも聞こえていたような…あの時は、目の前のことに集中していて今ひとつ聞き取れなかったが]
しかし…しかしなんだよー?
そうやってもったいつけんなよぅー。
[なんて言葉が出たのは、先刻の魔王の言葉>>245を思い出して、やな記憶が蘇りそうになったから。そう本気っていうものでもないのだろう]
…ドンファンくん、なにやって…
あれ?
[魔物とはちょっとちがうらしいイカリソウに見事に噛み付かれたドンファンに、思わず苦笑が漏れる。どうも痛そうにしてる風でもないからと、あまり心配もしていなかったが]
あれ?
あー…そゆこと?
[見れば、その草に指示を出しているらしき女の子がいる>>327]
ちょっとそこのお嬢さん?
その子は別に魔物じゃないから離してやってー。
[声をかけつつ、ひょいひょいと魔物たちから身をかわす動きが止まることはなかった]
あらあら。
天下の『明家計画』ともあろう大悪党の幹部が、弱小組織だなんて……、思ってもいないことを。
[だがしかし]
[この辺りが恩の着せどころだろうと、見極めをつけて]
でも、エルヴィがそこまで言うのなら、今回は折れてあげてもいいわ。
コレで手を打ちましょう。
[1本と半分を、こちらも指で示して取引成立]
[コトン、と毒々しい色の小瓶を3つ、置いた]
フフフ。
また来てね?
今度はもっとたくさん買ってくれると、嬉しいわ。
[男女問わず、思わずゾクリとするような、色っぽい微笑を浮かべ、再び相手の頬をぷにぷに**]
― 喫茶まろん ―
ふむ。こっちのメニュー……フルーツポンチパスタ、ブラジル風味も捨てがたいのじゃが。
ワシの気分はそっちではないのじゃよ。
[しばらくメニューを眺めた後、手を上げてマスターの注意を引く]
マスター、カレーを。
辛口で。
[ざわ、と店内の空気が一瞬で冷えたことなど気付く余地もない]
―雨が降る少し前―
[どうにも魔物にしては様子がおかしいが、暴れている=魔物という意識がある為容赦はしなかった。
どうせ足止め程度なのだから容赦も何もないのだが]
ん?何。
[少し焦げた猫のような人物>>337から、この暴れているのは魔物ではないと告げられイカリソウへの命令を止めた]
飛び込んでくるなり暴れだすから魔物かと思ってしまったの、ごめんなさいね。それよりもあなたはさっきあの変な人と何かしていたわよね?どうしてそんなに焦げているのかしら…。
[トメ子の浄化を手伝いながら、疑問に思うのはあまり現状に関係ない事だった]
― 硝子の牢獄 ―
……? これ、は……
[ふと、顔を上げれば。
硝子の壁のその向こう。1本の硝子の柱が、立っているのが見えた。]
こんなもの、いつから……?
[茨に巻きつかれたその柱は、ところどころに青い薔薇の花を咲かせ。仄青い光を、静かに発して。
呼応するように、硝子の水面に拡がる波紋が、光を帯びる――]
―――― もしや、これは……
…雨?
[いつの間にか降り出していた、雨。雨に触れれば、魔物たちは消えていった]
助かったーって、とこだけどさー…
[魔物たちは、浄化されたのではなく、消え去った。結果を見れば同じことなのだろうが、なんとなくしこりのようなものが残ったかもしれない。
…その雨が、頭の奥の何かと結びつきそうだったことも含めて]
…まーいーや。帰ろう帰ろう帰ってご飯にしよう。
ドンファンくん、どうする?
よかったらお礼と…そうだね、歓迎も合わせておごりたいんだけど?
あ、ばーちゃんと君も一緒にどう?
[自転車に跨りなおして問う声は、トメ子ばーちゃんとグラジオラスに向けて。拒まれなければ連れ立って、拒まれたならひとりで、中立亭に向かっていった**]
うむ、では有り難く戴くとしよう。
[差し出された小瓶を三本、受け取った。提示された金額を支払うと]
世話になったの。また次があれば頼……むぅ……
[頬をぷにぷにされると顔を少し顰める。抗議すればするほど弄られるのでぐっと耐えるがそれもまた掌の上の気がして面白くない]
と、とにかくじゃ。
あまり無茶をせぬようにな。御主の本性は"こちら側"じゃろうからな。
[心配の言葉か牽制の言葉か、自分でもわからないままそう言い捨てて店を後にした**]
─喫茶まろん─
[店の奥で水を貰って、どうにかこうにか人心地つく。]
ふぅっ。あーもー水っていいよなー。生きてるって気分だぜ……。
おっちゃんありがと。もう大丈夫。
[店主に礼を言って、コップを置き去りに立ち上がる。そのままひょこひょことホールに向かい。]
よう。さっきはありがとな。すっげー助かった!! ここ座っていい?
[自分の恩人─なにやら怪しげな機械を机に広げている男に話しかけた。]
―>>340と同じく少し前 ―
変な人ってその子のこと?
それとも、さっきどっかに吹っ飛んでった方?
[その問いは、割とどっちに対しても失礼だった気がしなくもないが]
なにしてたかって言われたらまぁ…いろいろだけど。
分かりやすくまとめて言うならジャスティス。
[たぶん逆に分かりにくくなりかねないことさらっと言って、それから。
以下、>>342に続く**]
[店内の雰囲気など気にもせず、ふと目に留まったのは、喫茶店の片隅に張られた紙>>160。しげしげと眺めて]
町を支配して、世界を消す、じゃと?
……ふむう、この町にそれほどの力が眠っていると申すのか。
しかし女性の声による遠隔思念とはまた、地道な活動じゃの。ん?
[同席を申し出る青年の声に、そちらを向き]
好きにするがよいのじゃ。もう平気なのかの?
[カレー。その一言に、店内が凍り付く。もちろんユーイチもその例に漏れず。]
……いや。マスター、俺もカレー。甘口で。
俺のバイクが怪人に取られて、明日から学校に行く当てもないんだ。十分非常事態だ。
[だが、凍り付いたのは一瞬で、即座に彼に便乗することに決めた。
JJから同席を認められれば、嬉しそうに破顔して。]
まー明日とか筋肉痛やばそうだけど。死ぬかと思っただけで全然平気だぜ!
[そう言って彼の隣に座った。]
助けてくれてサンキュー。俺はユーイチ。あんたは?
青薔薇 が村を出て行きました。
おぉ、これはなんという気持ちのよい雨かっ!
[突然辺りを優しく覆うように降りだした雨。 言うなればそれは恵みの雨であろうか、魔物達はその雨に触れる傍らから消えていくようだ]
御婆殿、さぞや高名な魔法の使い手とお見受けする!
このような素晴らしい心晴れるような魔法は初めて見ましたぞ!
感服致しました!!
[足元をガジガジと噛み続けるイカリソウには少しも気にしない様子で笑顔でトメ子と傍にいるグラジオラスへ賞賛の言葉を送る。]
そこの女子はもしや御婆殿の弟子であられるかっ!
これも何かの縁、よろしくお願い致す!
[足元でガジガジするイカリソウがちょっぴり凹んでいた]
15人目、青薔薇の幻影 がやってきました。
―魔王城……の跡。―
[ぽつり。]
[地面に出来た水溜りに、世界の涙が一雫、波紋を作り。]
[その波紋から、まるで湧き出すように。
青い少女が飛び出した。]
……死と平気の間が薄皮一枚じゃな。逞しいの。
ワシか?ワシはしがない発明家じゃ。JJと呼ばれておる。
……それは非常事態じゃな。
ユーイチと申したか。見た所、ごく普通の一般人っぽいのじゃが……。
[何者じゃ、と興味深げにユーイチを眺める]
―雨が降る少し前―
変な人は変な人よ、この魔物を呼んだ方。
何か妙なこだわりがあるみたいだったけど…怖いわね。
こっちの人は縛り上げて丸一日転がして観察してみたい気はするわね。なんだか放っておいたら花壇の中に平気で入って行きそうな勢いのある人だから…。
[何をしていたのか、の問いはとてもシンプルで…とても解らないものだった]
ジャスティス…正義ね。貴方は正義のヒーロー…。
覚えて、おくわ。
[突然の空の陰りから雨へと変わるまでカンナギを、どのような正義のヒーローなのだろうと凝視していた]
じぇーじぇーな。うぃっす、よろしくー。
[一般人ぽいと言われれば、苦笑を返す。]
や、俺は一般人一般人。クラスメートにゴハンジャーのピンクとかアルデバラン准将とかは居るけど……あ、これ秘密な?
まあ、俺この街に17年住んでるからさー。いろいろ慣れてるだけ。
……ほんとさー、幼稚園のときは三輪車が突然怪人になって放り出されるし、小二の時には社会科見学のバスが乗っ取られるし、六年時には「みんなの力をわけてくれ!」って狩人戦隊の最終決戦にまきこまれるし……。
[ぶつぶつと、説明は途中から愚痴になる。]
あ! ちょっと待って。バイクのことヒーロー保険に電話しておかないと!
[この街には武力ではなく、財力で平和を目指す組織も存在する。彼らが正義と悪の戦いに巻き込まれた一般市民の被害を軽減するために展開しているのがヒーロー保険で、怪人に乗っ取られたり攻撃で破壊されたものをある程度保証してくれる……ヒーロー保険について問われればそう答えた。]
― アニュエルの道具店→喫茶まろん ―
らんららんらら〜ん♪
いいお買い物が出来たのです。
今日は町も平和みたいだし、こんな時は美味しいものを食べて、もっと幸せな気分を満喫しちゃうのですよ。
[鼻歌交じりに喫茶まろんへと向かった**]
くらすめいと……。
しかし、噂に違わぬ凄い町じゃな。よく無事じゃったの、御主。
何じゃ、そのヒーロー保険とは?
[続く解説を聞くと、納得したように頷いた]
ふむ。まさにこの町特有のシステムじゃ。
世の中、どこにでも飯の種は転がっておるものじゃの。
しかし保険金詐欺が……あ、いや。きっとこの町には、考える輩はおらんのじゃろうなぁ。
して、御主の将来の夢はヒーローか?それとも、悪の幹部を目指して構成員か?
―魔王城跡―
[魔物の群れが消えた後、ドンファンが大声でトメ子を賞賛しているのを>>348少し離れた所からじっと見ていた]
え、私…?私はトメ子さんの弟子ではないわ。
私は花の子グラジオラス、トメ子さんとは途中でたまたま逢っただけなの。この町に来て間がそんなになかったから一緒に付いて来たのよ。
[カンナギから誘いを受けた事>>342に関しては、どうしたものかとしばらく考え込んだ後に大人しく付いて行く事にするようだ**]
んー、詐欺はともかく、どこの組織の怪人の仕業か突き止めたら、返ってくる金額はあがるぜ。正義に貢献したって意味で。
[なんだか世知辛い保険の仕組みを説明してみる。]
へ? 夢?
[ものすごく意外なことを聞かれたかのように、すっとんきょうな声をあげた。]
……あー、やっぱ外の人にはジンロウ町の人はみんなどっちか目指すって思われてるのかな。
俺はヒーローにも悪にもなる気はないぜ。痛いの嫌いだし、体力ないし。
……まあ、一応先生目指して教育学部のある大学行くつもりなんだ。
中学の時の化学の先生がすごいいい人でさー。
[ジンロウ町の住人とは思えないごくごく普通の夢を語ってみた。]
じぇーじぇーは? やっぱり正義か悪か、どっちか所属してるの?
[途中で気恥ずかしくなり、話を逸らすかのように相手に振ってみる。]
―中立亭・前―
[カンナギからの提案>>342を受け、半ば強引にその場にいた者全員を連れて戻ってきた。 ちなみに道中で魔砲をぶっ放した本人であろうカルロも合流している]
確かにこの店ならば我々にはうってつけですな!
正も悪も皆一緒に肩を並べて公平に騒げるとは素晴らしき店だ!
店主殿ォォ、このドンファン 使命を果たし試練を乗り越えて無事帰って参りましたぞォォォォォ!
[大声で帰還を告げながら店内へと入ると、『うちは騒ぐ場所じゃねぇぇ!!』との店主の声と共に・・・以下略である。 ちなみに、本日最高の吹っ飛び飛距離であったという]
うぬぅらごっはぁぁ!? (ズドカーン!)
なるほど……世の中の仕組みというわけじゃな。
ほう、意外じゃな。ユーイチが先生候補とは。
あ、いやいや、失礼。別に他意はないのじゃぞ……本当に。うむ。良い御仁に巡り合えたのじゃな、お主は。
[うむうむ、と頷いて]
ワシか?いや。
正義にも悪にも、取り立てて所属する義理もないのでな。
正義あっての悪、悪あっての正義。どちらが欠けても成り立たぬ、車の両輪のようなものじゃ。
……とワシは考えておるの。
あー、うん。多分そう。
[世の中の仕組み、という言葉は良くわからなかったが、頷いてみる。先生を目指すことに驚くような言葉には少し笑って。]
まー、先生も高校の時はそんな教えるのとか得意じゃなかったみたいだし? どーにかなるって。
[特に気にせず笑って見せた。]
正義あっての悪……?
[JJの言葉には首をかしげ。]
悪あっての正義はなんとなくわかるんだけどな。怪人居なきゃ正義の味方もやることない、ってことだろ?
でもその逆は……?
[そこまで言ったところで、店の扉が開いて一騒動が起きる。]
うわ、あいつよく飛ぶなぁ……。
[そう呟いて、カバンから取り出したペットボトルのオレンジジュースを一口飲んだ。]
うむ、勉強を教えるのが大得意な高校生というのも、将来が心配じゃの。
よく遊び、よく学び、よく遊ぶ。要は、大事なのはバランス、ということじゃ。
正義と戦って、勝利を勝ち取るのが悪の真髄。健全な悪とはそういうものじゃよ。
苦労なくして得た報酬に、価値などなかろう。
……ほう。本当に、よく飛ぶ。
反重力体質なのかもしれんのう。
へへっ、遊びならまかせとけ!!
ボーリングでも肝試しでも酒盛りでも……
とと、なんでもない。
[うっかり失言を苦笑で誤魔化して。胸を張れるほど遊んでいることを主張してみた。]
正義をぶったおすのが悪のしんずい……? あれ? 正義は悪をぶったおすことだよな。 んでもって悪が正義をぶったおすことで……?
[哲学的(?)なループに入り込みそうだったが、ドンファンのあまりのぶっとびっぷりにそれはかき消された。]
反重力……そういや重力制御体質なら後輩にいたんだけどなー。学園祭のアーチ設置たのんだら、怪人のプライドがどうのこうので喧嘩になっちまって。
[あれは惜しいことをしたなー、と振り返る。怪人やヒーローの能力を、なんか便利な力としか捉えられない自分の責任を、ほんのちょっとだけ感じながら。]
ほっほ、遊んどるようじゃの。善哉。
……考えるな、感じるのじゃ。
ほほう、それは興味深い怪人じゃな。ワシに紹介してくれんか?ぜひ検体に……。
[サングラスの奥の瞳が輝いた]
だいたい、悪人が悪を名乗っても、世の中が悪ばかりでは目立たぬし、つまらぬじゃろう。
[そうこうしているうち、注文したカレーがどういう形で出てきたのかは、あまり想像したくない出来事として心に刻まれた*ことだろう*]
[そより。]
[吹き抜ける風が、少女のポニーテールを揺らす。
雨は少女の訪れと共に止み、いまでは元の日差しが降り注いでいる。]
……どこへ行ったのでしょうか……
世界を破滅へと導く、諸悪の根源――
[気配を追うにも、その気配すら感じられず。
ただただ、静寂が漂うのみ。]
――急がなければ。
[とん、と地面を蹴り。
青薔薇の豪奢なドレスと違い、少女の身に纏う黒と青の簡素(シンプル)なローブが、風にはためく。
ふわりと宙を舞い、向かう先は―――― 町の中心の広場。]
―ジンロウ町中心部・広場(上空)―
[藍(インディゴ)に映るは、中央の噴水。
そして……]
[す、と白い手をかざす。]
永久氷壁の護り《ペル・マ・フロスティ》
[噴水の水面が、一瞬、白い光を帯びて動きを止め。
再び何事もなかったかのように、動き出した。]
[ほどなく魔法陣も城も消えた。
30秒ニュースになるかならないかの日常茶飯事。]
カンナギさん始め、駆けつけた者たちごと消えてなければよいのですが――
まあ、せいぜい異空間に飛ばされるくらいでしょう。
[それで単位を落とした学生幹部もいたらしいが、現状、あまり心配していなかった。]
[ちらりと時計を見やる。]
感電機の取り付けは後にして、そろそろご町内の巡回に行きましょうか。
[声かけは布教に大切。
時には聖ヒーロー候補や異端ヒーロー容疑者も発見できる。]
[神父は、留守中に来客が来たらわかるように礼拝堂の扉の前に小石を置いて出かけた。
すれ違う人に挨拶したり、信徒の家を訪問したりする。]
何かお困りの際は教会へ。
我々がお手伝いします。
懺悔にもいらしてくださいね。心が軽くなりますよ。
聖ゲルトは努力する者にはきっと救いの手を差し伸べてくださいます。
[戦闘員にも声をかけ、夜回り先生みたいなことをしつつ。]
─回想・魔王城中空、魔法陣前─
[煙が晴れると、其処には喫茶まろんで見た事のある顔が浮かんでおりました。
全く想定外の自体にただ、呆然とその場に佇む青年を尻目に…周りでは色々と大変な事になっているのだけれど]
[そんな事もお構い無しに、目を擦り]
[再び、魔法陣を凝視し]
[…再び、目を擦り]
[三度、魔法陣を凝視、大事な事なのでばっちり3回の確認を経て]
あれ、力加減間違えたかな。
何で魔法陣がさっきの…メイアルさんだっけ、の顔に…。
[首を捻って唸りはじめた...。
暫くすれば、城と一緒にその顔(?)も消えただろう。
─大量に残る魔物達の姿を残して]
[顔の事で悩んでる暇では無いのは、魔物の数を見れば一目瞭然だった]
増援入るよっ、片っ端から動けなくすれば良い?
[急ぎ、老婆やドンファン達の所に赴いて、浄化作業へのサポートに回る。
尋ねた言葉への同意が得られれば、すぐさま《言葉》を紡ぐだろう]
《殲滅の弩:TypeSpo/バジリスクの毒》
[魔物を捕縛する植物(>>327)、魔物を追い込むカンナギ(>>325)をサポートする様に。
漏れなく、残りの魔物に的確に命中させて行く《ソレ》は、魔物の自由と意識を奪って行く。
魔物とは言えど、流石に神経毒に抗う術は無い様だ。
…途中、見知った熱血ヒーローが植物に捕縛されていたりもしたが…]
[粗方捕縛が終わり、後は浄化だけになったその場に《雨》が振り出したのは、その時の事
降り注ぐ雨は、片端から魔物を浄化…を超えて、消し去って行く]
何だよ、これ。
《魔法使いの両腕/聖女の泪》
…って、最高位クラスの魔法じゃないか。
[誰が…と辺りを見渡せば、自然と視線の集まっていた老婆。
大きな声の熱血漢からは賞賛の声まで上がっているし…どうやら、自分の予想は間違いでは無い様だ]
此処まで見事な遣い手がいるだなんて。
…でも、何処かで見た事がある…様、な?
[はて…と、自分の記憶から、老婆の顔を探し出す。
カンナギの誘い(>>342)には生返事で頷いて、後ろを遅れずに着いて行っただろう**]
─回想・了─
>>332
[白衣を着た人物が青年を抱えて入ってくる。
それを見て、くいと片眉を上げた。]
いらっしゃい。
ここでの人体実験はお断りだよ。
――行き倒れ?やれやれ、面倒じゃな。
[ぶつくさ言いながらも、青年を奥のソファー席に寝かせておく。]
ハムカツサンド一丁な。
>>339
カレーを、辛口で、だと?
[ぎろり。目の奥が怪しく光ってJJを睨みつける。
ついで、便乗した高校生もぎろりと観察して。>>347]
おまえたち、ヒーローか?怪人か?
…いや、違うな。鍛え方がなっとらん。
一般人なら、まあ普通のカレーで良いじゃろ。
[そういって奥へと入る。
やがて、店の厨房から、赤い光と溶鉱炉が煮えたぎるような音が漏れてきた。]
>>357
馬っ鹿もーーーーん!!!!!
[途中、騒ぎながら入ってきたドンファンをきれいに吹っ飛ばしたあと、いそいそとフェイスガードをつけて厨房に入っていった。
しばらくして運んできたのは、耐熱セラミックの盆に載せた、鋳鉄の器。
中に入っているのは、噴火口を思わせるような、煮えたぎった赤い液体。当然、辛口の方が鮮やかな色をしている。
付け合わせは、定番のライスと福神漬け。]
熱いから、気をつけてな。
[JJとユーイチの前にその盆を置いて、にこりともせずに言った。]
― 喫茶まろん ―
いらっしゃいましたぁ〜!
おっちゃん、今日も商売繁盛なのですねっ。
[店に入ると、すれ違いざまに『以下略』なターゲット>>357]
うぬぬぬぬ…。ほっこりまったりてぃーたいむを満喫しようと思ったのに、何でこんなところにターゲットがいるですかっ。
おっちゃんからつまみ出されているし、やっぱりこの人はいけないヒーローに違いないのです。
いけないヒーローはこらしめなきゃいけないのでありま……にゃにゃっ!?
かわいい子猫ちゃん発見であります!子猫ちゃんかわいいにゃ〜。もふもふしたいよぉ〜。
[まったりてぃーたいむ、ヒーロー調査任務、かわいい子猫ちゃん、頭の中が三つ巴状態になり、38秒間ほどその場で硬直。]
あう。思わず注文を忘れていたです。
腹が減っては戦は出来ないのです。
[空いている席に座り、マスターへ向かって]
すぺしゃる☆ストロベリーサンデーとミルクティーをお願いしますです。
[せっかく喫茶店に来たのだからまずはてぃーたいむを満喫しよう。]
>>375>>376
いらっしゃい。
好きな席へどうぞ。
[入ってきたピンクの少女に声を掛ける。
注文を受ければ頷いて、厨房へ入った。
しばらくして、ポットに入った紅茶とミルク、ガラスの器に盛られたサンデーを運んでくる。
コーンフレークと砕いたスポンジの上にソフトクリームを絞り、生クリームとストロベリーソースで飾り付けて、苺やウエハース、チョコプレッツェルなどを載せた、スペシャル版。]
すぺしゃる☆ストロベリーサンデーとミルクティー、おまちどうさま。
>>377
ありがとです。
はう〜、見ているだけでも幸せなのです。
[目をキラキラさせながら、一口パクッ]
う〜ん、おいしいの〜。やっぱり春はイチゴですよねぇ。
[感動を言葉にしながら、すぺしゃる☆ストロベリーサンデーにご満悦。]
[すとん。]
[町内巡回している神父の姿を上空から発見し、そこに舞い降りる。]
あなたは、勇者様ですか?
[相手の顔を見上げ、小首傾げ。]
―中心街/回想―
[雨が降った。
唐突ながらいつもの雨だなあと思っていると――何か突如物凄い身の危険的なものを感じた。魔物を消し去るという性質をその雨が有している事を、直感的に悟る]
――こういうの、困るんだよなあ。
[周囲の視線もなんのその、地面に伸びる影でぶわりと身を包む。そのままどこかのお店の軒先にお邪魔する]
いやー、美味しそうな果物ですねー。
どちらから取り寄せられたんですか?え、試食?いいんですか嬉しいなあ。
[適当に時間をつぶしながら、雨がやむのを待った]
―中心街―
[ビニール袋に果物とか野菜とか卵とかをとにかく詰め込んで、えっちらおっちら歩いていた。
既に雨はやみ、穏やかな日差しが出ている]
さっきの雨、降らしたの誰だろう。
うーん、まさか人間やめてから身の危険をリアルに感じる時が来るとは。
[あの魔法陣も発動すれば結構ヤバかった気がするが。とにもかくにもジンロウ町である。
乗り遅れる訳にはいかなそうだと唾をひっつかんで空を見上げる。
僅かに濃くなった足元の影がちょっぴり蠢いたかも]
―道具屋→町広場―
[突然の降雨にアニュの店から傘を一本拝借。
暫く歩くと慌ててやってきた中学生男子ぐらいの少年が傘を持ってやってきて合流。
一見すれば普通の兄妹のように手を繋ぎながら町を歩くうちに雨は止み、傘は閉じる]
雨雨降れ降れ母さんが蛇の目に火を吐き大暴れ♪
『全く不快な雨じゃった……ん、あの神父は確か教会の……もう一人は何者じゃ?』
[広場に近づけば、神父と黒と青のローブを着た少女の会合(>>379)を目にし、足を止める]
……はぁ、勇者様ではなく、神父様でしたか。失礼いたしました。
では神父様は、勇者様ですか?
[再び首傾げ。
こちらを見ている幼女の視線には
表:気づいていた 裏:気づかなかった
+表++表++裏+]
―中心街のビルの上―
フハハハハハ!!
新たな世界を一日で滅ぼす魔法ができあがったぞ!!
渦を起こし世界中を海の藻屑へと変えてくれる!
これで世界は滅亡だ!
フハハハハ!!
[突如現れた魔王城にやっぱり高らかに笑う声。
お前怪我したんじゃないのかよとかいうのはなかったことにされたがごとき姿が写りだされ―――ブツン]
[幼女の正体にはまったく気がつかずに、微笑みを向ける]
ごきげんよう、町の子供様。
あなたは、勇者様ですか?
[さきほど神父にしたのと同じ質問も向ける。]
―ジンロウ町ニューススタジオ―
「……本日の30秒魔王ニュースでした、では次のニュースです」
[ジンロウニュースは今日も変わらない。
既に世界中に渦巻きが上がり船の危険だとか、津波だとか北極やら南極やらがわりと洒落にならないことになっていても、この町では特に変わらぬ出来事として扱われるのであった]
[てぃーたいむを満喫しながらも、やはり店内の様子が気になる。
ドンファンの様子は……相変わらずのようだ。
サンデーを平らげ、片隅にある掲示板(>>160)の内容を確かめる。]
マスターさん、マスターさん。
私ね、この町に来てあまり長くないのです。
だからね、いろんなこと知りたいな〜って思うんだけど、世界を消そうともくろんでる人達や、遠隔思念のこと、何か教えてもらえますかぁ?
[諜報員としての直感が、この男の前では「任務」の事は伏せた方が良いと告げるので、ただの“好奇心旺盛な少女”として振る舞う事にした。]
こんにちはー ゆーしゃさん?
あたしのゆーしゃはいまねーレベル36でファマイトの町で金の鎖集め……え、違うの?
あたしはえーとえーと。召還師の方が好きかなー
[ゲームの話か何かとわざと間違えた振りをして兄に聞くと「ボクは侍とか好きですね」と口裏を合わせる]
―中央広場―
えーっと、19(35)丁目はどっちだっけ……と。
[組織を破壊しまくっている関係上、一つの拠点に居続けるのは実は辛かったりする。
数週間前に変えたばかりの住所を確かめながら、中央広場を横切った]
お、あちらに見えるは……
[言葉を交わしたエルヴァイラの姿に、自然と視線が向く]
そうですか、召喚師様でしたか。
[そのまま受け取ったようだ。
隣の人物には、お侍様、と声を掛け。]
それでは、勇者様をお見かけしましたら、教えてくださいね。
[にこりと微笑む。]
はーい。
わっかりましたー
[いい返事で子供モードのまま。兄?が「じゃあそろそろ」と促すようにして二人はその場を後にする。背後から恐るべき相手の視線(>>389)を気づいていたのかも知れない。+丁+もし捕まれば(半)少しは会話し、逃げ切れば(丁)逃げたであろう**]
>>387
ああ、それか。
[ピンクの少女と掲示板と、さっき来た連中へと順に視線を移してから、少女に戻す。]
どこぞの配達員が『頭の中に女の人の声が聞こえてきて』などと言うものでな。
まあ、この町では良くあることじゃよ。世界を救ってと言われるとか、世界を滅ぼすだの世迷い言を吐く輩が現れるとかいうのは。
[ちょうど、店の奥に置かれたテレビでは、『今日の魔王ニュース』が流れたところ。>>386]
ワシも詳しくは知らんが、案外と悪の組織も普通に計画を喋っておるでな。嬢ちゃんも、そういうことを聞いたらヒーロー110番に電話するんじゃぞ。
善と悪のじゃれ合いは構わんが、世界を消したがるのはちと困るでな。
まったく、世界を滅ぼそうとするなど、最近の悪もなっとらん。世界を支配して悪逆の限りを尽くすのが、悪のまろんだろうが。
最近の若い連中はこれだから……
[シャルロットに背を向けて、なにやらぶつくさ文句を言っている。]
ククク、こうも連続でされては他の者どもも息つく暇もあるまい。
だがしばし滅びの道までは時間がかかろう、たまには出かけてみるか。
[石畳の城を歩き門に「魔王は留守です」という表札を立てて、歩いていった]
−少し前:アニュエラの道具屋−
[ビニル傘を差した幼女を見送り]
ふふっ……。
あたしはもう、ダークサイドではなく、ニュートラルだと言ってるのに……。仕用がない子。
[最も]
[トメ子に求められさえすれば、いつでもジャスティスサイドに寝返る気なのだが]
[しかし、まだその気持ちさえ伝えられていない状態で]
……あのレンタルビデオ(DVDですらない)ショップで、偶然手に取ったひとつのビデオ……。
あれが、すっかりあたしの人生を変えてしまったわ。
あの方が、20年前からこの村にお住まいだと知り、闇のコネを使い倒して、ここへお店を開いて数年。やっと顔見知りにまでなれた……。
全てはこれからなのよ。
誰にも邪魔は、させないわ。
――んっ
[ぴくり、と少女のポニーテールが揺れる。]
……これは……
っ、いけない!また世界が……!
[神父にぺこりとお辞儀をすると、くるりと踵を返し、だっ、と走り出す。]
一刻も早く、勇者様を見つけなければ!
[((公証人))が村側なら勇者のもとへ、狼側なら魔王のもとへ、それ以外なら戻ってきてしまうだろう。]
しかし、困ったわ。
おばあちゃまと、もう少しお近づきになりたくても、妖女モードだと、あまりに美しすぎて、迂闊に歩き回れないのよね。
この間は、美しさのあまりに時空を歪めてしまったし……。あたしに見惚れた人から、時間を奪ってしまうことなんて、毎回だし。
美しすぎるのも、困りものだわ。
……そうだわ。
ラブレターなんてどうかしら。
[頬を染めて恥じらう姿は、妖艶というより、愛らしいというべき美しさで]
[すとん。]
[降り立った場所―――― そこに、1人の人物の姿を認める。]
……あの方が、勇者様……?
[そこにいたのは………… [謎の少女 メイアル]だった。]
村の設定が変更されました。
ぐ・・・が…この程度…なんてことないわっ!!
[自滅しかけておいて強がるが結構ボロボロ
一瞬滅亡の魔術がとけかかり誰も何もしなくとも世界が助かろうとしていたのは内緒の秘密]
さてゆくか。
善も悪も関係ない食事処があったときくがいってみるか
―中央広場―
[さて、何かアクションをかけるかと考えているうちに、どうやらその場はお開きとなってしまったようだ。
勇者様という言葉が聞こえたような、聞こえなかったような]
俺も、冷蔵庫整理しよう。
[ぶつくさ呟いて、19丁目の自宅(仮)へと一度帰還する**]
―喫茶まろん ……の外。―
[窓の外から、カウンター席のメイアルへと熱い視線を送る。]
あの、闇夜に映えそうな気高い銀の髪……
召し物に飛び散る血糊……
優雅であり、かつ、不適な笑みを湛えたお顔……
――きっと、数々の悪を滅ぼした勇者様に違いありませんね!
[世界は結構おめでたかった。]
―回想・魔王城跡―
[トメ子の浄化を手伝っている間にまた見知らぬ人物が駆けつけていた。>>370
その人物は飛び込むや否や瞬時に魔物達の行動の自由を奪って行った]
速い…貴方のそれは何?
[魔法?でも何か構築するものが違うような気がする。
どのようなものなのかを問えば簡単な事だけは教えてもらえただろうか]
(一応、警戒はしておこう)
[魔物の消滅後、ドンファンに連れられて一路中立亭へと向かう事にする。辿り着く頃には雨は止み、大きく輝く虹が空を飾っていたかも知れない]
―回想終了―
>>392>>393
配達員さんって、いつもものすごいスピードでピューって走って行っちゃう人ですよねぇ。
あの人がそんな事言ってたんだぁ。
[『今日の魔王ニュース』が流れるチラリと見て]
この町のこういうところ、私は好きですよ。
何故かこの町にはいろんなところからヒーローや悪の組織が集まって、どちら側の人も『この町を制覇すれば、世界中を制覇したも同然』って状態になっちゃう町なんですよね。
[ティーカップを両手で包み込むように持ってミルクティーをちびちび。]
善だとか悪だとかは、私には良くわからないけど、この町の人達はみんな本気な人達ばかりなのです。
自分の信じることに真っ直ぐ向かって行くのが一番素敵だと思うのです。
[それはいつもは無邪気でノーテンキな少女が思わずポロリとこぼした本音。
背中を向けてぶつくさ文句を言うマスターには、どんな表情だったのかは見えなかっただろう。**]
−アニュエラの道具屋−
[清楚な薄桃の紙に、金箔の蔓模様。濃藤紫のペンで想いを綴る]
[が]
[不調法な客によって中断させられた]
あら、アナタ。
ポーク班長だったかしら。
見とれてないで、用件を言いなさい。あたし忙しいのよ。
え?力が欲しい?
その辺のガラクタでも、探してみればどうかしら。**
―中立亭―
ここか、噂の店は
[外から眺めている者のことなど気にもかけずに、中へと入る、見知った人間もいただろうけれど、とっても今は興味がなくはいった]
店主、海洋深層水をくれ。
後はなにか手軽な食事を頼む
―現在・中立亭―
[かかっている看板には『喫茶まろん』と可愛らしいデザインで描かれていた。普段滅多と訪れる事がない店、一応覚えておく事にする。
カンナギがおごるからと言って勧めてくれたは良いが、グラジオラスが真っ先に飛んでいったのは席ではなく窓際に置かれている植木鉢達]
ふぅん……ここではとっても大切にしてもらっているのね。お世話をしてくれているのは、あの眼鏡のおじさまかしら?
いっそ町中の花がここに来れば良いのにね?
うふふ、冗談よ。外でしか生きられない子達だっているものね。
…やだ、私まだ誰も『壊して』ないわ?今日はそういう所に遭わないのよ。
[両手を耳にかざし、植木鉢の花達と会話を試みる。
その表情は珍しく穏やかな笑顔であったことだろう。
会話に夢中だった為、その間にドンファンが飛ばされていた事>>357は全く知らない]
>>405
[新たに入ってきた男をじろりと見て、くい、と片眉を跳ね上げる。]
貴様、ガレアスか?
それとも、今はもう、別の名を名乗っているのか?
……未だに、世界を滅ぼすだのなんだのと、世迷い言を言っておるのかね。
[言いながら、とん、と『富山湾の海洋深層水』のボトルとグラスをテーブルに置く。
ついでに、タオルと救急箱も置いた。]
いいから、その怪我をなんとかせんか。
他の客に迷惑じゃ。
>>401
[男に水を出す途中、窓の外から覗く人影に気が付く。
くいくい、と扉を指さして、声を掛けた。]
まだ席は空いておるぞ。
遠慮せんで入って来なさい。
ただし、勇者だろうが魔王だろうが、ここでの戦闘は御法度じゃからな。
― 喫茶まろん ―
……面倒とはまた、薄情な言葉じゃな。
ここはそういう町かや?
[機械をいじりながら、ハムカツサンドは胃の中へと消えていった。
一息ついてからのカレーの注文に、マスターの視線>>373が刺さる]
一般人に見えるなら、そうなのじゃろ。
鍛え方じゃと?
……なるほど、そういう御主はなかなか鍛えられとるようじゃが。
なんじゃ、客の注文が通らぬ店かや、ここは。
[厨房から流れ出る音、漂う香りとマスターの格好に慄き、吹っ飛ばされる男を眺めていると、やがて出てきた鮮やかな食事が目の前に置かれた]
>>406
[花に飾られた少女が、席にも着かずに窓際に行くのを見て、目を細める。]
嬢ちゃん、花が好きなのかね。
死んだばあさんも花が好きでなあ。そうやってよく植木鉢の花を愛でていたもんじゃよ。
そりゃもう、子供のように可愛がっておってなぁ。
ワシらには子供がおらんこともあって、毎日毎日水をやっては話しかけて、やれ日当たりが悪いだの、やれ虫が付いただのと大騒ぎで……
[じいさんの昔話は、くどくどと続く。]
喫茶店マスター アンクル は、16人目として参加することにしました。
ほぅ…懐かしい呼び名を聞いたかと思えばあのときの…そういえばもう一人いたはずだが、今は一人なのか、アンクルよ
我は今も昔もただの魔王、いずれまた呼び名をつけるものもいようが、ここではまだない
[『富山湾の海洋深層水』をグラスに注ぎ一口、そして遠慮せず救急箱も借り受ける]
世迷いごととは昔と変わらぬなぁ。
だが変わらぬものがあってもよかろう。
[ぐつぐつと煮立ち、地獄の池のような様相を呈しているカレーの容器を前に
ポケットから取り出した青と赤の薄い紙を細く切り取ると、先端を触れさせる。
紙の色の変化をつぶさに観察していたが、店に新たな客が来る>>378と]
おお、さっきの調査隊の子じゃな。
[すぺしゃる☆ストロベリーサンデーをぱくつく様子を眺めている]
――ッッ!!
[亭主の顔を見るなり、ばっ、と地を蹴り、空高く舞い上がる。]
あの人は、危険……
カレーを頼むと、大変なことになる…… そんな予感がする……
その時は、きっと、世界が――――
……カレー?
[ぐだぐだと会話しているうちに目の前に現れた、溶岩のような物体に顔を引きつらせる。]
……前から頼んでみたかったんだけどさぁ。なんていうか……好奇心は猫を殺すっていうか……。
[ちらりとJJのカレーを見る。そちらのほうが"物凄い"色をしていたので、慌てて目を逸らした。]
まぁ、まずは喰ってみるか。うん。いただきます。
[律儀に手を合わせ、スプーンをコップの水で濡らしてご飯をすくい、カレーの器へと差し込む。覚悟を決めて口に運ぶとその味は……1(3)
1,見た目に違わず辛くて火を噴いた 2,無茶苦茶美味しくて、体力が全回復した 3,非常事態用の名前に違わず非常事態な味だった]
[補聴器の感度を上げて、マスターとシャルロットの会話に耳を傾けようとした所
唐突に劈くユーイチの悲鳴が鼓膜を突き破って]
ぎゃーーーーーー!
[飛び上がった]
……はふゅー、ああ、もう驚いたわ。
装置が壊れるかと思ったのじゃ。
マスター、どうしたのじゃ?
[マスターが指差していた扉から、視線を窓の外へと]
噂どおり、様々なものが集まる場であるな。
なかなかにぎやかなことだ
[辛さに叫ぶ声に続くようにあがる叫び声に、低く笑いつつ、治療を終えて救急箱を差し出し]
礼を言う。
[短く告げるとしばし客として留まるだろう。
噂を聞いているからか特に騒ぐでも争うでもなく、話されたら答えれることだけは答える
ある意味客としては優等生かもしれない*魔王であった*]
>>415>>417
騒がしいの、おぬしら。
なんじゃ、ごく普通のカレーで大げさに騒ぎおって。
そんなことでは、”すぺしゃるかれー”にはほど遠いわ。
[呵々と笑って、冷蔵庫からヨーグルトを出してくる。]
ほれ、お子様用オプションじゃ。
これを入れれば、食べられるようになるじゃろうて。
―中立亭・回想少し前―
[吹っ飛ばされたり戻ってきたりと、以下略を繰り返しながらも店内へと入ってきた魔王城帰りの一行。 店内のカウンターではないボックス席に腰を落ち着けたようだ。]
カンナギ殿、トメ子殿、カルロ殿、グラジオラス殿・・・は店主殿と対話中であったか。 [実際には花達と対話中]
何はともあれ、本日も正義を貫きお疲れ様ですぞ!
戦士にも一時の休息は必要不可欠、ここは英気を養いましょうぞ!
店主殿、我々の注文をよろしくお願い致す!
[陽気にでかい声で注文を済まし、カンナギとジャスティスについて熱く語りだしたり、カルロの魔砲について拳で爆発力を打ち出す方法について講義を受けたり、トメ子の浄化魔法を賞賛等したりと騒いでいる。 なお、その間に来た他の客には気付いていないようだ]
―回想・終わり―
>>413
なんじゃ?
さいきんの若いもんは、ようわからん。
[こちらをみるなり飛んでいってしまった少女にあっけにとられて首を振る。
>>418 JJに尋ねられれば、口をへの字に曲げた。]
さっき、そこに娘さんがおったんじゃが、ワシの顔を見るなり逃げ出しおったわ。
まったく、失礼なやつじゃ。
[がっ、と魔王の手からボトルを奪い取る。]
んぐっ、んぐっ、んぐっ……ぷはぁーっ!!
[そのまま礼も言わず一気に飲み干した。]
ま、まだひりひりする……。でも助かった……。
[ボトルを手渡し、改めて彼の顔を見る。どっからどう見ても悪の幹部っぽいので、助けて貰った感動が倍増した。]
あぃがとーございまひた。
[口を閉じると辛さが倍増するのでもごもごとお礼を言いつつ。]
おっひゃん……!
[おっちゃんから手渡されたヨーグルトのオプションに、心の底から感謝した。]
すぺしゃる、じゃと?
[喉がごくりと鳴る。眼鏡の奥の瞳が光った]
マスター、それはワシへの挑戦状と受け取ったのじゃ!
しかし、なかなかに期待させるの。この店に通わなくてはならんではないか。見事な商売人じゃ。
[>>422には、口元に笑みを浮かべ]
……何か、悪いことでもしたんじゃあるまいな?
カレーを無理やり喉に流し込んだ、とか。
>>411
ふん。ヴァイスの奴とは、『ヒーロー性の方向の違い』で、とうに別れたわ。あやつの方からは、未だに弟子と称して未熟者を送りつけてくるがな。
[魔王に向かって、爆裂正義団団長の名を呼び捨てにして鼻を鳴らす。
それから、少し目を細めた。]
変わらぬもの…な。最近の嘆かわしい風潮を思えば、少しは変わらぬものもいいかと思うが、おぬしのそれは、一日千秋と言うんじゃ。
[憎まれ口を叩きながらも、目元が僅かに緩んでいた。]
[アンクルがこちらに話し掛けているのだと解ると、一度花達から視線を外して]
そう、花達は私のお友達…そして護るべき存在よ。
でもここの花達は私が護る必要はないみたい…とっても元気にお話してくれるもの。
おじさまの奥様に逢ってみたかったわ、もう居ないなんてとても残念……。
[悲しげにその睫毛を震わせて、それでも続く長い長い話に耳を傾けている]
(話の長いじいさんだな。まあ、良い)
[どうも、自分達に害をなさない率の高い高齢の人物には弱いようだ。
しばらくの後、カレー騒ぎに視線を送りながらドンファン達のいる席へと進んで行った]
―中立亭・回想少し前―
いらっしゃいませ。
ご注文、これで宜しかったでしょうか?
[熱く語るドンファン(>>421)は気づかなかっただろうか。"成人女性"のウエイトレスが彼の注文した飲食をテーブルまで運んでいった]
ではごゆっくり。
[恭しく頭を下げてその場を離脱。無論その飲食の中にはにゃんにゃん魔薬(>>322)の成分が混入されている事は言うまでもない]
>>419
うむ。まあ、ゆっくりしておるがええ。
[魔王から救急箱を受け取って、奥にしまう。
いろいろなヒーローや怪人が駆け込んでくるような場所なので、治療の道具は意外と充実しているのだった。]
>>424
無理矢理飲ませたことなどないわ。ワシのカレーに失礼じゃろうが。
おぬしと一緒にするでない。
[JJに、思いっきり偏見の入った抗議をしつつ、”すぺしゃる”に目を輝かせるのを見て、にやりと笑う。]
なに。上には常に上がある、ということよ。
これを平らげたくらいでいい気になるでないぞ。
若造。このワシを倒したくば、いつでも向かってくるがいい。
[店内奥にあるぷち宴会中なボックス席では、...がカンナギとのジャスティス話題で盛り上がっている]
ふむふむ、なるほど流石はカンナギ殿。
ジャスティスとは実に趣深きものですな、勉強になりますぞ。
我が団の爆裂精神とも、どこか似ているのがまた面白きところ。
団長殿もよく言っておられます・・・『悪を許して悪事を許すなっ!』 まさに目から鱗が落ちるとはこの事でしょうな!
やはり、正と悪とは表裏一体! どちらが欠けても成り立ちませぬ!
[うんうん、としきりに頷きながら手元にある料理へと手を伸ばす。 それは<<喫茶店マスター アンクル>>が注文した物と同じであったかもしれない【もしくは、カレー。】]
―中立亭(喫茶まろん)奥のボックス席―
[出逢って間もないが、一際賑やかな席を見れば一目瞭然。アンクルに一礼してトメ子の横の席へと落ち着く。
丁度そこでは正義についての熱い語り合いが繰り広げられていた。>>430]
興味深いお話をしているのね、正義と悪は表裏一体だなんて。
…どちらか片方が居なくなれば争いはなくなる、私はそう思うのだけれど貴方はどう思うのかしら?
是非とも教えて頂きたいわ。
[やや警戒心を表に出した声音でドンファンに問う、が…
つい先程目の当たりにしたカレー騒ぎと同じようなものへと手を伸ばしたのを見て、憂いを湛えた表情で目を閉じた]
ワシとてそんなことはせぬわ!
……多分、の。
[カレーを一口掬っては、注意深く口に運ぶ動作を繰り返す。
途中で熱さと辛さに襲いくる涙は堪えて、
完食した後の食器を、何かやり遂げたような表情で眺めた]
おう、マスター。その言葉、しかとこの耳に焼き付けたのじゃ。
……いや、忘れることもあろう。すまん、もう一度言ってくれ。
[>>429を聞いた後、荷物から狐耳を取り出して
ボイスレコーダーのスイッチを確認すると頭部に装着した]
ぐおぉぉぁぁ・・・何だこの爆裂的な衝撃と辛さは!?
さ、流石は店主殿ッ・・・これもまた試練なのですなっ!?
ならばこのドンファン、見事に平らげてみせましょうぞォォォ!
[ぷちすぺしゃるカレーを物凄い勢いで食べる喰う―――飲む・・・! その様相は傍から見たならば一種の勇者に見えたかもしれない。 早食い王と言う名の。]
ぐ・・・ぉ・・・か、完食ッ!!!
や、やひゃり店主殿は凄いおひほであった!!
・・・何か飲み物を頼みまひゅる・・・
[>>427そこに古風な落ち着いた格好をした女性のウェイトレスがやって来て飲み物を置いた。 すかさずそれを手に取り・・・]
おぉ、これはかたじけない! (ガッ ゴクゴクゴク・・・)
あ、これすげー旨い!!
[言われた通り、ヨーグルトを入れてカレーに舌鼓。JJが耳を押さえていたならば、慌てて謝罪しただろう。]
俺はユーイチ。あんたは?
[話しかける相手が、よく30秒ニュースで見かける相手だとは気づく由もなく、名前を聞いたり所属を聞いたり。]
へー、たまに浮かんでる魔法陣あんたが作ってんだ。……あのさ、今度の火曜日マラソン大会なんだけど……中止になるように河原に城作ってもらうことってできない?
[こっそり小声でお願いしたりしながら、交友を深める。]
え、挑戦状て……JJあれ食えたの!?
[途中おっちゃんとJJとの会話が耳に入って、素っ頓狂な声を上げた。]
っぶっはぁぁ! ふぅ、落ち着きましたぞ。
[少し怪しい色をした飲料を一息に飲み干した。 >>431直前にグラジオラスから投げかけられた質問には真面目な顔で答える。 ただし視線は彼女(主にその服装)から少し外して]
正悪表裏一体とは俺の信念でもあり、拠り所でもあるのです。
確かにどちらか片方がいなくなれば争いはなくなるかもしれませぬ・・・しかし、必ずしもどちらか一方が正しいわけではない! 正義には正義の、悪には悪の正しさがあると俺は思うのです。
間違った正義、間違った悪を正すのがそれぞれの役目。
『己の信じた道を全力で真っ直ぐに向かって爆進する!』
これは素晴らしい事であると団長殿からも教わりました。
[真摯に熱く語るその姿はどのように映るだろう。 若輩者と笑われるだろうか、それとも良き志を持つ者だと感心されるだろうか。]
己の道を信じて進む! それでよいではありませんかワン! ・・・ん、何か変だワン!?
[若輩者であった。]
[ユーイチに向けられた謝罪の言葉には、気にするなと手を振り]
うむ、食えた。朝飯前じゃ。
……そっちの御仁は?
マスターの知り合いのようじゃが。
[魔王に話しかけて自己紹介程度のことは済ます]
ふむ、この町には魔法を扱える者が多いようじゃが。
何か力を強めるモノでもあるのかのう。
>>432
[JJがなにやらを耳に取り付けたのを見て。]
おぬし、若いのにもう耳が遠くなっとるのか?
むむ、ならばもう一度言おう。
[ほんの少しだけ照れくさそうにしながら、先程>>429の台詞を繰り返す。
その途中、ドンファンの吼え声>>433が聞こえてきて、溜息一つ。]
やれやれ。あやつもわかっとらん。
ぷちスペシャルカレーを食することなど、試練のうちにもはいらんわ。
――というか、なんじゃその食べ方は!
食べ物というものはだな、料理を作った人、ひいては食材を収穫した人、その食材を育てた太陽と大地に感謝しながら、ゆっくり噛んで食べるもんなんじゃ。
わかったか、こりゃ。
[ドンファンの頭にごつりと拳骨を落とすのに真剣で、見慣れないウエイトレスには気付かなかったらしい。]
かたじけない、マスター。言質はとったのじゃ。
[頭の上のボイスレコーダーを外した]
ぬう、ぷちすぺしゃるカレー完食とな?
とすると、あ奴が我の当面のライバルというわけじゃな。
[マスターに拳骨を落とされるドンファンへと近づいていく]
……ごちそーさまでした。
[食べ終わって両手を合わせ、ぺこりとお辞儀をする。]
お、まろん亭名物おっさんの拳骨だ。
[喫茶まろんと中立亭がごっちゃになった名前を呟きつつ、JJにくっついて大騒ぎの元凶の元へ行ってみる。さっきから気になっていたのだ。何せ店の端から端どころか、道路はさんで向かい側にいても聞こえてきそうな音量だったので。]
[ドンファンの力強い言葉は確かに響くものがある。
頷きながらも、何故か自分から視線を逸らしているのに怪訝な表情を見せた]
そうね。双方共にそれぞれなりの正義があるわ。
それに諸手を挙げて賛成、とは言えないけれど…間違った正義、間違った悪を正すのがそれぞれの役目だというのには同意するわ。
ええ、これで心置きなく。
[小さく呟き、うっすらと黒い笑みに顔を歪めたのには皆に気付かれただろうか?]
ところで…どうしたの、まるで犬よ?
私達の天敵の、犬みたい。壊したくなるほどにそっくりよ?その話し方。
[突然ドンファンの言葉尻に鳴き声が加わったのに>>435いつもあれやこれやと難儀な思いをさせられている犬を思い出し、胸元のペンダントに手をかけた]
面白そうな話をしておるのじゃな。
[空になったカレー皿から、視線をドンファンに移して]
まさしく正義と悪は表裏一体。薄いガラスの裏と表のようなものじゃ。
ふむ、御主、よい瞳をしておるの。
あいや、不躾にすまぬ。して……改造犬人間かや?
おお。すげー。
[悪の女幹部とよくすれ違う都合上、露出度の高いぼんきゅっぼんなねーちゃんを見る機会は他の男子高校生より多いと思うのだが。それでもグラジオラスの格好には思わず声が出た。]
あれ? 駄菓子屋のトメばあちゃんと、宅配便のにーちゃんと……
[奇妙な取り合わせに首をかしげる。弁当を忘れたとき、カンナギにはたまに世話になっているのだ。]
それにあいつどっかで見かけたような……。
[カルロのほうをみて首をひねる。つい先日クラス替えをしたばかりなので、クラスメートでも後輩でも気づかないかもしれない。]
なんかすごい取り合わせだな。そっちの熱血応援団長、知り合い?
[ドンファンのことを、てきとーな言い方で指して、誰にともなく聞いてみた。]
おぉっごっふぅ!?
て、店主殿なにをなさるワン!?
っだぁぁ、一体何なのだこれはぁぁワン!?
[店主からは拳骨を見舞われ、グラジオラスからは色んな意味で引かれ野次馬まで出来る始末であった。
>>441 そこで変わった装備を付けた男に話しかけられると]
おぉ、ガラスの表と裏とは良い例えですワン!
お互い背を合わせ己を磨き上げるのが正と悪でしょうなワン!
・・・改造はされておらんのだが、よく分からん状態だワン。
[もし耳と尻尾があったならば、へなぁ〜っとなっているだろう]
新しいな。その語尾だと、何を言ってもホノボノとしそうな。
今度の新型に、オプションでつけてみるか。
[ひとりごつと、ドンファンが完食した皿についたカレーを指でなぞり、口へ運ぶ。
地面を向いた顔は、天井へ。思わず雄叫びを上げかけて、飲み込んだ]
『己の信じた道を全力で真っ直ぐに向かって爆進する!』か。
お為ごかしのない言葉じゃが、して
……御主の言う「正しさ」「間違い」とは、何じゃな?
―回想とか―
はいお疲れー。
[ドンファンとマスターの殴って飛んで戻ってきてのすったもんだは『元気だなー』の一言で一笑に付し、通されたボックス席で、ドンファンがでかい声>>421を張り上げればのん気に応じる]
あ、おっちゃん。
こっちアジフライで。
[注文しつつ、十人前くらいの代金を先に渡しておく]
その値段でオーダーストップだかんね。
余ったらその分また今度おごってくんない?
[と、半分頼みごと。あとは、学生のカルロにあれこれ勧めたり、ばーちゃんとのん気に町内の世間話に興じたり]
あー、いやそんな大層なもんじゃないよ。
大将ンとこと違ってウチ、個人経営だし。
…勇気あるね、君。
[なにやら感銘を受けた様子のドンファン>>430には軽くぷらぷらと手を振っておく。カレーを注文したのには、少し驚いた。熱いたべものがとことん苦手な身としては、その姿はまさに勇者の器に見える]
どちらか片方いなくなれば、かぁ…
わっかいなぁ…
[ドンファンに真剣そうに見える表情で訪ねたグラジオラスの言葉には、つい苦笑が漏れてしまった]
そう簡単にいなくなりゃしない…っていうよりあとからあとから沸いてくるもんなー。
できることって言ったらそのつどジャスティス。
[半ば独り言のように呟く言葉は、ドンファンの大きな声の横で、果たして誰かの耳に届いたか]
魔王もまた沸くんだろーなー。
しばらく休業してくれたら助かるんだけどなー。
[そんな望みとは裏腹に、既に魔王ニュースが流れ、しかも当の本人がすぐそばで水飲んでたなんて知らない]
あ、毎度どーもー。あなたの町のジャスティス急便、困ったことがあったらまた呼んでね!
[顔見知りが来た>>442ならそう告げる]
…ぷっ。
あっはっは、いや似合ってる似合ってる!
[ドンファンの語尾が怪しいことになったら>>435>>443、笑いを隠そうともしない。ひとしきり笑った後で]
あー…ごめんごめん。 何とかできそうな知り合いがいるから頼んでみようか?
あそこ、地獄以上に沙汰が金次第だけど。
[そろそろ手持ちが危ういために、言外にそっから先は自腹だよ、と告げながら]
あー、もしもしあにゅー?
いや、ちょっと面白…もとい、困ったことンなってさー、うん、うん、またあとでお世話ンなるかも。
ん。
はいそんじゃねー。
[元凶の一端を担ってるとも知らず、その『心当たり』に連絡を入れといた**]
して、こちらの人たちはユーイチの知り合いかや?
[彼の言葉から、トメご一行様に視線を移す]
ジャスティス急便とは、何じゃ。瞬間転移装置か?違う?
ふむ。便利なものに聴こえるが。
[どこかに連絡している、怪しげな生き物を眺めた]
―― 町内布教活動中(さっき) ――
[空から舞い降りてきたローブ姿の少女に声をかけられ>>379、神父は十字を切る。
しかしまあ、さほど驚きはしないのはここがジンロウ町だから。
少女が地面に降り立つならば、支えの手を差し伸べる。]
[勇者ですか、との問いには微笑んで応えた。]
わたしは神の下僕。
勇者ではありませんよ。
――あ、水たまりに気をつけてお帰りなさい。
[やはり勇者職務質問を受けていた兄妹(中学生くらいの男子と幼稚園女児)>>382にそんな言葉をかけて見送り>>391(モブならば、猛スピードのヒーローカーに激突されても大事ないはずだが、水たまりは普通に危険だろうと)、改めて少女に向き直る。]
あなたが勇者をお探しならば、お手伝いいたしましょうか?
[そんな提案も彼女の耳に届いたかどうか、ローブ姿の少女は『世界が』云々と呟いて“走り去った”。>>396 ]
いきなり飛ばないとは――相当、慌てていらっしゃるんですね。
あるいは…飛ぶには助走が必要なのでしょうか。
お名前も連絡先も血液型もお聞きしていませんが…
まあ、この町に教会はひとつしかありませんし、十字架つきの塔は空からでも目立つので、神父に用があれば訪ねてきていただけるでしょう。
さてと…感電システムの素早い納品のお礼がてら、アニェエラさんの店に顔を出しましょうかね。
−アニュエラの道具屋−
[まだデレデレと見とれてくるポーク班長を、倉庫へ蹴り飛ばし]
[甘いラブなレターに取り掛かろうとしたところで、カンナギからの連絡>>447]
はいはい。おしゃぶりから棺桶まで、アニュエラのどうg……って、ナギ君?神父さんならちゃんと振り込んでくれたわよ。
え?面白困ったこと?
あら、いいわよ。いつでもいらっしゃいな。
もちろん、ちゃんとお財布を持って、ネ?
[クスクス]
[こぼれる笑い声は、ドンファンを見るか、その様子を聞けば、きっと深まろうが]
[自分が悪の幹部に売り付けた魔薬が原因だとは、おくびにも出さないだろう]
[カンナギは、今朝までのアニュエラとは違う、本気の美女声に気づいただろうか]
美味いか?
[シャルロットに手を振りかえし、雑然とした店内を眺め回して]
しかし、こうして見ると
どことなく悪の組織の集会場の雰囲気じゃな。
[瞳を細めた]
[声の先に絶世の美女を見つけた神父はその場に跪く。]
Mundi spes, Anuella, rosa specisa, ignis divine, carens simili――!!
(この世の希望、アニュエラ 、美しい薔薇、聖なる炎、比類なき方)
[動転のあまりラテン語で叫ぶ。
視線釘づけのまま、ここに来た理由も何も忘れている。**]
[知り合いかと問われれば>>448すぐに振り返り、紹介する。]
おう!
こっちが駄菓子屋のトメばーちゃん。ガキの頃よく世話になってたんだ。今も行くけど。
んでこっちがジャスティス急便のカンナギさん。まあ……瞬間じゃないけどほぼ瞬間移動みたいな速さで運んでくれるよ。弁当忘れたときとかよく届けてくれるんだ。
んで……そっちの人はどっかで会ったことあったっけ?
[紹介がカルロの番になれば首をかしげ。
カンナギがドンファンのことをどうにか出来るかも、という言葉を聞けば>>447]
さっすがジャスティス急便! 頼りになりますにゃん!
……へ? にゃ?
[そう言って、自分の語尾に驚いて、慌てて口を塞いだ。]
どうなってるにゃ〜〜〜っ!?
[揮発性の魔薬を吸い込んでしまって影響を受けたのだとは(一般人である彼の体は、ヒーローより少ない量でも効いてしまうらしい)知るよしもなく、叫んだ。]
あら、神父さん。
[数年の間、普通のニュートラルな道具屋を装ってきた]
[悪以上の悪女で鳴らしたころ以来の、久しぶりの反応に、当然という顔をして近づく]
うふふふ……。
そんなに崇め奉らなくてもいいのよ。
今のところ、まだあたしはただの道具屋なのだから。
……あたしを見ていたら、正気でいられなくなるわよ。そのままのアナタでいたかったら、目を逸らした方がいいわ。
それで、あたしに何か用かしら?
[クスクス]
― 回想〜現在 ―
[JJに『美味いか?』と問われれば]
美味しいです〜。幸せなのです〜。
[と、満面の笑みを返す。]
[しばらくマスターと会話していたが(>>403)、ボックス席から『どちらか片方が居なくなれば争いはなくなる』(>>431)との声が聞こえ、トテトテとボックス席へと移動する。]
面白そうな会話が聞こえたので来ちゃいました。
[と、一言断りを入れ]
例えば、の話なんですけど、
この町から正義か悪のどちらかが居なくなって、争いが無くなったら………
その先に訪れるものは何なんでしょう?
[その場に居る全員に問いかけるように、疑問を投げかけた。]
トメさんと言ったか。ワシはJJ、しがない科学の申し子じゃよ。よろしく。
[ユーイチの説明>>458を聞いて、握手しようとトメに手を差し出す]
ほほう。それは興味深い。カンナギと申したか。
ワシの改造くんマーク81とどちらが速いか勝負じゃ!
しかし、弁当運びに使うとは……実はユーイチって悪の幹部の風格があるんじゃないか?
[彼を見る目が変わりそうだったが、突然語尾がにゃんかなって台無しだった]
幸せそうじゃの。
[シャルロットの表情に目尻を下げて満足そうだ。
やがて全員に発せられた問い>>460が耳に届くと]
ふむ。どちらがいなくなるかにもよるじゃろうが。
正義が悪を滅ぼしたら、正義は悪を求めて他の土地へ向かう。
悪が正義を滅ぼしたら、町や世界をどうにかしてから、次なる土地へ向かう。
……そんな所ではないかの?
―まろん亭 少し前―
[奪い取るように水を取り飲み干す高校生を咎めるでもなく、飲み終えたところでボトルを受け取る]
なに、気にするな
我は一般人には手を出さぬ主義でな
[感動してるとは知らぬ魔王はさも当たり前のように言う
でも世界滅亡はしっかり一般人に害があるがそれは例外らしい]
我は魔王、名はない。
最も昔はガレアスなどと呼ばれていた時期もあったし、それよりも昔は違う名もあったのだろうな
[ガレアスというときは一度アンクルを見て、ユーイチと名乗る学生にどこか他人事めいた自己紹介した。]
ふむ、いつも城の場所は決めておらんからな構わぬが、そのときは連絡をよこさば叶えてやらんでもない。
とはいえ、この町のことだからコースがひとつ崩れたところで別のコースを用意されてるのではないか?
[存外適応力の高い村民なので思わずそんなことを思ったりもする]
方向性か、正義も苦労すると見える。
…弟子というのはあれか?
[離れたという二人には言葉短く、ただかすかに淋しげさも帯びさせながら、アンクルの弟子というのに話題を移し聞けばその通りだとでも返答がくるだろうか]
確かに、な…お主らの時代とは変貌を遂げておるな、変わらないのは結果だけ、か。
だがあの弟子はそういう意味では古き良きもの、ともみえるが御主はどう見る?
[そして一日千秋という言葉には確かにアンクルにヴァイスが現役のときから色々して、いまだ世界は存在する時点で一度も成功してない望みのようだが]
そうでもないかもしれぬぞ、得たいものを幾たびも得ているかも知れぬ
[と意味深な言葉を呟き、ゆっくりという言葉には甘えることにしたらしい]
JJか、名乗るなが魔王しかないゆえその名で失礼する。
御主は科学者…というやつか
そのようなものならば我もいくつかもっておるし、いくつかは作ることもできる。
この町にも…我はいったことがないが、ここには何でも揃えると噂の女狐…もしくは女豹がおるときくのであるだろう。
[既にそこにJJがいっているとは知らぬままアニュエラの店のことを告げた]
魔王 が村を出て行きました。
16人目、魔王 がやってきました。
[そして正義と悪の理論には耳を傾けてるのかいないのか。
特に加わるでもなく、また先程争ったものがいるのをしっかりと見ていながらも特になにもせずに、過ごしていた]
魔王、と申すか。
確かに世界に一つだけの存在であれば、特に名は不要ではあるが。
では、親しみを込めてまおちゃん、と呼ばせてもらうか……冗談じゃ。
[>>465に、魔王も案外いい奴だなあと感想を抱きながら]
ふむ。そんなものか。案外、身近にあるものなのだな、魔法とは。
研究材料として、ひとつワシに譲ってくれる気はないか?
……ほう、それは良いことを聞いた。
では、その女狐とやらを後で探しに行ってみるとしよう。
昔はもっといたのだろう、今もまだいるのかもしれぬ。
そうなったなら前みたいに名がつくかもしれぬな
[まおちゃんというのには特段大きな反応も返さずに答える、そして女豹については僅かながら頷くことを返し]
渡すことは構わぬが、お主が魔法を使えないのであれば研究材料になるものなのか?
強化するものは一を十にすることはできても零は零のままだ
零を一にでもかえるもののほうがよいのではないか?
>>462
ですよね〜。やっぱりそうなっちゃうんですよね。
[JJの言葉を聞いて一人で何かを考えていたようだが]
正義さんたちは「世界を救うんだ〜!」とか言いいながら、
悪さんたちは「世界を支配してやる〜!」とか言いながら戦ってますよね。
それで、一つの場所でどっちかの人達が「て〜いっ!」って相手さんをやっつけちゃったとしても、その後は他の場所で同じ事を繰り返しちゃうんですよね。
『だからどうした』って訳じゃないんですけど、結局ずーっと争いが終わることはないんじゃないかな〜って。そんな気がしたんです。
正義と悪、にゃ〜。
[生まれてこの方この街に住んでいる身としては、どちらかが勝つなど想像も出来ないのだが。どの意見も聞いている方としては納得できる。]
普通の街になるんじゃにゃいのかにゃん?
[呟いてみたが、自分の語尾で自分にダメージが来るので口をつぐんだ。ドンファンがアニーの店に向かうのなら、一緒に連れて行って貰うだろう。**]
[そういえば……とばかりに魔王のほうを向いて]
あらあ、魔王様まで来てたんだ。
と言っても、そっちはあたしのことなんか知らないか。
[魔王様、と言いつつも敬意は対して感じてないような軽い調子で話し始めて。]
あたしはメリアル。
通りすがりの謎の少女ってやつ?
[冗談めかして笑いながらそう告げた。ただ、その後の言葉を言うときは一瞬だけ真顔になって見せて]
最近暇だからさ。
腕利きが欲しいんだったら、今度手伝いに行きますよ?
あたしはこれでも、魔力には自信あるもので。
カ、カンナギ殿!?
笑っていないでこれを何とかしてくださりませんかワン!
っだぁぁぁ・・・どうしても語尾についてしまうワン・・・
[>>447 カンナギがこの状況を何とかできるかもしれない知り合いがいるとの事で連絡を取ってもらえるように頼み込んだ。 若干財布の中身が心許ないが。]
相手方に伝えてくだされワン!
金が足りなければ身体で払うと! 正等な報酬には正等な労働ワン!
[ボックス席に集まってきた人々の中から『どうなってるにゃ〜〜〜っ!?』などと聞こえてきたのは・・・まぁ、これもジンロウ町の日常だろう。]
確かに他の魔王が台頭してくれば、区別をつけるために自然と名もつこう。
そうなれば、真の魔王決定戦じゃな。客が呼べそうじゃ。
[魔王>>470に答えると、少し町の空気に順応してきた自分に気付き顔を顰めた]
何、魔法が使える者を被験者として使えばよいだけのこと。
この地なら、求人広告でも出せばすぐに見つかろう。
……ほう。そのようなものもあるのか。
――回想・魔王城跡――
[せっせとまじかる☆ひーりんぐふらっしゅ(例のポーズ付き)で魔物を浄化していた所に、突如雨が降り注いだ>>329]
な、なんじゃこりゃあ……。
あっという間に魔物たちが浄化されていっておる。
[いくら元魔法少女とはいえ、所詮ヒトの身である老婆には到底扱えぬであろう大魔法。
呆気に取られつつ周囲を見回したが、術者の姿を捉える事は出来なかった]
うーむ。その場に在らずとも行使出来る能力か……。
[ぶつぶつ呟きつつ何事か考えていると、カンナギ>>342から食事に誘われた]
そうじゃのう、折角の誘いじゃし、ご一緒させて頂くかねぇ。
[と、連れ立って喫茶店へと向かう事になった]
――回想・喫茶まろん――
やはりここじゃったか……。
おや、アンちゃん。客として顔を出すのは久し振りかのう。
[アンクルに手を振る様子は、旧知の仲のように見える。
尤も、20年も町に住んでいれば、多くの住人は『旧知の仲』になってしまうものかもしれない]
フフフ、アタクシの若い頃は、こういう店は「不良の溜まり場」なんて言われたものじゃが……。
[現在は、不良どころでない者たちが溜まっていた。
出入りする客を眺めたり、カレーを頼む猛者たちを笑顔で見守ったりしていると――]
――現在・喫茶まろん――
正義や悪がなくなったら?
概ね普通の町と変わらなくなるんじゃないかねぇ。
つまり、ヒーローも悪の組織もテレビでしか見られなくなって、お巡りさんが安全を守る町にね。
もっとも、アタクシは正義の側が消えた例を知らないけどねぇ。
[シャルロット>>460の問いに、探りを入れるといった風でもなく、ごくごく自然に答える老女
と、そこでJJ>>461から声を掛けられて]
おや、ゼーゼー……さんかい。よろしくねぇ。
[横文字な技を持っているくせに、英語の発音は苦手らしい。
ともあれ、彼に応えるべくこちらも手を差し出した]
[>>444 で正しさと間違いについて意見を求められれば]
正しさとは・・・信念であろうワン!
己の信念を貫き通す事、これがまさに俺の信じる正しい事。 逆に己の信念を曲げる事があれば、それは間違っている事だと思うのだワン!
そして正義の信念と悪の信念がぶつかり合う事によって、熱く魂が震える戦ができるという事に他ならぬワン!
[>>460 また、少女に質問を投げかけられれば]
それはどちらか片方の勢力が勝ち、負けたという事だワン。
カンナギ殿の言うように正義とはどこにでもあり、悪もまた何時でも存在するもの。 一つの町という場所でならば勢力の勝ち負けはあるだろうが・・・それ以上となると俺には分からんワン。
正直に言えば、俺には皆目検討もつかんワン!
正と悪とは表裏一体、どちらか片方になる事はないだろうワン。
ぜーぜー……何だか今にも死にそうじゃな。
[トメ子と握手すると、魔力の影響か微かに指に痺れが走った。
しげしげと相手の顔を見て、笑顔を作る]
[シャルロット>>471にへらっと笑って]
そうじゃな。
所詮、正義も悪も本質は変わらん、とワシは思うがの。
ワシは正義と悪とが同居している町、と聞いて
もう少しこう、世紀末伝説的な
荒涼とした町並を想像しておったのじゃが。
下手な町よりよっぽど平和に見えるの。
……シャルロットは、争いを終わらせたいのかや?
うむ、知らぬな。
なにせ謎ゆえにな
[軽い調子なのは特に気にかからぬらしい。メイアルに知ってるのか知らんのかさえ判らぬことを答える]
ほほぅ…手伝うか、酔狂なものだ。
…では、一つだけ決めよ。
我のやることは世界滅亡、それを"望んで"手伝うのか、それとも"望まぬ"ゆえに手伝うのか。
それが決まったときにくるがよい。
ま、単なる暇つぶしならばそれもまたよし。
[暗に裏切るつもりでもそうでなくても、自己欲求を満たすのでも構わぬというようにいう。]
[ワンワン吠えている青年>>479を、目を細めながら見詰める]
ウフフ……良いねぇ。
何も考えずに進む真っ直ぐさか……アタクシにも、そんな時期があったねぇ。
[もう何十年も前の話である]
ん? ぜーぜー……ぜいぜい?
[必死の努力により、33点ほどの発音が出来るようになった(60が合格ライン)]
フフフ、よろしくねぇ。
[しげしげと見られたことに気付いているのかいないのか、のんびりと返す]
―中立亭(喫茶まろん)―
[もこもこと手近にあったサンドイッチを咥えて食べている。人の姿を取っていると水と日光だけでは栄養が足りないのが辛い所だ。
しばらくそうして、その場の人の語尾が可笑しいのを眺めていると愛らしい少女がこちらへとやって来た>>460]
あら、こんにちは。あなたも面白い事を言うのね。
皆さんのお話は興味あるわ、是非とも聞かせて下さいませな?
[シャルロットを見、周囲の人を見、それぞれの思いをじっと聞いていた]
……つまり、皆さんはどこまでも争いは続くと言うのね。私の考えは甘かったのね。
どちらかが潰れてしまえば、もう花を踏み荒らす人はいなくなると思っていたのに…両方潰さなければならないのね。
[最後の部分は独り言のように小さく、小さく]
で…あろうな、ゆえにそこの店主が現役のときはガレアスという名であった。
[客寄せとは強かなと思いながらもそういうしたたかさは好ましく思っている魔王]
なるほど、なれば問題あるまいか。
ああ、ある。
例えば目の悪いものにメガネをかければ効果はあるが、目のみえぬものにメガネをかけても何も意味はなかろう?それと同じ原理だ。
そして目の見えぬものには目が見えるものがまず必要…ということだ
また随分と曖昧で抽象的な答えじゃな。
[ドンファン>>479に、彼を眺めて]
信念などと、聞こえはよいが。
問題は、お主が何を信じているのか、じゃ。
第一印象じゃが、
自分の力を試してみたいだけ……に見えるかの。
>>482
ふむ、流石は魔王って所ね。
あたしも楽でいいわ。
[続く言葉には、笑みを見せて。世界滅亡と言う会話を聞いてさえ笑うこの少女は周囲からはどう映っただろうか]
そーね。
裏切り前提なんていうのも謎の少女らしくって良いけれど。
そういう裏切りって普通は2戦目じゃない?
[基本的にダークサイドの裏切りは初戦の前に行って散るか、それともリベンジマッチ以降に行われるのが王道……なんて事が古今東西の書物には描かれていて]
だから、最初は本気で手伝うよ。
あなたの世界滅亡をね。
[そう言って片目を瞑って見せた。周囲には正義の味方がちらほらいた気もするが基本的には気にしない様子で]
[トメ子>>478の言葉には]
普通の……町?
[首こてん]
この町みたいにド派手なのは珍しいと思うんですけど、
私はちっちゃな頃からずっと、「世界を救うんだ〜!」とか、「世界を支配してやる〜!」とか
そういう人がそばに居たから、どっちかが居ない環境っていうのが良く分からないです。
[シャルロットのそばにはは幼い頃からずっと「隊長」がそばに居た。
シャルにとってその人が正義なのか悪なのかは関係なく、“その人がそこに居るから自分もそこに居る”。
一緒に居る相手がたまたま悪の組織の「隊長」だった。それだけのこと。]
[ドンファン>>479の言葉には]
同じく素朴な疑問なのですが、『爆裂正義団』のドンファンは何の為に戦うのですか?
[赤点レベルの発音>>483に頭を痛めて]
ぜじゃなくて、じぇー!じゃ。じぇー。
まあ、よい。語尾にワンとかにゃーとかついてないから良しとしよう。
トメ子、トメ子……どこかで聞いたことがあるような。
[記憶を掘り起こすと、頭の10へんまで出掛かっている(60が合格ライン)]
[JJ>>481に『争いを終わらせたいのかや?』と問われれば]
んー……。
争いが終わるなんて、正直考えた事も無かったのです。
だから、終わらせたいのか終わらせたくないのかは、自分でも良く分からないです。
[そこへ、グラジオラスの悲しげな囁きが聞こえると]
でも、おねーさんみたいに悲しむ人が出る争いは無くなっちゃえばいいのに、と思うです。
[珍しく小さな声でポツリとつぶやいた。]
む、二人してそう詰め寄られると少し困ってしまうワン。
[>>486>>488 男と少女に再度問いかけられると難しい顔をしながら唸り出した。 基本的にこの男、頭が弱いのである。]
俺が何をしたくて、何の為に戦うか・・・?
うーむ・・・正義のため・・・悪のため・・・むぅ、これは違うな。 もっとこう、分かりやすいものだワン!
そうだな、『皆が笑っていられるように!』 これだっ!
やはり俺には日々の精進が足りなかった・・・これしきの事を答えられるようではまだまだ!! 御二人共、感謝致しますワン!
[語尾で台無しである]
ほう、ガレアス?しかし、今は魔王なのじゃな。
まおちゃんが自ら名を捨てたのか、それとも何かあったのかや。
[>>470を聞いて、頷く]
ふむ。わかりやすいな。
自分で効果が試せるのなら、その方がより正確なデータが取れるので助かる。
じゃが、魔法の素養とは生まれ備わっておるものではないのかや?
魔力は専門外なので、よく知らぬのじゃが。
して、どうしたらその物を譲ってくれるのじゃ?
小さいことに拘るほどの器では、仮にも王の名がつくものとしてもつことができぬゆえにな。
[滅亡ときけども笑みを浮かべるメイアルに他から見えぬ視線は何を思い移したかは謎のまま]
その拘りは気に入った。
来るがよいメイアルよ。
[こだわりが気に入ったのか笑みを浮かべ]
そして目的を悟られぬほど鮮やかに舞うがよい
[部下として最初の指示を出した]
ふむ……?
[シャルロット>>488の言葉に違和感を覚えた。
どうやらこの娘、ジンロウ町以外の土地の大多数を占める人間、つまり一般人とは違うらしい]
(そうか、この町では、アタクシみたいな「変身組」はむしろ珍しいんだったねぇ……)
さあて、どこから説明したものかねぇ。
世の中は概ね、世界を救ったり支配したりしなくても生活出来るようになっているものだけれど。
しかし、そうやって暮らしていける仕組みが整っている町は、実は少ないんだよねぇ……。
[人間以外のものがごく普通に溶け込める社会、というと、如何に平和であれ『普通の社会』とは認識されないだろう。
などという事を思い出したのは、グラジオラスとの会話があったからだった]
お嬢ちゃんは、どこの組織――
じゃなくって、普段は何をして生活してるんだい?
お若いから学生さんかね?
>>491
はわわ…詰め寄るだなんてそんなつもりじゃ無かったですワン。
この前、道端でどっかーんとやってたのをたまたま見かけたから、気になって聞いてみただけですワン!
[流石のシャルもターゲットの前で「任務」の事は口に出さず、マスターと会話したとき同様にただの好奇心旺盛な少女を装う。]
ワンワン言ってる正義のヒーローさんもかわいいですワン♪
[すっかりいつもの無邪気な口調に戻っていた。]
『皆が笑っていられるように』?
ふむ。良い答えじゃ。
マスター、彼にほねっこを。
……では、まずお主が笑っておらねばのう。
[ドンファンのほっぺたをふにっ]
じぇー? これで良いかのう。
[33+45(67)点くらいの出来にはなっただろうか]
む……アタクシの名前を?
(本名は隠しておったつもりじゃがのう……)
[しかし、魔法少女の宿命として、変身中も顔は丸出しのまま活動しなければならず。
むしろ正体がバレない方が不思議というものである]
―中立亭(喫茶まろん)の外―
[室内の立場主義主張信念の異なる様々の者達が集まっている様を、酷く醒めた表情で見つめている]
馴れ合い、か。
弱き者は群れ、人に自分を確認して貰いたがる事で自分を証明したがる。
強き者は揺らがず、如何なる場所でも己のみを通す。
纏わりつかれたとて、意に返さない。
はてさて、かの連中は如何様な所存であるのかのう。
[店の前で足を止めたのは一瞬。すぐにその場を離れるべく足を進めた]
ああ、最もガレアスというのも誰かが名づけた名だ。
[と何かあったかについては答えぬ]
ではそちらへとするか。
最も、強化と違ってそういう類のものはさほど強力なものはないがな。
[JJが選んだのを聞くと、手のひらをテーブルの上で返すと、ごとりと音がして鈍色のブレスレットが現れる]
念じたものが具現化する。
詠唱などは己の集中を切り替えるいわば暗示だ。
必要ならすればよい。
己によって馴染み深いものを念じればよいが、科学の類はできづらいゆえにお主には難しいかもしれぬな。
[と使ったことがないであろうことから簡単な説明をして]
譲るとなった以上王は退かぬ
代価はこれによる実験の成果で我を愉しませることでどうだ?
>>495
こう見えても私は学校は卒業してる歳ですよ。童顔だから幼く見られがちだけど。(ぷぅ)
普段は、近所に住んでいたおにーさんのお世話になっているです。
小さい頃からずっとそばにいた人で、おにーさんの役に立てるようにあっちこっちの町でいろんな事をお勉強してるです。
[ターゲットが目の前に居る手前、「組織」の事は伏せて話すが、嘘はついていない。
「隊長」を「おにーさん」、「諜報活動」を「お勉強」と言い換えているだけ。
トメ子はその言葉を聞いて……+裏+
表:素直に信じてくれた。
裏:なにやら違和感を抱いたようだ。]
やれやれ。あやつは、なにか変なものでも拾い食いしたんじゃないだろうな。
[怪しい語尾を連呼しているドンファンを、胡散臭い目で見つつ、>>477 トメ子の姿を見れば、眉尻が少々下がる。]
おお、トメちゃんじゃないか。
ずいぶん久しぶりな気がするのぅ。今は腰は大丈夫なのかね。
トメちゃんの『まじくるまじくるくるくる〜☆』をまた見たいんじゃが、最近はちょくちょくやってるのかね。
そうじゃ。じぇーじぇーじゃ。
[トメ>>498に頷いて、しばらく記憶と格闘していたが]
ふむ。思いだせん。どうやら気のせいのようじゃ。
変なこと言ってすまん。
[と言いながらも、他の人と話しながら時々トメ子の方へ視線を送っていた]
そうか。確かにこの町にとって……いや、世界にとってか。
争いの中に暮らす者に、争いのない世界は考えにくいの。
[グラジオラス>>484とシャルロット>>490に、考え込むように]
そうじゃな。
……争いが無くなった後のことを考えても仕方がないか。
今、何ができるか、何をすべきか、じゃろうな。
>>445
[カンナギに十人前くらいの代金を渡されて、くい、と片眉をあげて。]
おぬしら、何かでかい仕事でもしたのかね。
まあええ。若い内はたんと食べて、しっかり体をつくらにゃな。
…余ることはないと思うが、まあ任せておけ。
さて、そろそろお客さんが来るようだな。
我は戻る。
アンクルよ、代金はここに置くぞ
[接客に忙しいアンクルに一言いって、代金を置き、メイアルには一度だけ顔を向けるが、既にいうことはいったと言葉は発さずに立ち上がる]
そうか。しかし魔王よ、生まれた時には名前はあったのじゃろ?
あいや、単なる好奇心じゃ。
ほう……凄いな。
どこから出したのじゃ、それ。手品……いや、魔法か?
[出てきたブレスレットに驚き、テーブルの下を確認しながら、魔王の説明を聞いた]
ほう。無から有が生まれるというのか?
じゃが、それは質量保存の法則に反せぬか……幻ではないのかや。
[興味深げにブレスレットを手にして、眺めまわす]
ふむ、そんなことでよいのか?魔王とは随分と太っ腹じゃの。
おやおや、それはすまんかったのう。
[シャルロット>>501にぺこりと頭を下げる]
おにーさん? それは家族とは違う……いやいや、何か事情があるという事かのう。
[と、彼女の説明に首を傾げ]
そのおにーさんとやらが、世界を救うやら支配するやら言っておったのか?
うーむ、変わった人間もいたもんじゃ……。
[と、先程シャルロットが口にしていた言葉と繋げて考えてみる。
どうやら彼女の誤魔化しも虚しく、「そのおにーさんタダモノじゃないのう……」程度の事には気付いてしまったようだ]
『滅亡させればはやいのだろうな』
[声は発さず、ただグラジオラスの脳裏に誘うような声を響かせる、が受信したかは知らず]
ではな
[短い別れを告げ、マントを翻すとそこには最初から何もいなかったように魔王の姿は消えていた]
>>460
[正義か悪がいなくなったら。シャルロットの問いに、ふむりと顎を撫でる。]
そんな心配をする日は、当分来んじゃろうな。
正義も悪も共に不滅。この町がこの町である限り、正義が破れようと悪が滅びようと、どこからか新しい正義と悪がやってくる。
そんな町じゃからな。
―自宅―
[ぼろアパートの一室で、しばらく冷蔵庫をごそごそ漁っていた。買ってきたものを放り込んだり、お菓子をつまんだりとか。別に食べなくても生きてはいける(と思う)が、何かを口に入れないと多分人生ってあんまり楽しくない]
……よし。
[一段落ついてから、ふと]
情勢を見極めるために……お茶でも飲みに行こう!
[そして意気揚々と『中立亭』へと足を運ぶ。――名前変わったんだっけ]
― →中立亭(『喫茶まろん』)―
[ドンファンがいつ「どうにかしてくれる人」の所に行くのか見守っていたが、どうやら話に熱中しているようなので、諦めて会話に混ざることにした。]
トメばーちゃんの駄菓子屋は子供に有名だからにゃ。俺も「真鶴屋」じゃなくて「トメばーちゃんとこ」って呼んでたし、どっかでそれ聞いたんじゃにゃい?
[JJ>>503にそう答えて、うさみみ少女のほうに視線を移す。]
すげーな、学校卒業しても勉強してるにゃか。勉強熱心なんだにゃ。
[そう話しかけたとき、魔王が何か取り出したのが見えて、注意は半分そっちに移った。]
すげー! 手品みてぇにゃ! いいにゃーいいにゃー。
―魔王城のあるビルの下―
さて、お客さんは
「ヒアウィーゴー」
「オッキドッキー」
…ふむ、どこぞで聞いたことのある存在だな。
では歓迎するにはこれしかなかろう。
出でよ!!
[赤い狐と緑のターヌーキの中年おじさん二人組みに対して出したのは、まあ当然とでもいうか巨大亀型怪獣]
ついでだからこのあたりも改装してやるか
[そして戦いだす両者を余所に、この中心町の一帯だけ土管とかブロックとか亀とかだらけのゲームのような世界へと変えるだけ変えて、魔王城へと*もどっていったのであった*]
―広場―
[不思議な少女に話しかけられたのは何時間前のことだったか。違和感を覚えた噴水を改めて調べてみるが、何も判らないままだった]
まあ、いい。ブルサシ怪人! 出番じゃぞ。
「yippee yi yea!」
[地上最強の戦士であるブルー〇・リーと宮本武〇…ではなく、ブ〇ース・ウィ〇スと元K−〇ファイター〇蔵を合成して作られた怪人を呼び出す]
[魔王を視線だけで見送って。理由はどうあれこれで自分も思う存分に魔力を振るう機会が出来るなんて事を、考えるだけで自然と笑みが零れ]
あ、おじさん。
紅茶お代わりね。
それと、食べ物も……ホットサンド作ってくれるかな?
代金はさっきの魔王様につけといて。
[さしあたっては、部下として上司に何かたかるのも基本。案外と、せせこましい謎の少女だった]
>>506
[席を立つ魔王に、一つ頷く。]
うむ。また来るがええ。
そこの不出来なわしらの弟子と、お前さんとが決戦するのを楽しみにしておるよ。
ふふん。まあ、あやつもしごき方次第…じゃろうからな。
ほっほ、元気元気じゃよ。
[アンクル>>502の言葉に、腰をピンと伸ばして見せた]
そんなにくるくるはしとらんが……というか、見世物じゃあない。
[魔法の事を言われて苦笑する]
ついさっきも、鬼の子を眠らせたり魔物を浄化したりしたよ。
近頃はいつもにも増して町が騒がしいからねぇ。
魔法は余り使わんようにしたいんじゃが。
[トメ子の望みはあくまで、平凡に静かに暮らすことだった]
気のせいか……それならよいがの。
[JJに頷くも、やっぱりこちらに送られる視線が気になりはするのだった]
―喫茶まろん―
おお、本当に名前変わってる。
久しぶりだからなー。ちょっと緊張しちゃうな。
[わざとらしく深呼吸一回。
窓から中を覗き込んでから、こっそりドアを開けて]
ども、失礼しまーす。
コーヒーいただいても宜しいですか?
[姿を消した魔王とは入れ違いになったか。
店主に声をかけてから、割と遠慮なくカウンターに腰を下ろした]
夢見 ブリジット が見物しにやってきました。
[卵とマカロニ、塩昆布等の食材が入ったビニール袋がバサリと膝から落ちた。
その音に反応してか、眠りこけていた持ち主の身体がびくりと動く。
心地よく椅子を揺らす振動。
カタンカタンと規則的に聞こえる音色。
急速に意識が覚醒していくのに任せて、重い瞼を擦りながら床に落ちたビニール袋をゆっくりとした動作で拾う。
辺りを見渡すと流れる景色が窓の外に見えた。
どうやら、電車の中に居るらしい。
広場のベンチで少しうとうとしていたら、これだ。]
う。ぁ……何処に向かってるんだろ、この電車……
[窓の外を見遣りながら呟く。
車内のアナウンスが次の停車駅――ジンロウ町――を告げていた。]
『ラッ〇ーリターン』を販売していた製菓会社を叩き潰してこい。
ああ、連中何を勘違いしたのか急に態度が横柄になってなぁ。
ぐしゅしゅしゅしゅ……悪の組織とは一体何なのか再教育してやらねばなるまい。
いい年こいて教育を施さねば成らぬとはなんともまぁ、人の成長とはそれを欲し、求めるものの以外は与えられない事に気づかぬとはなんともまぁ愚かしいのぅ。
ああ、製菓会社の周りも、邪魔するものも全て、等しくなぎ払ってしまえ。
多少のおイタは構わぬぞ。悪とは何か、感覚が麻痺していそうな町ゆえにな。
再教育してやるのじゃ……。
・製菓会社の近くにあるものは誰の自宅(本拠地等)?1(6)
1.ユーイチ 2.メルクリウス 3.シャルロット
4.カンナギ 5.メイアル 6.カルロ
「せいぎか!」
『あくか?』
〈どっちでもいい〉
《さいごはへいわとふしょくのせかいー》
[いつからそこに居たのか。喫茶まろんの天井近くを漂いながら騒ぎ立てる]
あらあ、メルクリスじゃない。
[ダークサイド同士ということで若干顔見知りの彼に声をかけた。紅茶のカップが到着していればそれを少し飲みながら]
あたしね、今度ちょっと手伝いに行くんだけど。
暇だったらそっちも来る?
[内実は、魔王の城であれこれするって話なのだが、面白いからとその点は伏せて話を軽くした。]
こっちの好きにやって構わないって言うんだから。良い話だって思わない?
[シャルロットの小さな呟きは聞き取れなかったが、窓際の花達がその声を届けてくれた]
(……本音、か?分からん)
[JJの言葉には俯き、胸元のペンダントにそっと触れて]
今何が出来るか、何をすべきか。
正義も悪も関係ない私はどうしたら良いのかしらね?むしろ正義も悪も敵であり味方でもある…おかしな立ち位置ね、私。
[そこまで吐いて、何かが頭の中に響いたような…気がした。>>509]
……?
今、誰か何か私に言った?
「yippee yi yea!」
[意気揚々とブルサシ怪人は命じられた通り、件の製菓会社に向けて駆け出していった。散々暴れることができたのなら、付近にあったか道中にあったか
ユーイチの住処が壊滅させられてしまったかも知れない。]
ぐしゅしゅしゅしゅ……暴れろ、暴れろ。
小難しい言葉など要らぬ。態度で示すのじゃ!
[ご満悦な...はそのままゆっくりとした足取りで怪人の成果を見守るべくその後を追った]
>>517
[トメ子に見せ物じゃないと言われて、少ししょんぼり。]
む、すまん。じゃが、ワシはあれをやっとるトメちゃんが好きでのぅ。覚えとるかね。ワシが昔、トメちゃんの追っかけをしていた頃のことを。
あの頃は、バトル警報だなんだと立ち入り禁止になったりせんで、いろんな人が見物していたもんじゃった。
戦う方も気をつかって、危険なこともせんでなぁ。
ああ、良い時代じゃった。
>>518
ああ、いらっしゃい。
[入ってくる黒い帽子の人物に声をかけ、手早く、だが丁寧に珈琲を淹れて出す。隣に、小さなクッキーを二つ添えた。]
ごゆっくり。
少々騒がしい連中が来ておるが、大目に見てやっとくれ。
客?
では、これは遠慮なく頂いておくぞ。魔王を愉しませるとは、なかなかハードルが高いが。
[魔王が出て行くのを見送った後]
最悪廃人とは、また危険だな。だがリスクなくして科学の進歩はない!
試しに使ってみよう。たしか、どこかで聞いた呪文が。
囁き、詠唱、祈り……念じろ!
[ブレスレットを手にして、精神を集中する。+裏+が表なら、1(6)が出てくるかも。
1. ケーキセット4(6)人前
2. ラッ〇ーリターン
3. 珍しい形の石
4. 65段ギアの自転車
5. 井戸端戦隊シュフレンジャーのフィギュア
6. <<プロフェッサー JJ>>]
あれ、メイアル?
やあやあ、どうだい、元気かい、順調かい?
[知った顔である。陽気に言葉を返す]
へえ、手伝いかー。
好きにやらせてくれるのか。君には向いてそうだねえ。
……で、誰と組んだの?
[敢えて伏せられているかも分からなかったが、まず問いかけるのは相手について]
>>508
(あう。余計な事をしゃべりすぎちゃったです。
このばーちゃんに隊長のことがばれちゃってるかもしれないです。
はぅぅぅ。こんな事だから“名も無き研究員A”さんに「まだまだお前は半人前だー!」と怒られちゃうのですね。
当たり障りの無さそうなところだけ本当のことを言っておくですよ。)
[言葉に出さず頭の中でそんな事を考えている間、一人百面相をしていたかもしれない。]
え、えっと。「おにーさん」は幼馴染みたいな関係の近所のおにーさんだけど、すごい人なのです。
それで、ある時「一緒に来るか?」って聞かれて「うん。」って答えたのです。
私はただおにーさんと一緒に居るのが好きだっただけなのです。
[続けてユーイチ>>512に]
だから、勉強熱心とかじゃなくて、ただおにーさんが好きなだけなのです。
>>522
むっ…怪しい気配。
[おもむろに塩をとり、天井に振りまこうとして、その動作を急停止する。その目はしっかり、騒いでいる連中を捉えていた。]
なんじゃ、おぬしらか。
ほれ。そんなところに漂っておらんで、この辺におったらええ。
[言って、グラスに入れた”特製スピリチュアルドリンク(成分は秘密)”をカウンターの端に置いた。]
[喫茶店に登場した新たな来客に視線を向ける]
ふむ。何も出ぬか。
使いこなすにはそれなりに修行が必要なようじゃ。
[がくりと膝を折り、ブレスレットを外した時、マスターとトメ子の会話が聞こえてくる]
……トメさん、魔法使えるのにもったいないのじゃ。
魔法を使う時のコツとかあったら、ワシに教えて欲しいのじゃが。
ぐーしゅしゅしゅしゅ!
[進撃する上半身裸の中年風貌の怪人の後を追う]
いいぞ、いいぞ。壊せ! 砕け! 潰せ!
生無きモノは無に返せ!
生有る者は根こそぎ奪い取れ!
[駆けつけるヒーローがいれば迎撃し、立ち塞がるヒロインがいれば撃退する]
警報など気にするな! 邪魔する者は薙ぎ払え!
誰が悪か、どうして悪か、何ゆえ悪なのか態度で示せ!
[不幸気質の少年の家もその争いの中……南無である]
フフ、そりゃあ覚えとるよ。
アンちゃん、そのガタイで遠慮もせずに最前列で見てたからねぇ。
そのアンちゃんも実はヒーローやってたって、知った時は大層驚いたよ。
[アンクル>>526に、懐かしむような笑顔で思い出話]
そうじゃのう。派手だけれど無害な演出ほど喜ばれたからねぇ。
昨今の戦いは、結果重視一点張りか、テレビ受けばかり気にしているようなのばっかりじゃ。
[しかしそのテレビで「魔法少女もの」として初めて放映されたのが、トメ子扮する『魔法少女戦士 まじかる☆るーこ』だったりもするのだけれど]
「塩だ!」
『溶けるか?』
〈溶けないよ〉
《おっちゃんありがとー》
[相変わらず騒がしいまま、カウンター端まで降りていくと、特性スピリチュアルドリンクを飲み始めた4(6)]
[1.真面目になる。2.変化なし3.膨らむ4.勢い余ってジョブチェンジ5.変化なし6.萎む]
騒がしい ポルターガイスト が村を出て行きました。
あれ、弱い者いじめ?
ああ、確かに張り合わない相手ばっかりってのは辛いよねー。二十五丁目の結社さんも大して強くなかったし。気持ちは分かるよ。
[物騒な言葉を言いつつメイアルに同情してみたり。
当ててみろ、と言われる。思い当たる組織や人物、複数あるといえばあったが――ふと、魔法陣騒動を思い出したりして]
そういえば、町外れに世界を滅ぼす魔法陣を作った魔王様が居たなあ。
あの人は、中々凄い実力を持ってそうだった。
正義だの悪だの、そういった概念に縛られぬ方が
自分のしたいことをするのに良いと思うのじゃがね。
[誰にともなく、補聴器に届いた声につぶやく]
しかし何だか騒がしい店じゃな。
[音のした方、カウンター端を見やる]
浮いてる何か が見物しにやってきました。
ほう。余程素敵なお方なのじゃな、その「おにーさん」は。
しかし……お嬢ちゃんくらいの歳になったら、「おにーさん」の世話になるばかりではよくないんじゃないかのう。
[先程年齢を見間違えていたことは棚に上げた]
「おにーさん」と離れることで見えるものがあるかもしれん……と、口でならなんとでも言えるんじゃがのう。
[彼女の正体、或いは事情がはっきりしない以上、あまり無責任な事を言うべきではないかもしれないと思ったのだった]
勿体ない……? そうかのう。
魔法でなんでも済ませることこそ勿体ないと、アタクシは思うがねぇ。
[JJ>>535に首を傾げる。
しかしこの町では、特殊な力の一つや二つ持っているのが普通なので、その言葉もいまいち説得力がなかったかもしれない]
コツか。
おヌシがどの程度の素質を持つかにもよるがのう。
ひとつ言える事は、半信半疑では駄目。心の底から、自分は魔法を使えると信じることじゃ。
―市街・製菓会社近隣―
砕いたビルには悪の旗を立てろ!
避難被災した住民には財貨をばら撒け!
[集めた黒づくめの戦闘員のような雑魚怪人達を破壊後に呼び出して、散開させる]
そしてそこらに転がっている無様な正義を標榜する輩を集め、そこらの電柱にでも縛って吊るし上げろ!
ぐしゅしゅしゅしゅ……仮面の者は仮面を剥ぎ、晒してしまえ!
[次々と命令を下していき、怪人達はてきぱきと指示に従う]
見掛け倒しの魔王? 茶話で寛ぐ魔法少女にヒーロー志願?
せいぜいこの近所の住民に誰が強者で、誰に従えば安寧を得られるか教えてやれ!!
正義と悪の争いなど所詮はごっこ遊びだという幻想に護られて、抗争に馴れきって弛みきった全ての人間どもにだ!!
ぐしゅしゅしゅしゅ……ぐしゅしゅしゅしゅ!!
いやぁ、今それを言われると、恥ずかしいのぅ。
[トメ子の指摘>>537に、ほんのりと顔を染めなどして。
テーブルにほうじ茶をことりと置く。]
ワシもあの頃は、そこの若造みたいに無我夢中でたたかっとったからのぅ。そんなときに、トメちゃんに出会って、ワシゃ心を打たれたんじゃよ。
戦いは、勢いだけじゃ駄目なんじゃとなぁ。
いや、しかしトメちゃんがテレビに抜擢されたときは、そりゃもう驚いたわい。
すぐ喜んであちこち言いふらしたもんじゃが、本当はちと寂しかったかのぅ。
[目を細めて思い出話に興ずる姿は、どこからどう見ても、ただのじいさんである。]
―魔王城―
[魔王城より下の戦いを眺めている魔王]
ほう、赤い親父がレジェントキノコを食べた。
でかくなりすぎだが、これで形成逆転…では面白くないな
[いって、亀型怪獣もでかくして怪獣決戦を高みの見物している。
そんななか緑の髭中年はぷちっと潰されていたが気にしない。というかゲームで出てくる空間に変更されてるあたりかなり、絶対に魔王は遊んでいる]
[なぜだかカウンターの隅で変態している謎の生き物>>541に目を丸くして、それから、ぽむと手を打つ。]
おお、すまんすまん。そういえば、メタモルのエキスを隠し味に入れていたんじゃった。
まあそのなんじゃ。その姿もなかなか似合っとるぞ。
―― アニュエラの道具屋―― >>459
[凄絶な美女と二人きり。]
ああ、なんという危険な美しさ。
目を逸らせというのなら、どうかそのたおやかな御指でわたしに目隠しをしてくだい。
そうか?魔法で済むことなら、そうする方が合理的じゃとワシは思うがのぅ。
[トメ>>542に首を傾げる]
ふむ。素質はいかんともしがたいが。信じること、かや。
[しばらく考えていたが、やがて身につけていた補聴器や加速装置、簡易体温調節装置などを外していく]
ワシは魔法を使える。
[両目を閉じて、ブレスレットに意識を集中させた]
ワシは魔法を使える。
ワシは魔法を使える。
ワシは……
[もはや既に誰も見ていない店の奥で、テレビが臨時ニュースを映していた。
市街にある製菓会社が、怪人の集団に襲われて壊滅。周辺の住宅にも被害が出始めている、と。>>536>>543]
なにがあった?
[疑問符を浮かべながらグルグルとその場で回る]
「なにがあった!」
〈さっぱりわからん〉
《てれってー》
[くるくると回っていると、他の声も聞こえてきた]
どもーっす。にゃ。
[メルクリウスに笑顔で挨拶すれば、ケータイが鳴っていることを指摘される。]
ありゃ。さんきゅ。にゃ。
[慌てて取り出してみれば、自宅から何件もの着信履歴が残っていて。怪訝に思いながらもかけ直してみる。]
もしもし。俺にゃけど……
はぁっ!? 家が怪人にぶっ潰されたにゃーーー!!!?
[本日何度目かの絶叫は、店全体に響き渡っただろう。]
お前らの期待するヒーローは今、中立地帯で仲良しこよしだぞと伝えてやれ!
相手にされずとも構わぬ。二度三度と刷り込ませていけば良い。
最後に縋るのは明確な行動したもののみじゃ!
ああ、基本は破壊と施しじゃ。
ぐしゅしゅ……この二つの手管は人間共が教えてくれたわ。
[一通りの活動を終えると、部下達が報告に集まる]
ん? そうかそうか。
警報機も粉砕したじゃろうな? よし、ならば撤収じゃ!
暴れ足りないものはおらぬだろうな?
よし、撤収じゃ 撤収!
……ふぅ。
[部下達が慌しく動く中、酷く疲れたような顔をして空を見上げる。
空の先には何か見えるわけでもなく、寂しげな笑いを浮かべていた]
ん? ああ、ブルサシ怪人、しんがりは任せるぞ。
適当に示威行為を済ませたら帰って来い……無理はするな、じゃ。
[JJの呟いた言葉はまたしても植木鉢の花達によってグラジオラスの元へと届けられた]
(やりたい事など理解している。だが今日は珍しいことに……)
[再び植木鉢達から何か焦ったような思念が届く。
仲間の花達が、民家の花壇に居た仲間が潰された、と。
場所は製菓工場の近く]
……おじさま、ご馳走様。
お代は本当に良いのかしら…おごりだって言ってたけど。
また来た時にお礼はするわ。ちょっと…お出かけして来ます。
[周囲の人々への挨拶もそこそこに、足早に中立亭を飛び出す。背後からは製菓工場が襲われているというニュース>>550が流れていた]
めたもる?
「めたもる!」
〈そのせいか〉
《じぶんはじぶん?》
[アンクルから説明を聞くと、めたもる、めたもる。と繰り返しながら<初代魔法少女 トメ子>の頭の上で回り続けている]
女幹部 エルヴァイラ が村を出て行きました。
─アニュエラの道具屋─
>>548
フフフ……あたしはどちらかというと、
[ナイスな感じの太ももを、際どいスリットからチラリと見せ]
こちらでぐりぐりと頭を踏んであげる方が、好きなんだけど?
ねえ、アナタも、本当はそうされたいのではなくて?
[クスクス]
……いやぁね。冗談よ。
あたしはもう、悪女じゃないんだってば。
[笑いながら、神父の後ろに回り。神父の背中を、人差し指でつつっと上から下へ、すべらせて]
ご用がないなら、帰った方がいいわよ?
でないと……帰れなくなるわ。
[クスクス]
[照れるアンクル>>542に微笑みながら、出されたほうじ茶を礼を言ってから啜る]
そんなアンちゃんだって、男の子の憧れの的だったでないの。
勢いだけでは駄目だけれど、時には勢いで壁を突き抜ける事も必要だからねぇ。
[アンクルの思い出話を、湯呑み両手に聞く姿もおばあさんそのものだ]
フフ、あの頃は「テレビに出た」なんて言ったら、それはもう大騒ぎされる時代だったからねぇ。
不思議なもんじゃ。
テレビに映ろうと映るまいと、やってる事は同じのはずなんじゃが……。
[少々愚痴っぽくなってしまった話に、再びほうじ茶を啜って苦笑する。
その時、テレビでは製菓会社のニュースをやっていたが――5(6)
4以下ならそちらに視線を向ける事はなかった]
16人目、女幹部 エルヴァイラ がやってきました。
はあ。ワシには魔法の素質がないのかのぅ。
[店を出て行くグラジオラスを見送って]
マスター、あの子もここの常連な……
[問いを発した時、またもユーイチの絶叫が店の中に響き、その内容に絶句した]
お代はちゃんとそこの兄ちゃんから頂いておるから、心配せんでええ。
またどうぞ。
[なにやら慌てたように出て行く花の少女>>556を見送って、はて、何か起こったかの、と首を傾げた。]
なんと、ユーイチくんの家が?
[突如響いた絶叫>>553に驚いている傍ら、グラジオラスが足早に店を去っていく>>556]
何か起こったのか――む?
[と、テレビで今まさに報じられているニュース。
その製菓工場の名には見覚えがあった]
確か、ラッ○ーリターンはここの会社の菓子のはず……。
[大量に捨てられていた菓子と関係があるのだろうか。
ニュースは本日も盛りだくさんなので、そんな細かい出来事までは報道してくれそうもない]
……? そういえば、何やら五月蠅いが。虫でも入ったのかのう。
[頭の上で手を振ると、その手は浮いている何かに+裏+
裏ならば当たる]
[アンニュエラが背後に廻り>>558視線の外れた神父はようよう理性を取り戻す。]
Per quam servitus finitur, et libertas redditur.
(あなたによって苦役は終わり、自由が取り戻されます)
とはいえ、闇の中に咲いても薔薇はその香りで正体を露見してしまうでしょう。
あなたの艶やかな声だけでわたしは溶けてしまいそうです。
ヘリウムガスで変声してくれますか?
これこれ、そう回るもんじゃない。目が回ってしまうじゃろうが。
[楽しげなのか困っているのかよく分からない浮いているもの>>557に苦言を呈して、ううむ、と腕を組む。]
もう一度、スピリチュアルドリンクを飲めば、2%くらいの確率で元に戻るとは思うんじゃが…賭じゃからのぅ。
[言いながら見ていたら、トメ子の手が何かに当たる瞬間>>564を、ばっちりと見てしまった。]
[背中を優しくなぞられれば身を捩る。>>558]
ああっ、やめてください…
お戯れを。
わたしは神に仕える身なのですよ。
[どうやら、その台詞はいつか言ってみたかったらしい。]
[一人悪の旗を片手にブルサシ怪人が闊歩する]
「I'm Japanese tachiwaza king!」
[ご満悦そうであった]
もるー?
「うげんにしょうげき!」
〈うわあああ〉
《おちるぞー》
[トメ子の手が右の羽に当たると、バランスを崩してそのまま+裏+(表:カウンターの上 裏:トメ子の頭の上)に落ちる]
[皆がそれぞれ話をしている最中に、散々語尾の関係で弄られてぐったりしている。 すると・・・?]
ぬぅ・・・・ウオオオォォォォォ!!!
このままでは団長殿にどんな顔で会えば良いのかも分からぬワン!
カンナギ殿、良ければその何とかできる知り合いの元へ連れて行ってくださりませぬかワンッ!?
そこの少年も困っているだろう、一緒に参ろうぞワン!!
さぁ、急ぎましょうぞ!!
店主殿!皆の者! 世話になり申した、またいつかお会いしましょうぞワンッ!!!
[何かが限界にきたのか突然叫び出し、カンナギの肩を掴みながら拝み倒す。 半ば無理矢理な形でユーイチとカンナギを連れて外へと出る。 誰かが面白がって着いてくるのであれば構わず*連れていくだろう*]
その知り合いはどこにおりまするかワンッ!?
フフフッ……そこまでサービスしてあげる義理はないわ。これ以上は有料よ?
[ふッ]
[少し背伸びして、相手の首筋に息を吹きかけてからかい]
もっと修行なさいな、神父さん♪
むっ!
[頭の上に落ちて来た何か>>570の衝撃は、予想していたよりも大きかった]
いたた……
なんじゃあ、これは。使い魔の類かのう?
[ひょいとその生き物を、1.羽 2.尻尾 3.体?を鷲掴み1(3)で持ち上げる]
は…はい。
[乱れたストラを整えつつ]
いずれ、神の愛について語り合いましょう、アニュエラさん。
ええと。ここに来た理由――でしたか。
とりあえず、あなたの【生写真】をください。
[相変わらず騒がしいドンファン>>571に、むすっとした顔を向ける。]
うむ。また来るがええ。
ただし、次はもっと静かにな。
[どこまでも暑苦しい奴よ、とぶつくさいいながら、去っていく背中を見送った。]
はぁ〜〜〜、良かった。
[アナウンスの停車駅を聞いて安堵する。
ジンロウ町駅徒歩2(10)分の場所にある小さなアパートが住まいであった。
目覚めたらとんでもない土地に居た、なんてことが今まで何度あったことか。
そうなると、夢を通してでしか戻れなくなる為厄介なのだ。]
あ……卵、割れてるし。
ドンファンとやら、何とかってどっちへ向かう気じゃ?
落ち着かぬか。まずは現場を訪れるのが捜査の鉄則じゃろ。
カンナギ、道案内を頼む。最高時速でひとっ走りじゃ。
[靴をローラーブレードに履き替え]
―製菓工場への道―
[両手を耳にかざし、花達の声を受け取りながら走る。
皆慌てているせいか所々にノイズが入っているが、1つだけ確かな事がある]
工場など、民家など、怪我人など知らん。
其処に花が横たわっているのであれば私はそうした者を潰す、壊す、二度と立ち上がれんようにするまでだ!
[胸元のペンダントが輝き、両手を耳から離して身体の各部に触れながら駆ける。
爪先まで触れた後にはワンピースは消え、パステルカラーの色だけは可愛らしいバトルスーツに身を包んだグラジオラスが在った]
何処だ、皆が伝える怪人とやらは!
[やがて、花達の誘導によって怪人を見つけるが>>5681人である事に不服そうな顔を向けた]
ぐわーははは!! よくきたな、ヒーローよ!
[それ以外の可能性など考える知性もなく、上半身裸の中年男性のような怪人がグラジオラスの姿を見れば(>>580)出迎える。
今日は既にヒーローを9(20)人撃退していて自信過剰であった]
我が名はブルサシ怪人! 我が挑戦を受けて貰おう!
[言うと同時に、地面から怪人を中心に周囲を広く四角いものが囲う。
見ればコーナポストとロープ……リングが出来上がっていた]
このリングの上でのオレ様は最!強! 何せカラテ使いだからな!
それでも恐れなければかかって来るがいい! ぐわーははは!
>>575
あなたにはそれだけの価値があります。
そして、我が信徒は全世界にざっと590,000,000人は堅い。
献金をひとりあたり…
ええと、計算してください。
プロフェッサー JJ が村を出て行きました。
16人目、プロフェッサー JJ がやってきました。
―ちょいと前―
(いやー、若いっていーなー)
[とか。正義とは何か悪とは何か、争いが終わったらなにが、と、言葉を交わす面々に、どこか遠いものを見るように笑った視線を向ける。
自分がそんなことを思っていたのはいつのことだったか。まぁ、気がついたときからやれることやるだけだって思った気もするね?]
ああはいはい案内ね。
まっかしとき。
ンじゃおっちゃん、またヨロシクねー。
[ドンファン>>571やJJ>>579に急かされれば否やもなく]
ああぷろふぇっさー?
それは外しといた方がいいと思うな?
[ローラーブレードに履き替えたプロフェッサーに一言苦言を呈し、自分の自転車に乗るよう促す。4人乗りは多少苦しかろうが]
ンじゃ、ジャスティス急便、いっきまーす!
[出発前に一声かけて、自転車を漕ぎ出す。流石に不安定な4人乗りでは音速までは及ばなかったが]
む……なにやら、よくわからんが。
[何やら色んな声で喋っている謎の生物。
ばたばたしながら騒いでいるが、どうやらアンクルの出したドリンクの方へ飛ぼうとしているようだ]
害獣ではなさそうじゃの……ほれ。
[と、それから手を離してやり]
アタクシもそろそろお暇するかねぇ。
邪魔したね、アンちゃん。
[アンクルに頭を下げつつ、店を後にする。
勿論、向かう先は――]
何があったか知らないけど、子供の夢を壊すのは良くないねぇ。
――製菓工場へ――
む。
華奢な自転車に見えるが、4人乗りでも持つのかや?
[カンナギの速度を一度体験しとくのも悪くない、と思い、素直に自転車に身体を収めた]
[ブルサシ怪人と名乗った相手はリングを造り出した。>>581どうやらそちらで闘えと言いたいようだ]
律儀な奴だな、私はグラジオラスだ。
ほうほう、このリングの上では最強か。それはカラテとやらで闘った場合だな。
だが生憎と私はそのようなものは知らんのでな。
コレで行かせてもらう。貴様から言い出した事なのだから今更「イイエ」とは言わさんぞ?
[コレ。と言いながら身体にぴったりとしたスーツの何処から出したのか、大きな鎌を引き抜きリングの外からブルサシ怪人を見上げ、醜悪な笑みを向けた]
よし、これも付け加えるか
[そういって流すのはゲームミュージック。
そんななか着々と世界滅亡の術式が作動しているが、発揮されるのは*まだ先のこと*]
花の子 グラジオラス が村を出て行きました。
あらあら、皆さん早速ですか。
頑張ってきて下さいねー。
[製菓工場での事件。
一応ダークサイドのつもりなので見送るに留め、コーヒーをずずずと啜っている]
16人目、花の子 グラジオラス がやってきました。
うむ。騒がしい連中が出て行ったが、こちらが騒がしくなっておるの。
[トメ子>>573の頭の上に落ちて、羽根を掴まれて騒いでいるなにか>>577を、しげしげと眺める。]
ああ、トメちゃん、そやつも悪気はなさそうじゃから、離してやってくれんかの。
先程、ワシのメタモル入りスピリチュアルドリンクをうっかり飲ませたら、そんな姿になってしもうたんじゃ。
うん?トメちゃんも、もう行くのかね。
気が向いたらまた来ておくれよ。
[トメ子を見送って。すっかり人の減った店を片づけ始める。]
[補聴器の感度を上げ、周囲から漏れ聞こえる声を絞って拾う]
あっちじゃ、ジャスティス急便。
何か、戦いの気配がする!
[大の男の4人乗り自転車から身を乗り出して、ある方向を指差す]
うぅ、俺の家……。
明日からどこに帰ればいいんだにゃ……。
[呆然とTVを見つめている。そのうちにJJが移動する旨声をかければはっ、と我に返るが。]
へ? わ、うにゃーっ!?
[答える前にドンファンに連れ去られ、一陣の風となって姿を消した。
あとには、ユーイチの生徒手帳が所在なげに残されている。]
ぎゃーははははは! 異種格闘何でも御座れだ!
寝技締め技なんぼのもんじゃーい!
[絶対の自信があるのかただの過信か、鎌を向けられても高らかに笑い続けるのみ]
我がカラテ、この拳は光線兵器でさえも凌駕する!
そんな鎌程度で泣き言を言うほど、我が肉体は弱くは無い!
[ロープに背を預けたまま、余裕のポーズで挑発する]
高校生 ユーイチ が村を出て行きました。
―喫茶まろんを出てから66秒後―
[ギキィッ]
[多少耳障りな音を立て、自転車が急に減速する]
あー…ドンファンくん?
ユーイチくんのことは任せたから、ここの住所向かってくんない?
[言葉とともに差し出したのは、ジャスティス急便の名刺…の裏に書き込んだ、アニーの道具屋の住所]
見ての通りの町中にユーイチくん放り出していかないようにね。
[と、ドンファンには一言釘を刺す。何しろ目の前では製菓工場を襲った悪の手先やら巨大化した亀から逃げてきた民間人やらでごった返していたのだ]
ぷろふぇっさー…は、どうなのかな。 自衛の手段がないならドンファンくんのほうについてくことお勧めするけど。
[聞きつつ、ぐいっとゴーグルをはめる]
さてっと、ジャスティスジャスティス!
[気合を入れるように一声上げると、自転車を先ほどの2(10)倍速で漕ぎ出した。向かった先は+裏+表:製菓工場のほう。裏:巨大亀の方]
高校生 ユーイチ が見物しにやってきました。
─アニュエラの道具屋─
ふふっ。いい心がけだわ。
その調子で、あたしに貢ぎなさい。
そういうわけで……、まずは信者から、さっさとその献金を、回収してきなさい!!
[見事なおみ足で]
[道具屋から、蹴り飛ばした]
[運が悪かったら崖>>1の方に落ちたかも]
ユーイチ、家に来るか?
……と言いたい所じゃが、あいにくワシ宿なしじゃし。
例のヒーロー保険、ちゃんと加入しておるのじゃろ?家族が無事なら、なんとかなろう。
ドンファン、一般人の身の安全も、ヒーローの立派な仕事。よろしくな。
[>>595で止まった自転車からドンファンが降りる際に、一応釘をさしておく]
ワシか?攻撃は最大の防御なり、と言ってじゃな。
[ごそ、とどこからともなく取り出したのは
無骨なグレネードランチャー]
行こうか、ジャスティス急便。
―製菓工場付近・特設リング(?)―
良い度胸だ、それでこそ潰し甲斐もあるというものだな。
ならば行くか。
『火焔』フロックス、奴を焼いてしまえ!!
[鎌で飛び掛るかと思いきや、花言葉を唱えてブルサシ怪人を指差し、噴きだす炎で不意打ちを狙った。
+裏+←表なら不意打ち成功、リングの上へ上がる。
裏なら不意打ち失敗、反撃を受けリングの上へと引き摺り上げられる]
― 少し前 ―
「おまちどう。」
[注文した怪しげな桃色ドリンクがテーブルに置かれた。]
ありがとです〜。やっぱりこれですよねぇ。にはは。
[ユーイチの絶叫が店に響き渡る。]
[置かれたドリンクをグビグビ飲みながら]
(うにゃ?これはお仕事の前兆かな?)
[テレビで報じられる製菓会社のニュース、そして店を飛び出すヒーローたち>>584を見送ると、
残ったドリンクをグビっと飲み干し]
ぷはー。ごちそうさま〜。マスターさん、私もそろそろ出ますね。
美味しかったです。
[と、挨拶をすると店の外へと出て行く。]
あっちはあっちで騒がしいのう……。
[製菓工場へ向かう途中、暴れている巨大な亀を遠目に見た。
中心街の様子もどことなくおかしいような……ここからでははっきりわからないが]
いつもの事だけど、体がいくつあっても足りんねぇ……。
[まあまずは製菓工場の方を解決しよう、と。
トントンと靴を履き直し]
さあて、ちょいと急いで向かうかねぇ。
[地面を蹴る、と同時に猛烈な土埃が製菓工場への道を駆け抜けて*いった*]
やれやれ。この町は、ゆっくり茶を飲む暇もないと見えるな。
[テーブルの上を片づけ終え、テレビから流れる破壊活動を見たりしながら、店に残るものたちに視線をやる。]
おまえさんたちは、行かなくてもいいのかね?
まあ、あまり団体行動が得意なようにも見えんがな。
炎だと。小癪な……カラテの舐めるなぁぁぁぁぁぁぁ!
[一喝すると何故か噴出す炎をその喝で切り裂いた。同時にリングに上がったグラジオラスに対し]
喰らえっ! 海老カツパァァァァァァチ…と見せかけて黄金のロー!!
[大振りで振りかぶった拳はフェイント。すかさず出された彼女の細い足へのキック攻撃。が、効果はイマイチだった。あっさりと反撃を食らう]
ぐぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
[そして威勢とは裏腹にグラジオラスの攻撃をまともに喰らうと、全身から体液を撒き散らしつつ吹っ飛びリングの上を転げ……そしてあっさりと動かなくなった]
ピク… ピク…
[そのまま一瞬で決着かと思った時、どこからともなく声が聞こえてくる]
「10-9! 10-9! 10-9! 赤! ブルサシ!」
[と、同時に何故かブルサシ怪人のダメージが全てグラジオラスに転じる。くずおれる彼女を他所に元気に立ち上がって高笑い]
ギャーハハハハハハ!
このリング上にいる限り、オレ様は無敵!!
[リング対策をしないといけないようだった**]
うむ、気をつけてな。
[店を出て行くシャルロット>>604に応え、それから、一回り大きくなって床でもがいているなにか>>601を、両手ですくい上げる。]
やれやれ、困ったことになっとるのぅ。
一発入れれば、中身が減って小さくなるじゃろうか?
[なにやら、物騒なことを呟いている。]
ジャスティス急便 カンナギ が村を出て行きました。
16人目、ジャスティス急便 カンナギ がやってきました。
あー…効っくかなー…
[ぷろふぇっさーが取り出したグレネードランチャーには少々疑問顔。巨大化したヒゲのおっさんと殴りあう亀に、果たして通用するかどうか]
…まぁ。やばかったら連れて一回逃げりゃいっか。
[と、結局自己完結。逃げ足だったら誰にも負けない自信はあるし]
ンじゃぁ、舌噛まないようにね!
[声をかけたぷろふぇっさーとタンデムで、一直線に亀へと向かう。現場に着けば、まずはぷろふぇっさーのグレネードがどれほどのものか、その検証も踏まえてグレネードを撃ちやすい距離を保ち、けれど万が一にも瓦礫や巻き添えによる二次災害の出ない範囲で亀の周りを旋回した]
たすかった?
「たすかった!」
〈たすかってないだろ〉
《ぱーんでぴゅー》
[アンクルの物騒な呟きに逃げようとするが、体が重くて動けない]
― 店の前 ―
早速これの出番ですね。
[取り出だしまするは、アニュエラの道具屋で購入したスーパージャンピングシューズ>>230>>236]
さぁ、いっくでーす!!
(ぴょい〜ん)
[スーパージャンプ。ビルの屋上をトントントンと飛び回り、最短コースで現場へ向かう。
途中で、デッカイ亀の化け物と地味な緑服のオッサンが居たような気がするが、今は任務が最優先。
66+0秒後には現場近くのビルの屋上へ到着するだろう。]
諜報員 シャルロット が村を出て行きました。
16人目、諜報員 シャルロット がやってきました。
ふむ。そんなもんかのぅ。
まあ、今日は十分以上に町が騒がしくなっとるから、これ以上何か起きても困るがな。
[メイアル>>610とメルクリス>>611にふむふむと頷きながら、それぞれに飲み物のお代わりを出す。]
なに、サービスじゃよ。遠慮はいらん。
ま、代わりといってはなんじゃが、おぬしら、こやつを元に戻してやれんかね。
せめて、飛べるようにしてやりたいんじゃが、ワシがやると少々荒療治でな。
[そういって、手の中でじたばたしている謎の何か>>613を示す。]
ぬ。ただのランチャーだと思うでないわ。
着弾時に相手の装甲に合わせて形状を変えて威力を調節。以前はじぇー隊にも売り込んで正式採用の一歩手前まで……ぇうぉあっ!
[長い説明の途中、走り出した自転車に舌を噛む]
うあ、硬そうじゃな。
ふふふ、腕が鳴る。参るぞよ。
[自転車で距離を調節してもらいながら、ランチャーを肩に担いで、引き金をぽちっとな。
目標がでかいので40が80以下なら命中。威力は90]
そっか。
まあ、それもそうだね。
[退屈してるのかな、と内心で考えつつ、メイアルの言葉に頷いておく]
しっかし、魔法陣騒動と言い製菓会社襲撃と言い、ここ最近は派手な破壊活動が多いねえ……
[ニュースは別の事件を報じ始めてしまっただろうか。テレビを眺めて、まったり気味に]
ハハハハハハ!良い声じゃないか、それを断末魔に変えてくれる!!
[炎による不意打ちは失敗したものの、リングへと上がりフェイントを避けて鎌で袈裟懸けにブルサシ怪人へと斬りかかった]
どうだ、痛いか?苦しいか。さっきまでの勢いはどうした?どのように痛いか詳しく言ってみるが良い、貴様は主が居るのだろう?しかと届けてやろうではないか。
『10-9! 10-9! 10-9! 赤! ブルサシ!』
[周囲に誰か居るのか、謎の声が響き渡り袈裟懸けにしたはずのブルサシが飛び起き、今度はグラジオラスの身体に鎌の傷が走った>>608]
な……!?っぐぅ…
[何が起こったのか瞬時に理解出来ず、その場に膝から崩れ落ちて傷を押さえて堪える。
その間にも容赦なくブルサシ怪人の蹴りが入り、とうとうリングへと倒れ込む]
おー、やるじゃんぷろふぇっさー!
ね、ね、ハカセって呼んでもいいかい?
[結構な破壊力をたたき出すグレネードに上機嫌。コイーンッコイーンッと小銭稼ぎつつ、後ろのぷろふぇっさーに尋ねたり]
この調子なら、攻め手はハカセに任せちゃっていいか…なっ!っと!
[グレネードの攻撃に苛立ち、振り下ろされて目前に迫った巨大亀の腕を自転車のジャンプで軽々乗り越え。
無理に攻めようとはせず、ぷろふぇっさーのグレネードでヒット&アウェイの体制だ]
うぉわぁっ!? にゃ!?
[自転車が急停止する。気を使って貰っては居たようだが、体育2のユーイチにはいろいろと厳しく。ばたんと自転車から落下。]
うぅ……びっくりしたにゃ。俺たちはこっちに行けばいいんだにゃ?
[カンナギに頷いて。ドンファンのほうに向き直る。]
……俺あんたの足にはついていけにゃいと思うから。……担いでってくれにゃい?
[男としてのプライドとかどーなのと言う気はしたが、今日はこれ以上走れないので頼んでみた。]
――製菓工場への道の途中――
[中心街の付近に差しかかった時であろうか――突然、てってっれーててってれってと軽快なBGMが聞こえてきた。
そして突如前方に出現した所属不明の怪人(キノコっぽかった気がする)が、ぶつかった途端ポコッと音を立ててどこかに飛んで行った。
先を急いでいたので気にも留めなかったが]
さて、そろそろ――
ありゃあなんじゃ。プロレスか?
[何故だかその場にリングのようなものが出現していた。
その上でグラジオラスが倒れているのに気付き、内心慌てるが、これ以上速くは走れない。
辿り着くまであと8(60)秒]
おおお、コーヒーもう一杯!
流石マスター、ありがとうございます。
[何が流石なのかはちょっと分からなかったが。
アンクルの手の中でじたばたしている何かに、視線を落とす]
――ううん、どうしたかな?
ひょっとして、膨らみすぎて動けないとか。
[だとしたらお安いご用、と頷く。
カウンターにうっすらかかる影が、ざわり蠢く]
ふははは、ハカセでもデキスギでも、好きに呼んでよいぞ。
さて、がんがん行こうかの。
[次弾を装填して、狙いを定めているとこちらに気付いた亀の化け物の視線が自転車を捉えた。迫る腕にびびる暇もなく、自転車が軽々とジャンプして避けていく]
お、おおう。
あの速度で、手足のように扱えるのじゃな……凄え。
[振り向きざまに発射した次の弾の威力は99]
― 製菓工場付近・ビルの屋上 ―
喫茶店に居たあの人たちに見つかると厄介なので今日は文字通り、高みの見物とさせてもらうです。
さてさて、現場はどうなっているのでしょうか。
[周辺を見渡すと、そこにあるのはあからさまに『バトルです。』といわんばかりのリング。
リング上にいるのは一足早く喫茶店を出たグラジオラスと見慣れない怪人。]
えぇ〜!!あのお姉さんヒーローさんだったのですかっ!?
そうは見えなかったのですが…えっえっえ〜!?
とにかくいい研究材料になりそうなのです。じっくり様子を見させてもらうのです。
[ビルの屋上で下から見られないよう姿を隠しながら、リング上の様子を観察・撮影している。]
ふくらんだ?
「ふくらんだ!」
〈おもくてとべない〉
《どきどき》
[アンクルの手の上でじたばたしながら、メルクリスの影が動くのを見ると、興味津々で見つめる]
さてと……
[先に行かれた分、多少は急がないと遊ぶ前に終わってしまう。そんな思いから、魔力で加速していく手段を選び]
……ッ
[簡単な呪文詠唱と共に、亀の暴れている現場近くのビル屋上へと誰かさんが作ったと思われる土管のワープゾーンを使って移動。屋上から戦況を見回して]
ふーん。
魔法は使えない分、科学兵器かぁ。
やるじゃないの。
うむ。気にせんでええ。
気をつけてな
[店を出るメイアル>>624を見送ると、メルクリス>>625に向き直る。
カウンターの上でなにかがざわめいたのに気づき、微妙に危険を感じて、膨らんだ何かをカウンターに載せて一歩下がった。]
まーこンくらいはねー。
この町で配達やってりゃフツーフツー。
[背後からの感心したような声>>626には、当然のことのように応じる。
そうこうしている間にも、順調に亀へのダメージは累積している様子で]
いよっし!
ちょっと早いけどそろそろトドメといこうか!
ハカセ、ちょっと揺れるよ!
[あらかじめ一声かけて、ダンッ!と跳んだ自転車はぽっかり開いた土管の中へ]
[ちゃりちゃりちゃりちゃりーんっ!]
[と、小銭を回収する小気味よい音を響かせて自転車は進み]
やっちゃってハカセ!
[声をかけると同時、上りの土管を超速度で登りきり、その勢いでもって巨大亀の顔面を直接狙える位置へと飛び出した]
――製菓工場――
グラジオラスさん! 大丈夫かね!?
[走って来た勢いのままリングに飛び上がろうとしたが、レフェリーの幻影に阻まれた]
ぬうう、なんじゃい!
タイムじゃタイム!
[どうもルールをよく知らないようだ]
―回想―
[アリアに声をかけられると微笑んで]
まあ、あたしも悪だからねえ。
あんな派手なことをやる人に興味はあるけど。手を貸すならちゃんとその前に言っておかないと……いきなり縁も縁も無い助っ人は正義の特権だって言うじゃない?
[相変わらず妙な拘りを見せる少女。その拘りは数時間の後に思わぬ形で功を奏すことになるのだが……]
じゃあちょちょっとやっちゃいますねー。
[言葉は暢気、影は真っ黒。
手の下の影で(何も抵抗が無ければ)浮いてる何かをがばっと包み、むぎゅむぎゅーっとする。
影が元の位置に収まった時には……多分、浮いてる何かはすっきりしていたと、思う]
ふくらんでる部分をがばーっと吸収してみたんだけど。
どうかな、重いですか?まだー。
[ただの一撃で動けず、そのままリングへと沈んだ己に歯噛みしてブルサシ怪人の高らかな笑い声をバックに視線を遠くへとやった。
誰も居ないと思っていたのに其処に見えたのはよりにもよってトメ子。>>632]
これはこれは…立たなければならんな。
巻き込んではならんと決めたのだし。
大丈夫、だ。ちょっと転んだだけ……
[鎌を杖代わりに立ち上がり、再び花言葉を紡いだ]
『持続・耐久』サンシュユ 私に力を
[自分を指差し、花の力を借りてなんとか立ち上がるが傷は開いたままだった]
……さぁて、どうしてくれよう?
トメ子さんはこの謎の声が何か解るか?なんというか、このリングとやらに関わるものなのか?
うぉう、おおおおおおっ!
前が、前が見えないのじゃーっ!
[胸を逸らしていたが、土管の中のワープゾーンにびびりまくり]
え、お、おおう、おげい。
[視界がふらっと揺れる中、眼前に現れた亀の顔に狙いをぴったりと定めた]
[なんやかんやで一行は、アニュエラの店へとたどり着く。]
ここにゃんか……。
[長年すんでいるがあまり来たことのない地域の建物を見上げ。]
すいませーん。みゃ。かんにゃぎさんに紹介されてきたのですけどみゃあ。
[声をかけながら扉を叩いた。]
クス……まだちょっと終幕には早いんじゃあないの?
[薄く笑うと、指を鳴らし。彼女の周囲に火炎弾を発生させた。その数6つほどの火炎弾は再び指を鳴らすと、JJとカンナギのほうへ1(6)発ほど向かっていった]
大丈夫かい、グラジオラスさんや……。
[グラジオラスは満身創痍ながら、どうにか立ち上がる。
支えてやろうにも、リングの内側にはなんらかの力で入れなくされていた]
この声は……いつだったかプロレス番組を見た時に聞いた気がするのう。
審判だか、レフリーだかいうのの声かねぇ。
[むむむと首を捻る]
さてと。
一度、教会に戻って、アンニュエラさんの件、本部に打診してみましょう。
[と、離れようとしたとき、店を訪れる少年の姿>>638を見つけ、慌てて呼びかける。]
ま、待ちなさい、君――
んんっ!?
あの顔は…
[前に見たのはいつだったか。さっきの喫茶店でちらりと見たような気もするし、それよりもっと前…魔王城の上空に浮かんでいるのを見たような気もする]
うわっ!あっぶなっ!?
[その彼女から飛んできた火炎弾>>639に気づけば、グレネードの発射体勢に入っていたハカセを反射的に上空へと放り投げて危険から遠ざける。
反動を利用し、自分は地上へと戻り。落下してくるハカセを受け止めようと、再度跳び上がった]
にゃ?
[声をかけられたような気がして振り返るが、片手はすでにドアを開けようとしている。美しすぎる女性の姿は隙間から見えただろうか?]
─アニュエラの道具屋─
[暇だなあ]
[と思っていたところへ、訪問者>>638]
はあい。開いてるわよ。
おしゃぶりから棺おけまで、何でもそろうアニュエラの道具屋といえば、ここのこと。
あら?ナギ君の紹介?
面白困ったことっていうのは……。
[語尾を聞いて、ぷっと吹き出して]
あははは!
かわいらしいじゃない。
別にそのままでもいいのではなくて?
[あまりに美しすぎる笑い声で、時間が10秒ほど歪んだかもしれない]
[トメ子が審判だとかレフリーと言っているのを聞きとめた]
(そういえば、何故この場所で闘らねばならん?)
[なんとなくこのリングに上がったが、別に外でも良いのでは?と思い始め、おもむろにトメ子の居る方反対側へずるずるとリングから降りた]
場外乱闘だ、こういうものも…貴様もたまには良いだろう?
さあ、かかって来い!その場でしか闘れんというのならば貴様は余程の小物というわけだがいかがだろうな?
[その後、グラジオラスの「小物」扱いした挑発に乗ったブルサシ怪人はリングの外へと飛び出し、もう一度発せられた『火焔』の花言葉で容赦なく焼き払われてしまった]
むむむ、助太刀ですか。さすがはずるいヒーローさんなのです。
縁も無い助っ人は正義の特権なのであります。全宇宙邪悪組織連合会の規定で、見知らぬ怪人さんへの手助けは原則禁止となっているのです。
なので、私はただ見守るしかないのです。
……元々バトルは苦手なので、出て行っても何も出来ませんけどね。
[店内から鈴を転がすような、素晴らしく美しい声がする。]
あ、どうもはじめましてにゃ……
[そこまで言ったところで、ユーイチの時間はたっぷり一分くらい止まった。
だって、美しすぎる。]
……すげー……だにゃ……。
[呆然とつぶやくその目には、アニュエラの姿以外入っているはずもなく。]
え、ずっと……は流石に、はい、にゃ。
[かろうじてそれだけを反論した。]
う、うおうぅ。
[ランチャーを抱えたまま、自転車から放り出された身体が宙を舞った。
わたわたしていると、地上からこちらへと向かってくるカンナギが視界に映る。
受け止められると、しっかり地面に足をつけて巨大亀を見上げた]
かたじけない。
……しかし、雑技団に就職できそうじゃ。
−回想・喫茶まろん−
[しばし無心で子猫を撫で回していたが>>375兎の子の楽しそうな声が耳に入る]
……?
「お姉ちゃん、そこは変身スイッチだから押さないで〜」
[子猫が不穏なことを言い出したが、気にせずに。
笑みだけ向けて、今は話かけないでおくことにした。
暫くすると店内が凍りついたり、がやがやしたりとめまぐるしく動き始めた]
……あら、大変なことになってるわ。
ヒーロー保険も大変だわ、あそこで働いてるリリィちゃん、最近愚痴多くなってきたのよねぇ。
黄昏保険は楽でいいわ。
[ヒーローによる脈絡無い成敗に泣き寝入りするしかない、そんな弱小悪たちのささやかな味方。リベンジ・夜逃げありとあらゆる悪の立ち直りを、黄昏保険はがっちりと支えます]
夢見 ブリジット が村を出て行きました。
おおおっ!
[どうやら選手が自分の意志で外に出るのは、審判的にOKだったようだ。
そして場外乱闘になった途端、あっけなく焼かれる怪人]
……そうじゃったそうじゃった。
場外乱闘は結構なんでもありじゃからの……ん?
[ふと顔を上げると、審判の幻影がこちらへ向かってくるのが見えた。
また反則を取るつもりかも知れない]
――まじかるまじかる、出でよ魔法の武器。
まじかる☆ちぇあー!
[突如出現したパイプ椅子を思いっ切り投げ付けると、審判(幻影)は薙ぎ倒されて消え去った]
[運命の扉は開かれた。>>644
漏れ来る声は妖しく響く。>>645]
Beatus vir, qui suffert tentationem.
(誘惑に耐える者は祝福される)
[十字を切り、少年が蹴り出されてくるかどうか見守ることにした。
アニェエラ・ファンクラブ第二号会員が獲得できるかもしれないし。]
おわっ…
たっ…
よっし、それナイス!
[飛んできた火炎球に、自由の利かない空中で慌てるが。背後から飛んできたハンマーに、喜色を浮かべて振り返る]
そぉーれぃっ!
ハカセ、だいじょぶかい!?
[手に触れた瞬間ぴたりと減速するハンマーを振るい、迫る火炎球をまとめて撃ち落す。てってれれっててててっ♪と軽快な音楽が響いた気がする。
そのハンマーを振った勢いで放り捨て、ハカセを受け止め地上に戻った]
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